人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

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【人】 1年生 工藤美郷

──現在・天使の言葉を受けて>>0──

 ……………………。

[工藤は天使を見つめたまま、ただ沈黙していた。
 痛切な叫びが、自分の中から湧き上がるのを感じた。
 だがそれが表情として現れることは無く。]

 よ、……

[天使の言葉をなぞろうとして、もう一度口を噤む。
 それから朝霞さんの方を向くと、]

 良かったですね。大事が無くて。

[天使の言葉をそのままなぞった。]*
(1) 2022/09/10(Sat) 0:11:23
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。
(a5) 2022/09/10(Sat) 0:13:32

【人】 1年生 工藤美郷

──現在・天使のお告げ後朝霞さんと──

 ……………………。

[心なしか険を含んだような返答>>4。もちろん工藤が彼女の心境を慮ることは無い。
 無いが、彼女の目をじっと見つめていた。
 背中を撫でられて、びくりと震えた。]

 工藤さんが帰れるのは。
 主語が変わりました。

[背中に当たる感触。その手の温度を感じ取りながら、工藤は小泉先輩から教わったこと>>3:220をそのまま口にした。]

『私は良かったですねと思ったけど、実際は違うのでしょうか。』
 朝霞さんに大事が無くて。

[彼女が津崎先輩に電話をかけ始めるまで、その後多少の会話があっただろうか。]*
(26) 2022/09/10(Sat) 7:52:22

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・黒崎先輩とガールズトーク>>3:381──

[黒崎先輩は言いよどむと、左手を持ち上げて、体液の滲む絆創膏を見せた。
 空気が動いて、匂いがさらに濃くなる。
 工藤はじっと切れた指先を見つめると、唐突に黒崎先輩の傷ついた指を掴んだ。]

 血じゃなくて林檎の果汁が出てきた。
 津崎先輩も、ここで怪我すると、血であって血じゃないものが流れるみたいなんでと言っていました。>>3:232
 ……ここから、悲鳴が聞こえてくるようです。

[工藤は、己が感じ取る匂いを、そのように表現した。
 それから黒崎先輩の手首に二本の指を押し当てると、脈の音を確認する。
 何の異常も見られない脈音。
 この命の管には、いったい何が流れているのだろう。
 正体を黒崎先輩から告げられたところで、不気味なことには変わりがなかった。]
(30) 2022/09/10(Sat) 8:19:11

【人】 1年生 工藤美郷

[そしてお酒の話でも黒崎先輩は再び口ごもり>>3:382、しかし共犯者不在のため一人で詰問されることになる。

「そうですか。武藤先輩も酒臭かったです」
「武藤先輩と一緒に飲んだんですか」
「武藤先輩と一緒に飲むお酒は楽しかったですか」
「一人で飲んでもそう思わないのに、武藤先輩と一緒に飲むお酒は楽しかったんですか」
 などと、全くの無表情のまま詰められることになっただろう。
 いじっている自覚は無い。]**
(31) 2022/09/10(Sat) 8:21:30
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。
(a13) 2022/09/10(Sat) 8:23:21

【人】 1年生 工藤美郷

──現在・天使のお告げの後朝霞さんと会話>>28──

 朝霞さんが帰るということは、他の誰かが帰れない。
 それを思うと、素直に喜べない。
 では朝霞さんが死にたかったのですか。

[工藤にはその複雑な心境を、共有できない。]

 私は朝霞さんが呼ばれて良かったと思っています。
 死んでほしい人は他にいます。

[そのように、決して口にしてはいけない言葉を使った。
 同じ立場に置かれた相手が、工藤でなければ。分かり合えたのかもしれないけれど。]*
(34) 2022/09/10(Sat) 8:57:02

【人】 1年生 工藤美郷

──現在・スタッフルームに行く松本先輩を呼び止める──

 なんかありました。

[皿を水に浸した後>>11、スタッフルームに行こうとする松本先輩の手首を掴んで呼び止めた。
 疲れているなら後にしようとか、そこそこのところで会話を切り上げようとかいう気遣いは無い。]

 武藤先輩は私をハメました。
 そして、松本先輩が置いてくれた湿布を貼ったので、私の足の痛みが弱くなり、松本先輩に礼を言うと喜ぶとも言いました。
 これは私はハメられてないと思うのですが、実際は違うのでしょうか。

