人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a4) 2022/07/21(Thu) 9:20:39

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a5) 2022/07/21(Thu) 9:25:54

【人】 生物学者 アマノ

【時の止まった宇宙船で】

[チャンドラとアンテナの静かな生活──と言うと語弊はあるな、2人の間で会話はあったし、実際、成立もしていたのだから──が始まった。

最初こそ、眠る皆は船内のあちこちで元気に活動していた。

デッキを訪れるもの、栄養的効果は見込めないだろうに食事を摂るもの。
会えばぽつぽつと会話もして。

サダルの姿は見えないことが多かったけれど、彼は彼で僕の居場所はここだとばかりに、カウンセラールームに詰めているようだった。

でも、段々、意識が曖昧になる日が多くなっていった、ように思う。
気がつくと半日経っていたり、どころか数日経っていたり。

あの、"最後の1人"が決まったその日、俺のベッドでラサルハグが「眠い」と言いつつ寝こけていた、あんな感じになることが増えていた。

それは多分、個人差も多分にあって。

たとえば、俺の見たダビーはいつでも背筋を伸ばしている風で──本人の状態はどうあれ、端からは──眠そうにしている様など、微塵も感じられなかったのだけど。]
(23) 2022/07/21(Thu) 10:46:48

【人】 生物学者 アマノ


────おはよう。ラサルハグ。

…………、ん

["おはようのキス"は、するようになった。
というか、された。

俺から唇を寄せるようになるまでは(28)10n30くらいの回数が必要で、でもおずおずと自分からしてみたら、あんまりにも奴が嬉しそうに笑ったものだから、それからは、まあ、割と、自分なりに、頑張っている。

"おやすみのキス"については、前触れなく寝落ちるように意識が飛ぶことが多いから、成功率は限りなく低いのだけれど。

チャンドラがいつまで元気で頑張っていてくれるかという懸念は常にあれど、船内はまあまあ穏やかに回っていた────のだと、思う。]
(24) 2022/07/21(Thu) 10:47:25

【人】 生物学者 アマノ

────そうか。
まあ、大体、知ってたけど。
(25) 2022/07/21(Thu) 10:47:43

【人】 生物学者 アマノ


[そんな穏やかな日々に突然落とされた爆弾。

ラサルハグにとってはちょっとした"雑談"だったのかもしれない。
俺にとっては水素爆弾くらいの衝撃だったけどな。

何を思ったか、奴の"経験遍歴"を蕩々と語られた。
自慢の色を乗せるでもなし、懺悔のような申し訳なさもなし、ただただ、淡々と。

年下の女相手に、年上の男相手に、こんなことした、とか、あんなことした、とか。

俺は興味のない風に無表情で返すのがやっとで────その夜は、滅茶苦茶荒れた。

今度こそラサルハグにも見つからないだろうキッチンの隅、棚の影。酔えもしない酒を煽りまくって密かに泣いた。

何なんだよ、俺にあんなこと告げて、俺にどうしろって言うんだよ。

馬鹿ラサルハグ。くそ馬鹿ラサルハグ。
やっぱいっぺん死んでこい。]
(26) 2022/07/21(Thu) 10:48:45

【人】 生物学者 アマノ


[────で。このまま黙ってるのも俺の性じゃないもんで、翌日の俺は怒りに駆られるまま、"相談"に赴いた。

そんなの出来る相手なんて、本当に少ししか居ない──チャンドラも数少ない1人だというのに彼女には話しかけることすら出来ない──んだ。]

バーナード。
男同士の性行為のやり方、教えろ。

[ドン引きされようが知ったことか。教えろ全て。
ついでに"口でする"ってやり方も教えやがれ。何をどうすりゃいいんだ。畜生。

あと、キスの時って、いつ息すればいいんだ。
こっちは毎度窒息死しそうになるのにラサルハグはそうでもなさそうなのは何でなんだ。

バーナードが教えてくれないなら、その足でサダルの所へも行くまでだ。**]
(27) 2022/07/21(Thu) 10:50:23

【人】 生物学者 アマノ

>>29

[まあ、普通は、キスとハグだけの段階からここまで一足飛びには進まないものだろうと思う。
でも俺、"普通"は知らないし。

つーか、過程はともかく行為自体は"普通"のこと、なんだろう?
お前がそうやってわざわざ俺に報告してきたくらいだ。

なら、俺にだって、出来ない筈、無い。]

