人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【人】 人造生物 ユスターシュ

[――それから間もなくして。
女と会う約束をしていたその日の夜。

約束の刻限に家を訪ねても女は姿を現さなかった。
何度扉を叩いても、家の中にいるはずの女が応じる気配はない。

嫌な予感がした賢者は、扉を開けて家の奥へと足を踏み入れた。

女の寝室へと近づくたび、それまで嗅いだことのない噎せるような香の匂いに不安と苛立ちが募る。
…果たして、嫌な予感は的中した。

女の寝室へと足を踏み入れたとき、そこで繰り広げられていたのは見知らぬ青年たちと仲睦まじく身体を重ねる女の姿だった。

――…それを見たときの賢者の心情は、如何ばかりであったか。
少なくとも、気も狂わんばかりだったのは間違いない。

その後、騒ぎを聞いて駆け付けた憲兵が見たのは、賢者が放った魔法の炎と斬撃とで、もはやぴくりとも動かない、瀕死の青年たちの姿だったのだから。]
(42) 2022/11/30(Wed) 9:46:06

【人】 人造生物 ユスターシュ

[賢者の受難は続いた。
彼が瀕死にした青年たちは、何れも当時の街の有力者の息子たちだった。

彼等の親は皆、我が子の醜聞を隠蔽するのと同時に、賢者に対する報復として、街からの永久追放を言い渡した。
弁明の機会は与えられず、そのまま、賢者は町を追われることになる>>0:338


その頃、女は悲嘆に暮れていた>>1:10
あの夜、女は愛する賢者と共に過ごしていたはずなのに。
気がつけば、賢者は街の有力者の息子たちに暴行を加えた罪で、街を追われることになっていたのだから。

だが、そのときのことを思い出そうとしても、なぜか事件前後の記憶だけが酷く曖昧で思い出せない。
結局、女も同じく弁明できぬまま、賢者は町を出て行ってしまった。

愛する者と引き裂かれ、女は悲嘆に暮れた。
だが、その後その悲しみを払拭するかのように女は女優としての仕事に邁進し、その年の『フェス』にて女神の心を射止めるまでに至った>>1:10]
(43) 2022/11/30(Wed) 9:46:58

【人】 人造生物 ユスターシュ

[――…女は知らなかった。

あの夜、友人から贈られてきた香を焚いた後、自分の家を訪ねてきたのは、賢者ではなく彼女に懸想した青年たちだったことも。
あの時焚いていた香が、強い幻覚を齎すものだったことも。
その香を贈ってきた友人――賢者の親友だった男が、悪意を持って青年たちを女の家に誘い込んだことも。

愛する男と幸福な時を過ごしていた、そう信じていたのに、
実際には知らない内に見知らぬ男たちに身体を弄ばれていたのだと。
後にその事実を知ったとき、女は悲嘆にくれ…そして堕落の道を辿った。>>1:11

役者の道から遠のき、強い酒とあの夜のそれより更に強い薬に溺れた。
それを用いて、女は屋敷に連れ込んだ男娼と身体を重ねた。
薬に溺れ現実と幻覚の境を見失った女には、もはや自分と身体を重ねる男は全て、嘗て自分が愛した男の姿に見えていた。
否、男は全て同じ顔に見えてしまっていると言ってもいい。
あれから長い年月が経っているのに、女の中では今でも男の姿は変わらないまま。

そうして、壊れていった女は次第に影街へと追いやられていき。
今はもう影街の景色の一部と化している。]*
(44) 2022/11/30(Wed) 9:51:12
……言わずとも、
わかっていらっしゃるでしょうに。

[全身で、心さえもすべて。
貴方を待ち望んでいた。

女は幸せそうに微笑めば、背に回した腕で男を引き寄せるようにして、

欲しかったの。

と、囁くと同時に唇を重ねる。]

[興奮を貴方への希求にかえて
情欲を絡めるようにして、中で脈動する雄を締め付ける。

可愛い、ひと。
いとしいひと。

だからこそ総て喰らいたい。
喰らって、満ちて。そしてまた求めてしまう。
私がそうなのだから、きっと
貴方もそうでしょう?と無言の問いかけ。

見つめる瞳には貴方しか映らず。
その姿も、この胸を疼かせてやまない。

焦らされた私は、もう陥落寸前で。
溺れそうなのをじっと、たえて。]

……ひ、ぁ。
シメオン様、っ

[体が跳ねて。快楽に啼く声はただ甘い。
ゆっくりと引き抜かれ、押し込まれ。最奥に向かうときに
一際強く突かれたなら、
褥の上で女は、艶やかに乱れた姿を晒すだろう。

