人狼物語 三日月国


237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ

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視点:


瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a1) 2024/01/01(Mon) 10:43:14

【人】 瀬戸 海瑠

[―――ベッドでもう一度愛し合った後だろうか、
それともその時はぐっすり眠ってしまって、
朝になっただろうか。
いずれにせよ、クリスマスに変わりないので、
用意していた贈り物を彼に渡す事にしよう]
    

  翡翠さんに、
  クリスマスプレゼント、です。


[そう微笑みながら、
両手に乗るくらいの小さな包みを差し出す。
開けてみてくださいって促して、
布の袋を開けてくれれば、銀色のタイピンが目に入るだろう。
アンティーク調のシンプルな造りに見えて、
ひとかけら、青い石が埋め込まれている。
それはきれいな丸でもなければ四角でもなく、
不思議なかたちをした石だった]
(0) 2024/01/04(Thu) 21:46:32

【人】 瀬戸 海瑠

[彼が手に持ってくれれば、
そっとその手を両手で包んで、
彼の胸元へタイピンを宛てる]


  貴方の海瑠が、
  ずっとここにいます様に、って。


[そんな想いを込めて、作ってもらった。

彼と次に逢う時、いつも左耳にしていた青薔薇のイヤリングを着けていけば、気付くだろうか。
その花びらのひとつを外して、そこに埋めたって事。

ともあれ、喜んでくれれば、それ以上の事はない。*]
(1) 2024/01/04(Thu) 21:46:37

【人】 瀬戸 海瑠

― 今日の始まりの時のこと ―

[楽しくて嬉しくて幸せな、あのクリスマスから数日。
今回も帰省しない組と戯れれる時間は少しあったか……
いずれにせよ年末も年末という日に我が家に帰り、
のんびりとお正月を過ごして、そして、
自分の誕生日になる数分前。
学生寮の机にきれいな翠色のスマホを置いて、
その前に姿勢を正して座っている。

約束した訳じゃないけど、
何かしらアクションがあると嬉しい、と
浅ましい期待を胸にそうしていた]


  ―――もしもしっ!?


[スマホの画面が0時を示した時、
それが震えて、弾かれた様に手に取る。
耳に当てたスマホから聴こえてくるのは、
思い描いていた声で。>>L0]
(23) 2024/01/05(Fri) 23:19:43

【人】 瀬戸 海瑠



  ありがとう、ございます。


[自分も過去彼に同じ様にしていた事は頭になくて、
0時ぴったりにかけてくれるなんて、と嬉しくて声が震える。

彼の声に、はい、はいと頷く。
ルームメイトは気を利かせたのか、数分前から少し外に出ていたから、自分は存分に締まりのない顔をしていた。
だからビデオモードにされなくて、よかったと思うだろう]
(24) 2024/01/05(Fri) 23:19:52

【人】 瀬戸 海瑠

[少しだけ話に花を咲かせた後に、
彼からひとつスタンプが送られてくる。>>L1
かわいい……ってしばし眺める。

戻って来たルームメイトに
「まわりにお花が飛んでるね」って揶揄われるくらい、
浮かれた気分はなかなか鎮まってくれなかった。

ベッドに寝転んでもさっきの通話が耳と頭に焼き付いて……すぐに寝付けなくて。ふう、とため息をつく。
それを聞きつけたルームメイトが、とっておきの「面白くない話」を聞かせてあげようと布団から顔を出す。
なにそれ、って最初は笑っていたけれど、
聞いていたらいつの間にか眠りに落ちていた。

彼も同じ様に眠れない夜を過ごしている>>L2とは、
きっと知る由もなかっただろうけれど、]


  翡翠さん、 ぁ……


[朝、彼の姿>>4を見付けて、
去年プレゼントしたネクタイがそこにある事に気付けば、嬉しそうに目を細めた。それだけで本当に嬉しかったのに。
これ以上の事があるなんて、
この時は想像すらしていなかった。**]
(25) 2024/01/05(Fri) 23:20:27

【人】 瀬戸 海瑠

[彼の乗って来た車も見慣れないもので、
今日は何か事情があって違う車なのかと思ったら、
買い換えたとの事。
前の車もかっこいいなと思っていたけれど、
この車に乗って仕事に行く彼や、一緒に乗り込む自分の姿を想像して、車内を見回したりした。

カラオケ、と聞くと尻込みしたが、
この面子>>4の中に名前を連ねてもらったのは嬉しかった。

冬の海を見ては夏の思い出を語り>>5
寒空の下で並んで待って、神様の前で目を閉じる。>>6
この地は初めて訪れただろうけれど、水の神様へ、彼を護って下さっている事へのお礼を心の中で捧げて。

一緒におみくじを引いて>>7
温かい気持ちで笑い合って、
お揃いのお土産も買う。>>8
こういうお土産物やお揃いが好きなので、
嬉しそうに鞄につける。
彼からもらったあのキーホルダーの隣に。

屋台の誘惑を振り切って、水族館へ向かう。

特別ラッコに詳しかった訳ではないが、
ラッコに関する記事を目にしてここに来る事を決めたし、事前情報もばっちりなので、「楽しみですね」ってパンフレット片手に笑った]
(26) 2024/01/06(Sat) 21:52:59