ラサルハグ。するぞ。セックス。

[培養データの数値を読み上げるぶっきらぼうさで告げる俺を前に、奴がどんな顔になっていたかはいまいち記憶にない。

尊大に告げはしたものの、こっちの心臓はやかましく鳴りっぱなし(チャンドラが数値を見ていたら小さな悲鳴を挙げていたかもしれないくらいには)だし、手の震えが奴にバレそうだし、唇は乾くばかりで喉はヒリつくし、1mgの余裕だってありはしない。]
(32) 2022/07/21(Thu) 11:43:09

【人】 生物学者 アマノ


脱げ。してやる、から。

[端的に告げ、奴の下肢に手を伸ばす。

は?前戯とか?そんなのは知らん。

ラサルハグはそこまで微細に渡って俺に告げてきたわけじゃないし、俺は、奴から聞いた行為を俺とのことで上書きしたかっただけ。

この時の笑顔ばかりは見惚れなかった、"無理にしなくていい"と笑った奴のあの顔 >>31 が無性に気に障った。

できるよ。してみせるよ。畜生。

とりあえず口で勃たせて突っ込めば、それがセックスなんだろ。

俺は気付いちゃいなかったが、この時の俺は超弩級クラスの無理をしていて。

せっかく貰った助言はほとんど機能してはいなかった。]
(33) 2022/07/21(Thu) 11:43:41

【人】 生物学者 アマノ


[したこともない行為をのろのろもたもたと覚束ない風に進めようとしている俺に、奴が問うて来たんだったかな。"本でも読んだのか"的な事を。]

いや……、聞いた。

[誰にと重ねて問われたから、なんでくだらない事を聞きたいんだと、俺は片眉を上げながら舌を伸ばそうとしていたそこからちらりと視線を上げて奴の顔を見上げたんだけど────目にしたのは、あんまり見たことのない表情の、ラサルハグの顔だった。*]
(34) 2022/07/21(Thu) 11:44:51

【人】 生物学者 アマノ

>>39

……な、んでだよ!!

てめえがヤリたいんじゃないのかよ!

あんなことした、こんなことした、って、わざわざ俺に言ってきてよ!
(40) 2022/07/21(Thu) 12:12:03

【人】 生物学者 アマノ


[怒る俺は嫌だって、こいつが言うから、いつもは我慢していたんだ。イラつくことがあっても、努めて冷静な言葉を返そうと、努力して。

なのに、つい、本気の罵声が出てしまった。

なんで、こいつ、こんな泣きそうな顔になってんだよ。

前にやってた相手とは、そんな風じゃなかったんだろ?
楽しくて、気持ち良い行為だからこそ、ヤッてたんだろうが。

俺じゃ、そんな気分にならないってか?

確かに俺は、そういうこと、全然、全く知らないけど。
誰とも経験ないけど。
でも、相手がお前なら────って。]

な、んでだよ…………。

俺とは、そんなに、したくないってことか……?
(42) 2022/07/21(Thu) 12:13:56

【人】 生物学者 アマノ


[ラハルサグの左足や腰を抑えるようにしていた体勢から、のろのろを身を起こす。

気がつくと、両の手は緊張で震えっぱなしで、白く強張るほどになっていた手指を、ぎゅ、と握り締めた。]

────なら、なんで、俺の知らない奴の話とか、するんだよ……。

知りたく、なかった。

[手に入らないものと思っていた。
最初から諦めていた。

だけど、貰えるとなったら、浅ましい俺はお前の全部が欲しくなって、このままじゃあ、独占欲おばけだ。
過去まで欲しいとか、馬鹿は俺だ。]

ごめん。
もう、しない。

[なんならキスだって、俺がされたかっただけなのかもしれないし。*]
(44) 2022/07/21(Thu) 12:20:01

【人】 生物学者 アマノ

【バーナード君ありがとうの巻】

[は?日がな一日ミドリムシの端のうねうねばかりを観察しているような男が、ワオキツネザルの生殖行動について詳しかったりするわけないだろう。お前馬鹿か。

バーナードの心の声が聞こえてたら憮然として言い放っていたところだけれど、あいにくその機会は訪れない。そも、相談に乗ってくれている恩人に向かって馬鹿は無い。さすがに無い。]

────そうなのか?

