人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【人】 剣道 ツルギ

>>21 カイ

池を見ながら夜明けを迎えた青年は、柔らかい椅子に座りたかったのでカフェを訪れた。
以前は入りにくかったカフェも、一度入った経験のお陰で入りやすくなった。

「うわ。」

床にある血痕と君を見比べて、君の物じゃないことを確認。
そして自分が帯刀していることを思い出して、慌てて両手を上げた。

「あ、俺じゃないから。これ護身用だし。

 ………でも、あんまり出歩かない方がいいのは確かだな。寮まで送ろうか。」
(22) 2022/03/01(Tue) 12:24:29

【人】 医者の息子 カイ

>>22 ツルギ

「……………!」

一瞬身構えた。護身用だという武器にしばし視線をやって
君が犯人ではないことを主張すればひとつ息を吐く。
安心というよりは、やれやれといった感じ。

「……別にいい。自分の身くらい自分で守るし。
 君はカフェに用があったんじゃないのか
 生憎、ゆっくり休めるような有様じゃないけどな」

カイがなんとはなしに戻した椅子くらいは、座れそうだった。
(23) 2022/03/01(Tue) 12:53:09

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……知ってるよ。」

ヒメノの生への執着の全てを理解しているとは言えない。
けど、知ることぐらいは出来ていると思うから。

「僕だって生きたいけど、
 誰かに死んで欲しい訳じゃない。
 自分でも矛盾してんの、分かってるけどさ……!」

次、とエノの傷へ手を伸ばす。──止血は殆ど済んでいるので、消毒したりガーゼを貼ったり、そんな程度。
途中でユメスケに助言を乞いながら進めた。……一命を取り留めるかどうかは、本人にしか分からないだろうが。

「……僕、まだ、
 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」


──あらかた、
素人に出来る事はやり切った。
具合はどうだろうか、とそっと距離をとり、
心配そうに二人ともを視界に入れる。

「二人とも、
 し、死ぬなよ………………」
(24) 2022/03/01(Tue) 13:38:47

【人】 剣道 ツルギ

>>23 カイ

「ずっと地面に座ってたから、柔らかい場所に座りたかっただけ。
 用があったわけじゃないけど…たった今ここのログを見るっていう用事ができた。」

椅子に腰を下ろして、目を閉じて。
瞼の裏に二人の姿を映しながら尋ねる。

「気になるんなら一緒に見る?」

君が留まっても立ち去っても、青年は少女が清掃員に斬りかかる記録を眺めているだろう。
(25) 2022/03/01(Tue) 16:18:55

【人】 美術 エノ

>>薬局

もうだいぶ意識が朦朧としている。
聞こえる音もすごく遠くで。
寒い、と言うのに汗はとまらない。
薄ぼんやりとした視界の中で、思い浮かぶのは。
「寂しいな」と、ただそれだけで。

眠くなってきたな。
もう仕方ないかな。
そう思えてきた頃。
僅かばかり、聞き取れる声が聞こえてきた。

「……僕、まだ、
 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」


………あぁ、そう。
まだ、誰にも………理解、されてない。



やだな。



「───っはぁぁ……!はー……」


止まりかけていた息を、大きく吸い込んで。

特別を押し付けられた贅沢な男の鼓動は、響き続けた。
(26) 2022/03/01(Tue) 17:24:36
フカワは、端末を開いて、誰かにメッセージを送っている。
(a70) 2022/03/01(Tue) 17:33:43

フカワは、朝から寮の外に出ていない。
(a71) 2022/03/01(Tue) 17:35:13

メイサイは、1人が死亡するのと、1人が生命を続行するのを見ていた。
(t35) 2022/03/01(Tue) 17:36:29

ユメスケは、素直に残念だと思った。
(t36) 2022/03/01(Tue) 17:37:42

【人】 普通 ナツメ

 
少女は、図書館に向かう道すがらでそのメッセージを受け取った。
銃。刃物。
画面や紙面のなかにあるもの。
物騒なそれらを持って睨みあう、立ち入り禁止の脳内映像。

その次のメッセージで、一変する。


――――怪我。……血?

