人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【墓】 高野 景斗

 なってるよ、
 そんな気持ち良いって反応されたら。 

[ 笑った事を不思議そうに見ていたから
 ぐ、とそこを押し付けてやると、
 おっきく、なんて言うものだから、
 尚更押し付けるようにして。

 君で感じて、こうなってる、
 分からせるように、腰を揺らして。

 水中では重さなどあってないようなもの。
 ゆっくりとした動きは、突き上げるときの
 それと似た動きで。 ]
(+83) 2023/03/30(Thu) 23:56:08

【墓】 高野 景斗

[ まだ、だめ、とそう言われて
 舌の根も乾かぬうち。

 短い呼吸で、染まる目尻で、変わった姿勢で

 限界が近いことを連想させるのに、
 言わない、から ]

 ――あ、
それ、 ちょ、  ン、

 
[ まだもう少し、ゆっくりってそう思っていたのに
 柔らかな肉の合間に挟まれたら、
 焦るような声が出る。

 それでも緩やかに動く腰は止まらず
 ちゃぷり、ちゃぷりと跳ねるお湯が肩を、耳を
 濡らして ]
(+84) 2023/03/30(Thu) 23:56:34

【墓】 高野 景斗

[ 散らばったものを掻き集めるようじゃなく、
 ひとつひとつ、拾うように。

 高まっていく快楽から、逃げられようもない。
 抱き込まれた腕が触れるだけでも、
 びく、と体が震えるほどに、体ぜんぶ、
 飲まれていくようで。 ]

 俺のが、ダメかも、

[ 更に抱き込まれて、呟いて、
 また尖りを食んで。

 
――そこで漸く気づいたのだが、

 
もう取りに戻る余裕なんて、ない。
]
(+85) 2023/03/30(Thu) 23:57:07

【墓】 瑞野 那岐

[彼と身体を重ねるたびに、少しずつ。
 開かれて、慣らされていった身体は、
 小さな快感も拾える程敏感になって、恥ずかしい。

 なのに。
 
 身悶えて、啼いて、縋るたびに、
 褒めるみたいに彼が頭を撫でて良かったね、と言うから。
 まるでそれが正解だったみたいに覚え込まされて、
 快楽に従順になっていく。
 
 一度外れた箍は、際限が効かなくなってしまう程。
 淫らに、彼を求めるようになって。

 自分がこんなにも貪欲で浅ましいとは思わなかった。
(+86) 2023/03/31(Fri) 0:57:08

【墓】 瑞野 那岐

[だけど、そんな俺を彼は。
 かわいいと、いとしいと言ってくれるから。

 涙を散らして縋ってしまう。
 もっと、と口に出せるまで数ヶ月。
 口に出せなかった分、身体は素直に、
 彼を求めてしまうけれど。――呆れないでほしい。

 善がる俺を見て、形を大きく変えて。
 硬くなったそれを押し付ける。
 反応を喜んでいる彼に、きゅう、と胸が疼いて。

 髪に頬を擦り付けて、甘えて。]


  ……ぁ、ぁんッ
 ……ゆらさ、ないでっ……



[自らも腰を擦り付けていたのに。
 彼にされたら、それ以上感じてしまうから。
 身体の奥が疼いて、後孔を突付く熱さに身悶える。]
(+87) 2023/03/31(Fri) 0:57:49

【墓】 瑞野 那岐

[焦れったいけど心地いい快感の波に飲まれて。
 腰を揺すって刺激を求め、瞳を伏せる。
 ぱた、ぱた、と髪から溢れる水滴が湯に幾度も落ちて。

 気持ちいい、しか考えられなくなっていく。
 もうちょっと、もうちょっと。]


  は、ッ……ぁ、ンッ、
 …ンッ、 んっ


[入り口を擦るだけの淡い刺激を求めていれば、
 直接、昂りを会陰に擦られる彼のほうは、
 きっつかったのか、上擦ったような声が聞こえて。

 少しだけ、動きを緩やかなものに変えて。
 それも、次第に完全に止めて。]


  ……、……ン……、?


