![]() | 【人】 橘 幸也― 客室 ― [ 真白な体に赤い目と緑の耳。その姿を目にして破顔した。] あは。可愛いうさぎですね。 南天の木、あったんですか。 [ 尋ねつつ、外を覗くようにすいと身を傾けて。それから、丸皿に切り分けたパウンドケーキを差し出して、湯呑に緑茶を注いでいった。] これ、どうぞ。佳純姉さんからです。 旅行に行くって聞いて、羨ましがってました。ふふ。 [ 高校を出たあと、パティシエになりたいって専門学校に進んだ佳純姉さん。もちろん、華さんのことは――僕と同じく――大好きで、是非にって持たされていたんだ。 その道に入ってまだ日は浅いけど、試食を何度も命じられたおかげで腕前はよく知っている。ドライフルーツとナッツのパウンドケーキは一番のお得意だ。含ませる洋酒の割合もちょうど良い加減。最初の頃にはほろよい加減になっちゃったりもしたものだけれど。] ――そう、雪うさぎ。 三人で作ったりもしましたね。 これがお父さん、こっちがお母さんで、こっちは子供たちって。 [ 子供の頃の懐かしく楽しい記憶。 もっと作ろうよ、ってせがんだことを思い返しつつ、ケーキとお茶を口に運んだことだろう。]* (51) 2020/12/30(Wed) 0:06:47 |
橘 幸也は、メモを貼った。 ![]() (a6) 2020/12/30(Wed) 0:09:52 |
![]() | 【人】 一橋 華ー客室ー 本当、すごく雰囲気いいよね。この部屋から出ずにのんびりするのもありかなって思っちゃうぐらい。 [温泉旅館だから食事は部屋に用意されるのかな?とふと思った。 それも温泉に入ってからにはなるだろうけど。 咳払いする幸也君が何かを言うから、軽く返事をした] そうね、まずここで入っちゃえばいいか。 いいよ、どっちでも。順番でも一緒にでも。 (52) 2020/12/30(Wed) 0:15:52 |
![]() | 【人】 一橋 華……んん?え、一緒に!? [がばっと身を起こして、彼の顔をまじまじと見た] え、いや… ダメとかじゃなくて、 うん、そりゃね、昔は一緒に庭でプールやったりして、終わったらシャワー浴びてお風呂入ったことも…あったような… 夏は一緒に海行ったけど… いや、幸也君がどうしてもっていうなら考えるけど。 [多分冗談だと思いつつ真に受けてしまうのは去年の冬に聞いた告白のせい。 彼があまりに真剣だったのはわかったから、笑って流すことなんてとてもできず、ひとまず正式な返事は先伸ばしという形に保留したのだった。] (53) 2020/12/30(Wed) 0:16:50 |
![]() | 【人】 一橋 華…あ、うん!そうね、パウンドケーキ食べようか。 きっと佳純のでしょ?楽しみ。 お茶淹れてくれるんだ?じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな。 [彼がそう切り出してくれたので、何とか笑って自分の中の微妙な気まずい感じを拭い去る。お茶が入る頃にはいつも通り、気を取り直して切り分けられたパウンドケーキの横に雪うさぎを並べていた] あったよ、露天風呂の側に、手を伸ばしたら届くのが。 そっか、佳純は羨ましがってたかあ。 しばらく会ってないな、そう言えば。 [家族ぐるみの付き合いとはいえ、大学に入ってからは幸也君や佳純と会う機会も減っていた。このまま会わなくなっていくのかと、少し寂しい思いもしたものだったけど。雪うさぎに破顔一笑する幸也君はやっぱり可愛い] (54) 2020/12/30(Wed) 0:30:04 |
