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【人】 双子 吹雪/雪菜─ 近い未来・御子柴と ─ 『子羊じゃないです。狼です。』 [>>15>>16愛玩動物ではありません、と 少し強気に言ってみる。 クルーならチケットも要らないはず なんて言う不純な動機でこの船のクルーに なろうと言うのだ。 社会経験の無さからの子供っぽさは抜けていない。 雪菜は、ベッドの自分の横を ぽんぽん、と手で叩きながら、その話を続ける。] 『チップが手元に来るんですね。 ちょっと海外みたい。』 [彼を横に呼んで 押し倒そうと──話はできるだろうし──していたのだが バックヤードを案内してくれるなら バスローブのままでそこについて行ったか。 見学する人間の態度ではないが まだお客様なのだ。 クルーの寝室を見ると、狭いですね…… と素直な感想をするも 寝るだけなら支障はないと判断するか。]* (17) 2020/07/19(Sun) 18:29:12 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−近い未来− [ 自分のことを狼と言った彼女。 実際問題、どうなのだろうかと考えはするが、 彼にとっては子羊でいい。 隣に呼ばれれば密着して座り、 腰に手を回して軽く唇を重ねていると、 チップみたいと聞こえた気がする ] ま、間違ってない。 でも、ちゃんと表の仕事もやらないと 上司からやいやい言われるぜ。 [ 表の仕事もやりつつ、指名を貰いつつ、 多分というか確実に クルーズ船としては破綻している。 それでもこのクルーズが成り立つ理由は、 客が普通のサービスを求めていないから。 彼女がよしというなら手を取って 予定より早くバックを案内していく ] そりゃぁなぁ。 ……でも、狭いのも悪いことじゃないのは分かるだろ? [ 寝室が狭い、と素直に呟かれると肯くしかない。 そんな彼女の耳元で囁いていると 近くを通ったクルーが、ぎょっとしていたか。 御子柴は、なんでゲスト連れてきてるんだ、と 声をかけられると、説明を軽くしておく ] (18) 2020/07/19(Sun) 19:36:14 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗『御子柴に気に入られたら仕事しなくなるな』 人のことなんだと思ってんだお前。 『人誑しだろ』 いっぺん死んどくか?ん? 『あ、やべぇ。次プールの監視員だったわ』 ……とま、こんな感じ。本当にやるか? [ 逃げるように仕事を思い出したクルー。 その背中を見つめながら、問う。 OKはどこからか出たとは言え、 バックは相当に忙しい。 一応の部署が決まっていても普通に他に行かされる。 勿論、ヘルプ扱いなので難しいことはないけれど。 バックから表に戻る直前、 目線を合わせて彼女の答えを彼は求める ]* (19) 2020/07/19(Sun) 19:39:40 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 近い未来・御子柴と ─ [>>18自然と口付けまで軽くこなすのは 手慣れたスタッフならではだろうか。 御子柴以外のスタッフも味見をしたことがあるけど 全員、こんな感じなのだろうか。 ……違う気がする。 まぁ、お腹の辺りを指先で摩ったりする 私も大概だろうか。] 『ちゃんと、って言いますか 表の仕事が本業でしょうに。 御子柴さんの仕事への態度が なんとなく窺い知れます。』 [>>18クルーズ船の客が30人と少ないからだろうか スタッフが多少欠けても 普通の業務がこなせている理由は。 それともある程度は マルチタスクが出来るスタッフに ならないといけないのか。 そう言ったところは、後々 御子柴から詳しく聞けるだろう。] (20) 2020/07/19(Sun) 19:51:16 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『悪いことではないと思いますが…… ん、もしかして違う意味もありました?』 [御子柴が意味深に囁くので 気になって聞いてみる。] 『初めまして。 御子柴さんのようにならない様に気を付けますね。 私は雪菜と言います。 今日はA205に居ますから、お時間があれば いらしてくださいね。』 [>>19慌てて去りゆくスタッフを見れば 先程の懸念はある程度当たってるようで。 やはり色んな所をヘルプで行くことになるのだろう。 サボった人間がいれば尚更。 