人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【人】 鬼走


 ………キングサイズのベッドは1つは買ってもいいけど、シングルのベッドも買うからな。



[>>141彼の甘い口づけを受けながらも、しっかりと釘を刺す。
彼の本来の性欲の強さを思い知らされたからこそ、一緒に暮らしたら毎晩コトに及ぶ可能性と危険性の方が高い気がするがでもプライベート空間は必要だと思うから。
喧嘩するかもしれないとそれだけは譲らず、きりり、と真面目な顔をして言い張るが]
(148) 2021/01/12(Tue) 0:48:03

【人】 埋火 真里花

『はいもしもし、スズキです』

 あっあっあっ 慌てて、て、まちがいました!!!!!

[ ごめんなさい上品そうなお声の鈴木さん。
 慌てすぎて、押し間違いしました。
 大きく深呼吸をして、
 今度こそ慎重に番号を押して、
 コール音を聞く、何から聞こう。何を言おう
 一気にまくし立ててしまいそうな私に届いた声は ]
(149) 2021/01/12(Tue) 0:48:08

【人】 埋火 真里花

『おはよう、真里花、いい夢見ましたか。>>140

 うぅぅ………、

[ あれが夢じゃないんだって、教えてくれたものだから ]

 うわぁぁぁん!!!夢じゃ なかっ 
 わぁぁぁぁ……
 
[ 電話先の兄はさぞ驚いたことだろう。
 そしてこっそりと姉の部屋を伺っていた妹も。 ]

 おたんじょ び、おめで、あぁぁぁ……

[ 泣きながらそう言う私を、笑うだろうか
 それとも困るだろうか。ともあれ、この日のことを、
 兄と過ごした日のことを、
 私は一生、忘れることはないだろう。* ]
(150) 2021/01/12(Tue) 0:48:29

【人】 鬼走

 ………お前が邪魔にならないやつがいい。



[結婚指輪について言われたら、目を伏せて幸せを噛みしめる。
仕事柄、彼は手に装飾品はきっとあまりつけられないだろうから、彼に合わせると言い置いて。
内勤な自分は指輪をつけるのは当然全然かまわないのだから。

これからそこは自分の占有席になるのだと。
彼の左手の薬指をとりあげると、そこに小さく口づけた]
(151) 2021/01/12(Tue) 0:48:32

【人】 菊波 空

── 旅の記念に ──

[正直に言うと恥ずかしさもあった。でも不誠実はしないといってお付き合いをして、そして今日までに至る。
だらだらと結論を先延ばしにしたい性質でもないし、切欠が目の前に転がってくれていたのだ。というそんな記念。]
実際バレッタを贈ることだけは最初の時から決めていた。
普段から髪留めとしても使えるし、ウェディングドレスがいい>>2:-56といったように花嫁さんにも着けられるし、そうして色は旅行中に決まったこと]

 期待に添えれたみたいでよかった。

[からかうようにいったのは、両手で顔を覆って自分を保とうとする杏音を平常に戻すために…というのもあったが恥ずかしくもあったのは否定できない。
仮に泣いてくれても、困りはしないが人目を前にぎゅっと大胆に抱きしめたりすることにはなっただろう。
ただ、微笑んで返事をくれる杏音には自分も緊張が解けたように自然と笑みが浮かんだ。]
(152) 2021/01/12(Tue) 0:51:55

【人】 菊波 空

[そうした記念品交換。今度は杏音の番、差し出されたのを受け取って眺める。
組紐に通された、空色に雪の結晶を閉じ込められたこの旅行の思い出にぴったりの品。
日常的な時間も一緒にいられたら特別といってくれている杏音>>0:-4の心遣いがたっぷりあるように思えて]

 もちろん使わせてもらうぞ。
 鍵にでもするかな…合鍵作って杏音に渡したらどっちがどっちの鍵もってるかわかりやすいしな。

[また部屋に来る。といってくれた杏音に渡すものとして、受け取ってくれるかな。なんて暗に匂わせるようなことを口にしながら、彼女の想いを遠慮なく、その場で鍵に紐を通し、旅行の思い出を家へと持ち帰るようにして]

 今は…着けれないか?