![]() | 【人】 一橋 華うん、美味しい。佳純、腕上げたわ、本当。 パティシエになりたいって言ってたもんね。ブレないなあ。 私は…自分の今後とか、いろんな事をまだ迷ってる気がするけど。 きっかけが必要なタイプなのかも。 …あ、ごめんごめん。 雪うさぎ、三人で作ったね。 幸也君、霜焼けになるよって言っても作ってた。 …ごちそうさま。 [そんな事を話しながら食べ終わり、一息ついてから] そろそろお風呂入る?そこの露天風呂。 [幸也君にそう尋ねた*] (55) 2020/12/30(Wed) 0:30:44 |
![]() | 【人】 菊波 空―― 部屋 ―― 大丈夫だ、俺もわからん。 見た目だけなら雲丹みたいだが味がなんか違うやつとか色々ある。 [料理の評価としては滅茶苦茶である。我ながらひどいな。なんて笑いながらただ美味しく食べているし楽しんでいる。少なくとも二人の間ではそれで問題は感じない。 だから懐石料理といっても落ち着いた食事を二人で分かち合って。 場所も内容も違うけれども、こうして二人でいた時間を何回重ねてきただろう。] (56) 2020/12/30(Wed) 1:08:22 |
![]() | 【人】 図書館長 アザレア[揃いの装いを無邪気に喜ぶその顔に、頬が緩む。 『嬉しい』を随分と素直に表に出してくれる様になったなぁと 何となく感慨深い気持ちになったが ……何だか目線が父親めいているなと気付いて黙っておいた。 我が子の成長を微笑ましく見守ってるみたいな…… そんなつもりは無いんだが。] 普段はそう機会もないしね。 同じ衣装を引くことでもない限り。 ……いや、クリスマスにチャンスはあったか。 揃いで着てくれてもよかったんだよ? サンタの服を。 [思い浮かべるのは肩と膝下が出ているワンピースであって わたしが着たものと全く同じものでは無いが。 絶対可愛らしいが誰にも見せたくないので用意しなかったが そんな衣装が世の中に存在している事は知っていた。 なんなら彼女がサンタでわたしがトナカイでも良かったな…… なんて考えてみたらなかなか間抜けだったので 来年に持ち越す可能性も消しておいた。やめとこ。 白髭のオーソドックスなサンタすら不評だった。 曰く、真顔過ぎてうける、だそうだ。 サンタクロースになりきるのもなかなかむずかしい。] (59) 2020/12/30(Wed) 4:54:23 |
![]() | 【人】 図書館長 アザレア……きみへのクリスマスの贈り物を考えてみたら。 わたしはどうしてもきみを宝石で飾り立てたくなってね。 けれどあくまでそれはわたしの趣味であって きみを心から喜ばせる贈り物ではないだろう? 何なら贈り物に相応しいか。 不甲斐ないことにわたしには想像もつかなかった。 だから、わたしが知る限りで きみが喜んでくれる事を、と。 手始めに言葉にして望んでくれた事から 叶えて行こうと思ったんだ。 [ いつの間に?さて、何時だろうね。わからない。 なんて深くは考えないのでその辺は触れないでおこう。 なんならこの宿初見だしね。下調べ?してないですね。 旅慣れていないので旅行雑誌で調べるなんて 基本であり高等な技術は備わっていないので悪しからず。] (60) 2020/12/30(Wed) 4:55:02 |
![]() | 【人】 図書館長 アザレア[……旅行とは別に贈り物も用意していたりするが。 それはまた後で良いだろうと、 多分持ってる 手荷物に潜ませたまま。子供たちのサンタ役をこなしたクリスマスに渡しては 『みんなのサンタからの贈り物』になってしまいそうで。 当日は旅行の話を切り出しただけで終わったので 旅行自体が贈り物だと思われているかもしれないが。 物欲も薄く何かと遠慮がちなきみだから。 今はまだ勘違いのままで居て貰おうか。] 喜んで貰えたようで、わたしも嬉しいよ。 [遅刻した分驚かせてようとサプライズを狙って 今はまだ、内緒のまま、にっこり笑って誤魔化した。] (61) 2020/12/30(Wed) 4:58:55 |
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