目線を合わせられれば。] 『勿論やります。やらせて頂きたいです。 ……いろいろ助けてくださるでしょう せーんぱい?』 [楽しそうに微笑みながら、答えるだろう]* (21) 2020/07/19(Sun) 19:51:28 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−近い未来− [ 段々と本業がどちらかなのか 人によっては分からなくなっていく。 勿論、名目上ここは高級クルーズ船。 最低限の、最上級のおもてなしは当たり前。 そんなところをちくちくと指摘しながら、 彼女の手つきを腹部近くに感じると、 手慣れているのが分かるし、 この、異性を喜ばせる手段は役に立つ。 ] もう、自分の呼ばれ方がメニューな時点で、 分かんないぜ?自分が商品かって思うわ。 [ 本業。今の御子柴ならクルーであることだけが 本業というくくりになる。内容はともかく。 ] (22) 2020/07/19(Sun) 20:12:06 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗まぁ、個室ではあるから休む前のクルー同士とかも。 [ 何がある、とまでは言わなくても彼女なら 分かるだろうと思い、途中で話を切る。 何気なく、自分の宣伝をする彼女は、 何も臆することなく、という感じ。 このクルーズ船のクルーに求められるのは、 そういうものだと、彼はたまに思う。 ] うわ、なんか先輩とか言われるの久しぶりだから なんかむず痒いわ…… みっちりしごいてやるから、ちゃんと働けよ。 [ そんな彼女の配属先は、勿論彼と同じ。 紹介者と同じ方が、何かとやり易いから。 上司もはじめは、癒しがきたって喜んでたような 感じはあったけれど、 後々、2人揃ってサボりすぎるななんて 言われたような言われなかったような ]* (23) 2020/07/19(Sun) 20:12:51 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 近い未来・御子柴と ─ 『そのメニューを積極的に お客様に教えているようにも見えましたけどね。』 [>>22それとも、私が上玉だから?と 首を傾げたけど。 そういえば初めの時は風邪を引いていたので 上玉というか、風邪を引いた子供というか……。 何故教えてくれたんだろうと、ちょっと気になる。 思ったよりも気軽に客に教えているんだろうか。] 『クルー同士で、するんですね。 今の私と、貴方みたいな』 [>>23意図を読み解くと 敢えて口にしなかった部分を言葉にして 揶揄うように、指を相手の胸に触れさせた。] 『え、じゃあ……みこしー先輩にしておきます? はぁい、嬉しいです、先輩。』 [>>23 いずれなんと呼ぶかは置いておいて 初めは先輩、先輩と呼んでいただろう。 その後は、御子柴くん、だろうか。] (24) 2020/07/19(Sun) 20:23:18 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[上司は理解のある人で初対面から 当たりを引けたかなって思える人柄で。 ただ、結果的に彼には多く迷惑をかけることになる。 それはサボり癖のある御子柴に 雪菜が事あるごとについていくから。 迷惑を掛けているのは自覚しているから 船を降りたあと、お客様から貰ったチップで 上司にご飯を奢るようにしている。 勿論それだけでなくても良いのだけど そこは、どうだったか。 意外としっかりしていた人かも。 奢るのも、なんだかんだ断られるなら 例えばネクタイ、例えばシガーケース。 例えば上質なペンや、白手袋等々 小物をプレゼントする事が増えたか。]* (25) 2020/07/19(Sun) 20:23:28 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−近い未来− 誰にでもは教えないな。 確実に次に来るって客、もしくは…その時叶わなかった客。 今回が最初で最後とか言ってる客には教えないし、 俺が気に入らない客にも教えない。 [ 雪菜の場合、そのとき逢瀬がなかったほう。 ルームサービスで確実に呼ぶ方法。 そんな方法をポンポンと教えるわけがない。 体の相性が微妙だった客にも、教えない。 顔が好みでも、そこは重要なところ。 ] わぁ、お前俺が言わなかったところわざわざ言う? [ クスクスと笑いながら、 みこしー先輩なんてわざとらしく呼ぶ彼女に 軽く額をツンとしようか。 