[とはいえその後も何度もぶつけたから、脛以外の場所にも痣はいろいろできている。]
(35) 2022/09/10(Sat) 8:58:25

【人】 1年生 工藤美郷

[それから、手首の脈を感じながら、じっと松本先輩を見上げた。]

 松本先輩の名前は呼ばれませんでした。
 良かったですね。死んでるかもしれない側に残れて。

[脈を測った時に松本先輩>>1:54がこぼした言葉。
生きることを厭う理由は知らない。その苦しさも想像できない。
 だが、誰が命を落としたとしても、どうせ胸はざわめくのだ。
 ならばせめて、一つの死が、心から望む人に訪れればいい。]*
(36) 2022/09/10(Sat) 8:58:55
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。
(a15) 2022/09/10(Sat) 9:03:34

【人】 1年生 工藤美郷

──現在・特別展前──

[松本先輩や朝霞さんとの会話の後。
 やがて工藤は、匂いに耐えかねてレストランを後にした。
 向かった先には、朝霞さんがいた。>>92>>93>>103
 特別展の、工藤を模した絵の前で、静かに語りかけていた。
 工藤が動いている限り、口でも文字でも、決して意思を見せぬ絵に。]

 ……………………。

[その時は、彼女は、人と感じ方が違うという悩みを話していただろうか。
 工藤もまた沈黙したまま、朝霞さんの背中をじっと見つめていた。
 音も無く。気配も無く。気づかせることも無く。
 やがて、朝霞さんが「慌ててお話に来ました」と言って初めて、背後から声をかけた。]

 その絵は動きません。私が望んで中に入らない限り。

[そのままふらふらと歩み寄る。目線を絵に向けたまま。
 そして絵に触れると、朝霞さんに視線を向けた。]

 私は自分では出られません。話が終わったら引っ張り出してください。

[言うと、反動をつけて、絵の中に飛び込んだ。]
(111) 2022/09/10(Sat) 20:32:42

【人】 ??? 工藤美郷

[工藤が中に入ると、入れ違いに全く同じ顔の女が飛び降りた。
 その時どこまで話が進んでいただろうか。とにもかくにも、理想の投影は、朝霞に人懐っこく笑いかけた。]

 ありがとう。
 このハンカチは私が唯一手に入れたもの。手放したく無かったの。
 それにほら、こうして合わせると、挿し色になって綺麗でしょう?

[スーツの胸元に押し当てて、悪戯っぽく見せつけた。]

 起きるまでの間は、私はあの子の中に溶け込んでいる。私の意思で動くことは無いけれど。
 だから、あの子が把握していることなら、情報共有しなくて大丈夫。
 それで──わざわざ『私』と話したかったことを聴かせてくれるかしら?*
(112) 2022/09/10(Sat) 20:33:52
??? 工藤美郷は、メモを貼った。
(a37) 2022/09/10(Sat) 20:36:38

??? 工藤美郷は、メモを貼った。
(a38) 2022/09/10(Sat) 20:37:32

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・レストランにて松本先輩と>>68──

 誰かが私のために何かをした時。
 私に利があった時。

[松本先輩の言葉を繰り返す。それから湿布のことを言われれば、]

 松本先輩が置いたものとは気づきませんでした。
 気づいたのは武藤先輩です。

[そこまで言ってから、ふと気づいたように続けた。]

 武藤先輩が、松本先輩に礼を言うと良いと言った。
 だから今、私は松本先輩と話している。これも一つの利益です。
 つまり松本先輩の話を総合すると、私は、武藤先輩にも「ありがとう」って言うと良い。

[工藤は学んでいく。全員からとは仲良くできないとしても、根気よく説明してくれる相手に接して。不器用ながら、一歩ずつ。]
(118) 2022/09/10(Sat) 20:53:18

【人】 1年生 工藤美郷

[不器用に、実直に。
 言葉の裏を読むことなく、死への渇望を肯定した。]

 はい。私もそう願います。他の誰かに決まっていたとしても。

[決して憎いわけではない。親切にもしてもらった。
 だが工藤は、先輩の死を望む。]