[初耳だった。
バーナードが、"子供残したりしないように"という理屈で、そんな措置まで施されているとは。

多分、バーナード的には公言したいプライバシーではなかったろうに、そこまで言いつつ、でも、知り得る範囲の事を教えてくれた。

本当に、本当に良い奴だ。
なんで俺は、バーナードじゃなくあんな奴くそ馬鹿が好きで仕方ないのか、俺にだってよくわからない。]
(49) 2022/07/21(Thu) 12:52:44

【人】 生物学者 アマノ


[それから2人の密談は、誰にも──特に女性陣には──見せられるものではなかった。

真面目くさった顔で、"こう、ここを、"と、宙空に幻の"棒的な何か"を見立てて指や口を動かす様は、相当に酷い光景だったろうと思うから。

舐めるのはどっち側から良いとか、口に入れてどうするかとか、知らん。とにかく知らん。
そも、俺もそういう欲は相当に薄い方らしいと、今回改めて、自覚したばかり。

え、商売女は初めて出会った男のそれをそうやって口にしたりするのか?……と知った俺は、想像の遙か彼方にあるその行為に卒倒しそうになった。

ラサルハグのだって、ラサルハグのだから、ギリなんとか頑張れそうと思う限界の線なのに────世の"普通"は、俺とは乖離しすぎていた。

何も知らなかった俺は、"男だと、一箇所しかない"の言葉にも、初めて、そういうことなのか!?と驚愕して、なんなら二度見どころか二度聞きしてしまったわけだけど。*]
(50) 2022/07/21(Thu) 12:55:26

【人】 生物学者 アマノ

>>45

[何がどう違うのか、わからない。

言ったじゃないか、ラサルハグ。
"無理にしなくていい"って。

無理じゃなかったら、していいんだろ?
俺が苦手じゃなかったら、したいんだろ?

俺は別に、お前なら。お前だったら。
それだけ、だったのに。

性欲処理なのか、異なるものなのか、その違いすら、俺には全然、わからないのに。]
(52) 2022/07/21(Thu) 13:25:57

【人】 生物学者 アマノ


………………っ。

[待て、とも言えず。

来る時は勝手に来るが、出て行くときは2人の時が多い、俺の部屋のドア。

精神体の今は、聞き慣れたシュン、というドア開閉の音も無いまま、奴はドア向こうに消えて行く。]

────────くそ……っ。

[好き合ってると思った……はずだった。

なのに、ともするとこういう諍いが起こる。
俺の言葉は、大抵、奴を傷つける。

常には機関士長らしい凜としたところのある奴が、悲しいように、脅えたように瞳を揺らすのは、大抵──いや100%──俺が怒鳴りつけた時。]

言わなきゃ……良かったのかな……。

[好きだと告げなければ良かったんだろうか。好きと嫌いの2択。あそこで全力で嘘を吐き通せば良かったんだろうか。

でももう、今更そんな過去には戻れない。]
(53) 2022/07/21(Thu) 13:26:21

【人】 生物学者 アマノ


────…………バーナー、ド……。

[今はちょっと、見たくなかった顔。

ラサルハグの姿が消えた自室に居るのもつらくて、廊下に出た俺はどこへともなく足を向けていた。

でも、無意識で展望デッキは外していたんじゃないかな。
奴が居そうな気がしたから。

歩を進める毎に、床にぱたりと水滴が落ちる。

ああ、これ、俺、泣いてるのか、情けねえ……と気付いて、頬を乱暴に擦り上げたところで、俺の名を呼ぶ声がかかったのだった。

いつもはどこか長閑な光を揺らす人懐こい琥珀色の瞳が、軽く見開かれるのを認めると同時、俺は深く俯いた。]
(54) 2022/07/21(Thu) 13:27:40

【人】 生物学者 アマノ


止められて。
謝られた。

俺、ほんと、あいつの事、何もわかんねえ…………。

[本日2度目のお悩み相談。
バーナードにとって気不味いのは1度目、2度目、どちらだろうか。きっと両方だな。

ことラサルハグに関してだと感情の収拾が付かなくなる俺は、おろおろとした風に食堂の片隅へと連れてきてくれたバーナードが出したコーヒーを啜る。

ああ、旨いな。そうだ、俺のコーヒーサーバー、食堂に持ってきていたんだっけ。

精神体での飲食物摂取の仕組み(念じれば出るとか何とか)を理解していない俺は、ぼんやりとカップに視線を落としつつ、ありがとう、駄目だった、どうしよう、をごった煮にしてバーナードに伝える。]

"好き"……って…………くるしい。

[やっぱりこんな気持ち、要らなかった。思いを伝えるべきじゃなかった。

なのに俺は、それでもあいつのキスが忘れられないんだ。**]
(55) 2022/07/21(Thu) 13:28:44

【人】 生物学者 アマノ

>>56

["どんな状況"とか。知るか。
ラサルハグを筆頭に、他の奴にも会いたくない状況だったのに、のっこのこ歩いてくる奴が悪い。

それでも、涙が止まるまで付き合ってくれたことには、まあまあ感謝、してるけど。]

────…………別に。解決策とか求めてない。

そんなもの、どうせ無い。

[憮然と呟いた────んだけど。]
(66) 2022/07/21(Thu) 15:05:57

【人】 生物学者 アマノ


────────は?