[とろ、と蕩けきった表情に映る瞳は。
 しとどに濡れて彼を映し出し、ぼうっと呆けた頭は、
 うまく思考が回らなくて、こてりと首を傾げて問う。]
(+88) 2023/03/31(Fri) 0:58:23

【墓】 瑞野 那岐

[後孔を擦り上げる先端から、ぬめりを感じて。
 彼も感じているのだと分かって。
 抱きしめた身体が、僅かに震えただろうか。

 だめかも、という声に。]


  ……ん、  ……ぁ、ッ


[今度は問いかけるではなく、相槌の音を重ねて。
 抱き込んだ頭が、動きを制するみたいに粒を食むから、
 びくん、と背を丸めて、はふ、と吐息を逃がす。

 表情も頭も、これ以上無いぐらいに蕩けたのは。
 今まで、きっと彼も見たことがないくらい、あまい。]
(+89) 2023/03/31(Fri) 0:58:43

【墓】 高野 景斗

[ 持って生まれたもともとの、
 ではないのは承知済み。

 肌を重ね合ううちに、覚えてくれることを
 褒めるように、良かったねと重ねて、
 心だけじゃなくて、体も、好きになって
 くれて、――そうして、俺は自分の瑕も、
 どうでもいいものじゃなく、好きになれた。

 底なんてなくとも構わない。
 際限など、決めたい人が勝手に決めればよろしい。

 奥の奥、君も知らなかった君と出会う度、
 何度だって、恋する気持ちを知っていくから。 ]
(+90) 2023/03/31(Fri) 10:26:24

【墓】 高野 景斗

[ 恋を覚えた体はときどき、
 焦がれて焦れて、疼きを君にも
 知らせてしまうけど。

 ――呆れはしないだろう

 この温度を教えたのは君で、
 手を取って二人、溺れてきたのだから。

 甘える君が、あまく、なく。 ]

 可愛い声、――…もっと、欲しいな

[ ちゃぷん、ちゃぷん、泡立つほどでもない
 水音のまま、揺すり、揺すられて。

 次第に追い詰められていって、
 お湯の中、とろりとした先走りの蜜が零れて ]
(+91) 2023/03/31(Fri) 10:26:55

【墓】 高野 景斗

[ 自分の意志とは裏腹に、入りたがるように
 そこを突き回してしまう。

 ドアを叩いて、あけて、と言うみたいに。 ]

 ――……は ぁ、

[ 腰の揺れが緩やかなものにかわり、
 止まっていくのに、蕩けきった表情を見てしまったら
 こちらの思考も溶けていく。

 しとどに濡れて、首を傾けて、
 あまく息を吐いて。

 主義に反する。このまましてしまうのは。
 その思考すら、奪い去って ]

 ……このまま、 入れさせて。

[ 卑怯すぎる問いを投げる気はない。
 ダメと言われても止まれないからではなくて。

 こんな時に問えば、良いとしか言えないだろうと
 思ったから。 ]
(+92) 2023/03/31(Fri) 10:28:38

【墓】 高野 景斗

 
――ン、………あっつ、


[ 全て埋め込んだら、切なげに眉根をよせたまま
 なきごと、ひとつ。 ]

 
熱くて、キツくて……

 
出ちゃうかと思った、


[ ふ、と浅く呼吸を繰り返した。

 あってもなくても、そう変わらないだろう
 あんな薄いスキン一枚なんて。

 そんな風に思っていたものだから。

 隔てるものがなにもなくて、
 直接奥まで、触れてる熱さに、
 みっちりと包まれる感覚に、軽い吐精感を感じるほど。

 ――これは覚えちゃいけないもの
 だったかもしれない。こんな手放せない感覚を
 知ったら……、箱ごと屑篭に放りかねない。 ]
(+93) 2023/03/31(Fri) 10:31:15

【墓】 高野 景斗

 ――ン……、やばい、気持ち良い

[ ゆっくり蕩かした火照った体を、
 これまでにないくらい、ゆっくりと揺すって

 揺するたびに、勝手に声が漏れていく。
 湯けむりの中、真っ赤に染まる肌が跳ねるたび、
 襲い来る感覚もまた、癖になってしまいそうで。* ]
(+94) 2023/03/31(Fri) 10:31:35

【墓】 瑞野 那岐

[水音を立てて身体を交差させて、
 快感を高めあっていきながら、ときに。
 溢れた声を拾って彼が可愛いと嘯くから。
 小さく首を揺らして、羞恥を逃がした。

 どう聞いても男の声であることは変わらない。
 身体を揺さぶられて、濡れた分だけ、
 普段の話し声より艶を含んでいたとしても。

 今まで耳にした女性の声よりは到底低い。]


