人狼物語 三日月国


85 王都グルームズの夏の祭典

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【人】 警官 テンガン


 ジュースだけじゃなくて、色々見たことない食べ物もあんな。
 ホテルじゃ魔物狩りコンテストやるって話だったけど、ここらじゃポピュラーなんかな、魔物食い。


[彼女が飲み終わるのを待って、器を水で洗った。
水道要らずの魔法使いはこういう時に便利だ。
しっかり乾かせば、持ち帰っても腐らないんじゃないかと思うがどうだろう。
村にはないものなのでわからない。**]
(21) 2021/07/20(Tue) 15:27:04

【人】 新妻 イクリール

うん、そうね。
王都でしか手に入らないものもあるかも!
それがなくてもお母さんたちに
お土産も買って帰りたいし。

[早くも土産物の話に胸躍らせつつ。
手を引かれるまま駅へと降り立った。>>19

彼の内心までは知らぬまま、
見つけた露店の店主に声をかけ、代金を支払う。]

みたいよ。グルームズフルーツだって。
このあたりではポピュラーな果物みたい。
物は試しってね。

[あまり見慣れない果実のカップに入った液体は、
自分もどんな味が想像つかなかったけれど。]
(22) 2021/07/20(Tue) 18:24:01

【人】 新妻 イクリール


うん。ほんのり甘くて美味しい。
確かに村で採れる果物とはちょっと違う味かもね。

[カップに差された
麦藁のストローを一口啜り、
そう感想を漏らした。

見た目の印象よりもさっぱりとした
まろやかな甘味が乾いた喉を潤してくれる。

尋ねながら強請る様に首を傾ける彼に
一瞬きょとんとしたのち、くすりと笑って]

はい、どうぞ。

[麦藁を咥えやすいよう、
口元までカップを持っていく。]
(23) 2021/07/20(Tue) 18:26:45

【人】 新妻 イクリール



[彼を眺めながら。
家だったら口で移してるなって、
ちょっとだけ脳裏には過ったけど、流石にここではね。]

 
(24) 2021/07/20(Tue) 18:31:50

【人】 新妻 イクリール


どうかしら。
…でも、あんまり美味しくないんでしょ?魔物。
好きな人は好きって言うけど
何だかんだ食べたことはないのよねー。

[魔物狩りコンテスト、
確かホテルの催しはそんな名目だった。

魔物食い。
癖が強く良く言えば珍味、
悪く言えばゲテモノのイメージがついて回るが
都会の人間の感覚はまた違うのだろうか。

一体どんな料理が出されるのだろうと
一抹の不安を覚えないでもないのだが、
そこは支配人を信じよう。信じていい筈。多分。]

魔物狩りってどんなことするのかなあ。
私も役に立てればいいんだけど。

[そこまで構えなくて大丈夫ですよ、
と手紙には書いてあったものの。
狩りと言う言葉のイメージ的に、
体力が入りそうな想像をしてしまう。

ジュースを飲み干し、魔法を使う彼にそんなことを話しつつ。
洗ったカップはハンカチに包んでバッグの中に入れた。
これも記念の一種ってことで。**]
(25) 2021/07/20(Tue) 18:43:15

【人】 警官 テンガン



 家族以外に誰かに土産頼まれたりしたか?
 俺は母さんだけじゃなくて、デボラの家族とか師匠……カウスのじーさんにも頼まれたから、帰りはすごい荷物になりそうだ。


[それに、自分が不在の間警官の任を一人で任せてしまう村の若者や、調整を任せたムルイジにも、と思えば、幾ら力にはそれなりの自信がある自分でも持ちきれないかもしれないという不安は残る。
こういう時に重力無視系の魔法を会得していれば心配はいらなかったのだろうが、ないものねだりだ。

そもそも持ち合わせは足りるだろうか。
一応土産の予算と自分の緊急用だけは自分で持っているが、それ以外の旅行用の代金は使い過ぎないように彼女に財布を預けている。
普段は無駄遣いする性質ではないと思っているが、自覚がないだけで、彼女にとつい色んな物を買ってしまいがちらしいので。

