人狼物語 三日月国


192 【半突発R-18】ダンジョン オブ イシュノルド【飛び入り、見物解禁】

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視点:


教会の冒険者 ジェニーが参加しました。

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――「都市」朝のひと時――


『聖なる哉、聖なる哉。
 我らが導きの神よ。
 今日も御手による恵みを甘受し、我らが信仰を捧ぐ。』


[イシュノルドの一角にある教会の聖堂は、
しんと静まり返っていた。

朝の光に照らされて、薄埃が雪のように舞っている。

立ち並び祈りを捧げる信徒たちは一様に
偶像の掲げられた壇上を見上げていた。
彼らの手指や頬は、冷たい空気に触れて薄紅色に変わっている。]
(90) 2023/01/05(Thu) 20:48:02

【人】 教会の冒険者 ジェニー


『聖なる哉、聖なる哉。
 我らが導きの神よ。
 地上にも地下にも平等に、救いのあらんことを
 地獄を住処とする魔を正しく導き給え。』
 
(91) 2023/01/05(Thu) 20:48:32

【人】 教会の冒険者 ジェニー


( ――――そうして、オレのことも救ってくれ )

[絹のような金髪に、青空色の澄んだ瞳。まっすぐに伸びた背。
群衆の中でもひときわ目立つ容貌をした青年は、
名をジェニーと言った。]
(92) 2023/01/05(Thu) 20:48:48

【人】 教会の冒険者 ジェニー

[イシュノルドのとある「教会」は
何人もの信徒兼学徒を教育し、信仰を守る冒険者を育成している。

イシュノルドは人と魔の調和の保たれた場所だ。
調和を乱すものを追い払い、
あるいは討滅するのが「教会」の冒険者の仕事だ。

教会の実態は、民衆と信仰によって作られた自警団、
という理解が最も早いだろう。

教会にある偶像は審問局が奉ずる神とは異なるだろうし>>5
教会は「穴」の存在自体は認めた上で、
「異端者が救われるように」そこに追いやっている。

ジェニーは「教会」の中でも指折りの実力者だった。
幼いころに母を亡くして「教会」に入ってから、
冒険者として幾つもの依頼をこなし、
困窮した人々に魔石や富を配り回った。

青年を知るものは口々に言う。
――あれが聖人、神に選ばれた信徒であると。]
(93) 2023/01/05(Thu) 20:50:34

【人】 教会の冒険者 ジェニー

[しかし]


 ( ……母さん、
   オレ、この病を治す方法、絶対に見つけるから。
   母さんを苦しめた、オレたちの……。 )


[張る胸部を耐えがたいもののように包帯で締め付け、
時折馨る血の匂いを誤魔化すように香料を焚いて魔石を使う。

朝に布を膨らませる屹立と肉欲を
重厚な装備や訓練で押さえつけ
紳士淑女の白い肌からはそうっと目を反らす。

古き淫魔の裔。肉の身に宿る二つの性。
神の信徒としては耐え難い、罪深き魔の血。
両性具有。
母はこの性質が切欠で人間たちから差別され、
冷たく古く粗末な小屋に追いやられた。

――だから、青年はこの魔性を削ぎ落してしまいたいのだ。
もう、ひとりぼっちは嫌だから。*]
(94) 2023/01/05(Thu) 20:52:21
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。
(a40) 2023/01/05(Thu) 21:01:07

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――とある日/宝飾加工店――

[美しいものは素晴らしい。
それが役に立つなら猶更だ。]


 風と、水と……それから血止めの魔石を。

 ここの装飾品は良い。
 品性がある。

 武骨なだけじゃ、味気がないからな。


[そんな風に宝飾加工店に魔石を求めに行ったことも>>10
また、その商品を褒めたこともあったかもしれない。

魔石を買う時は、決まって血止めの効果があるものも買った。
怪我しやすいのかといわれればそんなことは無く、
ただ股座から出る忌まわしいものを押しとどめたい
……それだけだったが。]*
(100) 2023/01/05(Thu) 22:03:28

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――噂の福男――

[懺悔室での懺悔は他言無用だ。
だから、そこでの内容は青年には知り得ない。

ただ、何度か目が合って
さっさと逃げていく姿は見ていたし>>96
「冒険者ギルドの超福男」の話は、
何度かギルドで仕事をしているため知っていた。

曰く、どんな魔物に出会っても逃げ切れるし
実力がついたからこそ淫らにパーティー内の女を犯す。
……つまり、やりたい放題だということを。]


 それで、オレが男だからこいつと組ませるってことですか。


[青年は文句ありげに受付にくってかかった。
渡された任務は中型竜種の守る魔石の回収。
人手が足りないのです、と受付は困ったように説明する。]
(102) 2023/01/05(Thu) 22:18:38

【人】 教会の冒険者 ジェニー

 

