人狼物語 三日月国


201 【身内】甲斐なき星の夜明け前

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視点:


【人】 アルカ

 
[正直に申告してくれた方が、有り難い。>>3:79
 オレはこういう病院は初めてではないから、
 きっと気負う事もないだろう。
 と言っても幼かった頃のことだから大分昔の話。
 両親があんなことになったから、
 一人残された子供のメンタルを心配されたのだ。]

 
(0) 2023/02/27(Mon) 22:33:48

【人】 アルカ

 
[その後、話していた通りにうどん屋に行った。

 オレはカレーうどんではなく、
 鴨葱うどんと迷った末に
明太釜玉うどんにした。

 匂いのするものではないけれど、
 気になるようだったら少し食べてみるか?と勧めただろう。
 オレは普通に食欲があったので、他におにぎりも食べた。*]
 
(1) 2023/02/27(Mon) 22:36:21

【人】 アルカ

 
[その後の生活はと言うと、
 オレは次年度に天文学科から史学科に転籍するために、
 試験勉強を頑張っていた。
 その間、何度か母親に会ったので、
 まずはシオンの写真を見せることから始めた。
 幸い
「何処かで会ったことがあるような……」

 とは言っていたものの、
 記憶が戻って大変なことになることはなかった。

 少しずつ慣れていったら、
 いつか会えるんじゃないだろうか。]

 
(2) 2023/02/27(Mon) 22:37:13
 
[普通の人間として、懸命に今を生きている。
 世界に貢献している優越感もなく、
 命のやり取りをするような緊張感もない。

 でも、それが普通で、
 それも尊い在り方なのだと今では思う。]


              
埋もれ
は咲いた
**
 

 
[少女から背伸びして、そうして重なる影
 星は空から今日も人々を照らしていた。]
 

【人】 アルカ

 
[シオンに付き添って例の病院に行った。
 清潔感に満ちた、大きな病院。>>4
 相手が特別情報に詳しいわけではなかったけれど、
 戦うことは止めても、世界との関わりを断つわけじゃない。

 オレはオレで最初は診察と言う体で話をさせて貰った。
 薬が出たり、病名が付いたりは勿論しないけど、
 戦わずに向き合っていく道はあるんじゃないかと思える、
 有意義な時間だったと思う。]
 
(7) 2023/02/28(Tue) 20:37:49

【人】 アルカ

 
[シオンもちゃんと診て貰えて良かった。
 頼れる相手は多い方が良い。
 家族の話をされれば、「きちんとご挨拶するよ」と返す。>>6

 
賑やかで温かい家族。

 伯父さんの家に引き取られ、特に不自由することなく育った。
 それでも伯父さんは、
 元の家族の存在を尊重したいという考えの人だったから、
 オレのことは息子ではなく、あくまで甥として対応していた。
 別にそれが悪いとかではない。
 あの人はあの人で、とても自分の心に厳格な人なのだろう。
 それでもやっぱり
 "賑やかで温かい家族"はオレにはいなかったから、
 少々感傷的な気持ちにもなった。
 ……ただ不慣れな概念に戸惑っていただけだけど。]

 
(8) 2023/02/28(Tue) 20:38:26

【人】 アルカ

 
[母とはやり取りしていたが、
 未だに"あなた"と呼び合い、お互いに敬語で話す。
 生涯そこは、変わらないかもしれない。

 でも良いんだ。
 元々の肉親と綺麗に家族に戻れなくたって、
 賑やかで温かい家族を、オレもいつか作れるかも知れない。
 
自分と未来は、変えることが出来るから。**]

 
(9) 2023/02/28(Tue) 20:38:57

【人】 アルカ

 
[本当にシオンの実家に招待されることとなった。>>10
 手土産に、紅茶葉とティーハニーのセットを持参した。
 一般的な一軒家で、庭には様々な花が植えられている。
 丁寧に手入れをされていることが窺えた。
 懐かしい白のコスモスの姿も見える。

 一般的で普通の家庭。
 でも"一般的で普通"と言うのが、
 実は絶妙なバランスで成立していることを知っている。]



  初めまして、アルカ=ポラリスと言います。
  お邪魔します。


               [頭を下げて、敷居を跨ぐ。]
 
(15) 2023/02/28(Tue) 23:04:40

【人】 アルカ

 
[シオンによく似た母親や、優しそうな父親、
 そしておばあちゃんもオレを歓迎してくれた。>>11


  ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。

    お嬢さんとは、懇意にさせて頂いております。

  素敵なぬいぐるみ、いくつも拝見しました。


[借りてきた猫のようだと笑われるかもしれないが、
 これが常識的な対応だとオレは思っている。
 出されたクッキーは「とても美味しいです」と、
 遠慮なく頂いた。君のルーツが色々と見えてくる。]
 
(16) 2023/02/28(Tue) 23:05:08

【人】 アルカ

 
[質問には誠実に答えることにした。]


  そうですね。
  僕にはない長所が、お嬢さんには沢山ありますから。

  いえいえ、僕の方も色々とお世話になっていますので。


[正直2つ目の回答は、
深追いされたら少々答えに窮する。

 
(17) 2023/02/28(Tue) 23:05:38

【人】 アルカ

 
[自分の知る世界が全てだとは思っていないが、
 それでも体感するのは初めてのことだから、
 内心戸惑う所は少しあった。

 とは言え困っているという程ではないので、
 普通に楽しくご歓談できたはずだ。

 ポジティブ武勇伝より、>>12
 警戒心なさ過ぎ問題の謎を解明したかったが、
 そんな話題を振る蛮勇はオレにはない。]