[流石に髪を整える必要もあるだろうから無理にはいわないが、バレッタを着けてくれる姿も見たくて、そんな風に強請ったがつけてもらえたかどうか。
とはいえ、バスの時間も近い。
お世話をしてもらった旅館の人にお礼をいって、バス停まで手を繋いで歩いていく。
神様が経営するなんて微塵も知らなかった温泉旅館に訪れた一組のカップルは幸せそうに帰っていくのであった*]
(153) 2021/01/12(Tue) 0:52:14

【墓】 宵闇 迅

 ―とある青年のこれから―


[脱衣所の棚へと何種類も詰め込まれた入浴剤に、
 うんざりと詰め込んだ犯人を見上げる。]


 おまえ、これどうやって消費しやがれってんです。


[抗議の視線も何のその、
 気分で使い分けなよとへらりと笑われては、
 二の句は飲み込むことになった。

 いくつかは妹にもおすそ分けしよう。そうしよう。
 妹から送られてきた誕生日プレゼント>>3:+5
 すっぽり収まったまま、片足で犯人に蹴りをいれておく。
 そうして自分はリビングへと引き上げた。
 調子っぱずれの鼻歌が聞こえるあたり、奴の機嫌は上々だ]
(+3) 2021/01/12(Tue) 1:17:32

【墓】 宵闇 迅

[ほんの数時間の不思議な小旅行から帰ってきてからというもの、
 とりあえず変わったことといえば、
 まずはメッセージアプリのIDを伝えたこと、
 年に数度の特別なやりとりが、日常に馴染みつつあること、

 それから、]

 「じーんー、これとこれどっちつかっていいやつー?」

 ひだり。

 「こっちね」

 おれからみて左だ。

[はいはーい、とわかっているんだかわかっていないんだか、
 間延びした声を返して今度はキッチンに引っ込んだ、
 件のこの"友人"との関係性が、少し変わってきたこととか。]
(+4) 2021/01/12(Tue) 1:17:41

【墓】 宵闇 迅

[誕生日のメッセージはいつも日替わりギリギリに届く。
 ――毎年律儀に。
 なぜ迎えた直後でないのかと聞けば、
 それは妹ちゃんのもの、と殊勝な答えをよこしたので、
 いちいち祝わなくていい、なんて無粋はやめておいた。

 だから今年もメッセージを受信した直後に、
 初めてコールバックした。]

 『珍しいなァ、誕生日おめでと〜』

 どーも。
 温泉に行ってきたんですよ、この前。

 『へえ、いいじゃん。どこの?』

 遠いとこ。まぁそれはいいです、
 んでおまえ、前土産に入浴剤よこしかけたでしょう。

 『雑だな! うん、オマエがいらねーっていったやつね』

 あれまだあります?
 それと、こないだ言ってた果樹園に、
 今度妹来た時行きますよ。食事場所は任せました。
 未成年入れるところで。

[旅館に居た間に書き込んでいた脳内タスクを、
 これでもか、と一度に放出して、ふうと息をつく。
 戻ってきたのは、ふわふわとした笑い声だった。]
(+5) 2021/01/12(Tue) 1:17:57

【墓】 宵闇 迅



 『めっちゃ一気に言うじゃんオマエさァ』


[言葉ばかりは呆れたようなふりをして、
 声音には喜色が滲んでいた。
 思わず唇をもごつかせて、]


 ……まあ、十年分ぐらいありますし。

 『いーよいーよ、オレがちゃあんと準備しといてあげる』


[今度こそ閉口した。
 もしやと思うが、自分が妹に声をかけているときも、
 こんな声音なんだろうか。
 こんな、     
愛おしくてたまらない、というような、


 ――途端に恥ずかしいような面映いような、
   なんとも言えない感情が押し寄せて、スマホが軋む]
(+6) 2021/01/12(Tue) 1:18:24

【墓】 宵闇 迅



  ――それだけですんで、

[いたたまれなくなって、通話を強制終了した。]
(+7) 2021/01/12(Tue) 1:18:39

【墓】 宵闇 迅


[ソファの上で、毛布にくるまって縮こまる。
 思い出してはならないものを思い出した気がする。
 無心で最近置物を脱しつつあるテレビのスイッチを入れて、
 クリスマス特集!の音声で問答無用でチャンネルを変えた。

 ――世間はクリスマスだ。
 きっと、妹のところにも、"プレゼント"が届いたころだろう。]


 「楽しみだなァ妹ちゃんに会うの」

 おまえに会わせるために呼んだわけじゃねぇですけど。

 「えー会わせてくれるんじゃねぇの?」

 …………くれぐれも言動には気をつけるように。

[ココアを入れたマグを持って、隣に腰を下ろした顔を盗み見る。
 終始ご機嫌らしい横顔は、視線に気づくとうん?と首を傾ぐ。
 自分の分で両手を温めながら、ふいと視線を外した。

