人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 羽井 有徒

── ラウンジ ──
 
 
  お待たせ。
 
 
[濃い色のジーンズに白のオープンカラー。
少しシャワーを長く浴びたせいか、真由美はすでにそこに居た。
やっぱり綺麗だなってあらためて思う。]


  お祭りって感じがするな。


[真由美だけじゃない。浴衣姿の客を何人か見かける。
中には二人そろってというカップルらしき姿も。
いつもとは違う装い、いつもとは違う雰囲気、その空気に充てられたように手を差し出した。]


  ……行こうか。


[今日は1日中、真由美を独り占めだ。]*
(160) 2020/08/02(Sun) 8:13:49

【人】 羽井 有徒

[また、怪我の具合を聞かれたなら。]


  朝のは散歩だよ、ただの。


[真由美の浴衣姿を見たくてちょっと走ったってことは内緒にしておこう。]


  ん、まだちょっと痛みがあるな。
  力を入れたり、走ったり跳ねたりしなければ大丈夫。


[実際のところ静かにしていれば少し病む程度で、動きに支障があるほどの痛みではなかった。]


  素敵な恋人が隣にいてくれるなら、
  痛みなんて感じない、……かもしれない。


[恋人、そう恋人。
言われてその事実に初めて気づく。
だけど、そのことがその響きが、不思議なぐらい自然と胸に馴染んだ。]*
(161) 2020/08/02(Sun) 8:19:12

【人】 羽井 有徒

[着付けを積ませて真由美にお披露目。
二人で選んだ、というよりほぼ真由美に任せて選んだ浴衣。
柔らかなグレーの浴衣、黒の帯を合わせて、足元は草履。
あとサングラスを外して頭には帯と同じ色のハットを被った。]


  ……どうかな?変?
  俺は結構気に入ったけど。


[和装とはあまり縁がないから着慣れていない。
そのせいか本人としてはどうもコスプレしてる気分になってきていた。]


  ちょっと、こっちに来て。


[と、真由美を手招きして、鏡の前で二人並んでみれば悪くないように思う。]


  うん、いいな。
  真由美の浴衣姿と並んでも大丈夫だ。


[せっかく二人でいるのだから、隣に立ったときに真由美の浴衣と合うならそれがいい。]*
(168) 2020/08/02(Sun) 9:22:12

【人】 羽井 有徒

 
 
  そりゃそうだ。
  自慢の恋人が選んでくれたからな。


[さすがに小さな声で店員には聞かれないように。
寄り掛かる真由美の腰にそっと手を添えて。
鏡の中の真由美に柔らかく微笑んだ。]
(177) 2020/08/02(Sun) 9:49:59

【人】 羽井 有徒

[試着した浴衣を一式購入し、折角だから着たままで居ることにした。着てきた服はホテルに届けてもらうことにして。]


  少し歩こうか。


[素敵な恋人を自慢して回るわけじゃないけど。
如月町を2人でゆっくり散策するのもいい。]


  こうしてみると和装もいいな。
  ちょっとハマりそうだ。


[着物屋で浴衣以外も眺めたが、生地や柄が多様で、着物だけでなく帯一つとっても様々なバリエーション豊かで、組み合わせなんかを考えるのも面白そうだと。

でも本当は違う。
話はもっと単純だ。
真由美との浴衣選びが楽しかった、ただそれだけ。

乗馬といいこれといい、自分は案外単純にできているらしい。]*
(178) 2020/08/02(Sun) 9:51:08

【人】 羽井 有徒

 
 
  俺もあまり詳しくはないけど。


[見て回るほど見れたわけではなくて。
かるい散策、前に真由美に話したような何があるとかそんな程度。
それに。]


  
……だいぶ、景色が変わって見えるな。



[小さく呟いた。
誰と見るか、誰と共有するかで空気すら変わって見える。
こちらを見上げて微笑むその最たる原因を見つめて笑顔を返す。]