多分自分が財布を持っていれば、グルームズフルーツのジュースだって「つい」買ってしまっていただろう。>>22]
(26) 2021/07/20(Tue) 20:59:21

【人】 警官 テンガン

[覗き込んだカップの中身は乳白色で、ミルクよりは少し薄い色をしていた。
柑橘程特徴的な香りがある訳でもなく、外の熱気も相まって、離れた位置からは香りも確認出来ない。

ん、と差し出された麦藁を口にする。>>23
癖で噛んでしまいそうになるのを堪え、ちゅうと啜った。]


 おーほんとだ。
 ほんのり甘くて……甘いけど、思ったより喉が潤うっつか。


[彼女の言う通りさっぱりしている。
これなら暑い夏でも水分補給しやすいだろう。

一口飲んで、そっと口を離す間際。]
(27) 2021/07/20(Tue) 20:59:42

【人】 警官 テンガン

[麦藁を愛撫するように舌が動く。
傾けて彼女に向けた表情は、他の誰にも見せない表情。

二人きりなら――同じことを考えていた。>>24]
(28) 2021/07/20(Tue) 21:00:16

【人】 警官 テンガン


 実は俺もない。
 わざわざ魔物食わなくても、牛や豚が美味いって知ってるからそっち選んじまって。


[修行時代に友人が魔物専門店に突撃したことはある。
誘われたがどうにも気乗りしなくて行かなかった。
彼等の口には合っていたようだが、自分の口に合うかはまた別の話なので。]


 「狩り」って言葉は物騒に聞こえるかもだけど、
 対象になってる魔物の中には植物型もいるみたいだし、あれだ。

 「りんご狩り」とか「いちご狩り」とかみたいな感じにも出来るんじゃねえかな。


[勿論、かつては王都の騎士団に誘われた身、武器の扱いに長けている自分が傍にいれば彼女に万一にでも危険が迫ることはないが、彼女の前で剣を振るうのは何となく避けたい気持ちがあるのは事実。
自分がしている「仕事」に危険が伴うものだと彼女が改めて認識してしまえば、その表情を陰らせてしまうかもしれないから。

「魔物の森」がどの程度のものかは知らないが、ノルマがないものなら、そんなに一生懸命魔物を追いかけることはないだろう。

安心しろ、と言うように、繋いだ手に力を込めた。]
(29) 2021/07/20(Tue) 21:01:04

【人】 警官 テンガン

[手紙にあったように、駅からホテルまでは歩いてすぐだった。
聳え立つ大きな建物に、思わず唾を飲む。
真新しい白が目に眩しい。]


 おお……近くで見ると改めてすげぇな……。
 客室だけじゃなくてバーやレストランもあるんだっけ。
 夜はBBQらしいから、昼はレストランに行くか?


[海辺にあるのに、淡水のプールもあるらしい。
ホテルの中を散策するだけで軽く数刻過ぎてしまいそうだ。]
(30) 2021/07/20(Tue) 21:01:20

【人】 ホテルスタッフ ゲイザー


 いらっしゃいませようこそ!
 シャムス様ご夫妻ですね、お待ちしておりました!
 長旅お疲れ様です!


[明るい声でスタッフが迎える。]
(31) 2021/07/20(Tue) 21:01:50

【人】 警官 テンガン


 えーと、部屋は……えっ、それぞれ内装が違うんだ?!
 なあイクリール、どんなんが良いとかあるか?


[魔法具で映し出されたホログラムが客室の内装を映し出す。
壁紙がピンク色で統一された部屋や、風呂場に花びらが浮かんだゴージャスな雰囲気の部屋など、色々ありそうだ。

「奥さん」が気に入る部屋はあるだろうか?*]
(32) 2021/07/20(Tue) 21:03:16

【人】 新妻 イクリール

えー、両親の他は学校の同僚でしょー、
それに村の友達にも配りたいし…

[尋ねられ、指を負ってカウントする。>>26
何だかんだと土産を買っていると
結構な量になってしまいそうだ。
彼は職業柄付き合いも多いから余計だろう。
今更のように、持って帰れるかどうか少し不安。]