 
(18) 2023/02/28(Tue) 23:06:15

【人】 アルカ

 
[話に花が咲く。
 そこへ現れたのは、
 (元)オレのクマに似た新しいクマ。>>13


  有難う御座います。
  とても良く出来ていますね。
  大切にします。


[殺風景な部屋の居心地は分からないが、
 オレのことを考えて、態々作ってくれたものだ。
 無碍になどする筈がない。
 元々いたクマの方も、
 もっと大事にしていればよかったなと、
 今更思ったりもした。

 でも今は、
 大事にしてくれる人がいるのだからそれでいい。]

 
(19) 2023/02/28(Tue) 23:06:46

【人】 アルカ

 
 
 
      [後日、クマの首元につけるリボンを2つ買った。
       水色と桃色で、
       リボンの中央には星形の装飾がついている。**]
 
(20) 2023/02/28(Tue) 23:07:11

【人】 アルカ

 
[5人家族の中に一人加わって、
 陽だまりのような繋がりに触れると、
 遠い昔に僅かな時間だけあった、家族の生活を思い起こした。
 君が幸せに今まで生きてきたことを良かったと思うとともに、
 これからもっと幸せになって貰わなければいけないと、
 少し気持ちが引き締まる。]


  本当に素敵なご家族ですね。


[笑顔に満ちた人生を、約束されたような家庭だった。]

 
(25) 2023/03/01(Wed) 21:07:19

【人】 アルカ

 
[夕食のお誘いにも、「有難う御座います」と返して、
 ご厚意に甘えることにした。>>-25
 シオンとお母さんがキッチンに向かい、
 準備をしてくれている。]


  お気遣い有難う御座います。
  ずっと苦楽を共になさったご家族にしか、
  分からないことは色々あると思います。

  僕も手は尽くしますが、
  その時は頼りにさせてもらいますね。


[こちらも頭を下げる。
 本人の口から話してくれる日を待っているのだから、
 オレの方から余計なことを言うのことも控えた。]

 
(26) 2023/03/01(Wed) 21:08:00
 
[あの日貰ったクマのぬいぐるみは、
 彩りと言うには少々浮いているようにも見えるけれど、
 オレの部屋のチェストの上に鎮座している。
 陽の光の差す窓際。部屋が一望できる一等地だ。

 次第にシオンが来ては、可愛がるようになる。
 優しい日々は脈々と重なり連なってゆく。**]
 

 
[アルカ君のクマさんの居場所は一等地の特等席。
 いいなーって言いつつもお部屋に行く度
 私のクマを連れていって仲良く隣に並んで貰って
 私達みたいだね
 って笑うんだ。]**
 

【人】 アルカ

 
[優しく温かい家族の存在。
 オレにとってそれは、誰も悪くはなかった筈なのに、
 運命に理不尽な形で奪われて失ったもの。


 そういう気持ちがずっとあったから、
 どうしても複雑な思いが去来する。

 でもこうして、
 きちんと手を取り合い生きてきた人たちを見ると、
 伯父が何故、
 オレを甥として育てたのか分かるような気がした。
 オレの家族は、
 失ってしまったあの人たちでなければ駄目だったんだ。
 失くしたからと言って、
 代わりの誰かを当て嵌めてはいけない。
 そういう風に生きる人がいて、
 幸せになる人がいるのも知ってる。
 でもオレがそうしてはいけなかったのだと思う。
 片方はまだ取り戻せるかもしれないし、
 もう片方は二度と戻らないけれど、
 失ってしまった後も特別な人だ。]

 
(33) 2023/03/02(Thu) 19:45:38

【人】 アルカ

 
[夕食をご馳走になって、
 「またお邪魔します」と家を後にする。
 とりあえず、
 オレの存在は快く受け入れられた様で良かった。
 手を繋いだ帰り道、ひんやりとした空気が心地良い。>>30


  賑やかだったけど、疲れてはないよ。
  君がまっすぐ育った理由がよく分かった。


[自分がそんな風に生きられなかった理由も、
 分かってしまったけど。]

 
(34) 2023/03/02(Thu) 19:46:06

【人】 アルカ

 
 
  そうだな。
  輝いて生きることのできる人間は、
  人知れず努力をしているものだ。
  恵まれた環境だって、努力がなければ維持できない。


[隣の芝の青さに、つい忘れがちになること。]
 
(35) 2023/03/02(Thu) 19:46:23

【人】 アルカ

 
 
(成程、確かに君にはまだこの話は早いな。>>-32

 
 
(36) 2023/03/02(Thu) 19:47:05
 
[輝く花畑の先にある、小さな教会と隣接されたレストラン。
 ゲストをお招きする準備は既に万端で、
 主役は舞台裏でさらにその先の準備に奔走している。

 受付を任された主役の友人たちは笑顔で招待状の確認をする。
 その為に設けられた
 流麗なデザインのコンソールテーブルの前には、
 パステルカラーの花を編んで作られた
 ハート型のフラワーリースが立てかけてある。

 コンソールの上には、主役2名の代わりに並ぶ2匹のクマ。
 よく似た姿の2匹は、
 それぞれタキシードと純白のドレスを身に纏っている。]

 

【人】 アルカ

 
[夜が明ける。

 
朝日が差し込む部屋で、

 
夢の中に登場したのと同じクマが主の目覚めを見守っている。




       
星の光が眠る朝、見失わないように抱きしめて、

       
星々は赤い糸を繋ぎ合わせて星座ものがたりを記す。**]

 
(37) 2023/03/02(Thu) 19:49:18
 

 ……ねぇ、久しぶりに一緒に寝たいな



不真面目になってくれてもいいよ?

 なんて口にしないけど

 いつの日か
 星の下でそう告げて、貴方を抱きしめるんだ。]**