 
 ……ふ、
 ……や、ぁッ……ンッ、


[恥ずかしいのに、次から次へと声が零れて。
 小さく抵抗を見せても、膝を揺すって波を立てるから、
 また、自分じゃないみたいな甘い声が、鼻につく。

 許されていることは分かっているけれど、
 未だに慣れない気持ちはあるのは、どうにもできなくて。]
(+95) 2023/03/31(Fri) 20:56:34

【墓】 瑞野 那岐

[愛されたい、可愛がられたいと思うと同時に、
 恥ずかしい姿を見られたくないとも思う。
 
 彼にだけしか見せたことのない姿を、
 もう何度も、何度も、見せてはいるけれど。

 先端を擦り付けるみたいに後孔へと押し付けられたら、
 一瞬だけ、ぬぷ、と先端が入り口に入り込んで、
 すぐに孔から抜けていく。]


  ……ぁ、ンぅッ……、 は、……
は、ぁ



[追いかけるみたいに襞が中でうねり、
 堪らずに腰を捩って、身悶えて、天を仰いで。

 一度覚えてしまった熱さと大きさを思い出して、
 奥が、きゅうきゅうと疼いてしまう。

 喉元を逸らして、息を虚空に吐いて身を落ち着かせ。
 再び、視線を絡ませあったなら。]
(+96) 2023/03/31(Fri) 20:56:51

【墓】 瑞野 那岐


  ……ン、ぅ、……ぁ、ッ……
ンっ、


[先走りのぬめりが割り開くのを助けるように、
 つぷ、と先端が入ったと思えば、
 先程まで受け入れていた場所は、彼の形を覚えているのか。
 ゆっくり、形を確かめるみたいに内壁を擦って、
 奥へ、奥へと沈んでいく。]

 
  ぁ、 ぁッ、 
〜〜〜〜〜〜……ッ、



[彼の腕に手を添えて、助けを借りながら。
 彼を全て飲み込んでしまえば、声にもならない。
 熱を吐き出すだけの、溜息が零れ。

 添えた手に僅か、力を込めて。彼に縋る。]
(+97) 2023/03/31(Fri) 20:57:44

【墓】 瑞野 那岐

[彼の昂りと一緒に入ってきてお湯と、彼自身。
 身体の奥にしっかりと感じて、涙が浮かぶ。
 は、は、と浅い呼吸を何度も繰り返しながら、
 蕩けた表情は未だ晒したまま。]


  ……おゆ、  はいって、る……、

  ……ぁ、……けいと、さんのも、
  いつも、 ……より、 あつ、ぃ……っ、



[いつもは彼が意識的に付けている薄膜がないだけで、
 こんなにも熱く、脈動を感じるくらい。
 彼を近くに感じて、とく、とくと心臓が早まる。

 彼も同じように感じているのか、
 熱いと漏らす吐息は、それ以上に熱を訴えて。

 出ちゃう、という嘆きだけは、耳に拾えば。
 目を細めて、微かに肩を震わせて。]
(+98) 2023/03/31(Fri) 20:58:39

【墓】 瑞野 那岐

[自身もまだ身体に熱を籠もらせたまま、
 落ち着かなくて、呼吸を浅く紡いでいれば、

 彼の手が俺の腰元に落ち着いて、
 ゆっくりと腰を揺らめかせていく。]


  ……アッ、 …… ?

  ぁッ、ぁン……ッ、……は、
  だ、め……まだ、……ゆっ、くり……ッ


[少し揺すられるだけでもさっきとは全然違う。
 身体の奥で彼をまるごと感じて、少しの揺れも、
 ダイレクトに腰に、その奥に響いて、弱い場所を突くから。

 ぱちゃぱちゃ、と湯を跳ねさせながら、
 まだ、彼を感じていたくて、抵抗するみたいに。
 首を揺らして、ゆっくり、と内腿で彼の腰を挟んで。*]
(+99) 2023/03/31(Fri) 20:59:13