睨みあう誰かと誰かが、倒れ伏す。
生気のない顔が、ころり、かたむいて、私を。

ネイルが欠ける。
グラスが割れてジュースがこぼれる。





『来れます?』

その問い、たった一つで他人事ではなくなって。
少女は呆然と立ち尽くす。
頭がじん、と痺れて、指の先が冷たくなる。
胸が浅く上下して、瞬きを忘れた瞳が、茫洋と。
有意義無意味、散漫なイメージがうら青い脳内を駆け巡る。
(27) 2022/03/01(Tue) 17:57:39
ナツメは、はくり。音もなく、呟いた。
(a72) 2022/03/01(Tue) 17:57:54

【人】 普通 ナツメ


「    むり 」

 
(28) 2022/03/01(Tue) 17:58:03

【人】 規律 ユス

 これは待ち合わせ中のこと。
 図書館に先に着いた青年はいくつか本を手にして閲覧スペースに来ていた。

 最初に読み進めたのは応急手当の方法がまとめられた本。図解もあるので分かりやすい。
 一旦流し読みをした後、おもむろに手帳を開く。

『ガーゼ タオル 消毒液 ……』

 必要なものを呼びだす。問題なく行えた。大丈夫そうだ。
 雑然と並ぶ道具を一つずつ手に取ってはきちんと使えるか確かめていく。消毒液を手に取った。つんとしたにおいが鼻を掠める。

「…………」

 消毒液。タオル。ガーゼ。
 瞼の裏に別の景色が見える。
(29) 2022/03/01(Tue) 18:12:43
規律 ユスは、メモを貼った。
(a73) 2022/03/01(Tue) 18:14:09

規律 ユスは、メモを貼った。
(a74) 2022/03/01(Tue) 18:14:52

規律 ユスは、メモを貼った。
(a75) 2022/03/01(Tue) 18:16:10

【人】 規律 ユス

 ……。

「…………かさばってしまうな」

 消去手続きを取った。ガーゼもタオルも消毒液も欠片残さず消え失せた。机の上は図書館の資料しかない。
 眉間を指先で揉む。思考の放棄を放棄してから、昔を思い出すことが増えた気がする。
 それに伴ってかつての自分がどういう時にどんな気持ちでいたのかも蘇ってくる。
結局ある日を境に全て色褪せたものになっていったけど。


 下ろした瞼の裏にはもう何の景色も見えない。
 色褪せずに残ったままの景色も、自分の声も、

 もう雲の上だ。海に落ちては取りに行けない。
 ……取りに行く気も無い。


 待ち合わせ中の、ほんの少しの幕間のことだった。
(30) 2022/03/01(Tue) 18:17:27

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「────ぁ、」

小さな声も、伸ばされた手も、ちゃんと見ていた。
だから、矛盾を抱えた頭でぐるぐる考える前に、それを掴もうとして、一歩歩み寄って、同じように腕を伸ばして────
空を切る。



……ぱたり。
少女の小さな手が地に落ちた意味を
知らないふりは出来ない。


「……ヒメノ。」

こんな場所VR空間でも、命が尽きれば現実でも死ぬ。

「……、」

もう届かないだろうけど、と、何か言葉を掛けようとして───出来なかった。

返事が帰ってこない事が。
もう動かない事が。

人に死ねと言ってしまった癖に
……今更、人の死が恐ろしかった。

(31) 2022/03/01(Tue) 19:07:05

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……エノ!?」


だから、生きる人の音が聞こえて、少し安堵した。


「コタロー!
 こ、こっち、エノ、生きてる…………!」

さんざんアドバイスを貰った少年にそう報告して
息を吸う男に駆け寄った。

「よかっ、た……ッ
 し、死んじゃったら、ど、どうしようって……!」

恐怖と安堵。
ぼたぼたと瞳の端から雫を落として顔を覗き込む。……呼吸がある。生きている。

「立て……ないよな、
 休める場所……行きたいとこ、あるか……?」

もうじき、出廷の時間だろうか。
それでも君が望めば望む場所まで、
そして何も言わなければ、エノの部屋を探して運び込むだろう。
(32) 2022/03/01(Tue) 19:08:00

【人】 医者の息子 カイ

>>25 ツルギ

「……見るって、……み、見れるのか……?」

VRの機能を大して理解していなかったカイは
思わず帰ろうとした足を止めた。
君と同じように座って、首をひねりながら
宙に出た画面を操作したり
目を閉じてそのログを覗こうとする。
途中、これどうやるんだ……?なんて君に尋ねたりもして

なんとか記録を見ることに成功する。

(33) 2022/03/01(Tue) 19:13:18

【人】 医者の息子 カイ

>>25 ツルギ

カイは、アイドルの少女を見たことがある。興味はないけれど
──弟がテレビをよく見ていたから、なんとなく覚えている。
それにセンターという一番目を惹く位置にいたから。ただ、それだけ。