経験も、手管も男が上回り。
それを甘受する己は、貴方の手の中で鮮やかに咲き誇る

貴方を刻まれるたびに、私は貴方に溺れて
……自分だけでは嫌よ、と。
男に絡む艶肉は、甘やかに中を締め付けた

幾重にも重なる卑猥な音
陽光が寝台を照らすなかで、二人混じりあう

フェスが終わり、日常を取り戻した街の喧騒は
いまは遥か、遠くに*]

[男は溺れていた。
艶やかに乱れるその美しい姿に。
剛直に絡みつききつく締め付ける艶肉に。
快楽に啼く声も甘く、男を誘い煽る。

やがて動きは強く深いものに変わる。
それは男も既に限界寸前ということ。

快感の海に溺れながらただ只管に女を貪り喰らう。]

[叩きつける様に突き入れられる剛直。
手管などもはや用を為さず、あるのは女の奥に、もっと奥に、少しでも奥へ届けたいという本能だけ。

もっと味わいたいという欲と、早く女の中に吐き出したいという欲。
背反する二つの欲はしかし官能の強さによって後者が勝る。

我慢などできるはずもない、抗うなど一瞬だけのこと。]


 出すぞ…っ


[女の腰を掴んでより一層深く。
意識が飛びそうなほど快楽の強い波に攫われながら、男の精は女の最奥で一気に吐き出された。ビュルビュルと勢い強く胎の中を濃厚な子種がどっぷりと溜まっていった。*]

 

  ンぁ、あ、 ひ、ぅ……っ


[ 堪えようとして、抑えられない甘い声が零れ落ちる。
  激しく動こうとはしない穏やかな律動は、
  嫌でも中に収められた熱を感じ取ってしまうもので。
  抜けてしまいそうなほどに熱が引かれ、
  いかないで、というように胎はきゅうと収縮を繰り返す。

  気持ちいいところを擦られて、最奥を突かれる度に
  ぞくぞくと腰が震えた。
  初めては痛いものだと同業者が言っていたけれど
  ならどうして自分は、こんなに── ]

 

 

  ────── ふぁ、あ、あ っ!?


[ 抱き留められ、彼と肌が重なり合えば
  それは女の体が否応なしに動かされたということ。
  弾みで体内の熱が最奥をより強く押し上げて、
  視界がぱちぱちと光を散らした。

  重ねられた唇を受け入れ、
  舌が絡まり合うのをどうにか必死に追いながら
  薄桃の髪を乱れさせ、快楽に鳴いて。 ]


  ……〜〜〜〜っっ!


[ 何度目かの最奥への刺激と、吐き出された熱の感覚に
  目をぎゅうと閉じて、女も媚肉を一際強く震わせた。 ]

 

 

  ……ッは、 なか、…あつ、ぃ……


[ 額に落とされた口付けを、
  終わりの合図──だと受け取っては、息を吐く。
  中に出すのを許してしまったけれども
  一回だけなら大丈夫か、…と目を閉じようとして。
  再び熱が、明らかな意思を持って動き始める。 ]


  ぇ、や、……まって、
  すこしやすませて…………ッ


[ 今は無理だと首を振っても、どうにか腕を動かしても
  些細な抵抗にさえなりはしない。
  何の躊躇いもなく再び中へ注がれる彼の種を受け止め、
  快楽にはらはらと涙を流して。 ]

 

 

[ やがて啼くことも出来ない程に疲れ果て、
  胎に白濁がすっかり満ちてしまった頃。
  体を震わせながら、女はようやく意識を飛ばし
  シーツへその身を沈ませた。 ** ]


 

男はリュディガーの言に瞼を瞑り、理解できぬことを把握すると瞼を開き男が齎す『美』に染まっていく肢体を眺めた。
ヒトにはそれぞれ『美』への感受性があり男とリュディガーの感受性は違うということだけは理解した。
即ち、俺の『美』もお前の『美』もALLOK.であり理解できないが否定する必要もないので両者共存という多様性を選択するが互いに平行線を辿って交わらないという意味でもある]


そうか、お前が良いならそれで良い。


[その言葉が全てである。
『美』に対する想いはヒトの数だけ存在する。
そんなことも挫けずに走り続けていたならば覚えなかったことだろう。

ずっと離れないようだが風呂やトイレはどうするのだろうか。
今尋ねても色良い返答が得られてしまいそうなので後日素面になった際に問いただすことにしよう]