 残念ながら松本先輩の名前が呼ばれて、起きてしまった場合。
 先輩はまだ死にたいですか。

[事実を確認するように、じっと目を見上げて問うた。
嘘の見抜けぬ眼で、真実を口にしてくれると信じ切って。]*
(119) 2022/09/10(Sat) 20:54:54

【人】 ??? 工藤美郷

──朝霞さんと──

[ハンカチを褒められて、女は口の端を綻ばせた。
 鑑賞物としてのプライドを守ってくれた、一枚のハンカチ。
 それは、真実に気づきながらも優しい嘘をついてくれた朝霞との、工藤には無い絆。]

 静かな絵には話せても、喋る私には話せない?
 まぁ、分かる気がするけどね。あの子もそういうところあるから。

[それでも恥ずかしそうに話を続けてくれれば、「んー」と口元に手を当て、少し考えるような仕草をした。]

 どうだろう。好きなのかなぁ。
 でも、そうだな。気になる人はいる、かな。

[そう器用にはぐらかすと、]

 ね、聞かせて。朝霞さんのこと。好意の区別がつかなくても、何か心に引っかかるものがあるから悩んでいるんでしょう?

[問いかける言葉は、決して揶揄する響きはないけれど。
 最後ぐらい、ガールズトークを楽しみたい。
 どこかでそんな望みもあった。きっと、工藤にはできないことだから。]*
(124) 2022/09/10(Sat) 21:13:05
??? 工藤美郷は、メモを貼った。
(a41) 2022/09/10(Sat) 21:15:59

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・朝霞さんにお礼言われた>>3:400──

[朝霞さんから、過呼吸の際のことについて、礼を言われた。]

 はい。朝霞さんは私の言うことを聞かなければ、窒息する恐れがありました。

[謙遜することなく肯定した後、「ですが」と続けた。]

 以前、過呼吸になった人にも同じことを言いました。
 そうしたら嫌われました。私には優しさが無いから、正しいことを言っても聞く気がおきないそうです。
 朝霞さんとあの人との違いが、あの人は苦しみ続け、朝霞さんは落ち着くという結果を産みました。

[そう、分かるような分からないようなことを伝えた。
 もしも上手に話せたならば、「あなたを落ち着けたのはあなた自身の力だよ」程度は言えたのかもしれないが。]*
(126) 2022/09/10(Sat) 21:38:03

【人】 ??? 工藤美郷

──ガールズトーク>>134──

[鑑賞物は、見てもらうために生み出された。勢い、向き合ってくれる鑑賞者には、つい態度が丸くなる。
 無理には詮索しない彼女に、ふふ、と笑って「ありがと」と、軽い挨拶のように告げた。
 それから、少し体を傾けて向き合いなおした。何でもない仕草だが、彼女が話しやすいように、体の向きを、変えた。
そうして、彼女の心を聞いた。口を挟むことなく、時折頷きながら、穏やかな目線を向け続けた。]
(148) 2022/09/10(Sat) 22:36:36

【人】 ??? 工藤美郷


 …………。

 ………………………。

[長い沈黙の後に、女は深いため息をついて、朝霞の肩をそっと抱いた。]

 ……それは、苦しい想いをしたね。

[とんとん、と背中をあやすようにタッチする。つい先ほど、彼女が工藤にそうしたように>>4:28。]
(149) 2022/09/10(Sat) 22:37:29

【人】 ??? 工藤美郷

[それから手を広げると、ぎゅっと包み込んだ。]

 その人の心に応えたくても、自分に同じ心が無かったら、かえって苦しめてしまうもの。傷つけたくなんかなくたって。
 それなのに、自分の想いが分からなかったら、受け入れることも断ることもできない。かといって先延ばしにしていたら、それはそれで苦しめてしまう。
 ……辛かったね。

[そうやって、柔らかい胸の内を話してくれた少女の苦しみに、ただ寄り添った。
 まっすぐな心故に生み出してしまう、優しい苦痛に。]

 知らない感情を向けられて、さぞかし戸惑ったでしょう。
 初めて経験することは、いつだって怖いもの。

[それが肯定的な想いであったとしても。]

 あなたが向けられている想いと、あなたの心の中の想いが、その人と違うんじゃないかって。
 そういう不安が、あなたに苦しみを与えている。
 違うかもしれないって思わせる何かがあったの?