 ――あの電話以来、万事が万事この調子で、まるでぬるま湯だ]
(+8) 2021/01/12(Tue) 1:18:53

【墓】 宵闇 迅

[さてこの関係に、どういうラベルを貼るべきだろうか。
 年始まで滞在する妹とのエンカウントは避けられないわけで、
 どう紹介するべきか。
 浮かれたクソ野郎なので近づかないようにとでも言おうか。

 それとも、]


   ( ――ずっと、こいつが支えてくれてたから、
       だから辛くなったらいつでも帰っておいで、
       あの頃の自分じゃない、もう今なら、
       真里花の大事なものごと、支えてやれる――)


[――なんて、少しそれは、甘えすぎかもしれないけれど*]
(+9) 2021/01/12(Tue) 1:19:05

【人】 埋火 真里花

―― 年末、空港より ――

 ……どっち?

[ からりからから。
 少し長めの旅行だからとパパが
 買ってくれたキャリーバッグを引きつつ
 スマホの画面をちらちらみながら空港の入り口を
 うろついて4、5分。迎えに来てくれた兄と ]

 ……こんにちは

[ でかい。
 めっちゃでかい。
 すごいでかい。

 兄の友人。やたらとにこやかな彼が
 兄の面倒を見てくれている 支えになってくれている
 友人、なのだろうか。 ]

 妹の真里花です

[ せめて、せめて礼儀正しい妹だと思われたい。
 その心を知ってか知らずか、ご友人は、妹の
 私にもにこやかに挨拶をしてくれた。 ]
(154) 2021/01/12(Tue) 1:40:16

【人】 埋火 真里花


 兄がいつもお世話になっています。
 楽しみにしていたんです、会えるの。
 話してみたいなって、思っていたから。

 あ、お兄ちゃん、ひさしぶり。

[ ごめんねお兄ちゃん。妹は外面を優先しました。
 ちょっぴり拗ねていそうな兄の背をつつきつつ、
 妹は、友人を値踏みします。失礼。大事なことなので。

 やがてふっと、少し大人な顔をして私は言う。 ]
(155) 2021/01/12(Tue) 1:40:35

【人】 埋火 真里花

[ どう答えたとしても次の瞬間、弾丸は飛ぶ。
 だいすきな、兄の腕めがけて。 ]

 どこ連れてってくれると?
 真里花ね、お昼ごはんまだだからお腹すいとー。
 なんかおいしいもの食べたいな♪

[ するり片手を絡ませて。
 ――ご友人を振り返り、早く早くと手招きする。

 なにせ今度はたっぷり時間があるのだから、
 ゆっくりゆっくり聞かせてもらうとしよう。

 かっこいい兄のはなしと、
 かっこよくない兄の話を。* ]
(156) 2021/01/12(Tue) 1:41:19

【人】 マジシャン 夜長

― 仕事帰り ―

[息を吐けば、寒さが白く出る日々。
彼はマフラーを気に入ってくれただろうか。
首元が寒さを訴えるたびに考える>>145寂しいと少しでも>>144思ってくれているだろうか。そんな事を考えて自虐に笑った。寂しがらせるなんてもっての他だと分かっているのに。けど、彼の事だからきっと寂しがってくれているだろう。
それを嬉しいと思ってしまう自分が居た。

嗚呼、浅ましいな――。

早く一緒に暮らしたい。
一緒に暮らすことでこんな浅ましい自分も知られる事になるとしても、もっと彼を知りたい。彼を抱きしめて過ごす時間を増やし、寂しい思いをさせる時間を減らせればいい。暮らし過ごす上で見える彼の横顔に自分はまたきっと恋をする。

彼が自分だけに赦してくれる顔が
愛おしくて堪らない。]
(157) 2021/01/12(Tue) 7:18:15

【人】 マジシャン 夜長

[携帯端末が振動を届けてくれた。
開けば愛おしく、ずっと考えているひとからのメッセージ。誘われたのだと気づけば、ほっと笑い>>145街中で目を閉じた。彼との距離がまた少し縮まったそんな気がして、嬉しかった。こうやってゆっくりとだが、確実に自分たちの関係は変わっていくのだろう。

其れが、嬉しくて幸せで]


 ……もう離さないからな。


[覚悟しておけ。と
彼の未来を予約して、呼び出しをしてくれた彼の家に向かおう。一緒に暮らすその日の為に。家具のカタログ雑誌を片手に持っていけば、まだ新居も決まっていないのに気が早すぎると怒られるだろうか。

それとも笑ってくれるだろうか――]
(158) 2021/01/12(Tue) 7:18:40

【人】 マジシャン 夜長



 …?なぜシングルが必要なんだ。


[さされた釘の意味を理解せず、
口づけを離せば、首を傾げた。>>148流石に毎晩事に及ぶ気はない。いや、毎晩できるのならやってしまいそうだが、お互いに仕事もある身自制は心掛けるつもりだったし、何より、穏やかに過ごす時間も好きなのだ。言い張る理由は分からなかったが、]