[そのまま食堂の椅子に根を生やす気しか無かったのに、バーナードと来たら「本人に聞こう」とか言いつつ立ち上がるし、そのまま振り返りもせず歩き出すし。

俺はと言えば誘われたのか宣言なのかの区別も付かないまま、勢いで奴の後ろをついて歩くことになったのだけど、奴ときたらこの精神体での移動を存外楽しんでいるらしく、壁やドア丸無視であちこち覗いては、廊下を歩く俺の側に首だけにょ、と戻してきたりする。

正直、そこそこ気味悪い情景を何度か繰り返した後、壁から手だけが出てきて手招きされた。

つまり、「見つけた」ってことだ。「あそこにいる」って。]

────や……無理、だ。

[無理。無理だから。絶対無理。何と言われようと無理。

今のラサルハグに合わせる顔なんて、紙切れ1枚分だってありはしない。

俺は踵を返して逃げ出したのだった。行き先はカウンセリングルーム。**]
(67) 2022/07/21(Thu) 15:06:58
アマノは、カウンセリングルームかよwwww[すごいな選択肢]
(a11) 2022/07/21(Thu) 15:07:19

【人】 生物学者 アマノ

【カウンセリングルーム】

……や、さすがに、な。

[勢いで展望デッキから逃げ出したその足は記憶を辿ってしまったのか、気付けばカウンセリングルームの前。

サダルには、つい先刻、このうえなく濃厚なレクチャー(※個人の感想です)を受けた。

レポート云々と少し不思議な事を言われて >>-338 俺は素直に頷いて、教えを乞うた。

が、"初体験"には至っておらず、ゆえに報告できるものもなく、相談した結果サダルにまで「本人に聞こう」と言われたらこの世は地獄だ。いやサダルからは実際、以前にも言われている >>4:62 わけで。]

────────。

ない、な……………………ッ!?!?どわっ!

[つい、常の癖でドア脇の壁に凭れようとして、俺は盛大にコケた。そう、この身体では体重がかけられない >>-362 のを忘れていた。

上半身をカウンセリングルームに突っ込んで転がった無様な俺の視界の端、少しだけ驚いた風な表情のサダルが見えた。]
(68) 2022/07/21(Thu) 15:42:28

【人】 生物学者 アマノ


や…………進展は、まだ。

むしろ後退した。

いや、もう、駄目かもしれん…………。

[どうした?どうだった?くらいは問うてきてくれるサダルだったなら有り難い。

問われないなら、なんでもないと踵を返すだけ。
問うてくれたなら、ぽつぽつとそんな風に返しただろう。

加えて、何か飲むかと問われたら、素直に頷く俺という珍しいものも見る事ができたかもしれない。
たとえそれがカウンセラールーム名物水道水だったとしても、俺は俯きがちにそれを手にしてこくりと飲んだだろうから。]
(70) 2022/07/21(Thu) 15:44:22

【人】 生物学者 アマノ


思っていることを伝えたいとは、思っている。
努力もしている……つもりだ。

なのに全然、奴に届かない…………。

[こんな関係になる前の方が、むしろ互いに理解できていた。
たいした会話を交わさずとも、わかり合えていた気がした。

俺は怒鳴り散らすこともなかったし、奴が俺に脅える視線を向けることもなかった。

"本人に聞いて"みたところで、また苦しい思いをするだけとしか、思えなかった。**]
(71) 2022/07/21(Thu) 15:44:39

【人】 生物学者 アマノ

[言っておくが、"すぐに人に相談する体質" >>77 とか、これまでの俺だったら全くあり得ない事だった。

雑談が苦手なんだ、相談事なんて更に苦手だ。
そも、相手も居なかったし、記憶を辿れば、ラサルハグ相手に何かを相談した記憶も無い。

そこそこ長い付き合いだけれど、ラサルハグ相手には決めたことの報告のみして、「今、○○について悩んでいる」的な事は、多分ほとんど全く口にしたことは無かったと思う。

多分、切っ掛けは、それこそ、お前にキスされたこと。

予測不能の事態すぎて、何かを問おうにも、肝心のお前は既にコールドスリープされていた。

混乱するあまり、サダルに零したのは、仕方のない事だったじゃないかと言いたくもなる。

まあ、その後にチャンドラにもぶちまけた事は少し反省しているし、今日の俺も、まあまあ恥ずかしいことをした自覚はある────が。]
(85) 2022/07/21(Thu) 17:16:42

