129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】
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| 「……」
「だなァ」
腰の得物を確認して処刑室へ向かう。 いつも通りやるだけだからなァ。 (1) 2022/02/18(Fri) 21:09:31 |
| シトゥラは、一瞥して先に目的地へ行く。足取りに迷いはない。 (a2) 2022/02/18(Fri) 21:22:50 |
| 「元気がいいなァ。 ……僕は最後にやってもいいか? 意識と視界は残ってると助かるなァ」
全員参加って訳じゃァないが……少なくとも自分の意思で入れた奴らと、委任した結果入れた奴らはやるんだろ? (23) 2022/02/18(Fri) 21:57:27 |
| 「こりゃ適当なとこで入らねェと削り殺されそうだなァ」
そう呟くが急ぐ様子は見受けられない。 観察するようにじっと処刑室内を見ている。 (31) 2022/02/18(Fri) 22:33:59 |
| 「殺すっつーか、動きを止めるモンだなァ」
あれだけ抵抗してんならそういう役目の奴がいた方が効率いいだろォ?
僕やアルレシャはお構いなしに殴り続ける方だけどなァ。 (44) 2022/02/18(Fri) 22:59:18 |
| ―――キューブの落ちた音と共に、処刑室内の空気が乾燥する。
自力で防げない非力な者は、水の膜が盾となっただろう。
「自力で防げる奴は、自分でやりなァ」 (53) 2022/02/18(Fri) 23:09:45 |
| >>46 ロベリア 「そりゃ殺る気があんだから範囲内だろうよ。 んで、こういう時は背中向けんな。逆に危ないぞ」 水と、白銀の傘もあったかもしれない。 それでも飛んできた分があるなら鞘に収めたまま刀で撃ち落としただろう。 「済んだなら隅に……離れた方があぶねぇな。 この辺で大人しくしてなァ」 (57) 2022/02/18(Fri) 23:15:15 |
| >>+16 ポルクス 「アンタもなァ! 自分の身を守ってから他人の心配をしろ!」 距離があったとしても、水の壁が多少は防いだかもしれない。 (60) 2022/02/18(Fri) 23:17:47 |
| (a23) 2022/02/18(Fri) 23:48:14 |
| 「わりィな」
前に踏み出る。剣を抜く事すらできない相手の前に。
「ムルイジ」 「最期までよォく見てろよ」
告げて、駆け出す。 琥珀の雨はもう止んでいるだろうか。それとも。 (73) 2022/02/19(Sat) 0:10:55 |
| >>+24 ムルイジ ――琥珀が散らばる床の上を滑るようにムルイジのもとへ走る。 疎らに落ちる琥珀が時折掠めようと気にも留めない。 「 」 僅かに口を動かして。 横に、一閃。 ――防ぐ手段が無ければ、一拍置いて頭が転がり落ちるだろう。翠が広がって、表情は見えないだろうなァ。残念だ。 (74) 2022/02/19(Sat) 0:31:25 |
| (a35) 2022/02/19(Sat) 0:45:26 |
| >>80 アルレシャ 「わかる。此処をこう、」 エラー音。 「……これ壊れてないかァ?」 勿論壊れてなんかいない。 一通り手伝って貰い、アルレシャを見送った後はムルイジが蘇生装置に運ばれていくまで残っただろう。 誰もいなくなってやっと、シトゥラは処刑室を後にした。 (84) 2022/02/19(Sat) 1:44:41 |
| (a52) 2022/02/19(Sat) 2:35:14 |
| >>85 ナフ 「アンタがまだ大人しいだけだろ。 ……って言おうと思ったが全然まったく、そんなこたァ無かったなァ」 戦闘してないだけで好き放題してんだよなァ! (86) 2022/02/19(Sat) 2:57:30 |
| (a57) 2022/02/19(Sat) 3:24:41 |
| >>93 ナフ 「日常的に暴れ回ってるとは思わないんだなァアンタ」 (95) 2022/02/19(Sat) 17:07:18 |
| (a70) 2022/02/19(Sat) 17:10:16 |
| 「なんで飼い始めてんだァ???」 ちゃんと最後まで面倒見れるのか?僕は手伝わないからなァ! (99) 2022/02/19(Sat) 19:57:11 |
| (a77) 2022/02/19(Sat) 19:58:43 |
| >>100 ナフ 「捨てろとは言ってないだろうが。 僕は面倒見れるのかって言って…… それつまり僕が面倒見るって事だよなァ??? アンタが!面倒見るんだっての!!っつーかだァれがママだ!アンタのママになった覚えはねェぞ!!!」 (101) 2022/02/19(Sat) 21:24:53 |