【墓】 高野 景斗

[ 溢れる声を拾い逃すことのないように
 肌を近づけて。

 艶を増して、蕩けて、
 抑えられなくなっている声を拾うと、
 尚更止まらなくなってしまう。

 耳元近くで聞いていたら,
 自分のほうがあてられてしまいそうで。

 揺するうちに、先端がぐり、と入り口へ
 当たり、受け入れられる前に、抜けていく。

 欲しがるように、腰を捻って、身悶える姿を
 見てしまったら、ゆっくり、なんて
 言ってられなくなってしまって。 ]
(+100) 2023/03/31(Fri) 22:07:13

【墓】 高野 景斗

[ このまま、溶かして欲しい、君の中で。
 答えは返らない。

 瞬きを忘れてしまうみたいに目を見開いて、
 言葉もなく、手の動きも止まって。

 けれど、おいでと呼びかければ
 腕の中におさまって、

 ゆるりと、水面が揺れる。

 見つめ合ったままで、ゆっくりと腰が
 落ちるのを待っているようでいて、
 押し込むように、己の腰も動いてしまう。 ]
(+101) 2023/03/31(Fri) 22:07:30

【墓】 高野 景斗

[ それでもゆっくり、押し進めるつもりが、
 奥へ奥へと招かれるように受け入れられて
 ぐ、と唇を噛んだ。

 収まり切って、揺するまでの間、
 立ち上ってくる熱に耐えるように、

 短く、息を吐いて。

 顔を僅かに上げたまま、受け入れて
 涙を浮かべる君を、見てた。

 蕩けた表情のままで、また
 そんなつもりはないのかもしれないが
 煽るようなことを言うから ]

 熱くしたのは、君だよ。
 ………あ、……また、……
 
[ どうにかそう、返し、大きく息を吐くことで
 自分自身を誤魔化そうとしてみるが、
 誤魔化されてはくれないようで、ずくんと中で疼いて。 ]
(+102) 2023/03/31(Fri) 22:08:01

【墓】 高野 景斗

 ……まだ?

[ だめ、まだ、ゆっくり。

 そう紡がれて、揺らぎを落ち着かせるけど
 一番奥に到達したまま。

 ほんの少し、呼吸をするための動作でも、
 中に埋まったそれが、感じ取って、
 脈打って。

 腰を挟まれたら、ふ、と笑って ]
(+103) 2023/03/31(Fri) 22:08:21

【墓】 高野 景斗

 ――ン、……  ッ

[ 擦り合わせるような口付けが連れてくるのは
 焦りよりも、幸福感だった。

 とく、とく、と早まる君の心臓の音が、
 重なるように早まって。

 ずっと、こうしていたいと思わせるから
 遅れて、こうしたかったのだろうかと
 思い当たれば、そのまま、触れ合うだけの
 やさしい口付けを繰り返す。

 同時に近く、焦げ付いて、
 ちぎれるように、快楽に追い立てられる時まで。* ]
(+104) 2023/03/31(Fri) 22:09:35

【墓】 瑞野 那岐

[深く繋がりあったまま、暫くの間。
 どちらからも呼吸をする音だけが響く。

 互いの熱に煽られぬように息を吐き、
 少し、どちらかが身動ぐだけで。
 小さく呻くような声と、あえかな声が溢れる。

 圧迫感のある熱を受け入れたまま、
 打ち震え、へたりと臀部を彼の腿の上に乗せて。
 腿に乗りかかっている分だけ、高い目線。
 
 自然、彼が下から覗き込むような形になって、
 潤ませ、伏した瞳が彼の目にも映り込んでいる。

 煽ったつもりは、毛頭なくて。

 火照った理由を自分のせいにされたなら、
 ふにゃりと幸せそうに、表情を崩しただろうか。]


  ……ッぁ、 また、
 おっきく……、


[中で彼のものが膨張すれば更に、お腹を圧迫する。

 少し、苦しいけれど。
 それ以上に満たされる幸福感のほうが、よっぽど強い。]
(+105) 2023/03/31(Fri) 23:00:01

【墓】 瑞野 那岐

[動きをやんわりと制したならば、
 少し、物足りなさそうな声が返ってきて。]


  ……ンッ、 ……ま、だっ……


[こくこくと、首を縦に揺らせば。
 言葉通り、緩慢に突き上げる動きが優しいものに変わる。
 まだ、少し名残惜しそうに、
 つん、と先端で奥の扉を突付かれたら、ぁぅ、と声が跳ねて。
 自分でも驚いて、かぁ、と頬が染まった。