王都だし、それこそ魔法で
荷物を転送してくれるサービスとか
あるんじゃないかなあ。

[アッシャーでは人力に頼るしかないが、
技術の発展した王都ならそういうものもあると思いたい。
まあ、ただでってわけにはいかないだろうから
ある程度の出費は覚悟しなければいけないだろうけど。

出費、と言えば旅行用の財布は自分が預かっていた。
自分に甘い彼があれこれ買いすぎないように、と思ってのことだが
むしろ自分の方が浮かれて散財しないように注意しなければ。
内心気を引き締めつつジュースを啜る。]
(33) 2021/07/20(Tue) 21:55:15

【人】 新妻 イクリール


でしょ。
甘すぎなくて、私結構好きかも。

[麦藁を一口すすった彼に笑い。>>27
流石にこれは持って帰れないだろうから
ちょっとだけ残念に思いつつ。

手を引っ込めようとした所で
ふいに口を離す彼と目が合った。]

…………、


[舌先が麦藁を撫でるように動く。
含むような表情も相まって、
どことなく不埒なことを連想させた。
爽やかな青空には似つかわしくない眼差しは
過った下心を見透かされたような気もして。]
(34) 2021/07/20(Tue) 21:56:54

【人】 新妻 イクリール



…エッチな顔してる。



[誤魔化すように。
カップを持った人差し指で
むに、と彼の頬をつついて、離した]
(35) 2021/07/20(Tue) 21:58:08

【人】 新妻 イクリール

そうよねー。

私もそういうの売ってるの見たことはあるけど、
わざわざ食べようって気にはあんまりならなくて。

まあ、でも食わず嫌いしてるだけかもしれないし。
食べて見たら意外といける!ってなるかもよね。

[不安な反面、興味深くもある。
まあ口に合わなかったら
それはそれで話の種にはなるだろうし。
そんなことを考えつつ話はコンテストの内容へ。]

あ、なるほどね。
確かにそういう考え方もあるわね。
そう思うとちょっと気が楽かも。

[まあ、もし言葉通りの「狩り」をするのだとしても
警官として訓練を積んだ彼であれば
恐らくこなせるんじゃないかなとは思うけど。

その場合自分は完全に足手まといになってしまうので
出来ればあまりハードな内容でない方が好ましい。
せっかくなら二人で一緒に頑張りたいしね。

手を握る彼にうん、と頷いて、表情を和らげた。]
(36) 2021/07/20(Tue) 21:58:37

【人】 新妻 イクリール

[さて、そんな話をしながらホテルへ。
話に聞いていた通り駅からはすぐ近くだった。
白を基調とした大きな建物は
高級ホテルらしく上品で豪華な作りだった。

圧倒され、思わずロビーで立ち尽くしてしまう。]


あ、はい。ええと、…しゃ、シャムスです。
この度はお招きいただき有難うございます…!


[明るい声で出迎えるホテルのスタッフに、
慌ててぺこりと頭を下げた。
支配人が居れば挨拶したかったが忙しいのだろうから
この場ではスタッフに礼を言うに留め。

部屋を聞かれて、映し出されたホログラムの一覧を見る]
(37) 2021/07/20(Tue) 22:00:02

【人】 新妻 イクリール


えっ…ええーー……何だか、
随分いっぱいあるのね。

[急に言われても、どれもこれも煌びやかで目移りしてしまう。
あわあわしながら眺めていたが、
ぱっと目についた部屋を指さして。]

じゃ、じゃあ、これがいいかな。

[選んだのは、花びらが浮かぶ大きな風呂がついている一室。**]
(38) 2021/07/20(Tue) 22:03:57

【人】 警官 テンガン

[スタッフの声も、自分たちの声も、反響して聞こえる。
広々とした天井の高いロビーだからだろうか。
汽車から見えた港町や、駅から此処までは人があんなに沢山いたのに、このホテルに入ると時間の流れが違うかのように、人気は疎らだった。
招待の好意に甘えてしまったが、実はとんでもなく高くて普通の旅行客は泊まれないランクなのではないだろうか。
今更ながら冷や汗をかきつつ。]


