人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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視点:


【人】 鈴木 深江

[携えていた大太刀は化け物退治のために手に入れ好んで使っていたものだ。実用品だったため劣化も激しく手入れをしながら使っていた。
 狐と出会った時にあれを斬ったのもあの刀だ。

 別に最初から愛着があったわけではないが、
 助けた人間に刀鍛冶などがおり、
 折れてしまった時に声を掛けられならばと別けた。
 持ち歩けなくなる前にそうできてよかったと思う。

 磨上げと長年の研ぎ、手入れで短くなり、
 今では小さな包丁とナイフへ変わっている。
 既に使用は止めており、お守りみたいなものだ。]
(89) 2023/03/12(Sun) 14:29:26

【人】 鈴木 深江

[昨夜の酒が残る様子の天美に笑う。
 浴室の話、便利に慣れたと言われると自分もだろう。確かに入浴は定期的に行いたい。別に入らなくても死ぬわけではないが、入ったときのさっぱり感はとてもうれしい。おそらくどちらも同じ感覚だろうから、引っ越し先は風呂備え付けが良いなという希望だ。

 湖で無謀と言われた時も、
 試す事に否定はせず共に楽しんでくれる。
 釣果の二回戦は負けて、あーあ。と笑う。]


 そうだなぁ、
 また遊びに来たいな。

[住めずとも遊びに、という言葉に頷いて。
 負けても別に悔しい事もなく、
 ただほこほこと嬉しい気持ちだけをコテージに持ち帰った。]
(90) 2023/03/12(Sun) 14:29:35

【人】 鈴木 深江

[コテージに帰り魚の処理を済ませる。
 さすがに食べきれないだろうという分は、
 処理後に水分を丁寧に取ってから袋詰めして冷凍庫へ。
 帰るまでに食えればよし。
 食えなければそのまま冷凍便で自宅に送る予定だ。

 今日のメニューも豪勢で食欲をそそる香りが充満する。
 明日の朝ごはんまで作るあたり、できた狐である。]

 うまそうなにおいだ。
 楽しいなぁ。

[のんびりと笑って言って、
 明日の予定にも頷いた。]
(91) 2023/03/12(Sun) 14:30:22

【人】 鈴木 深江


 山菜は俺も気になっとった。
 明日の夕飯はそれかの。

[何百年も共に過ごしていたって、
 こうして毎日やりたいことがあるというのは
 きっとすごい事だろう。
 今はそれが当たり前すぎて改めて思う事はないけれど。]
(92) 2023/03/12(Sun) 14:30:29

【人】 鈴木 深江

[……変な夢を見た気がする。
 過去の夢なんて久々に見た。

 そういえば、>>1:0
 このキャンプ場を教えてくれた誰かが
 そんなことを言っていた。

 起きてしばらくぼんやりする。
 隣にはまだ寝ている天美の姿があった。

 手を伸ばして、頭に触れる。
 撫でて、少し髪の先をつまんで、
 離し、
 次にその頬を指の甲で撫でた。]
(93) 2023/03/12(Sun) 14:34:29

【人】 鈴木 深江

[緩く笑って狐を起こす。
 ぽんぽんと軽くたたくように。]

 おはよさん。
 今日もいい天気よ。

[カーテンから透けて見える陽の光がある。
 開けぬままもう一度布団に身体をつけた。]
(94) 2023/03/12(Sun) 14:34:52

【人】 鈴木 深江


 天美、

[つけた名を呼ぶ。]


 今、楽しいなあ。

[昨夜も言った言葉をもう一度言う。
 天美がどう受け取るかは解らないが、
 いずれにしろへらっと笑って返すだろう。]
(95) 2023/03/12(Sun) 14:36:22

【人】 鈴木 深江


 今日は川と温泉だな。
 あと、山菜。

[楽しみだと笑って身体を起こした。]
(96) 2023/03/12(Sun) 14:36:34

【人】 鈴木 深江

[川遊びの準備は簡単、長い布一つで十分だ。
 まあタオルだのなんだのもいるのだが。
 あとは昼食用に残しておいた混ぜご飯。

 釣り竿もそっと入れた。
 クーラーボックスは山菜用に持って行く。
 昨日きちんと洗ったからにおいも取れていた。
 お酢は偉大である。
 そうして、川までのんびり散歩する。