[そう、更に続きを促したか。
 彼女が初めて出会う感情を、解きほぐすように。]*
(150) 2022/09/10(Sat) 22:38:14

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・レストラン──

[根気よく説明する松本先輩を、工藤はじっと見上げた。>>4:127
 ジョークのことも確認しなければいけないし、ありがとうも言うと良い。
 なんだかやることがいっぱいだ。
 この話だけでも難しかったから、続いた答えは工藤にとってはより難しかった。
 最期まで口を挟まぬままに沈黙した後、工藤はつぶやく。]

 ……困りました。
 松本先輩に当たれば良いという願いが揺らいでいます。

[それからまた、しばらく沈黙した。
 朝霞さんの言葉を思い出す。>>37
 どうせ一人は当たってしまうなら、朝霞さんは自分が良いと言った。
 どうせ一人は当たってしまうなら、工藤は松本先輩が良いと思った。
 根幹にあるのは同じ思い。死が生み出す苦しみが、最小限になればいい。]

 そうすると、当たってほしい人が居なくなります。誰かには当たるのに。
 矛盾してしまいました。

[まるで人間みたいだ。
 人形のように揺らがぬ目で、ただ松本先輩を写した。
 ずいぶんと長いこと、写し続けていた。]*
(164) 2022/09/10(Sat) 23:27:43

【人】 ??? 工藤美郷

── 特別展前 ──


[涙で濡れた胸元>>166から、伝播するように自責の念や後悔が伝わってくる。
 痛々しかった。溶けゆく胸よりも余程。
 多少濡れていたんでも、女は気にするそぶりを見せなかった。体を癒すハンカチは、胸の中の少女からもらっていたから。
 堰を切ったようにあふれ出る涙を受けながら、ただ静かに背中を撫で続けた。
 自らの意思によって。]

 ……人の傷って、どうにもならないのよね。
 心から幸せになってほしいと願って放った言葉で、深く傷つけてしまうことはある。
 分かるよ。たぶん、誰よりも。

[工藤は誰よりも多く、その失敗を積んできたから。
 それから、朝霞の心の在り様をじっと見つめた。
 彼女が溺れている感情の渦を、少しでも解こうとする。]
(176) 2022/09/11(Sun) 0:19:00

【人】 ??? 工藤美郷

[それから再び、長いこと沈黙していた。
嗚咽の頃合いを見計らって、話しかける。]

 よく聞いて。
 彼の傷は、あなたの言葉を受けて、彼が反応して生み出したもの。
 彼の反応はあなたにはどうにもならないこと。
 だから、あなたが抱く感情が、彼と違うという証明にはならない。
 だってあくまでも彼の反応だもの。あなたの心の反応じゃない。
 そこを一緒くたにしてしまうと、さらに苦しみを呼ぶことになる。

[朝霞は、工藤の無遠慮な言葉でさえ、いつでも受け入れてきた。
 ならば、この言葉にも耳を傾ける強さを持っていると、女は予測した。
 絡まってしまった自分の心を、一本ずつ解きほぐす強さを。]
(177) 2022/09/11(Sun) 0:19:42

【人】 ??? 工藤美郷


 あなたの心の反応は……
 彼に幸せになって欲しかった。
 自分が幸せにできないなら、誰かが幸せにして欲しいと願った。
 傷つけてしまったことに気づいたから、追いかけようとした。
 あなたの言葉を聞いていて、私はそう感じたわ。違う?

[確認しながら、一つ一つ進めていく。もしも違うようだったら、朝霞の言葉を借りて修正しながら。
 朝霞が「彼」を追いかけられなかった理由は何なのか。
 それは朝霞の口からは語られていなかったから、分からない。
 だから女は、分かっていることだけを口にした。
 人の心を予測することは無く。確かなことだけを口にする。
 たとえ予測の精度が工藤よりも高かったとしても、女の妄想に過ぎないから。]
(179) 2022/09/11(Sun) 0:20:34

【人】 ??? 工藤美郷


 ……次は彼の視点に立ってみましょう。
 彼はあなたをいつでも思いやって、傷つけないようにしてくれた。あなたの言葉を借りるなら。
 でも、結果としてあなたは今、こんなにも涙を流して、傷ついている。
 さぁ、彼は酷い人?