【人】 瀬戸 海瑠

[予想以上に大賑わいな水槽の前で、感嘆の声を漏らした。
ラッコ……なんてかわいいんだろう……
彼も同じ様に感心して>>9
知っている知識でちょっと解説したりして。

こちらはスマホを構えるのも忘れて見入ってしまったので、
後で彼が撮った写真や動画を見せてもらっただろう。
彼はラッコの事を「あざと可愛い」と言ったが、
それは何だか翡翠さんにも当てはまる気がして……
帰り際に立ち寄ったショップで等身大のぬいぐるみを
じっと見つめてしまって、買ってもらったりした。>>12

その前にレストランに入って
「海沿いって海の幸多いイメージです」なんて経験を語りながら同じメニューを頼んだり>>10
イルカショーで手を掴まれてぎょっとしたり、
でもイルカや沢山の人にお祝いをしてもらって>>11
最後は笑顔で戻って来たり。

ショップで買ってもらったリボンつきのラッコを抱えて車まで戻る際、色んな人からちらちら見られたけど、そんなの気にならないくらい嬉しくてずっと口元を緩ませていた]
(27) 2024/01/06(Sat) 21:53:38

【人】 瀬戸 海瑠

[楽しい時間はあっという間で、
水族館を出る頃には日が暮れていて、
車は次の目的地へ向かう。>>13

やがておしゃれな建物が見えて来て、
わぁ、と口が勝手に開いた。
低めのヒールを履いて来たので履き替えるという事はなかったけれど、上着を着替えた彼>>14に、ぱちりと目を瞬いた]


  ……嬉しい、です。
  お似合いです、翡翠さん。


[今自分が片耳に着けているイヤリングの
花びらの一枚を分けたタイピン。
彼の胸の傍にいてくれる事を嬉しく思って、顔を綻ばせた]
(28) 2024/01/06(Sat) 21:53:41

【人】 瀬戸 海瑠

[胸元や袖に白いフリルがあしらわれた黒のワンピースの裾を翻しながら、店内に足を踏み入れる。
おしゃれだけど、威圧的な雰囲気はない。
流石翡翠さんの選んだお店だな、と
感心しながら席に着いて、
シャンパンで乾杯した。
勿論自分もアルコールの入っていないもので]


  ありがとうございます……


[一日かけてこんなにたくさんお祝いされて、
少し恐縮してしまう様な気持ち。
嬉しくて幸せだけど、いいのかなって思うのは最早気質で、
なかなか変えられないと思うけれど、
それに見合うくらいの人間になりたい、と
仄かに芽生える今年の抱負。

素敵なのはコース料理だけじゃなくて
デザートもかわいくて美しくて、
細かい文字も書かれたプレートまであって、
頼んでくれたのであろう彼にもお礼を言う。

コーヒーを飲みながら、
もうおなかいっぱい、って緩んだ顔になってしまう]
(29) 2024/01/06(Sat) 21:53:47

【人】 瀬戸 海瑠



  勿論です……
  こんなにして頂いて……


[彼の問い>>15
「ありがとうございます」と続けようとして、
彼の次の問いに、え、って声が漏れる]


  ……そんな事言いましたっけ。


[そこまでは覚えてなくて、
口元に手をやりながら記憶を探る。
でも次に言った言葉は覚えがある。>>16
否、今も思っている事。

頷いた後に、彼も同じだと。
そう聞いた瞬間に、なぜだろう。
心臓が一際大きく脈打ったのは]
(30) 2024/01/06(Sat) 21:54:04

【人】 瀬戸 海瑠



  (―――……)


[不思議に騒ぎ出した胸。
瞬きの間に、彼の手に箱があらわれていた。

この空気で、彼が持つ物が何か、
わからないではなかったけれど、
何も考えられなかった。
彼の一挙一動に五感が集中して、
瞬きも忘れて彼の顔を見つめる。

その恋しい唇が、愛おしい声が紡ぐのは、
自分も願っていた契り]
(31) 2024/01/06(Sat) 21:54:06

【人】 瀬戸 海瑠



  もちろんです。

  不束者ですが、
  よろしくお願いしますね……
ずっと。


 
(32) 2024/01/06(Sat) 21:54:09

【人】 瀬戸 海瑠

[泣きそうなくらい嬉しいのに、自分はこの時、
涙の気配もないくらいきれいに笑っていただろう。
そんな笑顔で答えたら、
彼が緊張していた事にようやく気付いて、
それに、指輪のかたちもようやく認識する。
それくらいに、
彼の真摯な気持ちにしか意識が向いていなかった。

朝、幸せで堪らないと思っていたけれど、
今日はこんなに、幸せな事で溢れている。

彼に差し出した左手に指輪を嵌めてもらって、
それを引き寄せて改めて指輪を見ようとしたら、
店内の曲の雰囲気がガラッと、そして大きなものに変わる。

お祝いされている、と気付いたのは、
「ご結婚おめでとうございます!」と言われてから。
えっえっと戸惑いながらまわりを見渡して、
拍手に包まれる中で彼と目線が合って、
一緒に皆さんにお礼を述べる。>>17