 鳥の声、羽ばたき、
 風の通る音、揺れる葉のさざめき、
 枝が揺れてきしみ鳴って、
 そこに土や草を踏みしめる音が入る。

 夢の中となんら変わらない。山の音。
 だけど空の色も陽の色も夜の色も星の数も、
 風のにおいもぬるさもきっと何もかもが違う。

 少し感傷的になっているのは夢のせいだと解ってはいるけれど。ああ、遠くまで来たなと思う。]
(97) 2023/03/12(Sun) 14:36:57

【人】 鈴木 深江

[川に着いたら泳ぐ準備だ。
 コテージで服の下に褌を締めていたため
 脱ぐだけで良い。

 泳ぎは職業柄大得意だ。
 とび職として現在も鍛えているため筋力も体力もある。
 ただ川遊びは久々で、
 山で生きていた頃のことを思い出しワクワクした。
 憂いなんてすぐに忘れる。]
(98) 2023/03/12(Sun) 14:37:26

【人】 鈴木 深江


 魚以外になんかおらんかな。

[水底に面白いものがないかと笑いつつ、
 虫やら何やらを見つけてははしゃぐ。
 食べる事ができる水草なども見つけ採取。

 きれいな水だ、源泉はどこだろう。
 川に沿って上流に歩いていくのも良いかもしれない。

 泳ぐのに適した場所や、
 そうでない場所はやはりある。
 少し深くなっている場所、大きな岩が並び、
 歩きやすい場所などがやはり遊びやすい。
 そういう場所に陣取ってのんびり遊んだ。]
(99) 2023/03/12(Sun) 14:37:36

【人】 鈴木 深江


 おお、蔓がある。

[川の上に枝がさしかかり、そこから落ちる蔓がある。
 見たところ頑丈そうだ。一度引っ張って確かめた後、
 それを掴みぶら下がって、思い切り揺れた後に水の中に落ちた。

 いわゆるターザンごっこである。楽しい。
 こういうのは幾つになっても楽しいので
 天美にも勧めてしまう。
 本当に幾つかはもはや数えてないが。]
(100) 2023/03/12(Sun) 14:38:02

【人】 鈴木 深江

[昼を過ぎ空腹を感じたくらいに、
 川のそばで焚火をはじめる。

 持ってきた釣り竿で何匹か魚をひっかけて、
 天美と一緒にわたを取って洗い串を入れて塩を振り火にかける。

 家から持ってきた混ぜご飯のおにぎり、
 既にアルミホイルに包まれているそれを焚火の中に投げ入れた。

 焼き魚と焼きおにぎり、
 あとはお湯を沸かして採っておいた水草を煮て、
 味噌をとかして味噌汁にする。

 いい匂いだ。できあがったホカホカのそれらは美味しい。
 川で遊びまわった身体に塩気が染みる。]
(101) 2023/03/12(Sun) 14:38:17

【人】 鈴木 深江


 は〜…

[焚火にあたっていると身体も乾く。
 このまま適当に着込んでももうぬれないだろう。

 満足したあたりで後片付けをし、
 噂の温泉とやらにむかう事にする。

 その途中で山菜を見つけたので山菜採りもした。
 帰りがけに見たものからはじまり、少し山の奥まで入る。
 それだけでいっぱい採れるのは嬉しい。
 帰ったら天ぷらにしたい。
 川の水を入れたクーラーボックスに突っ込んだ。]
(102) 2023/03/12(Sun) 14:38:35

【人】 鈴木 深江

[そうして、]


 おぉ、…

[思いのほかしっかりした温泉施設を見つけると声を上げた。
 山の中に温泉があると聞いた時、
 普通に自然温泉と思い込んでいたのだ。
 山の奥にある秘湯とか、猿が入りに来る温泉みたいな…。
 そのためきちんとした施設で逆にわくわく度が増した。
 こういう所はめったに来ないためだ。]

 すごいなぁ、
 ちゃんとしとる。

[自然温泉なら褌のまま入るつもりだったが、
 これだけきちんとした所なら問題なさそうだ。
 男湯でのんびりする事を選ぶ。]
(103) 2023/03/12(Sun) 14:38:47

