45 【R18】雲を泳ぐラッコ
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| [ 人を害したことを後ろめたく思う程度には 青年にだって人権意識が存在する。 倫理よりも手段を選んだこと全てを理解されようとは 元から思ってはいなかった。 然し口から飛び出したのは意図せずして防御のそれ。 否定されたことに僅か安堵したこと、 眼を瞠るほどに驚いたのは青年自身だった。 >>90 虚勢を張って面子を保つ日々に ……心から弱みを晒すだけの余白はなく、 肩を並べて後ろを守り続けた組織では 随分空っぽの意識だけが育っていたようだ。 ……ひとときの肯定や心休まる場所。 剥き身の自分と向き合える時間が 適切に取れていれば違っただろうか。 ───。 青年が振舞った優しさは、 男がただ二人にしか向けられなかった愛情は 次は絶対守り抜くと決意できない程に、深く。 >>91 娘の方へと向けられた。 ] (104) 2020/10/13(Tue) 6:51:30 |
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[ 弱音と信仰を埋葬した墓を背に、 悲しみでも逃避でもない眼をしながら 光の扉を潜り抜け─── ]
(105) 2020/10/13(Tue) 6:52:03 |
手入れ、ねえ。
[ 既に無くなった記憶を世話する必要があるのだろうか。 ……いや、彼は記憶を消す、と言うよりかは「封じる」と言っていたような気もする。それならばこれらは鍵の開けられない箱に閉じられているだけなのだろう。
そしてこの小さいのはこれらの管理人。あるいは記憶を大切に守っている存在なのだろう。本当の事ばかりを口にする深層意識とは違うようだし。
……つまり、どういうことなのだろうか。理解の及ばない悉くに口を引き結び、天を仰ぐように息を吐いた。SFじみた概念は触れこそしても得意ではないのだ。
正しい真実は取り上げたこれらに映る──……記憶、のみか。再び脳裏に浮かんだビジョンに小さく眉を顰める。
自分は叱咤した記憶の改竄行為に助けられたものも少なからずあったのだ。]
出来ちまうって言うのは、
何もできないよりかずっとよからぬものなのかね……?
[ 好転した案件を見る。彼はその友人が幸福になったことを喜んだんだろうか? ]
[ 音もない世界の中、自分の背を見ている彼に声なく問う。
その真相がどうあれ、自分には彼が身を削って人に捧げているように見えていた。
無口で不愛想とはいえ理不尽でも傲慢でもない彼のことだ。心を許す人物がこれから増えないとも限らない。出会う人物が彼の力を望まないとも限らないのに。
球体に額を押し付けるようにして瞬きした。 ]
もっと自分の事も大切にしてやんなさいよ。
[ 言ったところで届かないのは知っている。同じことを言ってやるべき人がとうにいなくなったのを
……聞いていた。]
[ 彼もまた忘れていることは悲しいことだけであってほしかった。
苦しさを忘れれば真っすぐ歩けるわけではないが、理不尽に適応する素直さや、自分を守るために使われた理解力の高さなど、必要のないモノを捨てて欲しいと願うのは庇護欲や老婆心に近いのかもしれない。
彼だからこそ、か。それとも誰に対してもそう思うのか、判断しようとは考えたこともなかった。
けれど少なくとも、少なくとも……自分は彼に幸せになってほしいのだ。自分が間違えた分だけ、傷ついた分だけ。
……好意を寄せてくれた分だけでも。
だって、あれほど怒鳴りあって牙を剥きだしにして。お前は間違っていると示してくれたことが、
それほど嫌ではなかったのだから。]
自分を潰して得た強さとか、
そんなの寂しいもんなんだぜ。
[ ほら、お前にだって幸せになる権利はあった。
自分にだってあったはずだ。今はもう必要ないが。
誰かが笑ってくれれば、この痛みや苦しみにも意味があるような気がするから、だから……。 ]
あ。
[ ふと、瞬いた。瞬いて、呆れたように噴き出して、笑った。
そうか、そういうことか。]
僕は、あれか。そうだ。
僕の代わりにめいっぱい幸せになってほしかったんだぜ、シグマ。
……アキラ。
[ きっと彼の幸せな姿を見れば自分も幸せになれるのだろう。自分が直接幸せになることは許し難い。けれど他人が、よく知った他人が幸せそうに笑ってくれるならきっと。それが一番望ましいことなんだろう。
なんて傲慢だ、なんてエゴだ。悍ましくて馬鹿らしい。
救い難いEnablerが本質であるならばこれほど醜いものはないが。これを尤もらしく解説して納得してくれれば御の字だ。
……それが「お前の幸せが僕の幸せだ」なんて安っぽくて胡散臭いにも程がある言葉になることに、今は気づけない。
───。 ]
いや馬鹿じゃねえの?
[ ついでに次のやつには気づきたくなかった。
見たい幸せと願いはこっちのだけでよかったんだけど!! ]
| ── 寝覚めの悪い朝に ── ……大袈裟だな。 [ 珈琲の湯気が線になって燻る朝。何を思ったのか唐突な言葉にひくりと口の端を引き攣らせた。 >>92 ……自分が見てきたあらゆるもののように、彼もまた何かを夢に見たのだろうか。問い詰めるのは恐ろしく、机に手をついたままカップで口を隠す。 ] 行くことは構わないけど、 紹介されるかどうかはちょっと考えさせてよ 僕は何もしたつもりないし。 [ それになんて紹介されるか分かったもんじゃない、と冗談交じりに揶揄って。 ] (108) 2020/10/13(Tue) 6:58:10 |
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