[そう問いかけて、可能ならば朝霞の目をのぞき込んだ。]*
(180) 2022/09/11(Sun) 0:21:28
??? 工藤美郷は、メモを貼った。
(a52) 2022/09/11(Sun) 0:51:59

【人】 ??? 工藤美郷

──特別展前──

[何度も絶縁されてきた工藤、その半身だからこそ諦めて手放せる執着はある。
 周囲から愛され、深くかかわることは無くとも、大きく傷つけることの無かった朝霞には、そう簡単には割り切れないのかもしれない。>>184
 それでも、少しずつ心を解きほぐせば、自分で望む道筋を見つけられる。朝霞には、その力がある。
 ただ、混乱していると、原因を見る目が濁る。第三者できることは、ただ気づきを促すだけ。]

 原因が違う? 本当にそう言い切れるかしら?
 実際のところ、彼が何故傷ついたのかは、誰にも分からないのよ。
 あなたに分かるのは、彼が傷ついたという結果と、あなた自身の心の動きだけ。
 それは誰にとっても同じ事。彼にとってもね。
 あなたは、自分が彼に寄り添えないことに傷ついている。でも、彼は自分の行いがあなたを傷つけたと思っているかもしれない。あなたが今苦しんでいるように。
 まぁ、彼の気持ちについては、私とあなたでいくら考えても答えは出ないわね。私たちは彼ではないのだから。
 
(190) 2022/09/11(Sun) 1:36:44

【人】 ??? 工藤美郷

[そこから、少しそれた話を戻した。
 彼について語ることはほとんどない。目の前にいない人の心の、いったい何を掬えるのか。
 だから女は、朝霞だけに向き合う。]

 誤解しないでね。別に、彼が酷い人だと言いたいわけじゃないのよ。
 ただ、あなたが自分に向けた評価は、他の人から見ればまったく違うように見える。そのことが、彼の目線を想像すればイメージしやすくなるかと、そう思って例えに出しただけ。

 だけど、結論の出ないことを考えるより、あなたが彼に寄り添えない、と思う理由をもう少し解きほぐした方が良いのかしら。
 あなたが彼を幸せにできないと思った理由を、もっと聞かせて。
 好意が彼と同じ系統のものか分からなくて、悩んでいるのだったかしら?

[もう一度、朝霞の話を丁寧に聞こうとした。
 もちろん、この問いに限らず、朝霞が吐露する心境があれば、ただ声を聞き続けた。]*
(191) 2022/09/11(Sun) 1:37:47
??? 工藤美郷は、メモを貼った。
(a57) 2022/09/11(Sun) 1:46:29

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・レストランで松本先輩と会話──


[吹き出された
カレー
息に>>181、工藤は特に反応しない。
 表情の伝播が無くとも、松本先輩は笑った。]

 私は優しい子だな。

[工藤は言葉を繰り返した。
 嘘を疑えない工藤は、人の評価をそのまま鵜呑みにしてきた。
 面倒くさい子。我儘な子。勝手な子。
 そして松本先輩の言葉も信じた。
 そういうところも含めて、優しい子。]

 気持ちは揺らいでいます。
 みんな生きてたらいい。
 ですが私は泣けません。

[微笑みを目に写しながら、工藤は淡々と答えた。>>182

 泣けないまま、その一人の死を想います。
 今この瞬間ではなかっただけで、やがては私も逝く所。
 そこに先に逝った人のことを。

[死後の世界があるかは分からない。死んだことが無いから。
 だから明確に答えが出せることだけを、見つめた。
 松本先輩の瞳の奥で、見つけた。]*
(204) 2022/09/11(Sun) 8:38:48

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・特別展に行く前──


 はい。小泉先輩。

[レストランを出ようとした時に、小泉先輩に声をかけられた>>4:198
 軽い世間話には、]

 分かりません。
 私と朝霞さんと仲良くできるかは、朝霞さん次第です。

[「私は仲良くしたくても相手にそのつもりがあるか分からないから……」とかいう殊勝な前置きを全てすっ飛ばした結果、なにやら偉そうな返答になった、お前は一体何様だ。]

 現実世界に戻ってもみんな仲良く話せそう。
 小泉先輩にはそう見えますか。

[工藤には相変わらず見えないものが多い。
 だから彼の目を借りて、確認するように繰り返した。
 彼と違って、香坂さんと朝霞さんの今までの言動から、未来を予測することはできないから。
 心の機微に疎いが故に、小泉先輩の顔色の悪さにも気づくことは無く。]