カイがログを見たのは、ほとんど野次馬のような衝動。
無残に散らかったカフェで
鈍く光る刃物を青年に振りおろす少女の姿を見た。
選ばれなければ、きらびやかなステージの上で
マイクを手に歌っているはずだった少女を。

「…………」

清掃員が少女を追い払ったところで、それを見るのをやめた。
明確な殺意。背筋に寒気が走る。

「……この映像、全国放送しないかな」


皮肉気にそう呟いて、ふらりと立ち上がる。
ここにいるのが最速いやになったカイができる行動といえば
もう立ち去るだけだった。
(34) 2022/03/01(Tue) 19:13:41
フカワは、票に書いてある名前を何度も見た。
(a76) 2022/03/01(Tue) 19:18:12

【見】 モノノ怪 ユメスケ

>>薬局

「どこかに連れるならストレッチャーでも出してあげたら?
 ほらあの、病院の廊下でシャーってされるやつね。
 本当なら動かすにも人がほしいところだが」

 すごい緊急で一人で動かす時はこうするんだよ、ああだこうだとやっぱりアドバイスをしてあげて。

「いってらっしゃいアクタお兄さん。
 俺はもう少しここにいてあげるから」

 死んでしまった人を置いていくのもしたくないだろう?
(@20) 2022/03/01(Tue) 19:22:51
ユスは、誰かと合流した。そのまま、図書館を出た。
(a77) 2022/03/01(Tue) 19:30:50

【人】 美術 エノ

>>薬局

心臓がバクバクと動いて、熱くて痛い。
沢山走った後みたいに息切れする。
まだ死なぬようにと、体が力を振り絞っている。
ここが薬局だったのが、功を期したか。
あるいは、手当をしっかりしてもらったからか。
ぎりぎりで、踏みとどまっている。

「合議………………」


青年は、あの場が嫌いじゃない。
人との話し合いが、嫌いじゃないし。
あと。
顔を出さないと心配をさせてしまうような人も、居る気がするし。
だから、小さく、呟いて。
そこに行きたいのだと。

ただそれだけを告げるのが、精一杯だった。
(35) 2022/03/01(Tue) 19:42:44
ナツメは、ナツメを泣かした誰かさんと図書館を出て、薬局へ向かう。
(a78) 2022/03/01(Tue) 19:47:37

【人】 規律 ユス

>>薬局

 教えてもらった目的地に着く。外から様子を軽く伺うが、諍いの空気は感じ取れない。
 大丈夫かと判断した青年は、泣かせた誰かさんを三歩分置いてけぼりにしたまま先に建物の中に入った。

「ナツメが来た」


 彼の名はユス。ナツメではない。

「俺は同行者だ。連絡を受けてきた。状況は今どうなっている?」

 中にいる者に尋ねながら、周囲の状況を確認するだろう。
(36) 2022/03/01(Tue) 19:53:48

【人】 普通 ナツメ

>>薬局

「ユスくんと来ました」

 三歩分遅れて、建物の中に入る。
 冷やしながら歩いてきた目元は、それでもちょっと赤い。

 血の流れたあと。命が削られた痕跡。
 いやに静かな、すべてが決着した後のその場所。

「……ごめんね。
 来るの。おそすぎたかな……」

 長身に隠れて、まだ、決定的な何かは見ていない。
(37) 2022/03/01(Tue) 20:01:32

【見】 モノノ怪 ユメスケ

>>薬局

「ああ、御機嫌よう。そうなんだ」

「緋苺お姉さんと色芽木お兄さんの二人が血を流してて、
 そこにアクタお兄さんと俺が来た。
 緋苺お姉さんは死んでしまった」

「色芽木お兄さんは裁判場に行きたいんだって。
 歩くのはさせない方がいいだろうなぁ」

「それくらい?」

 他にも聞けば、一番冷静に答えたのは彼だっただろう。
(@21) 2022/03/01(Tue) 20:01:42
メイサイは、ユスとナツメが薬局に来たのを見た。向こうからはきっと見えない。
(t37) 2022/03/01(Tue) 20:03:11

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……すとれっちゃあ」

病院の廊下でシャーのやつ。
全然分からなかった。


合議に行きたいと聞きつつも
そんなにすぐに体は動かない。

どうしよう。
……そんなところで、声が聞こえた。
やけに冷静に、連れてきた少年が答えた。



嗚呼、良かった!