| シトゥラは、蝉の唐揚げは食べるがピチねばの世話はやらん。 (a81) 2022/02/19(Sat) 21:25:28 |
| >>102 ナフ 「合わせる努力してから寝言は言いなァ」 「暇だから僕は説教してると思われてんのか???」 「……今頷くのは癪だが、時間は空いてるし受けてやる。 ルールは前やった時と同じでいいのかァ?」 能力不使用。各々の得物だけの『真剣』勝負。 (103) 2022/02/19(Sat) 22:10:17 |
| シトゥラは、ムルイジに分けるって事は僕のとこに来るって事なんだよなァ結局よォ! (a89) 2022/02/19(Sat) 22:11:34 |
| >>105 ナフ 「加減し損なったらすまねェって先に言っとくな」 「派手な事はしてただろうが。十分派手だったろ。 僕も構わないから見学は好きにしなァ。 ……あ、ついでにこれ預かっといてくれ」 見学するアルレシャ にキューブを預け、シトゥラは先行するナフに続いてトレーニングルームへ入っていくだろう。 舞台の設定もアンタに任せるよ、ナフ。 (109) 2022/02/19(Sat) 22:49:45 |
| >>111 ナフ 「治療装置は動かす事になるだろうけどなァ。 ま、そん時は他の奴らがなんとかしてくれるだろうよ」 万が一蘇生装置に入るのがシトゥラだったとして、その時はそうしなければならないほどナフを追い込んだという事。 ―――それはそれで悪くはないなァ。 映し出されたのはシトゥラとは縁遠い、牧歌的な風景。 「大丈夫だ。 ……んじゃ、早速始めるかァ?」 距離を取り、ナフと対峙する。 (112) 2022/02/19(Sat) 23:30:31 |
| >>113 ナフ 足で地面を叩き、具合を確かめる。土、砂。多少の水分を含んでいる。これは能力の都合上、半ば癖となっている行動だ。……ま、このぐらいなら能力使用不可でも大丈夫だなァ。 刀を抜いてナフを見据える。見た目の緩さに反して隙なんてない。 ――でもまァ、だからって仕掛けないッてのは性に合わないんだよなァ。 「んじゃ、遠慮なく」 言いながら駆け出す。 シトゥラに目を見張るような速度はない。 能力を使用しない以上、この試合にいつもの手段は使えない。 最初は様子見。防がれる事前提で真正面から袈裟斬り。 こんぐらいなら余裕で防ぐだろ? その次、アンタはどう動く? 【 27+35】 (114) 2022/02/20(Sun) 1:10:06 |
| >>115 ナフ 足狙ってんなァ。そりゃそう来るよなァ! 斬りかかった勢いのまま、密着するナフと共にぐるりと体は回る。右足を軸に、左足を浮かせる。 ――狙われた脚は、逆に向かってくる剣の腹を軽く踏み、蹴飛ばすだろう。 しかし此処まで密着していると剣や刀は振り回しにくいよなァ? 体勢が崩れてたら、密着しているナフの腹に肘でもぶち当てたいとこだなァ! 【 91+35】 (117) 2022/02/20(Sun) 3:21:07 |
| 確かな手応えがあった。 力を込めた方向へ飛び退いていく感触を得ながら浮いていた左足を地面に戻し体勢を整える。 この同僚が痛みで怯む事はないと、 知っている 。 「―――アンタも無茶するよなァ!」 姿勢も整えないまま、受けたダメージを感じさせない突撃。シトゥラが体勢を整えるのは間に合っただろうか。 どちらにせよ、迫り来る切っ先に体を捻って急所を避けようとしつつ、刃を交差させようとする。 【 98+35】 → (137) 2022/02/20(Sun) 14:13:44 |
| >>137――体勢を整えるのは間に合ったようだ。 狙い通り、刃と刃がぶつかり合う音が響く。そのまま滑らせるように柄の方へ刃を動かす。 シトゥラはナフと戦う際、相手のやり方を踏襲する。 だが相手が強けりゃ強いほど、刀振り回してちゃ加減できずにぶっ殺す確率高くなるんだよなァ。 ――片膝から一瞬力を抜き、身を屈める。ナフより僅かに高い場所にあったシトゥラの頭が鍔迫り合いをする腕ほどの高さに。 直後、再び伸びる。 「ッ、 らァ! 」 シンプルな、顎下への頭突き。 痛みによるダメージが薄くても、直接頭揺さぶられたらどうなるかねェ? (138) 2022/02/20(Sun) 14:22:54 |
| 「だろォ?」 軽く頭を振り、笑って見せる。 今度視界から消えていったのはナフの方だ。下から風を切る音が聞こえてくる。 勘任せと言えどこの距離。 棒立ちでいれば案山子になりかねない。 ……なるつもりはないなァ! 踏み込んで、今度は両足共に地面を蹴って跳んで回避する。 靴底を掠めたかもしれないが、その程度なら止まらない。 ナフがその場に留まったままなら、背中に乗るように張り付いて、首元に刃を当てようとしただろう。 【 77+35】 (146) 2022/02/20(Sun) 19:43:15 |