 いいよ、シングルも買おう。
 となると大き目の家がいいよな。


[真面目な顔につんつんと指をさし。
それから、笑いかけて彼の願いを聞いたのは、シングルのベッドで二人抱き合うのもありだな。>>148と思ったから。此方がこんな思考では、彼の危機管理がうまくいったかは定かではないが。

こうして一つずつ二人の未来について
考えていくのが嬉しくて]
(159) 2021/01/12(Tue) 7:19:12

【人】 マジシャン 夜長



  ………。


[目を伏せて、噛みしめる彼に
声が出なかった。本当に彼は此方を幸せにする天才だ。手に装飾品はあまり付けられないという此方の事情を考えてくれていたのだろう。いざとなれば、首からぶら下げる気だったが、同じ場所、同じ薬指に彼がつけたいと思ってくれている気がして、抱きしめる片手を向け。

左手の薬指にと落ちる小さな口づけに
此方もまた手を取り]
(160) 2021/01/12(Tue) 7:19:43

【人】 マジシャン 夜長

[そうして]


 なら、指輪に互いの名前を彫ったやつがいいな。


[シンプルだけど。
互いをくっつけると名前が浮かびあがる。
そんなものがいい。どうだろう。と彼に問いかけ、
倖せそうに微笑みながら、その手を引いて縺れ込めば唇を奪った*]
(161) 2021/01/12(Tue) 7:22:03

【人】 高藤 杏音

[笑みを浮かべてくれる空>>152に、微笑み返して。
自分のトンボ玉も気に入ってもらえた模様。
合鍵>>153って……]


えっと…………
ありがとう。

連絡くれなかったら押しかけちゃうよ?
倒れて無いかとか、確認しに行っちゃうから。
……ありがとう。


[小さく。どこか照れたように、はにかんで。
鍵にストラップを着ける空を見詰めたら。
自分はリボンを外して、バレッタを着けた。]


どう?似合う?


[似合うのは分かり切ってる。
だって空が私のために作ってくれたんだもの。
旅館の人達にお礼を言ったら、手を繋いでバス停までの道を歩こう。
特別な時間から、2人で歩いて行く、日常に戻るために。*]
(162) 2021/01/12(Tue) 7:47:09

【人】 図書館長 アザレア

[きみは「わたしとはなすこと」が好きなんじゃなく
「わたし」がすきなだけのくせに。
しれりと口をついて出そうになった言葉の傲慢さに
一瞬自分で驚いて……
成程それが当たり前の思考になるくらいにきみから
愛されてるなと実感れば気恥ずかしさが優って辞めた]


 なるほど……それは……
 つまりあたらしい羞恥プレイへのお誘いかな?

 なんてな、ははっ冗談だ。
 濃いめの恋愛物の台詞を
 感情豊かに音読させてみたいものだが
 その手の本はそもそもあまり読まないからね。

 あ、いや。違うぞ。
 決して如何わしい類いではなくてだな。


[きみが普段女の子相手にやっているのを
少し大げさにしたくらいの想像をしてみたけれど
この言い回しでは少し過激なロマンス小説でも
読ませて恥ずかしがらせたいみたいだと遅れて訂正を。
そういうのが趣味だと誤解されるのは避けたい。
……いや、悪くないな?なんて一瞬思いはしたが。
]
(163) 2021/01/12(Tue) 9:30:48

【人】 図書館長 アザレア

[多分頼めばやってくれそうな気はする。
それもなかなかの完成度で。

謙遜するけれど、きみは本当になんでも出来てしまうから。
多芸は無芸と自分では思っているんだろう。
自分の興味のなかったことでもひとに乞われれば
なにごともかなりの完成度まで持っていこうとするし
それが出来てしまうから、努力しすぎてしまう事を
努力しすぎるまで今気強く努力出来てしまう熱量を
すごいことだなんて思っていない。

努力と工夫とそれを続ける根気強さはあるのに
効率を上げる適度な手の抜き方は考えもしない彼女は
わたしにとってはなんとも不思議な生き物で
己の力量を理解し諦めることで納得し如何に手を抜き
楽をするかを最初に計算し始めるわたしもまた
彼女にとっては未知の生き物なんだろう。