 はい、シャムスです。
 よろしくお願いします。


[彼女の口からぎこちなく出る自分の苗字に照れ笑いして、彼女の隣で軽く一礼する。>>37
支配人に直接礼を言いたかったが、どうやら今はタイミングが悪いようだ。
後程支配人の方から挨拶させます、とスタッフの言。]
(39) 2021/07/20(Tue) 23:05:50

【人】 警官 テンガン


 ゆっくり選んで良いよ。
 結構長く泊まらせて貰う訳だし。


[指でツイ、と触れるとホログラムは次の部屋を映す。
異国情緒溢れる変わったタイプの寝具が置いてある部屋や、天井が鏡になっている少しいやらしい印象の部屋まで、見ているだけで飽きない。

そんな中で彼女が選んだのは、最初の方にあった赤い花びらが湯船に浮かぶ部屋だった。>>38
グルームズローズという名前はつまり。]
(40) 2021/07/20(Tue) 23:06:13

【人】 警官 テンガン


 
薔薇だな。



[自信満々に答えた。
あれから薔薇には詳しくなった。
薔薇以外は正直まだわからない。]
(41) 2021/07/20(Tue) 23:08:49

【人】 警官 テンガン


 ……ああそうだ、ちょっと聞いてみるんですが。


[選んだ部屋に案内して貰う途中で、ふと気になったことを聞いてみる。
ホテルに着く前にイクリールと話していたことだ。>>33]


 此処って、っつかこのホテルじゃなくても良いんですが、
 荷物を魔法で転送してくれるサービスって……えっあるんですか?
 アッシャー村って小さな村から行きやすいとこだったら……え?

 役所に?ゲートがある?

 
……あんにゃろ、初耳だぞ。



[これで土産が嵩んでも安心ではある。
輸送費の分、こんな便利な魔法の存在を言わなかった上司宛の土産のランクは下げてやる、と心に誓った。]
(42) 2021/07/20(Tue) 23:09:49

【人】 警官 テンガン

[他にも二人で話していた魔物狩りについては>>39、そんなに不安にならなくても大丈夫、との回答だった。
コンテストの順位は一応つくが、結果的に食べられない魔物しか捕まえられなくてもペナルティがある訳ではなく、「ちょっとしたイベント」だと言う。
これで彼女の不安も拭えただろうか。

まあ参加自体、無理する必要もない。
エントリーだけ済ませておいて、始まってからまた考えよう。**]
(43) 2021/07/20(Tue) 23:10:22

【人】 新妻 イクリール

[広々としたホテルのロビーは
外の喧騒が嘘のように落ち着いていた。
人気がないのはプレオープンの段階だからなのだろうか。
ひとまず受け付けを済ませ、促されるまま部屋を選ぶ。

一覧を見る限り内装のバリエーションも豊かで
延々と迷ってしまいそうだったので、
分かりやすく豪華そうな部屋を指定した。

花の浮かぶお風呂が物珍しくて
興味を惹かれたと言う
単純な理由だったのだけれど。
テンガンの希望はないのだろうか。>>40

ちらりと様子を窺えば、
得意げな顔が見えて>>41
ちょっと噴き出しそうになってしまった。]
(44) 2021/07/21(Wed) 14:48:25

【人】 新妻 イクリール

[大きな荷物をスタッフに預け、
キーを貰って部屋に向かう途中、
テンガンが先程話したことを聞いてくれていた。

転送魔法については
どうも役所にゲートがあるらしい>>42
それに、コンテストの内容についても。>>43

あくまでホテルのオープン記念イベントの為、
一般人でも気楽に参加してほしいこと。
それこそ果物狩りだとか、魚釣りだとか、
そう言う感覚で捉えて大丈夫なようだ。

魔物の森についても
そこまで深くまで入らない限り
凶暴な魔物はそうそう出てこないようなのでまずは一安心。

ついでなのでその場でエントリーを済ませてしまうことにして。]
(45) 2021/07/21(Wed) 14:49:42

【人】 新妻 イクリール


わ、すごーい、広い!
ねえテンガン、綺麗ね!海が見える!