……ふぅ、甘い声が増えてきたな。
深いのが欲しかったんだろう?
まったく……これは本能か。


[腰に絡みつけてくる脚、その太腿に触れると内側を擽るように指を這わせる。
膝から順に股まで触れた指先は秘芽を捉え親指で圧する。
同時に魔羅を胎の奥底へ押し当てると共に同種の振動を加えていった。
初めてなのだから秘芽の方が感じ易いだろうが同種の快楽を加えることで胎奥や蜜道でも快楽を感じてしまうように変えてしまう。

奥でイけるようになればどのような淫『美』な表情を見せてくれるのか。
男は『美』の行きつく先をリアルタイムで見つめながら、何度でもすきなだけくれるという言葉だけはそのまま受け取り、果ててしまうまで魔羅を大きく動かすことなく快楽を覚え込ませにかかった**]


おれ、も、お前が、いぃなら、いいよ……

[ 元より理解は求めていない。ただの自己満足とエゴである。何を投げても届かない事は、前提とした上で

ただ、隣に置いてくれれば、それでいい。

ずっと離れない、というのは「施術行為」が終わった後も翌日以降もここに通い詰めて、邪険にされようが気にせずいるつもりである、の意であった。

今後、また「施術行為」をするかは不明である。
他では満足出来ないだろうし、他の男とする気も無いけど。
]

お、おま、え、にしか、しないしっ……
……んっ…… ぁ、 ひゃ……

[ 指摘されると少し恥ずかしくなる。もっと恥ずかしい事はたくさん言ってるけど。

太腿から性器まで伝わされた快楽は、確実に己を蝕んでは幾度となく上へ果てるまで向かわされる。こんなの何度もされたらしんじゃいそう、だけど。スカリーにだったらいいか、も思ってしまう。

手遅れだ。]


……ほしい、よ……おまえの、ぜんぶ。



[この場で言っても睦言程度に捉えられるだろうから呟く。本当に文字通り、彼の全てが欲しいと請うてしかたないのだが、実現できるだけの身分ではあるものの強引に囲い込んだりはしたくないし男の自由意志は尊重したいのである。

おれがお前に向けてる感情が否定されない限りはずっと。]**

【人】 人造生物 ユスターシュ

―― 影街にて ――

[店主さんに礼を言って店を出た後、
夜も更けてより一層人気の絶えた影街の通りを歩いていたときだった。

不意に目の前を白い人影が通り過ぎていく。
ふらふらと彷徨うように歩みを進めるその女からは余りにも生気を感じなくて。一瞬、幽鬼の類かと思ってしまった。
ぼろぼろのショールやスカートから覗くやせ細った手足や
ぼさぼさの長い髪も相まっていっそう不気味に思えたけれど。

その姿以上に驚いたのは]


『―――Something old,something new,

   (なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの)

 ―――Something borrowed,something blue,

   (なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの)』


[その幽鬼のような女が口ずさむ歌に覚えがあったから。]
(54) 2022/11/30(Wed) 20:41:40

【人】 人造生物 ユスターシュ



――…待って!待ってください!!


[咄嗟に女に声をかける。
その声が聞こえたか、暗闇にぼぅと白く浮かぶ女の顔が
ゆっくりと此方を振り向いた。]


『…ユ……シュ……』

え…?

『ユスターシュ…!』


[名前を呼ぶのと同時に、女は此方に駆け寄って僕に縋りつく。そのやせ細った腕の何処にそんな力があるのかと思うくらい、強く強くしがみつかれて]
(55) 2022/11/30(Wed) 20:42:30

【人】 人造生物 ユスターシュ



『ごめんなさい…ごめんなさい……!!
ずっと謝りたかった、貴方に謝りたかった!!
愛してたのに!愛して、いたのに……!!』


[影街の暗夜の通りに、ただ女の啜り泣きが響く。
僕に縋りつきながら譫言のように綴られる声にはもはや正気の色はない。

ただ、悲嘆と悔恨が入り混じった泣き声に、僕は身動きが取れなくなってしまった。]


……貴方は…。


[こんなことって、あるんだろうか。

もしかしたら、と思うことはあった。
この街にくれば会えるかもしれないと。
会ってみたいと思うことは確かにあったけれど…でも、本当は怖かった。

主様を裏切り、陥れたという彼女に出会ってしまったら
あのときのような黒い気持ちに飲み込まれてしまいそうで恐ろしかった。
今度こそ、主様の望んだような生き物になってしまいそうで苦しかった。
だから、心のどこかで彼女や、彼のことを考えないようにしていた。]
(56) 2022/11/30(Wed) 20:43:37