【人】 生物学者 アマノ


は?何、お前、……っちょ、


[まだサダルは言葉を紡いでいた。

有益だったか有益じゃなかったか、またこいつ難しいことを言い出したぞとか、俺は思っていたかもしれないけれど、でもまだ話は終わっていなかった。

なのに、ラサルハグは俺の手を引き、問答無用の勢いで部屋に叩き返された。

つーか、偉そうに連れて来てるが、ここ、俺の部屋だからな!?]
(86) 2022/07/21(Thu) 17:17:13

【人】 生物学者 アマノ


────…………何だよ。

俺、謝らないからな。

"アレ"は、もうしようとも思わないけど。

[決死の決意で臨んだら涙目で嫌がられるとか、さすがに傷つく。
俺がああいうのが苦手 >>31 なのは事実だし、無理したのも実際、そうだったし。]

いいよ。
もう、しようとは、思わないから。

お前は、ああいうの得意な奴と、すればいいよ。

[────俺、別にそのくらいで拗ねたりとかは、しないから。

だってお前、怒る俺は苦手なんだもんな?*]
(88) 2022/07/21(Thu) 17:18:52

【人】 生物学者 アマノ

>>87

["ひどい顔"と言われ、赤く染まった目縁を乱暴に擦る。

「出て行ったほうがいいか」と問われれば >>89、「好きにすればいい」としか返せない。

拗れに拗れた感情は、こいつ相手に本音を零したところでろくな事になりはしないと、幾重にも外側に合金を貼り付けているかのように凝り固まりつつあった。]
(92) 2022/07/21(Thu) 17:37:17

【人】 生物学者 アマノ


なんで……って。

お前が言ったからだ。
"そういうの苦手だから無理しなくていい"って。

苦手かどうか、知ってみなきゃわからんだろ。

俺はそういうこと、何も、知らないんだから。

[感情を切り捨てるように、放り投げるように呟いた。

他の"恋人"としていただろう事を、俺ともして欲しい。
俺はお前の"恋人"なんだろう?
俺だってお前と肌を重ねてみたいという気持ちはあるんだ。

────怖いけど。
踏み出そうと思った、のに。

そんな本音は、絶対に、出してなんてやらない。]
(93) 2022/07/21(Thu) 17:38:26

【人】 生物学者 アマノ


"アレ"?
セックスの事に、決まってる。

[もう口にしたくもない、とばかりに吐き捨てれば、"どういう意味だ"の言葉 >>91 と同時、急に周囲の空気が凍り付いたみたいな──いや、むしろ、燃え上がったような?──気が、した。]

────…………ッ。

[一瞬、肩が竦むように揺れてしまうけど、ぐ、と堪える。

目と鼻の奥がまた痛くなってきたけれど、こいつの前でもう涙を零したくなどなかった。
ひどい顔、らしいもんな。]
(94) 2022/07/21(Thu) 17:40:52

【人】 生物学者 アマノ


そのままの意味だ。
俺とは出来ないんだろう?だったら他の奴とすればいい。

俺はほとんどそういう欲が無いけど、あるのが"普通"なんだろ。

実際、お前、"その手の話"には事欠かないみたいだったじゃないか。

[燃料専門家と宇宙船の機関士長。

全く離れているようで、その実、在籍している業界はほぼ同じだ。
望まずとも勝手に耳に入ってくる噂くらいはあった。

遊び人とまでは言わないが、ラサルハグはそこそこ華やかな"社交関係"を築いていると。

ふーん、そうなのか、くらいにしか、今までの俺は思わなかったけど。
思わないようにしていた、けど。

これからも思わないようにしていれば、見ない振りをしていれば、万事解決なんだろう?*]
(95) 2022/07/21(Thu) 17:42:26

【人】 生物学者 アマノ

["いつも勝手に俺のことを決めてかかる"、それは、ラサルハグの方がだってそうじゃないか。

接触恐怖症、確かにそうだ。でも俺は言ったよな。
お前なら、お前だけは、大丈夫なんだって。
ずっと大丈夫だったんだって。

なんでお前、そこはガン無視するんだよ。]

……………………っ。

[言われるように淡泊、だけど。
それでも、俺は。

口に出したいけど、口にするとまた苛々と喚き散らしてしまいそうだから口を噤む。

そう、バーナードも、サダルも、つまるところは"ちゃんと相手と向き合って会話しろ"という主旨の事を以前から通して言ってくれていた筈なのに、俺はどれ1つ、貰った助言を活かせないでいた。]
(115) 2022/07/21(Thu) 20:08:06