……何か言わないと。
手を貸してくれとか、
運んでくれだとか、
何が起こったとか───



「………ひとと、人が、」

垣間見た凄惨さを思い出した男の喉は
震えた言葉を吐くだけが精一杯だった。
(38) 2022/03/01(Tue) 20:08:22

【人】 規律 ユス

>>薬局

 蛇足ではあるが、この時まで青年はヒメノへの口調を悩んでいた。永遠の18歳ってどちらなのだろうかと。

「ヒメノ……ヒメノさ……、……。
 …………ヒメノさんは死んだのか。そうか」

 状況を把握する方に専念している為か、ナツメのほうは見ていない。お構いなしに動こうとするから、少女の視界を隠す長身がどくのも時間の問題だ。

「……ふむ」

 冷静に答える少年と、震える声で喉に溜まった想いをぽつぽつとこぼした少年を交互に見やる。
 必要な情報を拾い上げて、すべきことを頭の中で組み立てる。

「連絡では刃物と銃が使われていたと聞いた。それらによって歩くのも難しいほど傷を受けたとあっては、じきに炎症で熱が出てもおかしくない。
 エノさんは休んでいた方がいいと思うが……行きたいのなら俺は止めない」

「アクタ。お前はこれからどうする予定だったんだ?
 ナツメ。お前はどうしたい?

 俺はアクタが手いっぱいで回れなかった方に動く。
 エノさんを連れていくなら俺はヒメノさんをここから寮の彼女の部屋まで運んでいくし、その逆なら俺はエノさんを連れて行く」

 参加者の、紛れもない本物の命が喪われたはずなのに青年は眉一つ動かさなかった。
 己と、たった一人の存在以外は皆平等に扱うからだ。
(39) 2022/03/01(Tue) 20:16:58

【見】 モノノ怪 ユメスケ

>>薬局

「ああ、アクタお兄さん分からなかったか。
 いや俺の説明もひどいわ、ごめんね」

「もう車輪付きのベッドとかでいい気がしてきた。
 緋苺お姉さんを運ぶのにも使っていいかも」

 このVRでの参加者のスペックは等しい。
(@22) 2022/03/01(Tue) 20:23:31

【人】 普通 ナツメ

>>薬局 
もうひとつ続きます


「え」

 ――――死んでしまった?
 ――歩けないほどの、怪我?

 身じろぎすると、ひやり。
 スカートの生地越し、鋭い冷気を腿に感じる。
 一瞬、目の前の光景にくらりと遠のきかけた思考が鮮明に呼び戻される。

 まだ溶け切っていないそれで、
 赤い目を冷やしてきた理由を思い出して。
 自分への呼びかけに、ひとつ頷いて動き始めた。
(40) 2022/03/01(Tue) 20:26:11

【人】 普通 ナツメ

>>薬局

 息を吸って、吐いて。

「大丈夫、アクタくん。
 がんばってくれて、ありがとう。
 ……遅れて、ごめんね?」

 駆け寄って、そう口に出す。
 もう大丈夫だから、と伝わるように。
 それから、膝をついて、怪我人の顔を覗き込んで。

「えっと……大丈夫……?
 じゃ、ないと、おもうんですけど……」

「休めるとこ、運びます。
 合議は、ちょっとくらい、待ってくれるはずです。
 あ……運ぶのに、担架、みたいなの。いるんだね」

「ユスくん、出せそう?」

 少女は、息をしているものを優先した。
 
この場で頽れずに直視できる、ぎりぎりがそこだった。
 
(41) 2022/03/01(Tue) 20:28:56
メイサイは、呼んでおいて特に説明しない。ユメスケさんよろしく。>>薬局
(t38) 2022/03/01(Tue) 20:30:00

ユメスケは、よろしくされていました。知らんけど。
(t39) 2022/03/01(Tue) 20:31:42

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

冷静な男の言葉を、行動する少女を、
ぼんやりと見聞きしながら
歪む視界を元通りにしようと、袖で目元を拭った。

「……ぼく、は、」

どうする予定、だったか。
エノ怪我人ヒメノ死体も、毛布をあてがって、拙い応急手当てが施されているのみで──W中途半端Wな現場をぐるりと見渡す。
……何も出来なかった。結果として、そんな心境。