【人】 人造生物 ユスターシュ

[だけど、目の前の女が僕を見て、主様の名前を呼んで。
そして、口にしたのは謝罪だった。
…訳が、わからなかった。

とはいえ、このままじっとしているわけにもいかなくて。
少し思案した後、しがみつく彼女をどうにか制して
影街近くの移住区にある安宿に滑り込む。

その安宿の主人と思しき老人は、ちらりと僕と女を一瞥した後、
手にしていた新聞に視線を戻して、一言呟いた]


『その女はやめとけ。
どの途長くは持たないし、面倒なことになるだけだ』


[どういうことかと問いかければ。
嘆息と共に老人は女の素性について教えてくれた。

女が嘗てはこの街一番の劇場の花形女優だったこと。
男絡みのトラブルがきっかけで酒と薬に溺れ、パトロンだった男からも見放されて影街にやってきたこと。
此処に流れてきたときには既に病に犯されていて、もう長くは持たないこと。それでも時々体調が良い時は昼夜問わず歌いながら辺りを徘徊しているのだ、と。]
(57) 2022/11/30(Wed) 20:44:11

【人】 人造生物 ユスターシュ

[結局、その夜は老人の宿に一泊させてもらうことになった。
そうして翌朝、老人に教えられた女の家へと向かう。

荒れ果てた小屋のようなその家には、藁を敷いたベッドの外には家具らしい家具も殆どなくて。これが、嘗てこの街一の花形と謳われた女性のものかと、なんとも言えない気持ちになる。

そっと彼女をベッドに寝かしつけたところで、ふとベッドの下に何か箱のようなものが隠されていることに気づく。
手を伸ばした先にあったのは、部屋に似つかわしくない上質な造りの、やや大きめの宝石箱。
ベッドで眠る彼女の顔をそっと一瞥してから、鍵のかけられていないそれを開けてみた。

…中に入れられていたのは、小さな銀貨と青い石の嵌められた白金の指輪。
美しい刺繍の施されたやや古い絹のハンカチ、銀と真珠のブレスレット。
少し無骨なピン留めと―――やや分厚めの封筒。
封筒の中に入っていたのは、束の間、正気を得たときに書かれたものだろう、女の絶望が綴られた手紙だった。>>50>>51]
(58) 2022/11/30(Wed) 20:46:55

【人】 人造生物 ユスターシュ

[手紙を読み終えたとき。
…確かに、悲しくはあったのだけど。
でも、それ以上に胸に去来したのは安堵だった。


――…よかった。
主様は裏切られていなかった。
一人ぼっちではなかった。
……主様の大事な人を、殺さなくて本当によかった。


主様たちに、思うところがないわけではない。
それでも、今はただ。
ベッドで寝息を立てる彼女に寄り添うことを選んだ。]
(59) 2022/11/30(Wed) 20:47:59

【人】 人造生物 ユスターシュ

[それから一週間。
僕は彼女の傍に寄り添った。

店主さんに貰ったお金を遣り繰りして、パンや生活に必要な品物を買い揃える。
それでも足りなければ主様の地下室から持ち出した宝石類を売りに出して。

部屋を掃除して、清潔なシーツをベッドに敷いて。
なんとか食べられるものを作って匙で掬っては彼女の口に運ぶ。

僕と出逢ってから、彼女は見る見るうちに弱っていった。
一度ベッドに寝かせて以降、彼女はベッドから起き上がれなくなっていた。
立ち上がることも、身体を起こすこともできないまま、ただ、ぼんやりと歌を唄って、主様の名前を呼んで何かを思い出したように微笑うだけ。

あの夜、主様と同じ顔を見て、謝罪を口にして。
そうして、心残りが消えて安堵してしまったのかもしれない。
…そう思うのは、僕の命も決して長くはないからか。



彼女と出会って、一週間経った日の午後。
彼女…ドナータは、自室のベッドの上で眠るように亡くなった。]
(60) 2022/11/30(Wed) 20:49:50

【人】 人造生物 ユスターシュ

[死に顔は、穏やかなものだった。

年齢で言えば決して若くはない。
嘗ては美しかっただろう容姿は酒と薬でボロボロになり、
手も足もやせ細り、頬もこけて瞳も落ちくぼんでいたけれど
文字通り転寝をしているみたいな穏やかな顔だった。