ときどき鏡みたいに似ていると思う部分もあるのに
そんな異文化交流めいたまるでちがう部分もある

わたしはきみを見て少しくらいは
努力する楽しさを思い出すし
きみはわたしを見てたまには
手を抜き楽しむことを覚えるといい

きみにわたしはまるで相応しくないけれど
それでもきみがわたしを選んだ理由と
わたしがきみの隣にいる言い訳は
それだけでも十分なのかもしれない。]
(164) 2021/01/12(Tue) 9:31:45

【人】 図書館長 アザレア


 人徳ならわたしの、ではなくきみのだと思うんだが……
 親しみがないと軽めの暴言も出ないのとの合わせ技で。
 わたしはそこまで人付き合いが得意ではないしね。

 社交性はきみに任せる、わたしは無理だ。
 頼りにしているよ。

 きみを閉じ込めて独り占めしたい気持ちと
 世間からきみを孤立させたくない気持ちと
 ……面倒なご近所付き合いを押し付けたい打算が
 今、絶妙にせめぎ合っているよ。どうしてこうなった。

 おかしいな、そんな話をしていただろうか。


[『ところで何の話だったかな?』は
なにもきみの専売特許ではない。
寄り道と脱線と迷子はむしろ
わたしの得意分野であるからして。

実年齢も相まって、見目がもし年相応ならば
ただのボケ老人のよくある所業だ。介護かな?
きみは本当に良く付き合ってくれているなぁと常々思う。
同じことを思われているなんて理解できるはずもない。]
(165) 2021/01/12(Tue) 9:32:01

【人】 図書館長 アザレア

[掴むより取り零すのが得意なわたしでも
当たり前に享受しているのだと理解できるくらいに
きみの気遣いは過ぎるほどで、
いつだってわたしへの思いやりに満ちている。

わたしには過ぎた相手だと、この先も何度だって思うだろう。

けれどわたしはきみよりも、
言い訳と屁理屈がとても得意なので。
きみくらいでないとわたしの相手は務まらないのだから
これは仕方のないことなんだと理解するのもきっと早い。

受け取りすぎた想いを同じだけ返すことはできないが
無限にも思えるくらい降り注ぐそれに窒息することもなく
重さを感じない程度に適度に受け取ることはできる。

重なるふたりの時間がきみにとっても
しあわせな日々であり続けるために
なにかわたしにも出来ることがあるかはまだわからないが
一緒に考えてゆくことはできるだろう。

例えばいまこの時間みたいに。
きみが望んでくれることを、ひとつずつ叶えていったり。
できることから、すこしずつ。]
(166) 2021/01/12(Tue) 9:32:29

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
   
── 部屋の露天風呂 ──

 
[おれは、そのままの
 ジャックを受け止めたかった。

 弱音を吐いてくれるなら、
 そんなところも全部、
 包み込んでやれるような
 頼れる存在になりたかった。


 なんでも、
 どんなことでも、

 そう思っているのに
 自分がどうだったのか?ではなく
 妹がどうだったか?ばかりを
 話してくれるから>>93

 どれだけ大切に想っているのか
 その存在の大きさに
 胸がじく…と膿むような感じがした。]
 
(167) 2021/01/12(Tue) 9:54:44

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[その違和感にはフタをして

 2等身の妹君を
 ぎゅってしている2等身のジャックを
 背中側から抱え込もうとして、
 2等身のおれが、心の中で格闘している時だ。

 聞き捨てならない、助詞が耳に入り>>93


    、
   妹は? ”は”って、なんだ?
   じゃあ、お前は?
   お前はどうだったんだ…?



[食い気味に訊ねてしまった。]
 
(168) 2021/01/12(Tue) 9:55:25

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[指示に従わされて
 地球に幾度も派遣されてきていたことは
 おれも知っている。>>94

 憂いを帯びたクールな表情で
 淡々と職務を遂行している感じだった。

 あの頃に比べると
 本当によく笑ってくれるようになって、
 特に照れると、すごく可愛いから
 つい褒めちぎってしまうのも原因かもしれないが‥‥

 そんなことを思いながら見つめていると。]



   
!! ……ッッ、




[突然、色気ダダ漏れの顔をした
 ジャックが立ち上がった。
 タオルで隠す前の、を、目にしてしまって。>>95
 
(169) 2021/01/12(Tue) 9:56:38

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[すぐに後を追うことは出来なかった。


 もうひとりのサラトーガーが

 立ち上がれ〜
 勃ち上がれ〜♪

 別の番組の主題歌を
 熱唱し始めてしまったからだ。


 大浴場ではない大欲情で
 しばらく湯に浸かったままで居たら
 頭の芯まで、のぼせて

 それで、理解した。]
 
(170) 2021/01/12(Tue) 9:57:51