人狼物語 三日月国


165 【R-18】シュガートースト、はちみつミルクを添えて

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[……心配、されているのだろうか。
偶然の成り行きで、こうなった他人に対して、そんなふうに気遣われるのは、なんだか……むず痒い気持ちになる。]


へいへい、気をつけますよーっと。


[引き続き、男の胸あたりに顔を埋めていると、と問われる。]


恋人どころか、顔見知り程度の相手すら数人程度だぜ。
……うん、まあ。久しぶりに人肌に触れたから、なんか……離れたくなくなっちゃったのは、あるかな。


[思っていたよりも、この温もりに絆されていたのかもしれない。そして、なんとなく言ってしまった。]

………俺の事、「魅力なくは無い」っていうなら。

キスくらいなら、出来る?**

[突拍子も無い申し出に、
 呆れて溜息をつくしかなくなり]


  ……バカだなお前。
  こんな何かと都合いい場所で、
  キスだけで終われるわけねーだろうが。
  もっと自分の身を大事にしろって……。


[どうしたらいいか判断しかねて、
 小言めいたことを言ってしまう。

 彼女の身をやたらと案じてしまうのは、
 当初詫びるつもりだったせいもあるだろうが。
 一緒に食事して同じ場所で
 眠ることになった影響もあるだろう。

 仲間が増えたと感じ始めるのは、
 いつもこんな些細な成り行きからだった]**

 えー?
案外ソッコー萎えて終わるかもしんないじゃん。

……してみようぜ?


[小言を聞きつつ、『どう反応するのか』が俄然気になってきてしまった。

命に関わるような事にさえならなければ、多少の痛い目に会うことは構わないし。

…………本当に、本気になられるとは、思っていなかったから。]

てい。


[不意打ちで、触れるだけの口付けをした。]**

 

  え。


[何故そんなに乗り気なのか理解できず、
 混乱している間に不意打ちを食らった。

 しばらく唖然としていたが、そのうちに離れ]


  ……いや、こんな色気のねーキス初めてだな……


[新鮮な経験をしたと言いたげに呟いた]**

あはっ、驚いたー?

奪っちまった。

色気のねー初めて、貰っちゃった。


[ 不意を突かれて、間の抜けた表情をする男に満足げに微笑む。

あれだけ小言を言っておいて、いざ此方から行動すればこんなもの。何も『本能』を煽るような事にはならないのだ。

…………実は初めて、だったのは。内緒にしておこう。]**

 

  ったく……
  キスってそういう風にするもんじゃねーんだぞ?


[得意げな彼女に呆れながら、
 そっと腰を抱き寄せた。

 それで暴れられないなら、頰に手を伸ばす。

 それでも抵抗されなかったなら、
 その先どうするかは様子を見つつ考えるだろう]**

ふーん?じゃあ「ホンモノのキス」、してくれんの?


[そっと腰を触られて、少しだけびっくりしたが。特に抵抗することもなく、受け入れる。

……そんな大したヤツじゃないだろうと、考えていたから。]**

[挑発的な台詞と、
 抵抗する気のない態度を確かめて


  そんなにしてほしいならな。


[彼女に顔を近づけ、唇を寄せて、軽く触れ合わせた。
 それから彼女の唇の形を舌で丁寧になぞっていく。

 逃れようとする様子がなければ
 そのあとに舌先で唇の隙間を擽るだろうし、
 抵抗を感じれば唇を離すだろう]**


…………んっ………ぅ………?!


[唇が触れた、と思えば、そのまま舐められて驚愕する。
衝撃は受けたが、不快ではない。

そのまま、されるがままに、なる。]**

[拒む様子がないのを確かめて、
 唇の隙間を舌先で擽る。
 開けるよう促すように。

 開けてもらえたなら舌を口の中に滑り込ませるだろう。
 もしなかなか開けてもらえないなら、
 もう一度唇の形を舌でなぞり直そうか]**

んぅ………っ…………

[そっと唇の間を突かれて、つい、口を開けてしまう。
そのまま、侵入してきた舌に、困惑する。]


(なんだこれ……なんだよ、これ………!?)


[口内を他者の舌に蹂躙される、という行為は、普通であれば拒絶してもおかしくないはずなのに。

未知の感覚に、少しづつ、溶かされていく。]**

 

  ……っふふ……


[拒む様子が無いことに、微かに笑いを漏らした。

 滑り込ませた舌で彼女の口中を探り、
 舌を見つけては擦り寄せ絡み付かせ、
 上顎をゆっくりとなぞる。

 その後は舌先を彼女の舌の裏側へと這わせるだろう。
 自分の舌では触れようのない場所に、丁寧に優しく。

 それからもう一度、別れの挨拶のように舌を擦り寄せ、
 ゆっくりと舌を抜き取り唇を離すだろう]**

んんぅ………ぅん………


[ 口内のあちこちを舌で弄られるたびに、今まで味わった事のない感覚に、支配される。


脳味噌が蕩けそうだ。


暫く続いたソレは、終わりを迎えると呆気ないもので。唇を離した男が、満足そうな笑みを浮かべているのに、少しだけ腹が立った。]

おま……な、何、今の………知らねえよ、あん、なの……


[息も絶え絶えに、抗議するが。
紅潮したその顔は、相手にはどう映っているのだろうか。]**

[暗がりでも大分目が慣れて、
 すぐそばにいる彼女の肌の色は目に見えた。
 その様子を見て揶揄うように微笑みを浮かべた]


  何ってキスだろ。

  んで?
  今ならまだ引っ込みつくから、
  ここまででやめといてやってもいいけど?


