人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【墓】 アイドル ヒメノ

「は………?」

突然手の甲に滲む様に現れた×の字に表情が凍り付いた。

「な……なにこれ、なにこれ
なにこれ
なにこれ……!!!


×のついた手の甲を掻きむしった。
血の気が引いていく。

おかしいでしょ!誰?!こんなことしたの!!!!!!

 
ヒメノアイドルだよ!?!??!
(+5) 2022/02/27(Sun) 11:58:57

【墓】 アイドル ヒメノ

「こんなのおかしいじゃない!!!ヒメノは絶対生きるの!!!!
 此処にいる誰より生きていい人間でしょ!!!!!
 こんな印っ!!!!!〜〜っ!!!」

周りに誰かがいることも厭わずに金切声をあげながら手の甲を悪趣味なデコレーションのネイルで引っかき続ける。
人差し指のネイルが剥がれて飛んでもお構いなしだ。
その顔はいつものアイドルらしい可愛い笑顔とは対照的に夜叉のように歪んでいる。

「投票に自分で入れてた女!!!!アイツにしなさいよ!!!
 偽善者ぶりやがって!!!!自分に入れてんならアイツでいいでしょぉ!!!!!?!?!?」


髪を振り乱しながらカフェのテーブルをピンクのリボンのついたパンプスで蹴り倒した。
(+6) 2022/02/27(Sun) 12:09:39

【墓】 アイドル ヒメノ

「ハー……ハー……」

ひとしきり暴れて、カフェは見るも無残な状態になってしまった。
暴れても暴れても気が収まらない。
ヒメノを見ない奴も偽善者もなんでもない顔をして難を逃れたやつらもヒメノに印をつけたやつもみんな嫌い。
足元に散らばるカトラリーに視線を落とした。
そしてすぐ視線をキッチンの方へ向けた。

カツカツとヒールを鳴らしてそちらへ向かうとキッチンを漁り、包丁を手にした。

「この、……印さえ……
 
この印さえなければ――!!!


自分の手の甲に勢いよく包丁を突き立てた。

「──〜!!!!!」
(+7) 2022/02/27(Sun) 14:05:30

【墓】 アイドル ヒメノ

「うっ、う……痛い……いたいよ……」

その場に蹲り手を抑えた。

「どうして…ヒメノがこんな目にあわないといけないの……なんで……なんでぇ……」

静まり返るカフェに女の嗚咽だけが響いていた。
(+8) 2022/02/27(Sun) 14:07:45

【墓】 アイドル ヒメノ

>>+10 カミクズ
「ひっく………っ、……」

ぐしゃぐしゃに泣きはらした目で自分と同じように体のどこかに×がついているであろう相手の顔を見上げる。

「キミは……随分落ち着いてるね……。
 そりゃそうだよね、別に生きるのに執着してないもんね、キミは……」

鼻をすすりながら少しむくれた様子だ。
希望通りに×をつけられた人と自分は違う。
(+11) 2022/02/27(Sun) 14:37:35

【墓】 アイドル ヒメノ

>>+12 カミクズ

「………」

すねた様子で睨みつけた後、差し出されたハンカチを受け取った。

「ほんとに応援してるならキミが死んじゃってよ」

メイクの崩れを気にして目元をぬぐいつつも駄々をこねた子供のように理不尽に相手をなじった。

「偽善者なんて嫌い……」
(+13) 2022/02/27(Sun) 15:46:05

【墓】 アイドル ヒメノ

>>+14 カミクズ

「命が軽くなる……?ハハっ☆彡なにそれw
 命に軽いも重いもないでしょw
 生きてるか死んでるか……それだけだよ♪」

ゆらりと立ち上がる。

「キミがここで誰かのために自己犠牲で死ぬのが偽善なら、何が善なの?
 命が軽くなるなんて詭弁だよ……誰なの?そんなくだらないこと言った人♡
 キミが死んでくれてヒメノが生きられる可能性があがるならそれは善でしかないでしょ?」