 チッ。
 オレの足を引っ張るんじゃあないぞ。


[そんなことを言いながら超福男――
ルーナの肩を叩こうとしたが
彼の反応はいかがなものだっただろうか。

そもそも男性に見える者と組まされることを
ルーナは快くは思わなかったかもしれない。]


[青年も青年で、
絶対にバレてはいけない秘密を抱えて苦悩していたわけだが。
……なお、ルーナが来る来ないにかかわらず、
その日の任務は恙なく終わった筈だ。]*
(103) 2023/01/05(Thu) 22:19:40
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。
(a43) 2023/01/05(Thu) 22:21:17

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――吸血鬼と――

[かつて一人の女が村を滅ぼし、穴に追いやられたという。>>95

穴に追いやったのがイシュノルドの「教会」だったか、否か
それは定かではないが、
「教会」の信徒は穴に追いやられた魔物を示して
邪気もなくこう言う。

「あの者達は地獄で、天に上るため罪をあがなっているのだ」と。]
(104) 2023/01/05(Thu) 22:35:35

【人】 教会の冒険者 ジェニー

[……だから、ダンジョンの浅い所で花を売る女を見た時
青年の目に浮かんだのは侮蔑だった。>>97]


 ……こんなところで春をひさぐなど、恥さらしめ。
 みじめだと思わないのか。
 都市で、肉欲の無い暮らしを送りたいとは思わないのか。


[諭すように、(焦るように)そう問いかけ、
女を――アナトラをねめつける。
花を買うわけもなく。
けれど、白い肌や強調された胸を直視できるわけもなく。

そんな一幕が、あったかもしれない]**
(105) 2023/01/05(Thu) 22:36:23
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。
(a46) 2023/01/05(Thu) 22:40:20

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――ある吸血鬼と>>108――


 ならば、何故――。


[女が首を垂れるのを見て、青年は息を飲んだ。

それはアナトラが似ていたからかもしれない。
幼い自分を養うために物乞いしていた母に。

あるいは、首を傾げた時に馨る汗のにおいが、
揺れる髪が、違う情動を惹起したからかもしれない。

青年は恐ろし気に一歩、二歩と近づいて、
アナトラの片目に垂れた髪をそうっと耳にかけてやろうとする。

女の匂いが鼻にまとわりつく。]


 ……やめろ。そんな風に自分の体を売るのは。
 情欲に身を焦がしたって、何にも残らないじゃないか。
 金が必要なら、多少はくれてやる。

 これで、暖かいものでも食え。


[そのままアナトラの足元にいくつかの銀貨を投げると、
肩を突き飛ばそうとしてからくるりと踵を返し、去って行こうとしただろう。]*
(115) 2023/01/05(Thu) 23:45:34

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――聖断者との邂逅――

聖なる哉。
我らが導きの神はあまねく地上も地下も見下ろし、
我らを救い給う。

穴に落ちたる魔のものは贖罪を経て天へと上り
やがて我ら赦しの間にて相席せん。

経典の一部を諳んじながら、
聖堂の窓の向こうをふと見遣る。

よく晴れた日だった。
青空の下、ふっと影がさす場所に、1人女性>>109が立っている。
(124) 2023/01/06(Fri) 0:10:14

【人】 教会の冒険者 ジェニー

こちらをじっと見ていた女性は、
あれはいつだったか冒険者のギルドで見た顔だ。

――と、遠巻きながら青年は気づく。

彼女が審問局の人間であることは、
それこそ明かされなければ分からないことだろう。

だから、青年の認識上クラヴィーアは、
黙々と地図を作り己の職務を全うする同業者、であった。
凛とした姿を好ましく思いこそすれ、
その胸の裡に秘めた彼女自身の職務への思いを悟ることはできず。


「珍しい人がいるものだ」


職務を――祈りを忘れて、ぽつりと独り言つ。
彼女も教会に興味があるのか、あるいは。

それ以上は妄想に他ならないか、と、
やや暗く見えた彼女の表情に思いを馳せたのは一瞬。>>110
(125) 2023/01/06(Fri) 0:10:52

【人】 教会の冒険者 ジェニー


彼女にとっても良い日々が続きますようにと、
青年は再び祈りを捧げ始めた。*
 
(126) 2023/01/06(Fri) 0:11:03

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――超福男と竜退治――

[今から入れる保険>>112はあるかと
受付嬢に問いたくなったが、
青年は「男」として冒険者をやっているのでそれは堪えた。
いちいち視線を向けなくともわかる。
ルーナの股座の布が少し盛り上がっていることなど。]


 余程肉欲を持て余していると見えるな。
 半日ほど断食し、湖で身を清めることを勧める。
 身についた邪気がお前を蝕んでいるようだからな。

 オイ聞いているのか? 聞いていないな。


[呆然としたルーナを引き連れてダンジョンに潜っていく。
よくわからないことに五感を使わなければ、ルーナの実力は大したものだった。
的確なルートを進んでいくのが青年にもわかる]
(130) 2023/01/06(Fri) 0:32:19

【人】 教会の冒険者 ジェニー

 

 お前、やればできるじゃないか。
 ……あん? 連れション?
 まさか幽霊が怖くて見て貰えてないと
 用が足せないという話じゃないだろうな?