その安らかな表情は、どこか無邪気な少女を思わせるもので。今更ながらに、主様が愛した女性の面影を彼女に見ることになった。

彼女を看取った後、どうにか安宿の老人に頼み込んで居住区の共同墓地に埋葬してもらうようお願いした。
彼女…ドナータがただ、名も無き影街の住人として存在を忘れられてしまうのが、嫌だったから。

彼女の棺に嘗て主様が贈った品物を共に入れて。
彼女が、主様と同じ場所にいけますようにと祈った。
主様も、僕が行くより愛し合った彼女に一緒にいてもらったほうが、きっといいだろうから。]


…。
(61) 2022/11/30(Wed) 20:51:33

【人】 人造生物 ユスターシュ



…。


[永い永い祈りの後、僕はある場所へ向かった。
まだ、やるべきことが残っているから。]*
(62) 2022/11/30(Wed) 20:58:48
 あ……っ。もっと、
 もっとくださいませ。貴方を、味あわせて……
 すき。しめおん、さま。

[貴方の、本能の赴くままのように
奥まで突き入れられるのが、堪らなく気持ちいい。
貴方に求められていると強く実感するから。

もっと味わいたい。
胎の奥まで、満たされたい。
何方も、私の孕む果てしない欲。

――我慢なんてしないで。幾らでも
私を求めて、貪って欲しいと女は淫らに啼く。]

 あぁ、あ……!

[子宮の入り口を切っ先がこじ開ける
深くに穿たれた其れに、ひときわ高く嬌声を零し
最奥に吐き出された精を受け。女もまた絶頂に至る。

其れを1滴残らず飲み干して、愛しい男の精で
命を孕んでしまいたいという本能に任せ、
ぎゅぅと締め付け、搾り取るかのように膣肉を収縮させる
濃厚なものに、満たされて。
ああ。私しあわせだ。と女は微笑み

貴方に口づけを強請ることは、許されるでしょうか*]

[男の術を受けた者は大きく二つに分類される。
ブランシュの様に堕ちずに客として来店してくれるか。
身体どころか心までも堕ちて作品として来店し続けるか。
前者は少なく、意志を保ち続けることは容易なことではない。
何故ならヒトは痛みや苦しみはなんとなく堪えることが叶うが心地よさや快楽には抗い難いからだ]

好きにしろ。
だが俺の全部はやらん。
やらんがお前が俺の『美』になればお前は俺のものだ。
お前の全てが俺のものになる。


[堕ちればそうなる。
男は予告をすると初めて腰を引いた。
それまで散々に果てへと送り込んだ蜜道はすっかりと男の魔羅の形を覚えている頃合いだろう。
魔羅の一番太い、カリで蜜道を掻き回しながら引き抜くと小さな胸が奮える程度に引き抜かれる離別を覚えさせた奥底に魔羅を打ち付け再来を伝える。
魔羅による特別な術はリュディガーの身を揺さぶり続け、胎奥の器官に快楽を齎し続けた]

そら、そろそろ一発目を出すからな。
覚えすぎたらトブぞ。


[女の身を果てさせるための魔羅の動きから男が吐精するための動きへと変える。
男の呼吸が荒くなるにつれて魔羅全体が張り、カリが一等太くなると最後にそれを奥底の鍵穴へと埋めるように押し込んだ。

男が下半身を震わせれば、続くは魔羅の先端から噴き出す胤だ。
男の血液そのものに近しいと言って良いものがリュディガーの胎の中を染め上げていきブランシュ相手に温存し過剰に残っているそれは結合部から早々に溢れ出る程に注ぎ込まれた**]

「あらあら……すっかりできあがっちゃって。」

とうに施術の枠を飛び越え、交合し二人の世界に浸りきる様を、ベッドに寝そべり、両手を立てて組み顎を支えながら生暖かく見つめる。

施術師の方が本気でかかっているのだから、初めての女が快感に溺れきってしまうのは至極当然ではあるが、指を絡めたりするところを見ると、男の方も多分満更ではないのだろう。

「ふふっ…繋がってるところが丸見え。今に奥でも中でも、…後ろでも、いえ、もっと他のことでもイけるようにされちゃうのね。

そうやって何人落としてきたんだったかしら。知らないけど。

 




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おやすみなさい

スカリオーネ
5回 残 たくさん

オフりそう

リリー
1回 残 たくさん

ねむり

リュディガー
14回 残 たくさん

お疲れ様でした

シメオン
20回 残 たくさん

眠気

イルムヒルト
13回 残 たくさん

ゆるく

ブランシュ
6回 残 たくさん

着席

ユスターシュ
43回 残 たくさん

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