98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| >>136 ダビー もう、腹を蹴られても悲鳴すら出ない。 口から空気の塊が押し出されて、声にもならない音が微かに鳴った。 落ちるように倒れ、ごろりと転がる。 呼吸をしようとするたびに、ひゅ、と音がした。 あなたがこれを見て何を思うかは分からない。 分からないが、柘榴色は相も変わらずあなたを見上げ。しかしその焦点はほぼ合っていない。 にも関わらず、銃口を向けられたのには反応してそちらを向き、ゆるりと口の端を緩めて、目を細め。 「撃っていーよ」 トドメでも甚振るでも。欲しがる。 最後の一滴まで、あなたの今が欲しい。 (137) 2021/10/03(Sun) 7:51:27 |
| >>138 ダビー あなたがこちらを見ていないことはわかった。視線には敏感なのだ。 最期にやっと見えたのは、『真っ直ぐに迫り来る』赤色だった。 視界の一つが潰える。 もう一つも直ぐに途切れる。 世界が真っ暗になった、と認識する前に既に意識はなかった。 頭蓋の中に紅の花を抱いて、そよ風で揺れる草原の中。 悪魔が一体、死んでいる。 満足そうに笑いながら、死んでいる。 (139) 2021/10/03(Sun) 8:28:01 |
《ご丁寧な挨拶をどうもありがとうございます》
《私めは囚人という卑しい身、看守様にかけるに相応しい美しい言葉を知らぬことをお許しください》
《もし許されるなら、我々の関係は隠しておきたく思います。あなたのお気に入りの囚人や他の看守様に知られれば、きっと妬まれてしまいますから》
トムの説明を聞き漏らさぬよう黙していた狼は並べた器具のひとつひとつを眺めて数度頷く。この狼は拷問というものを道具によって区分けされた大まかな枠組みでしか捉えられていなかったのだ、故にトムの語る言葉は新たな視点をもたらしていることだろう。
「セファーはその問いに同意する。なるほど、拷問というものは、」
それ以上を紡ぐことはなく、
感傷を抱く暇もないので、
表情は変わらない。
ただ若干、己の今後が拷問と縁遠いものであることを願う気持ちは膨らんだが。
「……トムが先程持っていたあの器具は?」
興味深そうに。
時折、想像したのかそっと眉を潜めて。
ひとつひとつの説明と質疑応答を静かに聞いていた。
視界を奪われるという事がどういうものなのか、オリオンはよく知っている。
「ふむ。これは逆に、目を瞑らせないための器具だよ。直接痛めつけるものではない…………だが、そう、目を瞑ることは、拒絶することは、全てを見ないことは、救いの一つだからね」
その器具を持ち上げて、歯をかちかちと鳴らす。
「瞼をこじ開ける。統制された恐怖がある。ある種、最も残酷な道具さ。これを用いて、目の前に針を置くだけでいい。……とはいえ、情報を奪うことに比べて、上手く与えることは難しいものだ」
過ぎれば、先程までの『奪ったもの』の意味も失くす。
飢餓にまつわる拷問に近い。
苦しむ程度に与える。
それが上手く出来るかどうかは、……トラヴィスにも断言はできないものだ。
「これを用いるものは、上級者。あるいは無謀な中級者かな。どちらにせよ、その他の手技も相当のもの……まあ、私はそれなりに長けているけれど…… オリオンは知っている様子だったが、どちらかといえば忘れたほうがいい類のものだ。拷問を受けるとき、『これ』があるという知識は無用な恐怖を生む」
だから、
見せたのだ。
| ナフは、動かない。機械が蘇生の為運んでいくまで。 何をされても動かない。文句も、当然言わない。 (a35) 2021/10/03(Sun) 16:18:21 |
「……ああ、」
知らなかった頃にはもう戻れない。無知こそが恐ろしいという意識をずっと持っていたはずなのに、それが情け容赦なく覆されてしまったように錯覚する。
拷問と言う技術に覚えがある人間から聞かされるそれらの言葉がこの狼に染み込み、気付くことがなかった、あるいは過去に忘れ去られたはずの恐怖が、知識を得たことで蘇ったように思った。
「トムは……本当に、場を支配するのに長けている。舞台を掌握できる人なのだとセファーは思うし、……その技術も知識も、セファーには扱いきれぬものだと思う」
訥々と語る狼は首を左右に振った。いくら頭を振ってももう
無用な恐怖
からは逃れられないというのに。
「オリオンは。オリオンは質問や、やりたいことはないのか」
| (a39) 2021/10/03(Sun) 19:26:25 |
| (a40) 2021/10/03(Sun) 19:27:16 |
| (a41) 2021/10/03(Sun) 19:27:32 |
「…っ、ふふ」
「OK、君の存在は隠していこう。けれどそこまでいってしまうと僕はもうバレてそうだ。楽にはなしちゃおうかな♡」
バレたことを特に気にするでもなく。楽し気に笑って。
「さて、それじゃあ。君を雲間に隠すために。ここでだけの呼び名でも考えようか?」
| ナフは、治療が終わるや否や治療室から飛び出した。元気。 (a42) 2021/10/03(Sun) 19:49:08 |
クソ眠い!
私が堕ちた時のため、君たちにこれを託す!
本当にすまない!
起きていたい!でも眠い
「……」
「トム様は、お優しいのですね」
無知は罪だと誰かに言われた。
けれどどうでしょう。知っているからこそ感じる恐怖もあるではありませんか。
「いいえ。トム様にご教授頂きましたから、これらの使い方は理解できました。
後はトム様が
実践
する所をしかと、見せていただきます」
【星層遺跡荒 テラ 襲撃状況】
■死因
当初失血によるショック死と見られていた。
詳しい調査の結果、精神錯乱による心臓麻痺と判明。
■詳しい状況
当囚人は脱走直後であることを加味し、顔まで覆う拘束衣を着用させていたが、襲撃時にはその全てが脱着、金属製拘束具を用いて全身を固定されていた。開眼具及び遮眼革によって視界が外部的に操作されている点、全身の穿孔痕からみて、当囚人が精神錯乱を起こしたのは襲撃者の意図によるものであると予想される。
■凶器
コルク抜き
※直接的な死因ではないが、現場に残された血濡れのコルク抜きが全身の穿孔痕の原因であることは明らかであるため、ここに記すものとする。
/*とっとこハム太狼なのだ。狼窓に貼るのなら我が匿名メモに投げるのだ!我等に任せて無理せず寝るのだ鼠狼クン!
寝てくれ。
寝よう。おやすみなさい。
/*
セファーがやろう。任された。
/* 凄惨な状況はPCなら慣れていてもPLが苦手ってこともあるからね。こんなかんじで表現させてもらったよ。明日以降、君たちがどのような手段をとるかは任せるけれど、今日のところはこんな風に。
実際、報告書の内容よりはえげつないかんじに仕上がってるとは思うけど。
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