 私には分かりません。分かるのは
 
(210) 2022/09/11(Sun) 10:14:25

【人】 1年生 工藤美郷

[それから視線を落として、じっと彼の右足を見つめた。>>4:59

 ……小泉先輩の右足から、林檎の匂いがします。
 林檎の匂いですが、黒崎先輩の指とは全く違います。
 胸がむかつくほど強く、主張しています。他のことを考えさせないほど、我を押し付けてくる。

[まるで、自分を見ろと、注目させるように。
 植物は、匂いで動物を操作する。それは、己の欲のままに支配したがるような、強制的で傲慢な香りだった。]*
(211) 2022/09/11(Sun) 10:14:55

【人】 ??? 工藤美郷

──現在・特別展前──
      、、、
[工藤さん、あなたのことも。
 何気なく朝霞が放った言葉に、女は静かに目を伏せた。]

 ……ありがとう。

[小さな言葉は、目の前の朝霞にさえ届いたかは分からないけれど。
 礼の意味も伝えることなく、それからまた聞く姿勢に戻った。

 家族や研究室の皆からの好意は、複数人に向けられていても何ら問題の無い種類のもの。
 けれど、「一番」という唯一の順列を、果たして朝霞が持てるのか。それを彼に向けられるのか。
 きっと、その思いの差異に対して、彼女はあまりにも敏感で、臆病なのだ。
 だから、「そんなことないでしょう?」という言葉が出てくる。]

 さぁ? それを許さなかったのは、彼ではなくてあなた自身だもの。
 その思考の癖が、良いとか悪いとかではなくてね。

[溺れる彼女の感情から息継ぎをするように、俯瞰した物言いをした。
 物言わぬ絵でいたのならば、理想の答えも言えたのだろうけれど。
 話して動いている以上、女は少しずつ理想からはずれていく。]
(222) 2022/09/11(Sun) 10:59:19

【人】 ??? 工藤美郷

[それからまたしばらく、黙って話を聞いていた。
 彼女が告白する、「何より酷い裏切り」を。]

 …………。

 …………………。

 あなたは、痛めることを恐れるあまりに、彼を突き放した。
 あなたに宿ったのは、そういう性質の好意だった。
 ……よく、認められたね。

[目を背けたくなるような自らの罪を認めるのは、辛い。
 けれど、認めてしまえば、正体の無い不安に向き合うしかない。]
(223) 2022/09/11(Sun) 11:00:07

【人】 ??? 工藤美郷


 それでも、彼を傷つけて裏切ってしまったとしても、追いかけずにはいられなかった。
 足が止まってしまった今も、後悔に飲まれるほどに、彼が好きなのでしょう。たとえ好意の正体が見えないままでも。
 それが今のあなたの心。

[それから少し身を離して、ぎゅっと朝霞の両手を握りしめた。]

 あなたの心に従って。それがどんな結果を産むとしても。
 どうせ自分のことしか分からないのだもの。
 分かりもしない彼の想いを、いくら妄想したって答えは出ないわ。
 直接彼と話して、彼の反応を見た時に、あなたの心に宿るもの。大切にできるのはそれだけ。

[そうでなければ、いつまでも己の妄想に囚われることになる。
 けれど、朝霞が苦しみ続けるのは、彼にとっては望ましくないことだと。不確かなことが多い人間関係の中で、それだけははっきり分かるから。

 傷つけてしまうかは、接してみなければ分からない。
 話してみて、やっぱり傷つけてしまって、本当に駄目だと感じたならば。離れるのはそれからでも遅くは無い。]*
(224) 2022/09/11(Sun) 11:00:51

【人】 1年生 工藤美郷

──回想・レストランで小泉先輩と会話──

 はい。私はいつでも仲良くする気でした。
 朝霞さんとも。

[尋ねられれば>>221、そのように答えた。
 相変わらず言葉は足りなくて、だから仲良くできる相手はとても限られているのだろう。
 それは小泉先輩に対しても同じことで、]

 はい。とても臭いです。

[「林檎」という主語をすっ飛ばして容赦なく言い放った。]
(229) 2022/09/11(Sun) 11:32:19
 




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