  じゃあ今日は如月探索だな。
  行きたいところ、全部回るぞ。


[きっとそれは今日一日では足りない。]
(192) 2020/08/02(Sun) 10:48:37

【人】 羽井 有徒

[右手に柔らかな感触。
手を握られたのだとわかって少し照れ臭い。
さっきは自分から手を差し出したのに、そのときも妙に照れ臭かったから。
でも、握られた指を一度解いて、指を交互に重ねて握りなおした。]


  乗馬も着物もここに来てからだな。


[そう笑って。
他にあるかと聞かれたら少し悩んでから。]


  真由美と二人でできる趣味が欲しいな。


[乗馬以外でって、やっぱり笑って何がいいかって聞き返す。]*
(193) 2020/08/02(Sun) 10:48:49

【人】 羽井 有徒

[知りたいし、知ってほしい。
今まで”見て来ただけ”の町を二人で歩きながら。
真由美が好きなことも、嫌いなものも、ほかにも色々。
─── まだ俺が知らない真由美のことを。]*
(194) 2020/08/02(Sun) 10:51:47

【人】 羽井 有徒

[コロコロと表情を変えながら二人の趣味を探そうとする真由美が可愛い。
今思えばこういうところに惹かれたんだって。

二人で映画を見るのもいい。きっと感想を言い合ったら真逆なんだろうけど、それもまた楽しいだろう。
料理を二人でするのもいい。二人で作って二人で食べる。楽しくないわけがない。

ところで、どうしてみんな飲食経営っていうと料理が出来たりグルメだったり思うのだろう。
どっちもそこそこで、人に自慢できるほどじゃないのに。]
(218) 2020/08/02(Sun) 12:41:39

【人】 羽井 有徒

 
 
  ………ん?どうかしたか?


[見上げる真由美が何かを言いかけてに、それに小首を傾げる。
何か言いにくいことだろうか、聞きにくいことか。]


  そう言われたら気になるな。


[イケメン過ぎてる見惚れてたか?
なんて笑いながら揶揄って。
でも何だろうか、もしかしたら本当に何でもないのかもしれないけど。]
(219) 2020/08/02(Sun) 12:43:07

【人】 羽井 有徒

 
 
  ローゼンなんとかって人のらしいけど。
  見学もさせてくれるみたいだったな。


[確かそう、シェアハウス。
気になるなら行ってみようって提案して。]


  どこへなりともエスコート致しますよ。
  お嬢様。


[キュッと手を握りしめる。
食事といえばオムライスの店を思い出して、あの時ハナに向けていたニコニコとした笑顔、自分にも見せてくれるだろうかって思いながら。
まずはお昼何にしようかって尋ねた。]*
(220) 2020/08/02(Sun) 12:43:46

【人】 羽井 有徒

[で、となりで真由美が急に「詩桜ちゃん」なんて大声を出すから、流石に驚いて。
たしかに前にいるのは詩桜だったから、更に驚いて。
たぶん、バツの悪そうな表情を浮かべてしまっていたと思う。]


  ……よう。


[言葉短いのは詩桜が顔を赤くしてたからだ。
そんな顔されたら否応なしあのせいかと思うし、それとも単に男といるところを見られるのが恥ずかしいのだけなのかもしれないけど。
そう考えれば、そういえばこっちは手を繋いだままか。
─── ああ、急に照れ臭くなってきたぞ。]
(221) 2020/08/02(Sun) 12:55:59

【人】 羽井 有徒

ふと、男の方は見覚えのある顔、面影がある。
前に詩桜と一緒にいるところを目撃したときは遠目で気付かなかったが。]

 
  あ、……サトシか?
  ウスライだろ?本屋の。


[高校の後輩、本屋のウスライサトシだ。]


  わかるか?
  羽井、同じ高校の。


[懐かしい。
地元から離れて久しく、それもまた省みることのなかったものの一つ。]*
(222) 2020/08/02(Sun) 12:57:35
羽井 有徒は、メモを貼った。
(a10) 2020/08/02(Sun) 13:00:55