[何の話かは既に話題にしたからわかりそうなものだが、
 彼女に無事伝わるだろうか?

 指先で彼女の顎に触れ、
 骨をなぞるように耳のほうへと撫でていく。

 赤らんだ頬を見て彼女の昂りは感じ取っても、
 それだけで強行する気は、今は無かった]**

 キス、って……あんな……になるの……


[本来であれば、決して踏み込もうとはしなかっただろう部分なのに。どうして、自分はこの男に。]


ひゃっ………く、くすぐってぇって………


[彼の手で触れられるたび、身体が熱を持っていくような、そんな気持ちになる。

この先、どうなってしまうのか。それは分からないし、怖い、のに。]


も、もうちょっとだけ……キス、したい。


[どうしても、求める事がやめられそうになかった。]

…………ねえ。名前、教えて。

俺の名前も、もっと呼んで。**

[あんなキスは初めてだったと言いたげな言葉に、
 くつくつと笑いが漏れた。

 不安と期待が見え隠れする言葉と声音に、
 欲が刺激されるのを感じる。

 「もうちょっと」と言われて、
 平手で打つかのように、ぺたりと彼女の頬に触れた]


  まーだわかんねぇのかよ、ユゼ。
  これ以上は、キスだけじゃ
  終われねーって言ってんだよ。


[名を呼んでと請われたからと彼女の名を口にして

[彼女の耳元に唇を寄せると]

 
  ……俺は、ジャヤート。


[低めた声で囁きかけて、
 そのまま、唇で耳を食んだ。

 唇にするだけがキスでもあるまい]**

[咎めつつも、愉悦の滲んだ声。頰に触れる、大きな手。]


なんだよ。オッサンばっか大人ぶりやがって……
け、経験はなくても、俺だってちゃんと、大人なんだからな……

じょ、上等だ、っつの……



[恐怖と、期待が混ざり合う中で、名前を呼んでもらえて、]

…………んぁ………

[ 耳元への刺激と、囁かれた声に、また、何かが込み上げてくる感覚がして。]

……………ジャ……ジャヤート。
もうちょっとだけ、続き、して……なんか、身体も頭も、おかしいんだよ…………
おねがい。



[囁いて、そっとジャヤートの首辺りに、触れた。]**

 

  お前が大人だってんなら、
  歳はそんなに違わねぇっつーの。


[彼女の耳元でオッサン呼びに抗議しつつ、
 続きを請う囁きを聞いて、再び彼女を抱き締めた。
 落ち着かせるためではなく、求める衝動を伝えるために]


  『ちょっと』で終わらせる気はねえからな。
  今更嫌がっても聞かねえぞ、ユゼ。


[念を押すように名を呼んで、背筋を指先で伝い下ろす。
 首筋に唇で吸い付いて、襟元まで滑らせた]*

い、いいだろ……そんなの……

…………ちょっと、で終わらないって…………そ、そんな風になるワケ……………ひっ!?


[ 抗議されつつも、続きをしてくれるらしい事に、緊張と期待が同時に走る。

名前を呼ばれたかと思うと、丁寧に触れられる。かと思ったら、急に首筋を吸われて変な声が出た。]

[『ちょっと』で終わらないのは、きっとお互い様なのだろう]**

 

  もうなってんの。


[まだ見た目にわかるほどではないが。
 もうやめる気が無いと改めて答えた。

 襟を手で引っ張って開きながら、鎖骨に唇を滑らせる。
 そのまま浴衣の前を開けてしまおうとするだろう]**

 ……え、マジ?

……てかちょ、くすぐった……や、開けたってなにもねえってば……!見ても萎えるだけだって、マジで……!


[慣れない感覚に翻弄されつつ、ジャヤートの手が浴衣を脱がそうとしてくるので、慌てて止めようとする。
……脱がせて露わになるのは、薄っぺらい身体のみである。そんなものを見せたくは、なかった。


昂ってきた熱は、じわじわと全身を侵食していくのに、ここで止められたら。
]**

[脱がそうとして止められて、彼女の顔を見上げた


  なんだよ……。胸の大きさはもう知ってるし、
  それで萎えるぐらいなら最初からヤる気出してねーよ。


[身体が細いことには、既に触れて察しがついている。
 それでも嫌がることを無理にやろうという気はなくて]


  まあ、どうしても嫌ってんなら無理に脱がせはしない。


[そう言って浴衣の襟から手を離し、
 布の上から胸元に触れようとするだろう]*

 




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