勿論、彼女のことはひとまず美奈川と呼ぶものの、 いずれは雪菜、偶に雪菜ちゃんと呼ぶようになる。 ] (26) 2020/07/19(Sun) 20:45:11 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗『御子柴、ゆきちゃんは?』 はぁ?知るわけないでしょ。 『また、サボってるんじゃないだろうな』 俺らがいつサボったって言うんすか。 ……じゃ、ちょっとルームサービスあるんで。 [ 上司から、こういう連絡が来る頻度が高くなったのは、 多分彼女がこのクルーズ船のクルーとして 慣れた数ヶ月後の話だろう。 サボり魔が1人から2人になって、 上司の苦労は増えつつあるが、 サポートに回らないわけではないので、 たまには許されるだろう。 もちろん、彼女がプレゼントでリカバリをすると 機嫌が良くなるのも把握済みなので、 短い休憩の時に、 次のプレゼントの話をしたような しなかったような。 ]* (27) 2020/07/19(Sun) 20:45:26 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 近い未来・御子柴 ─ 『まぁ機会さえあれば次も絶対来ましたけど…… 4回目でシちゃった訳ですが 教えて後悔したなって思いました?』 [>>26御子柴にそんなことを聞く。 自信満々な顔は、絶対そんなことはないと 自負している顔だった。 気にいる、気に入らないが身体のことを指しているなら、と。] 『わざわざ隠したから、つい。 あいた。』 [額を、ツンとされれば わざとらしく大袈裟なリアクションと声を。] 『あ、申し訳ありません 連絡も無しに居なくなってしまい。 性の悪いお客様に絡まれ…… んっ ……ましてぇ。』 [>>27上司に謝罪の連絡を入れながらも 合間に挟まった小さな声は 後ろから男が突き上げたから。 相手はお客様か……きっと同じサボり魔さんで……。 (28) 2020/07/19(Sun) 20:58:58 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[それとは違う短い休憩の時間に そういえば上司の誕生日が近いので サプライズしません?などなど ご機嫌を取ることに手を抜くことは無かっただろう。 無茶を見逃してもらえる事に 胡座をかくことはなかったのだ。 それが、一番サボれるから。]* (29) 2020/07/19(Sun) 20:59:11 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−近い未来− 後悔?いいや、それはない。 寧ろ、こんなにただただ俺に会いたがる客だから 教えてよかったって思ったわ。 [ 金を積まれるより、性を求められたい。 いや、ただ御子柴詠斗を見てもらいたい。 その点では、雪菜は詠斗にとって最高の上客。 大袈裟な反応をする雪菜に笑うしかない彼。 仕事仲間になれば、簡単にこういうことがやれそう ] ………………チッ。 [ 舌打ちをして、気持ち半ばで、離れる。 8番メニュー指定がかかったから、 そちらを優先するのは仕事だから。 ] また後でな、雪菜ちゃん。 [ 彼は彼女の身なりを整えながら、 部屋に後で行くと伝えて その場から先に立ち去って。 仕事が終わればまた続きをと クルーなのか恋人なのか、 不思議な不思議な関係が始まるのはまた少し先。 ] (30) 2020/07/19(Sun) 23:23:29 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗[ 気に入った女の子のクルーからのサプライズなら、 それはそれは大層喜ぶのが、あの上司。 サプライズを起こしたときに、 彼女の提案といえばご機嫌とりは大成功。 そしてまた暫く彼らはサボりながら仕事をこなす。 楽しく忙しい仕事場になったことは 彼にとっても、結構いいことだったのかも ]* (31) 2020/07/19(Sun) 23:23:36 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 近い未来 ─ 『あら、そんなに会いたそうにしていましたっけ?』 [>>30とボケた顔をしている。 追っかけにまでなった覚えはない、なんて軽口を。] 『……っ、はぁ……』 [楔を引き抜かれて、こちらも服を整える。 どうしても抜けられない仕事は勿論あるし そんな時にまで、サボりを優先はしない。 そこまですると 優しい上司でもいつか首を切るだろうから。] 