| (148) 2022/02/20(Sun) 21:36:23 |
| 動きが僅かに止まったナフに張り付こうとする直前、背中が動くのを見た。体から生えるように、剣が飛び出す。 ――ちと間に合わねェな! ナフの肩に手をかけ、力を込めて自身の体を捻り切っ先の狙いを中心からズラす。剣先はきっと脇腹あたりの服を破き、薄く肉を裂き赤を散らす。 口元が歪ませながらもシトゥラのやる事は、やろうとする事は変わらない。 刀身はナフの首元に。 (149) 2022/02/20(Sun) 21:44:15 |
| >>150 ナフ ―――ここまでと。 対峙する赤の奥に氷のような冷たさを感じた。 熱の上がっていた衝動は収まり―――僅かに首元に刃が沈んで、静かに離されただろう。じわり、 赤 が滲む程度に。 お返しだと軽く笑う。 「お疲れさん。……治療の要請はいるかァ?」 いるとして、結局端末を操作するのはナフだろう。 (152) 2022/02/20(Sun) 22:46:14 |
| >>153 ナフ 「味方にいて頼もしいだろォ? つっても最後のはヒヤッとしたがなァ。避けなかったらどうするつもりだったんだよ。流石に胴串刺しにされたら僕は死ぬぞ?」 脇腹に手を当て、ヌメる感触を確かめ。 「こっちも同じく、だ。 だな。一緒に行くかァ」 頷き、共に医療室へ向かうだろう。 (154) 2022/02/20(Sun) 23:42:39 |
| (a121) 2022/02/20(Sun) 23:43:26 |
| ―――ナフとの戦闘後。 シトゥラは治療を終え、医療室を出て一人廊下を歩いている。 他の参加者は部屋に戻っているのか、別の部屋を利用しているか、はたまた…… 兎も角、周囲に他の気配はなく。 シトゥラの足音だけが響いているだろう。 (155) 2022/02/21(Mon) 0:00:19 |
| >>156 襲撃者 ―――さて、ここで一つシトゥラについて。 シトゥラは生まれつき視力が良くない。かと言って眼鏡などの補助具も付けていない。 アルレシャとの模擬戦中にも見せた水分の伝達による空間探知で、視力を補っている。 最も常に広範囲を探知する事はできない。疲れる。日常での適用範囲は常人が視認できる範囲だ。 ともあれ、シトゥラは一定の距離で掃除ロボットを認識する。 「……?」 違和感を感じた。その正体を探ろうとした矢先、 銃声 。 「ッ、!」 襲撃者達の周囲まで、空気が乾燥しただろう。 咄嗟に自分の真横に形成した水球に押し出される形でシトゥラは横へ。 それでも掠めた銃弾で、頬がぱっくりと裂ける。 「―――誰だッ!」 キューブを二つ開きながら、抜刀。 棒立ちでいればただの的だと、曲がり角へと駆け出すだろう。 (158) 2022/02/21(Mon) 0:36:58 |
| >>160 襲撃者 無礼講とはいえど、許可が出ているとはいえど。 看守と囚人。日頃明確な上下を作る者達。 油断していたつもりはない。しかし会話を重ねていく中で、どこか気が緩んではいなかったか? 戦闘用に切り替えた探知範囲に引っ掛かる、初撃を入れた誰かとは違う誰か。そして、風を切る音。 頬から流れ出る 赤 で急所を守る障壁を形成しつつ、振り向き様に刀で打ち落とす。 それでも弾き損ねた弾が、先程裂かれた場所よりやや上を掠めていっただろうか。 ―――対処しながら、片手で端末に触れる。 他の看守に緊急事態を知らせる為だ。シトゥラの機械音痴っぷりは把握されている。だからボタンを一つ、押せばいい。 邪魔されなければ他の看守に知らせは届くだろう。 すぐに来るとは、思っていないがなァ! (162) 2022/02/21(Mon) 1:02:29 |
| >>163 >>164 襲撃者ども ―――挟撃、面倒だなァ。あっち向きゃこっちから音が聞こえやがる。 ただ押すだけ。それだけの動作を中断して横に跳んで避ける。こちらから来る弾には仕掛けがない。しかしよく見ているのかタイミングが最悪だ。 加えて、音を聞いて判断したのか反対側からも弾が来る。こちらはご丁寧に厄介な仕掛け付きだなァ! 弾く音と肉を裂く音。どちらも聞こえるだろう。 床に点々と赤が落ち始める。 ……分が悪いからと、何もしないのは性に合わない。 周囲から取った分と、キューブ二つ分の水。端から端にってワケにはいかないが、片側だけなら足りるよなァ? バーナードの方へ伸びた水が鞭のようにしなり、探知した場所へ襲いかかるだろう。 (167) 2022/02/21(Mon) 1:29:56 |
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