自分はそれだけで精一杯だったけれど、
そんな事を言える彼>>18は、やっぱり大人だな、と
尊敬のまなざしで見つめた]
(33) 2024/01/06(Sat) 21:54:14

【人】 瀬戸 海瑠

[冷めやらぬ熱を身体に宿したまま花束まで貰って、
「え、これは翡翠さんが頼んだんですか?」って尋ねて
そうだと返ればありがとうございます……と照れながら花たちでちょっと顔を隠す。
すごいな、ドラマみたいだ……って
これまでの事を思い返す。
すごかったねって笑う彼>>19に、ふふっと笑う]


  幸せです、本当に……


[お店のサプライズもすごかったですけど、
翡翠さんが結婚しようって言ってくれたのが
本当に幸せだ、と。

彼の頭をそっと撫でて、
またここに来る約束もしてから、
最後の目的地へ向かう。

車が止まれば、
今日本当に沢山運転をしてくれる事に
お礼と労いの言葉をかけて]
(34) 2024/01/06(Sat) 21:54:18

【人】 瀬戸 海瑠

[星空を見上げて、
故郷や露天風呂の事を思い出し、
彼と一緒に夜景を見て、
クリスマス前のデートを思い出す。
色んな思い出を抱えて、
彼と身を寄せ合い……>>20
「人がいなくても恥ずかしいです……」と
ちょっと遠慮気味にしたりして。
館内で発情していた人間が何を言うのかと言う感じだが。


でも「寒い」と言う彼>>21には頷いて、
そっと身体を抱きしめ返す。
彼の背で薬指の指輪が擦れて、ちょっと擽ったい]
(35) 2024/01/06(Sat) 21:54:22

【人】 瀬戸 海瑠



  ―――……、


[またおめでとうって言ってくれる彼>>22に、
目を細める。ああ今更、目頭が熱い]
(36) 2024/01/06(Sat) 21:54:25

【人】 瀬戸 海瑠

[卒業の前の日から日付が変わる頃まで、
幼馴染の芽衣と電話で話をしていた。
ルームメイトも通話中だったから、
部屋の中で気兼ねなく。

「もう卒業だね、おめでとう、北神さんちにすぐに行ってもいい?」と愛らしい声で尋ねる彼女に、]


  だめ。
  ……しばらくは、二人でいたいから……

  落ち着いたら招待するから。


[なんて惚気を聞かせてしまいながら、
ルームメイトと殆ど同じ時間に通話を終わらせた。
彼女とも今日でお別れだ。
少し淋しいけど、遅くなりすぎない程度に少しお喋りをして、どちらともなく眠りについた]
(53) 2024/01/07(Sun) 21:00:16

【人】 瀬戸 海瑠

[実に多くの事を学んだ三年間だった。
一年前は鞭の様なもので魔を縛る、又は祓う事しかできなかったけれど、今はそれを剣の様に扱う、紛うことなき近接武器の使い手として、実力を認められた。
北神家に恥じない人間になれたとは思ったけど……
ここからがスタートだという気持ちで身が引き締まる。

学び舎を後にする卒業式は初心に返る様な気持ちで、
袴ではなく、男性の着る様なスーツで臨んだ。
別にサービスとかじゃなかったけど……
たくさん女の子に囲まれたりして。

お待たせしました、って彼の前>>41に立って笑ったら、
流石に女の子たちは散っていったかな]
(54) 2024/01/07(Sun) 21:00:57

【人】 瀬戸 海瑠

[彼から手渡された青薔薇の花束……>>43
流石にすぐに数えられる数ではなくて、
きっと、家に着いてふとその本数を数え、それから意味を調べて胸がいっぱいになるんだろう。

バレンタインに渡したチョコレートのお礼も返ってきて、ああ、両手がいっぱいで、抱えられない。
ふふ、と幸せそうに笑う私は、
こんな格好でもちゃんと貴方の婚約者らしいかな。

───でも、
貴方の腕を引いたのは>>46
そんな事が気になった訳じゃないんです。

単に、同じ家に帰れて、
またお茶をいれてもらって、嬉しくて……
それだけ]
(55) 2024/01/07(Sun) 21:02:24

【人】 北神 海瑠

[──そして披露宴の少し前。>>52
真っ白なドレスを着て……
あの夏の日以来かな?お姫様だっこをされて、しかも「へーき」だって……人前だというのに、瞳がハートになってしまうくらいときめいてしまった。

もう、本当にずるい人だ……
恥ずかしくて、彼にしがみついて顔を伏せる。

彼が声を掛けてくれたら、
顔を上げようかな、それで、]


  翡翠さん。
  幸せにします。


[って、自信と慈愛に満ちた赤い瞳で、
死ぬまで……否、死んでも変わらない気持ちを、
彼の瞳に誓いたい。**]
(56) 2024/01/07(Sun) 21:11:35
北神 海瑠は、メモを貼った。
(a3) 2024/01/07(Sun) 23:23:39

 




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