厨房担当 那岐は、メモを貼った。 (c4) 2023/03/11(Sat) 2:09:04 |
【墓】 厨房担当 那岐―― 春が訪れた頃に ―― [その日は鴨肉が良く出ていただろうか。 速崎の作った鴨のローストに 美澄が手を加えたリゾット。 信州の方で出ている細そばが 仕入れのリストに並んでいたのは 鴨南蛮を頼んでいる神田からの要望だったらしい。>>4:+212 その日の俺はといえば。 遅れて鳴ったドアベルの音に気づいて、 彼の姿を見つけたなら>>4:+213、 カウンター越し、いつものおしぼりとお茶を用意する。 いらっしゃいませ。 と、いつものように出迎えながらも。 少し表情は柔らかくなっていたかもしれない。 彼も鴨を頼みたそうだけど。] 初鰹も美味しいですよ。 [もうひとつ、選択肢を増やして。 悩む姿を楽しんでいたかもしれない。] (+25) 2023/03/11(Sat) 11:53:55 |
【墓】 厨房担当 那岐[オーブンがあるのに使わないとは勿体ない。 とはいえ、 それを使うには今日は手間が掛かりすぎるから、 オーブンの出番は次の機会に。 軽く投げられる『好き』に微笑む。>>+38 料理人として、作ったものが喜ばれることは 常に嬉しいことだと感じているから。] 店で出すものより かなり、手抜きになりますけどね。 [そういえば、店に来る時以外の 食事はどうしているのだろうと、考える。 毎日外食している訳でもないだろうけれど。 余り作らないというのなら、 出来合いのものを買うことが多いのだろうか。 買い物かご片手にスーパーに居る高野の姿は、 ]……確かに余り想像出来ないな。 (+46) 2023/03/11(Sat) 14:04:57 |
【墓】 厨房担当 那岐コーヒーがあるなら、嬉しいです。 よく飲むから。 [酒を飲むことになるとするなら、 つまみも必要だろうか? 彼が飲むつもりなら、多少は付き合うつもり。 足されていくかごの重さが 両手にで支える程にならなくてよかった。] (+48) 2023/03/11(Sat) 14:07:06 |
【墓】 厨房担当 那岐[キッチンへと案内されたなら、後を追って。 余り汚れていないキッチンカウンターに、 買ってきたばかりの荷物を置いた。 隣に並んで、開けられた収納棚を覗いたり、 調理器具の仕舞われた引き出しを確認する。 店よりも自宅よりも、 随分と空きスペースがあったけれど。 あまり、使われていない器具を手に取りながら。] これなら、なんとか。 作りものをアレンジするくらいですし。 [多少、足りなくともなんとかするのは。 俺の手際の見せ所。] (+50) 2023/03/11(Sat) 14:07:48 |
【墓】 厨房担当 那岐運転、疲れたでしょう? 座っててもらっていいですよ。 すぐに出来るものは、先に出すんで。 [そう告げて、今日の防寒の役目を終えた ジャケットとフリースを脱いだなら、 トレーナーの袖を捲くる。さあ、料理を始めよう。*] (+51) 2023/03/11(Sat) 14:08:16 |
【墓】 厨房担当 那岐…………? 手抜きに違いなんて、あるんですか? [そう聞いたのはさっきのコンビニでのこと。>>+56 初めて使うキッチンで、まずは手を綺麗に洗う。 あまり使われてなさそうだけれど、 洗い終えたプラ容器やペットボトルが 干されているのを見れば、普段の生活は察せるか。 片や、カウンターテーブルに残されたままの 開かれたままのレシピ。>>+57 これは作ろうとした名残か、何か。 そういえば以前にもそんな話をしたような。>>2:299 血に塗れることのなかった包丁を取り出し、 思い出して、ふ、とまた笑みが零れた。 今度は包丁の持ち方から教えようか。 そんなことを考えながら、 開かれたページに今日のレシートを挟んでおく。 今日はレシピ本には休んでもらおう。] (+66) 2023/03/11(Sat) 15:43:18 |