【人】 鈴木 深江

[きちんとかけ湯をしてからお湯につかって、
 は〜〜〜〜と声がもれてしまった。]

 遊んだなあ……。

[そうしみじみと呟く。
 遊び尽くすにはまだ足りないが、
 満足する程度には。

 狐の姿で湯につかりたくなったら
 貸切の方でも借りようか、と笑った。*]
(104) 2023/03/12(Sun) 14:38:58

【人】 鈴木 深江


[天美とともに在れば>>230
 過去も、今も、この先だって、
 楽しいに決まっている。

 言外の思いは伝わらずとも、
 思っている事は同じだ。

 その確信がなくとも良い。
 結局大事なのは、今この瞬間だった。]
 
(243) 2023/03/14(Tue) 17:54:37

【人】 鈴木 深江

[はしゃいで騒いで楽しんで、
 こちらに飛び込んできた身を受け止めて共に沈んだり
 用意周到を褒められ得意げにしたり

 施設に同じ感想を抱いたり
 共に心地よさに身を沈めたり

 永く過ごしてきたと思えぬほどに、
 今の一瞬一瞬が大切だと思えている。]

 肌の病かぁ、そら浸かっとかんと。
 狐の毛並みもきれいになるんかな?

 ふふ、天美が贅沢病なったら
 まずは俺以外の飯しばらく禁止にしよな。
 
(244) 2023/03/14(Tue) 17:55:12

【人】 鈴木 深江

[温泉に着く頃には陽が落ち始め、
 空には夜が訪れかけていた。

 夕闇のグラデーション、
 そこに浮かぶ三日月は細く、
 何かの爪痕のようにも見える。

 あれが狐の爪痕だといいな。
 そうしたら、
 天美が死んでも、
 空を見上げたらいつでもきっと、
 思い出せる。

 だめだな、まだ感傷的が続いている。
 けれどきっと、
 明日にはまた能天気に戻れるだろう。

 でも自分たちには時間があるのは本当だ。
 無限に見えて有限の。時間制限が。]
(245) 2023/03/14(Tue) 17:55:26

【人】 鈴木 深江


 ……
 
(246) 2023/03/14(Tue) 17:56:18

【人】 鈴木 深江

[悩んだときはどっちもだと笑う天美に返すのは>>234
 ゆるりとした微笑だ。]

 それもそうだ。

[ぺたんとふれた肌はすべすべだ。
 毛並みもよくなっとるといいなともう一度笑って、

 時間があるから。永い、時間があるから。
 こうしてどちらも選べるのだと教えてくれる手を掴み、それに着いていく。

 今日も楽しいぞという宣言通りに>>230
 今日も本当に楽しかった。]
(247) 2023/03/14(Tue) 17:56:32

【人】 鈴木 深江


 帰ったら山菜のあく抜きして、
 明日にでも食おうな。

 そんで、その後はさぁ、

[そうして明日の予定を立てる。
 キャンプ場を出た後の予定も。

 一度家に帰って、それからどうしよう?
 また別のところに旅行に行こうか。
 次は海かなという話もしながら、
 きっと夜は更けていく。

 キャンプ場をあとにするのが惜しい気持ちはあれど、
 また来たくなれば来ればいいし、
 二度と来れないとしても思い出す事はできる。]
(248) 2023/03/14(Tue) 17:56:55

【人】 鈴木 深江

[好きだと言葉にするわけではない。
 愛していると伝えるわけでもない。
 なんなら天美と恋人という関係ですらない。

 これはその感情を言葉にしてしまえば、
 何かの形に当てはめてしまえば、
 それを失う怖さが加速するのが解っているからだ。

 けれど大事で、
 唯一無二のこの狐と過ごすこの時間を。
 ここが夢でも現でも>>=16
 在る限り大事にしようと、ずっと、これからも。

 湯に映った揺れる狐の爪痕と星影の中、
 吐いた息が湯気に揺らして散っていくように。
 様々に折り重なる事象の結果は、今日も当たり前にある。*]
(249) 2023/03/14(Tue) 17:57:23