[思わず怪訝な顔をして、青年は肩を竦める。
心臓はうるさすぎるほどに鳴っているが、
服を剥かれなければバレることなど無い。

どうにかこの場を乗り切ることだけを考えた。>>113]
(131) 2023/01/06(Fri) 0:33:00

【人】 教会の冒険者 ジェニー


[中型竜種の討伐は驚くほどすんなり済んだ。
青年は、ルーナがワイヤー型の武器を生かすことを考え
遠距離からの魔法攻撃を主に行っていた。
白夜と黒月が鮮やかに宙を舞い、ボンレスハムは炎に包まれていく。

じょうずに焼けました。]


 ……おい、お前腕怪我してるじゃないか。
 しかもそこそこ深い……。

 無理はするなと事前に言っておいただろうに。


[竜がおいしく上手に焼けたからか、
任務を完了した達成感からか

青年はやや打ち解けた様子でルーナにそう呼びかけ、
治癒の魔法をかけはじめただろう。

そうして、2人の任務は無事終了したのだった。]
(132) 2023/01/06(Fri) 0:34:28
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。
(a52) 2023/01/06(Fri) 0:39:07

【人】 教会の冒険者 ジェニー

――とある日/宝飾加工店――


[伏し目がちながらも懸命で、
自分の腕に誇りをもつエデンの事を、
青年は微笑ましそうに眺めている。>>116]


 この街らしい店、か。いいね。
 背筋をまっすぐにして志を高く持っていれば、
 じき、君の店はイシュノルドに名を響かせるだろう。

 
(140) 2023/01/06(Fri) 1:29:51

【人】 教会の冒険者 ジェニー


[彼女が店を構える前に、
青年はエデンとは顔を合わせたことがある。
あれは教会の施しの日のことだったか。>>117

色とりどりの魔石から、どれがいいとエデンに聞いて
渡した時のことはまだ記憶にある。

それからエデンは何を思ってか教会から遠のき、
こうして店を構えるようになった。
立派になったものだ、と青年は思う。

……ところで、
青年はエデンに性別を教えたことはないのだが
エデンは髪留めや装身具をよくお勧めしてくれる。

似合う、と思ってくれているのかな、と、
青年としては少し恥ずかしかったりもする。]
(141) 2023/01/06(Fri) 1:30:24

【人】 教会の冒険者 ジェニー

[御武運を、と言われて青年は深く頷いた>>119]

 勿論。オレは油断はしない。
 この街の平和を守るためにね。

 ――あぁ、そうだ、エデン。
 手を貸して。


[目を合わせようとしないエデンに無理を強いることはないが、
その柔らかい掌を差し出してもらったなら、
教会で魔石を渡したあの日のように、ころんと魔石を手渡そう。]


 お守りだ。
 君の思う技術で加工して、持っておいてくれると嬉しい。


[力強い煌めきを宿した薔薇色の魔石。
それは純粋な魔力の塊そのものであり、
持つ者の力を高める効果がある。

エデンには不要なものかもしれないが、
お守りに、と、青年は石を押し付けて、
店を去っていっただろう。*]
(142) 2023/01/06(Fri) 1:34:41
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。
(a56) 2023/01/06(Fri) 1:36:27

【人】 教会の冒険者 ジェニー

―― 冒険VS超福男VS両性具有 ――

 
 それはお前、ち……
 性器を露出して歩いていたとかじゃないのか。
 基本的に憑依してくるゴーストの方が恐ろしいとされているが……


[連れション計画の成果は芳しくなかったようだ。
青年は実にほっとしていた。
あんな恐ろしいブツに襲われては命がないというか股が裂ける。]
(143) 2023/01/06(Fri) 2:00:49

【人】 教会の冒険者 ジェニー



 別にオレが男だからってそんなに落ち込むことは……
 いや、落ち込んでおけ。それがいい。
 我々の友好関係においてそれは不可欠だ。


[どうも痛みからではなく
ショックで泣いているルーナにあきれ果てながら、
治癒魔法を使う。

ルーナの実力は並み以上。
今回以上の敵だって、2人なら倒せるだろう。

故にギルドからは「また組んでね」等と言われたが、
命の危険以上の危険があるので、
せめてもう1人護衛を付けてほしい……と
青年は後で内心思ったとか。**]
(144) 2023/01/06(Fri) 2:01:36
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。
(a57) 2023/01/06(Fri) 2:05:20