『ふぅ。……はい、はい。 また後で、です』 [その日は運悪く、雪菜の指名もあったりして 夜中まで会えなかっただろう。 恋人では無いです。 誰かに聞かれた時に 雪菜は真顔で言うし、それが照れ隠しでも無いことは 直ぐに分かるだろう。] (32) 2020/07/19(Sun) 23:46:54 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[それでもサボることは多いし その時側にいるのが御子柴なのは 否定はしないけれど。 適度なサボり。 適度なお小遣い。 雪菜にとっては最高の職場で。 少なくとも10年程は務めるだろう。] 『…………いらっしゃい』 [夜中に訪ねてきた男を見て 狭い個室に雪菜は御子柴を迎え入れたか。 それはそれは、楽しそうな笑みを浮かべて。]* (33) 2020/07/19(Sun) 23:47:06 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−近い未来とちょっと遠い未来と− 結構早い段階で次の時呼ばれた気がしたけど? [ 追っかけというより、遊び仲間くらいの感覚。 でも、1番最初の誘いにのらなかったから、 彼女は多分彼に興味を持ったままだったはず。 あそこでのっていたら、 こういうことにもならなかっただろう ] 恋人なぁ……。雪菜が恋人とか、無理じゃね? [ 誰かに聞かれれば、けらけらと彼は笑う。 ただ相性がいいだけ。何の、とは言わずとも。 雪菜が入って暫くは、 その話題でバックが持ちきりになる可能性もある。 顔だけはいいと地味に人気な御子柴の元上客だから、 色んなことを考えてしまう輩が多いから ] (34) 2020/07/20(Mon) 0:58:24 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗なぁ、雪菜。そろそろ辞める? 歳食ったから色気増し増しだぜ。 [ 狭いベッドの上で、密着しながらのピロートーク。 年数を重ねると褒めてるのか貶しているのか、 微妙なラインで会話を成立させることに 成功しやすくなっていた。 勿論、今の場合は褒め言葉なのだが。 上司はあいも変わらずの状態で、 変わったことといえば歳があの頃から 10歳増えたことくらい。 後は、地味に後輩も増えた。 それと、プライベートの時間も共有してたっけ ]* (35) 2020/07/20(Mon) 0:59:35 |
【人】 天野 時雨[ 二泊三日の船旅を終え下船した途端、 過度のアルコール摂取と睡眠不足がたたり 完全に体調を崩して寝込むこと数日。 大袈裟に言って浦島太郎のような感触で仕事に戻ったのは、 船を降りてから1週間ほども経ってからだった。 オーナーは、己が欠勤の謝罪をするより早く。 顔を見るなり爆笑して肩に手を回してはボスボスと叩く。] 『…なによ、えらいいい顔になっちまってよ。 戦場でも見てきたか。』 [ 腹を抱えて笑うオーナーをギロリと一瞥して、 そーっすねお陰様で、と返した。] (36) 2020/07/20(Mon) 10:37:56 |
【人】 天野 時雨[ 三カ月ほど経ったある日。 ようやく身体が元の生活に馴染んできた頃。 まだ早い時間帯。 一人店に来た女性客。 いらっしゃいませの挨拶は最初の一音で途切れ、 息を呑んで思わず天を仰いだ。] ぅ… [ あの日、己がしでかした非道の数々を 頭から消し去ることはどうしても出来ずにいて、 それでいて時折夢にまで見ては酒に逃げて。 もう彼女は店には来ないと、そう勝手に思っていた。 ……なのに。] (37) 2020/07/20(Mon) 10:41:02 |
【人】 天野 時雨[ カウンターに座る彼女は何も話さず、ただ酒を飲む。 形の良い口が動けばなにか食べ物をつまむだけ。 こちらも何かを話さねばと言葉を探せど、 何をどう話しかけていいものかと途方に暮れるのみ。 あの日と変わらず可憐な彼女には、他の客が ちょいちょいと話しかけていたけれど、 冷たくあしらうわけでもなく、 ちょっと申し訳無さそうに全ての誘いを断っていた。 そんな感じで小一時間。 あっという間に真っ赤になった彼女を見て、 これはそろそろ諫めようと重たい口を開きかけた その時、 (38) 2020/07/20(Mon) 10:43:09 |