ため息をついた。

「そんなこと言ってる奴に限って何もしないし何もできないんだよ……
 ただ自分がかかわった人が死ぬのが見たくないだけなんでしょ?」

手に持っていた包丁を貴方に差し出す。

「誰のためとかヒメノにはどうでもいいの
 どうせ死ぬなら今死んでよ」

いつもの作り笑顔も何もない、無表情で貴方を見つめる。
(+15) 2022/02/27(Sun) 18:20:41

【墓】 アイドル ヒメノ

>>+16 カミクズ

「……そっか、確かにそうかも……ヒメノが間違ってた」

しょんぼりとして差し出した包丁をひっこめた。

「そうだよね……ヒメノも、その人たちと一緒だったのかも……
 生き残りたいなら……」
(+17) 2022/02/27(Sun) 19:33:11

【墓】 アイドル ヒメノ

「──ちゃんと努力、しないとね」


包丁を握り直し、貴方の首筋めがけて迷いなく包丁を振り下ろした。
(+18) 2022/02/27(Sun) 19:33:47

【墓】 アイドル ヒメノ

>>+20 カミクズ

「っ……!!」

人を襲ったことなんてもちろんない女の手は簡単にひねり上げられた。

「っ――ぁっ!!」

痛みに凶器を落とし、突き飛ばされてしまえば転がったテーブルに体を打ち付けて床へ伏す。
男が去っていく背中を睨みつけながら見送った。
(+21) 2022/02/27(Sun) 20:40:53

【墓】 アイドル ヒメノ


───……

どれほどその場に伏していたのか、
痛みにようやく慣れてきたころ、ゆっくりと体を起こした。

「……アイツ、死んでもいいって言ってたくせに……っ
 むかつく……」

ピンクのリボンに飾られた親指の爪をギリギリと噛む。
すぐに追いかけて殺してやりたいが、また正面から切りかかっても同じようにいなされてしまうだけだろう。
(+22) 2022/02/27(Sun) 20:58:56

【墓】 アイドル ヒメノ

>>6 エノ

カフェから出てふらふらと彷徨い歩く。
見慣れぬ建物に人影を発見してそちらへ向かっていく。

「………」

薬局の中で一人、此方に背を向けている男へ気配を殺し近づいていくと問答無用で切りかかった。
(+24) 2022/02/28(Mon) 16:01:30

【墓】 アイドル ヒメノ

>>7 エノ
「あは……
あはははは!!!

 最初からこうしたらよかったんだ☆彡」

貴方の背に突き刺さった包丁を、よいしょ♪と可愛い掛け声とともに引き抜く。

「わ!も〜!!これお気にのパンプスだったのにぃ〜><」

抜いた傷口からあふれる血を踏んでしまい、露骨に嫌な顔をしながら、貴方の服でつま先をぬぐう。

「あ〜ごめんね♡ キミとは話したことなかったけど〜ヒメノが生き残るためにはこうするしかないみたいなの☆彡
 だからごめんね〜〜死んじゃって?♡」

10分遅刻ぐらいのテンションで謝った。
(+25) 2022/02/28(Mon) 18:09:18

【墓】 アイドル ヒメノ

>>9 エノ
「なんでって……変な事きくね☆彡
 死にたくないからに決まってるじゃない♪
 キミは@で臓器提供オッケーなんだから、別に死んだっていいんでしょ?」

プルプルの唇に人差し指をあてて、小首をかしげた。

「ヒメノはBなのに、印付けられちゃたんだよ?こんなのおかし――
……!!!
(+26) 2022/02/28(Mon) 18:48:31

【墓】 アイドル ヒメノ

>>薬局

「はぁ……、はぁ……、……」

もう力が入らないのか、ぐったりとした様子で視線だけを入口へ向けた。

「キミ……は……」

約束という名の取引をした"可愛い子"
印がついた時点であんな口約束に意味はなくなってしまったけれど。
(+27) 2022/03/01(Tue) 0:03:33

【墓】 アイドル ヒメノ

>>薬局

「…………」

あくまで"日常"を貫こうとする彼に内心呆れるも、惨めで汚い自分をみて罵られることも覚悟していたため少しほっとした様子だ。

けれど、立てるかと伸ばされた手を取ることはできなかった。
銃弾を受けた胸と切り付けられた脚からの出血が止まらない。

(寒い……)

荒かった呼吸はだんだん薄くなっている。
(+28) 2022/03/01(Tue) 1:45:10

【墓】 アイドル ヒメノ

>>薬局
「変、なの……他の人、が死んだら…キミは……生き残れる可能性…上がるのに……バカ…だね…」

だらりと力無い身体が毛布へ寝かされて、朦朧としながら彼を見る

「私…、生きた…かった………生きたかったの……」


振り絞るようなか細い声で紡がれるのは願いか言い訳か。

銃弾の傷は素人の応急処置で何とかなる代物ではない
(+29) 2022/03/01(Tue) 11:02:13

【墓】 アイドル ヒメノ

>>薬局

皆、ずるいよ。
本当は皆死にたくないくせに。
偽善的な綺麗事言って決断は人任せで。
何で一番に死にたくないヒメノが一番に死ななきゃいけないの?

「……死にたく、ない……」


手を伸ばした。
助けてほしくて苦しくて。

「——…」


声にならない言葉を零し、その手はやがて地面へと落ちる

普通にも特別にもなれなかった愚かな女の鼓動は途絶えた。
(+30) 2022/03/01(Tue) 17:09:28