【墓】 厨房担当 那岐[レジ袋から買ってきたものを取り出して、 シンクに並べていく。増えた調味料は、 既に並んでいる調味料の横へ並べて。 まずは手始めに小さな鍋を借りて水を沸かす。 コーンクリームのカップスープは湯に溶かすだけ。 湯が湧くまでの間にまだほとんど綺麗なままの フライパンを借りて、熱くなったら、 食パンにこんがり焼け色がつくまで強火で焼く。 麦の香ばしい香りが立ってくる。 スープの粉末はしっかりと溶けるまで掻き混ぜたら、 コーンの粒が浮かび上がってくる。 仕上げに焼き上げたパンを9分割にして、 コーンクリームに食パンを入れるだけの一品。 スープが好きだと言っていたし、 風で冷えた身体には温まるだろうから。] (+67) 2023/03/11(Sat) 15:43:28 |
【墓】 厨房担当 那岐[テーブルに運んで、まずは一つ目。 家主はいつのまにか着替えていたらしい。 さっきまでの身体にフィットした皮のスタイルよりも、 ゆったりとした自宅用のラフなスタイル。 店ではなかなか見ることはない姿に、 口元を綻ばせながら、 ことりと湯気の立つカップを置いた。] 気持ちいいですか、それ。 [使われていないソファを横目に。 そんな会話を交わしながら、キッチンヘ。 少し、動いたとしても会話は成り立つぐらいの距離。 ときに、書棚へ視線を投げたり。 自分の家にはない大型のテレビに 目を向けたりしながら、キッチンへと戻っても。 話は、続けられただろう。*] (+68) 2023/03/11(Sat) 15:43:56 |
厨房担当 那岐は、メモを貼った。 (c11) 2023/03/11(Sat) 15:48:51 |
【墓】 厨房担当 那岐[キャベツはハーフサイズのものがあって良かった。 半分に切り分けて、片方は千切りに。 もう片方は、手でちぎって形を残していく。 次に取り出したのはツナ缶。 少しだけ汁気を切って、残りは使う。 マヨネーズにごま油。 それににんにくチューブを入れてよくかき混ぜたら、 千切りにしたキャベツをプラス。 ツナが少し甘い分、 仕上げのブラックペッパーはたっぷりと振りかける。 器は手のひらサイズのものと、 もう一回り小さなものを借りてそれぞれに盛り付けていく。 ツナとキャベツのコールスロー。 小さな器の方は、 冷蔵庫で冷やして後日に食べてもらうとして。] (+73) 2023/03/11(Sat) 17:06:54 |
【墓】 厨房担当 那岐[調理器具の中に埋もれていた、明らかに貰い物らしき シリコンスチーマーがあって良かった。 時短は大事。夜が更けてきたなら尚更。 料理をすることは苦ではないけれど。 彼と話す時間も、できるだけ長く取りたいから。 便利なものは使っていくに限る。 ちぎったキャベツとしらす干しをスチーマーに入れ、 顆粒タイプのコンソメを振りかけ、 サラダ油を大さじに一杯分。 箸でスチーマーの中を掻き混ぜて下味をつけるように 中身が行き渡れば、チーズを散らして。 後は、レンジで加熱するだけ。 時間が経つにつれてレンジの中で溶けていく チーズとコンソメがキャベツから出た水分と絡んでいく。 しらすとキャベツの蒸し料理。 体型を維持したいと言っていたのは、 聞いたから、蒸し料理でヘルシーなものを一品。] (+74) 2023/03/11(Sat) 17:07:14 |