【人】 天野 時雨…吹雪ちゃん。 飲み過ぎ。 今日はそれくらいにしときなよ。 [ ようやく口から出たのは、あの日の謝罪でも、 近況伺いでも、今日来てくれた感謝でもない、 そんなつまらない、ありきたりの言葉で。 それでも何も言わず、こちらの助言にも 譲る様子も見えない彼女に小さく息を吐きながら、 渋々オーダーに応えて、差し出せば。 突き返される、グラス。 驚いて、それを見て。 オーダーされたカクテルに改めて気づけばはっとして、 吹雪に視線を移す。 …あの日と同じように煌く瞳が、そこにはあって。] (39) 2020/07/20(Mon) 10:45:44 |
【人】 天野 時雨[ そっと受け取り、一気に飲み干して。 立ち上がろうとする彼女の手を、思わず掴んだ。] …吹雪ちゃん。 あの、俺。 [ そのまま、軽くその手を引いて。 もう一度腰をかけてもらえるように。 再度向かい合えたなら、彼女が酔い潰れる前にと、 手早く身体を動かす。] あと一杯だけ、付き合って。 奢るから。 [ ブランデーはほんの少しにして、 オレンジキュラソーとオレンジジュース。 シェイクして、差し出して。] (40) 2020/07/20(Mon) 10:48:27 |
【人】 天野 時雨これさ、オリンピック、って言う カクテルなんだけど。 [ 彼女の顔を、瞳を、見た。 どうか自分の勝手な解釈ではないように、と祈りながら。] カクテル言葉が、 【待ち焦がれた再会】…って。* (41) 2020/07/20(Mon) 10:50:28 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 吹雪 ・3ヶ月先の未来 ─[>>37天野さんが「ぅ…」って言いたげな顔をしてた。 わたしはそれを見ると、少し俯いてしまう。 やっぱり迷惑だっただろうか。 結局クルーズ船では あの夜以来顔を合わせず終いだったし。 重かっただろうか、とか。 あの時の指の傷は もう綺麗に治ったと思うけど。 まだ少し痛む気がするだろうか、とか。 わたしの中では もっと普通に話すつもりだったが 迷路に迷い込んだみたいに 言葉はわたしの喉奥から出て来れなかった。 だから行動で示すしか無かった。 いつの日か教えてもらったカクテル言葉を わたしはまだ覚えていたから。 >>39初めは分かっていないようだった天野も 直ぐに意図に気付いたみたい。 意図に気付いて、どう、応えるだろう。 わたしの胸がドキドキと破裂しそうなのは きっと酔いが原因ではないと思う。 (42) 2020/07/20(Mon) 22:48:31 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[ジャズの音が遥か遠くに聴こえて 胸の鼓動が奏でる音楽が頭の中によく響く。 耐えられずに立ち上がると わたしの手が、掴まれる。] …………。 [そちらをまじまじと見る。 半分泣きそうだった。 それでも逃げずに座れたのは 彼が手を掴んでいてくれたから。] ……もう潰れちゃうよ。 [眉を下げながら言う。 けれど後一杯なら、なんとか。 そうして差し出されたのは 彼の奢りの、黄色のカクテル。 その意味をするところを聞けば。 わたしは俯いて。] (43) 2020/07/20(Mon) 22:48:59 |
【人】 双子 吹雪/雪菜…………。 [天野の、カクテルを差し出した手に 自分の手を重ねる。] ……ワインクーラーの意味は…… わたしを射止めて、です。 [そうして顔を上げれば わたしの瞳は潤んで、今にも泣き出しそう。 店内の薄暗い照明では、分からないだろうか。 でも彼とは顔を突き合わせて この距離なら。きっと。] (44) 2020/07/20(Mon) 22:49:51 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 近い未来 ─>>34 『…………』 [男の言葉には黙り込んだ。 実際、風邪をひいていたとは言え 誘いに乗って来なかった男に興味が湧いたから 次の乗船では他の客と遊ぶ前に 御子柴を呼び出したか。 ちょっとしたリベンジマッチみたいな 感じだったけれど。] 『御子柴くんよりも貴方のことが知りたいです。 真面目そうで、頼りになる カッコいい……センパイ。』 [働き始めは、割と御子柴のことを出汁にして 他のクルーを釣り上げていた。 実際彼は顔が広かった(スタッフが少ないのもあるが)ので 話のネタにすれば大抵は乗ってきただろうから。 助かってます、なんて 御子柴にご飯を奢ったこともあったかも知らない。] (45) 2020/07/20(Mon) 23:05:30 |
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