羽井 有徒は、メモを貼った。
(a11) 2020/08/02(Sun) 13:02:07

羽井 有徒は、メモを貼った。
(a12) 2020/08/02(Sun) 13:05:33

羽井 有徒は、メモを貼った。
(a13) 2020/08/02(Sun) 13:05:33

【人】 羽井 有徒

[懐かしい記憶。
あの頃は、そう、ガラが悪いとか悪い顔とか言われるようなこともなかった。
ただ、家に金がなくて、そのせいで高い本が読みたければ図書室にいくか、近所の古本屋に行って安くかって読み終わったら売ってなんてことをしていた。

だからウスライと顔見知りになるのは自然の成り行き。

どのか陰鬱でコミュニケーションに難のあるサトシは、でも頭が良くて話せば面白いやつだった。]
(236) 2020/08/02(Sun) 14:08:45

【人】 羽井 有徒

[図書室でよく見かける図体のでかい後輩。
たまに、話をするようになったころ。]


  お前の目、カッコいいよな。


[本気で羨ましくて、笑いながらその目くれよなんて言ったっけ。それからだったか、お互いのことを話すようになったのは。]
(237) 2020/08/02(Sun) 14:10:47

【人】 羽井 有徒

 
 
  人嫌いだったもんな、お前。


[理由は違っていたけど、ある種のシンパシーが二人を繋いでいたのかもしれない。]


  そっか。
  お前もか。


[あの頃、他人を信じられない自分と、他人との関わり方を見失っていたサトシと。
そんな二人がこの街で大切と思える人に出会えた。
その奇縁に、自然と微笑んでいた。

─── よかったな、サトシ。]
(238) 2020/08/02(Sun) 14:11:15

【人】 羽井 有徒

[なお、“兄弟“になったかもしれないってことは胸の奥の奥のさらに奥の方に仕舞い込んで鍵をかけて置いた。
知らない、そんな事実は知りません。]*
(239) 2020/08/02(Sun) 14:13:43

【人】 羽井 有徒

── それから ──

[しばらく4人で話をしていたか。たぶん詩桜とはあまり言葉を交わさなかったかもしれないけど。
それから、また元の二人ずつに分かれてから。]


  蕎麦にしようか。


[思い出したように、さっき真由美が挙げた候補からお昼の行き先を提案した。

蕎麦。
日本各地で食される蕎麦粉を用いた麺類。
暖かいものや冷たいもの、つけ麺やいろんなスタイルが地域によって違う。
寒冷地で栽培され、水が少なくても良く育ち……ウンタラカンタラ……

つまり、蕎麦が好きなのだった。
ちょっと期待に目が輝いていたかもしれない。]*
(240) 2020/08/02(Sun) 14:25:30

【人】 羽井 有徒

── 蕎麦屋 ──

[小上がりに座っていた。
真由美は素麺を頼んだらしく、やってきたのはフルーツが彩っていて見た目にも楽しそうだった。
対してこちらが頼んだのはただのざる蕎麦。]


  うん、美味い。


[うんうんって何度も頷きながら。
香り豊かで喉越しのよい如月の蕎麦、この街は何でもあるなって感心した。]
(281) 2020/08/02(Sun) 19:48:58

【人】 羽井 有徒

[素麺じゃ昨日みたいな眩しいほどのニコニコとした笑顔は見れないなって、少し残念にも思ったけど、向けられた微笑みにドキリとさせられた。

優しく穏やかな笑顔。
自惚れでなければ、それは自分にだけ向けられる笑顔。]


  …………ずるいな。


[笑顔一つで心を持っていかれる。
昨日よりも今日、今朝よりも今、自分の中で真由美がどんどん大きくなっている。]
(282) 2020/08/02(Sun) 19:49:20

【人】 羽井 有徒

[それに───

先に食べ終わって、真由美の仕草を眺めていた。

浴衣で座る姿が、袖を押さえながら素麺を食べる姿が、素麺を啜るその唇が、妙に艶っぽい。
そう見えるの、そう見てるからなのか。

視線を外す。
初めて見た時も綺麗な子だって思ったけど、あの時よりもずっと綺麗に見えるのは、浴衣姿のせいだけじゃない。]*
(283) 2020/08/02(Sun) 19:50:25