【墓】 厨房担当 那岐[顆粒コンソメは割りと便利なもので、 もう一品役に立って貰うために そのままシンクに残しておく。 薄切りのハム、とろけるチーズを1cm角の長方形に刻む。 白ネギは5cm幅に一度切ってから、縦に四等分。 解けた白ネギが短冊のようになって、チーズと並ぶ。 片手で卵を割るのが格好いいと、 杏を見て思ったのは何歳の頃だったか。 今は慣れた手付きで出来るようになったもの。 卵は二つ。一度溶きほぐしたら、 今度はコンソメと牛乳を入れて混ぜていく。 そこまでで一度手を止め、] ……高野さん、耐熱用の容器ってあります? [くつろいでいるであろう彼に一言。 彼が来るのを待ちながら、食器棚を眺める。] (+75) 2023/03/11(Sat) 17:07:35 |
【墓】 厨房担当 那岐[無事手に入った耐熱容器は二人分。 ハムとネギは交互に重ね入れて、一番上にはチーズを。 そこにコンソメで味付けされた出汁を注いで、 ラップをふわりとかけて、またレンジへ。 電子レンジは革命だ。 これ一つさえあれば、初心者の一人暮らしには困らない。 美澄が引っ越すというのなら、 引っ越し祝いはグリエレンジにしようか。 なんて、考えているうちに出来上がりの音が鳴る。 一度、軽く加熱した後は、 今度は弱めにじっくり10分ほど。 表面のチーズが蕩けてきて、 出汁が柔らかさを残したまま固まっていく。 これは洋風の茶碗蒸し、といえばいいだろうか。] (+77) 2023/03/11(Sat) 17:08:28 |
【墓】 厨房担当 那岐[さて、副菜がいくつか出来たなら。 茶碗蒸しが冷めない内にメインを軽く、お手軽に。 パックのご飯をレンジで解凍している間に、 出来合いの焼き鳥を串から抜いていく。 ねぎまもあったのでちょうどいい。 先程使ったねぎの余りも軽く焼いて足しておく。 ほかほかのご飯を丼に盛れば、湯気がほわほわと温かい。 ご飯の上に、焼き鳥とねぎを乗せて。 鶏ガラスープの粉末をふりかけて湯を注ぎ入れる。 既に味付けされた焼き鳥とねぎから滲み出る味。 湯に溶けていく鶏ガラスープと相性はいいはず。 小口切りにしてある小ねぎを上から、 ぱらぱらと振りかければ彩りもよく。 焼き鳥スープ丼、メインも完成だ。] (+78) 2023/03/11(Sat) 17:08:54 |
【墓】 厨房担当 那岐[料理の合間に先に出来たコールスローと、 蒸しキャベツは先に運んでおいたから。 先に食べ始めているかもしれない。 待ってくれているのなら、一緒に。 今しがた出来あがった料理をテーブルに運んで。] ……そういえば、昼は気づかなかったけど。 一緒に飯食うの初めてですね。 [いつも料理を食べてもらうことはあっても。 食卓を囲むのは初めてのこと。 座椅子が置かれた、斜め隣に腰を下ろして。 先に彼が食べ始めるのを眺めながら。**] (+80) 2023/03/11(Sat) 17:09:22 |
【墓】 厨房担当 那岐―― 鴨が流行った夜 ―― [誘惑の一言に戸惑った反応を見て、 くすくすと笑いを零してしまう。 うちのシェフの腕は誰しもお墨付きなので。 どれを選んだとしてもオススメできるのだが。 『おまかせ』は、腕を信頼された証。>>+43] かしこまりました。 鴨は神田さんと同じ鴨南蛮でいいですか? [店長の腕はランチでも保証済み。 今は滅多に表に出てこないけれど、 俺に料理を作る切っ掛けを教えてくれたのは彼女だった。 鴨南蛮に使うロースはランチが終わった後に、 しっかりと、薄皮と脂を取り除いて、 じっくりと、焼いて煮込んだものがある。 鰹は美澄が作ったタタキを少し、分けてもらおう。] (+84) 2023/03/11(Sat) 18:22:45 |
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