「……まかせる」

自分は駆け付けただけで
止める事も、救う事も、きっと出来ていないから。


「どっちも、何とかしたくて、
 でも……ナツメ、さん、が……そうするなら
 ぼくは、………ヒメノを……。」
(42) 2022/03/01(Tue) 20:37:55

【人】 剣道 ツルギ

>>33 >>34 カイ

してどうなるんだ。
…そんな正直な感想と、もう一つ違う感想を君の呟きに持った。

「…ヒメノは望まないだろ。………多分。」

彼女は常にアイドルとしていようとしていたから。
きっとこの、ただ生きたくて抗う自分ヒメノ≠ヘ見られたくないんじゃないか。
本当の気持ちなんてわからないから、ただの予想。

そして、君が立ち去るのを黙って見送った。
(43) 2022/03/01(Tue) 20:39:00

【人】 剣道 ツルギ

>>43

一人きりになった店内で、青年はもう少し続きを見た。
恥も外聞もなく生を求めて、悔しそうに爪を噛む少女。その姿を見て思うことは。


「………また会えるかな。」


今の君となら、たくさん話せるだろうなあ。
もし生きてまた会えたら、話したいことも聞きたいこともたくさんある。
まあ、機会があればって感じ。
その程度だけど、その程度には思えるようになったんだ。たった今、ね。
(44) 2022/03/01(Tue) 20:40:10

【人】 規律 ユス

>>薬局

「分かった。ストレッチャー2台出すか。ああいや、エノさんは車椅子のほうがいいだろうか。傷の詳細がわからないが、とりあえずどちらも出そう。

 アクタがヒメノを運ぶなら俺はナツメを手伝う。
 ……コタ、暇か? 時間があるならせめてアクタがヒメノを運ぶまで付き添ってほしい。

 ただどちらにせよ乗せるまでは俺一人だと厳しい。乗せるところまででいいから、手伝えそうなら手伝ってもらえないか?」

 自分の今の身体能力や状況を鑑みながら淡々と答えていく。その間にも手帳型の端末に必要な物の名前を書き込んで呼び出した。ストレッチャーは何度か世話になったことがある。呼ぶのも容易だった。

 そう言って、青年は手伝うままに手伝うだろう。あいも変わらず無愛想に、無機質に。
 生きていても死んでいても、青年の心は何も動かない。
(45) 2022/03/01(Tue) 20:46:17
ユスは、ストレッチャー2台と車椅子を出した。それからタオルも。
(a79) 2022/03/01(Tue) 20:46:37

ユスは、タオルをアクタに渡す。渡すというより最早投げつけるのほうが正しい。
(a80) 2022/03/01(Tue) 20:47:02

【人】 規律 ユス

>>薬局

「アクタ。泣くなら一度落ち着くまで泣いておけ」

 タオルを投げながら言った。

「泣きながら運んで躓いて、今度は怪我したお前を手当てして運ぶことになった結果合議に遅れるなどになったら俺が困る」

 それ以外に理由はなかった。気遣いすらもない。
 この青年は青年の為にしか動けない。
 それだけだ。
(46) 2022/03/01(Tue) 20:49:20
アクタは、タオルを投げられて、力無く受け取った。
(a81) 2022/03/01(Tue) 20:49:49

ユメスケは、色芽木お兄さんは座っているのもキツいだろうからと、ストレッチャーに乗せることを勧めた。
(t40) 2022/03/01(Tue) 20:49:52

アクタは、「背中と、からだじゅう切られたみたいな傷が……」
(a82) 2022/03/01(Tue) 20:51:28

【人】 美術 エノ

>>薬局

あまり多くを語れないし。
あまり回りも見えない。
音だけで何かを判断するしかない。
女性の声が聞こえた。

「………あぁ…………」
「………オレンジジュース、ありがとう………。」


そう言えば伝えてなかったな。
伝えに行くつもりだったんだけど、と。
どうでもいい事ばかりが浮かんで。

「……ごめ………しゃべるの、きついな………」
「……適当にしといて…………」


意識を失わないようにだけ、手を尽くす。
今できるのは、それくらいだった。
(47) 2022/03/01(Tue) 20:51:58

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

力無く頷いて、タオルに顔を埋めて、
……名残惜しそうにエノを見つめて。


それから、ヒメノに再び近付くまで
暫く時間を掛けるだろう。

合議には、きっと遅刻する。
(48) 2022/03/01(Tue) 20:54:18