【人】 羽井 有徒

[その手を握ったのはどっちが先だったろう。
さっきまでは少し照れ臭くて真由美が手を取るに任せてたけ。もちろん握った手を離したりはしなかったけど。
でも、蕎麦屋を出てからは自分からまゆみの手を取りに行った。]


  ほら、はぐれたりしたら大変だし。


[そんな理由付けなんて要らないのに。]
(291) 2020/08/02(Sun) 20:42:12

【人】 羽井 有徒

 

  林檎飴とか?
  子供の頃まるまる一個食べたかったな


[笑って思い出すのは子供の頃の記憶。
お祭りに行けば欲しいもの食べたいものはいっぱいで、でもそんなに多くは買ってもらえない。
でも、大人になってからこういうお祭りに来ることは殆どなかった。]


  真由美は?


[って聞き返す。
そういえば真由美の子供の頃ってどんなだろうって思えば、なんとなく今とあまり変わらなそうで、クスリと笑った。]
(292) 2020/08/02(Sun) 20:42:31

【人】 羽井 有徒

[川のほとりを歩く軽快な下駄の音、人混みの中でもその足音を分けられる。
微笑みかける真由美に少し心配そうに。]


  足、……痛くないか?


[ゆっくり歩いているとはいえ、吐き慣れない下駄は足に負担がかかるだろうし、鼻緒だって擦れてしまえば痛くなる。
もし、そうなら移動はタクシーを使ったほうがいいかもしれない。]*
(293) 2020/08/02(Sun) 20:43:59

【人】 羽井 有徒

 
 
  んー、………


[どんな子供だっただろうか。
勉強はできた、運動もそこそこ、でも。]


  友達は少なかったな。


[ぎこちなく笑った。
あと、女の子にはそこそこモテたけど、付き合うまで行かずに、結局フラれることが多かった。
でも、これは言わなくていいか。]
(315) 2020/08/02(Sun) 22:09:28

【人】 羽井 有徒

[真由美のことが好きって気持ちに今更疑う余地はなくて、きっも真由美が自分を好きなことも間違いない筈だけど。
たまに思う。]


  真由美って……


[そこで言葉は途切れる。
何を聞こうというのか、そんなこと聞いても仕方ない。]


  いや、何でもない。
  
  もちろん。
  痛くならないように休憩しながら行こうか。


[花火まで時間はまだある。
急がずゆっくり歩いて、たまに立ち止まって、また歩き出そう。]
(316) 2020/08/02(Sun) 22:10:06

【人】 羽井 有徒

[真由美の微笑みに好きの気持ちが伝わってくるから。
視線を左右に走らせると、その額に口付けを落とした。]*
(317) 2020/08/02(Sun) 22:10:59

【人】 羽井 有徒

[薔薇の洋館。
これがシェアハウスというのが信じられない。
真由美の言う通り、こんなところで生活していればそういう気持ちが刺激されるだろう。]


  すごいな、これはロマンチックだ。
  どこからか切り取ってきたみたいな。


[何か物語の中から飛び出てきたみたいな洋館。]


  俺たちもこんな家を建てる?


[もちろん冗談って笑った。
─── もしも真由美にお願いされたら、……どうしようか?]
(322) 2020/08/02(Sun) 23:09:01

【人】 羽井 有徒

 

  俺は大丈夫、怪我してるの忘れてた。


[実際のところ、歩いていても何かの拍子で左肩に衝撃が響けば少し痛みがあるけど、それほど支障があるわけじゃない。]


  それよりも、ちょっと見せて。


[椅子に腰をかけた真由美の足元に跪くと、下駄を外して足にペタペタと触れ、その具合を確かめた。]
(323) 2020/08/02(Sun) 23:09:37

【人】 羽井 有徒

 
 
  ん、……真由美ってさ。


[また少し言い澱んで。
んーとかあーとか歯切れ悪く唸ってから、意を決したように。]


  今まで、どんな男と付き合ってきたんだ?


[真由美の足に落としていた視線を上げて、その目を見つめた。]
(324) 2020/08/02(Sun) 23:10:04
 




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