[扉を開けた瞬間、歓声をあげ
思わず部屋の中央で
くるりと回転して見せた。

案内された部屋は広々としており
白を基調としたシックな空間だった。
キングサイズのダブルベッドの他、
開放的なバルコニーがあり、
海やホテルのビーチが見える。

先程ホログラムで見た通り
部屋内にはゆったりとした浴室がついており、
全身が映る程の大きな鏡が設置されていた。

流石にまだ湯は張られていない為
備え付けの花弁セットが洗面台付近に置かれている。
入る時に浮かべて下さいということらしい。]
(46) 2021/07/21(Wed) 14:52:30

【人】 新妻 イクリール

[子供のように一頻りはしゃいで見せた後、
大きなベッドにぼふっと腰を下ろした。

時刻は昼前。
本格的にコンテストに参加する前に
腹ごしらえをしておきたい頃合いだ。

ベッドサイドのボードには
宿泊施設の案内が書かれた冊子が置いてあったので
ぱらぱら捲りつつ。

BBQは夜から。1階にはバーやレストランがある。>>30
頼めば部屋で食事を摂ることも可能なようだ。
ご丁寧に魔法仕掛けのベルが置いてあり
これを鳴らせばスタッフが来てくれるらしい。]

へ――… ほんとに至れり尽くせりなのねえ。
取りあえず、レストラン行く?ご飯食べようよ。

[傍らの彼にそう声をかけてみたが。**]
(47) 2021/07/21(Wed) 15:04:05

【人】 警官 テンガン

[自分の方は特に内装に希望は無い。>>44
どんな内装だろうがイクリールがいる部屋が「自分が選びたい部屋」だ。

もし希望を聞かれても、彼女が選んだ部屋を言うだろう。
自分にわかる種類の花が置いてあるからだと得意げに。
今度こそ笑われそうだが。]


 ああ、魚型の魔物もいるのか。
 見た目が魚で味も魚なら、釣りで獲るのに抵抗は薄そう。


[途中で聞いた魔物の話>>45に、イクリールの顔を伺う。
村にも川はある。
生活用水に使っている付近では流石に取れないが、上流では新鮮な川魚が取れるから、釣りは村人にとって身近な行為だ。
スタッフの話と自分の提案とで不安が取れたように見える彼女と一緒にエントリーを済ませて部屋へと上がった。]
(48) 2021/07/21(Wed) 16:23:11

【人】 警官 テンガン

[客室は2階以上ということはつまり、外から見て「聳え立つ」という表現がぴったりな高さまで客室があるということで。
夫婦とスタッフ3人を乗せた昇降機はかなり長い間稼働音を響かせていた。
どうやら人生で今まで到達したことのない高さにある部屋らしい。]


 うぉ……こりゃすげぇや。


[駐在所が一体いくつ入るのか。
そんな広さを誇る部屋は、何日も過ごせそうな落ち着いた内装に、ゆったりと寝られる大きなベッド、バルコニーまでついている。>>46
清掃が行き届いた室内の敷物を踏むのを少し躊躇ってしまったが、室内に入ると靴越しでもわかる程の柔らかな感触だった。

戸口に荷物を置いて貰い、はしゃぐ彼女の傍へと歩み寄る。
一緒に景色や浴室を楽しんで、座る場所はたくさんあるのに彼女の横に腰かける。>>47]
(49) 2021/07/21(Wed) 16:23:38

【人】 警官 テンガン


 この部屋にして良かったな。
 眺めは抜群だし、この高さじゃ下から覗かれる心配もないし。


[魔法仕掛けの呼び鈴を触って見れば、高い魔力が感じられた。
支配人は自分とそこまで歳も変わらないと聞いているが、高位の魔術師なのだろうか。
それとも、外注でここまでのものを設置したのか。]


 そうだな、魔物BBQが口に合わなかった時の為に腹ごなしは必要だ。


[笑って、スタッフに渡されたファイルの中から昼食用の食事券を2枚取り出す。
宿代だけではなく食事代もホテル内なら招待の内だなんて、結婚祝いにしても貰いすぎではないかとますます不安になる。
後で請求されたりしない……よな?]
(50) 2021/07/21(Wed) 16:24:21