 それでも、慣らすみたいに動きが止まって。
 ただ、中に埋まっている昂りだけが、
 脈打っているのがじっくりと内壁を伝って、
 お腹の奥から、心臓を撫でるみたいにじんわりと、響く。

 咄嗟に挟んだ両腿の力を緩めれば、
 力んでいた力が抜けた分、
 また、ず、と彼のものを飲み込んで、息を詰め。]
(+106) 2023/03/31(Fri) 23:00:21

【墓】 瑞野 那岐

[見上げる瞳が弧を描いて、意地悪く囁く。
 う、と小さく唸って、首を引き、薄く唇を噛んで。]


  
……だって、



[いっしょに、と言ったのはそちらの方。
 動かされたらこちらが保つ自信がなかった。

 さすがにそれを言うのは、羞恥が勝って言葉に出来ず。

 彼も、口ほど焦れてはいないようで。
 戯れのような口づけを顎先に贈って、唇へとズレていく。]
(+107) 2023/03/31(Fri) 23:00:53

【墓】 瑞野 那岐

[くすぐったいそれを首を竦めて、受けて、
 唇の端で止まったキスは、誘うように開かれるから。

 両手を頬に滑らせて、彼を瞳を閉じ込め。
 同じ分だけ隙間を開けた唇を触れ合わせてから。

 少し首を傾けるようにして、舌を伸ばして割り入れる。
 彼の口腔を探るように、ちろ、と先を尖らせて。
 迎え入れられた舌が吸い上げられ、ン、と声が溢れる。]


  ……ぅ、ンんっ、 ……は、
ふ、っ
……、


[柔らかな舌が軟体動物みたいに動き、
 上も、下も繋がりあったまま。

 頬に添えていた手を、するりと首裏へ回して。
 彼の身体を引き寄せていく。
 もっと、二人の隙間を失くすみたいに。]
(+108) 2023/03/31(Fri) 23:01:16

【墓】 高野 景斗

[ まだ?と問えば、まだ、と返ってくる。
 焦燥感がないではないだろうに、

 それでも、位置秒でも長く、
 繋がっているのを望む故だろうか。

 首を縦に降られたら、突き上げる動きは
 一時、緩やかなものに変えて

 もどかしさを髄まで味わいながら。
 小さく零す声を聞いた。

 触れ合わせた唇が、全身の自由を
 奪うほど、あまく。 ]

 ……ン、

[ 割り入れられた舌を、優しく吸い上げれば
 また、幸福感と、同時に、襲い来るのは
 剥き出しの、欲。 ]
(+109) 2023/04/01(Sat) 0:19:40

【墓】 高野 景斗

[ 唇に歯を立てられて。
 角度を変えて、奥まで迎え入れて。 ]


 ――は、

[ 笑い合って。
 穏やかに、繋がったまま――。 ]
(+110) 2023/04/01(Sat) 0:19:53

【墓】 高野 景斗

[ いられたなら、良かったのに。

 奥から湧き上がる欲を抑え込むのにも
 やがて限界が来る。

 ぴったりと繋がったままの体を
 押し出すようにして、一度、ずる、と
 熱を引き抜くと、 ]


 まだ、でも。もう俺が無理。
 そっち、手ついて。

[ 君の両手を取って、ひやりと冷たい岩肌へ付かせて。
 立ち上がると同時に、腰を湯から引き上げて。 ]
(+111) 2023/04/01(Sat) 0:20:25

【墓】 高野 景斗

[ 常日頃、顔を見ていたいからと
 そういう体制ばかり取っていただろうか。

 少なくとも、こういう場で
 その白い背中を見ることはなかった筈で。

 体を折って、後ろ首から腰に至るまで
 舌で辿り、最後には、ひく、と
 蠢くそこへ。

 舌先を尖らせて、蕾の周りを撫でれば、
 少量、お湯が漏れ出してきたか。 ]

 ――入るよ、

[ ちう、と付近に吸い付いて、唇を離すと
 腰を掴んで、ぐり、を先端を押し込んだが最後。

 一気に奥まで穿つように挿し入れて、 ]

 っう、………あ、 
締ま、るッ!


[ その一時を耐えたなら。 ]
(+112) 2023/04/01(Sat) 0:21:03
 




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22回 残----pt

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14回 残----pt

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4回 残----pt

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