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【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック「ゆっくりしてるんだよ?」 彼女への負担が大きい動きをしてしまったので もしかしたら、すぐには動けないかもしれない。 そうなれば、汗ばんだ体を隅から隅まで、 濡れたタオルなどできれいにしてあげたくなった。 もう1日泊まるかどうか、彼女に聞いてみよう。 (+18) 2022/05/30(Mon) 11:47:12 |
【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[口付けと共に降り落ちる告白は、 毎時、毎日というほど彼から伝えられる愛の言葉。 気持ちが通じ合ったその日から、 その言葉は途切れること無く、私に囁かれる。 キスを片目を伏せて受けながら、 抜け落ちていく刀身に、ン、と小さく声を漏らして、 彼が離れていくのを見届ける。 離れる際に気遣う声に、こくりと頷いて。] ……うん、いってらっしゃい。 [へにゃりと笑って見送ってからは、 そのままぱたりとシーツに沈んでいく。 目を覚ましたばかりなのに、運動を済ませた後のように どっと脱力感が身体に纏わりついて、 横になっていればとろりと瞼が落ちてくる。 彼が戻ってくるまで、起きていなくては。 とは、思うものの、降りてくる瞼には勝てず、 そのまま、静かに寝息を立て始めた。**] (+19) 2022/05/30(Mon) 22:03:10 |
【人】 団地妻 ナナミ―― その後 ―― [思った以上に、夫との離婚はあっけなかった。 相手に十二分に心を奪われていたのだろうか。 それとも、探偵がいい仕事をしてくれて、裁判になっても言い逃れできないほど立派な証拠を突き付けたからだろうか。 夫はあっさりと自分の主張を受け入れ、謝罪すら口にした。 そういえば、こういう素直なところを好きになったんだっけ。 そう思って、彼との思い出を懐かしくも思う。 しかし、それでいて彼にすがったり、取り戻そうと思わずにいられたのは、ただ泰尚の存在のおかげでしかなかった。 幸い子供はいなかったし、自分も働いていたので泥沼化させる必要もない。 慰謝料は夫とその彼女に請求はするが、示談をちらつかせたら言い値で折れてくれたと、探偵社に紹介してもらった弁護士が笑いながら教えてくれた。 こちらの成功報酬で彼に渡す分も増えるので、自分たちは彼らからしたら、いい客だっただろう] (0) 2022/05/31(Tue) 23:19:37 |
【人】 団地妻 ナナミこの家……出ることにしたから。 [夫と離婚が成立してしばらく経った頃。 いつものように御用聞きを装って泰尚が家に訪れた。 きっと、彼は家の中の雰囲気がいつもと違うことに気づいていただろう。 彼を、近くまで招きよせると、小さな声で囁いた。 離婚に伴い夫との財産分与を済ませ、そして夫の浮気相手からの慰謝料も手にして。浮気調査で使った分以上の額がまとまって手に入り、銀行口座の残高に〇が増えた。 夫と二人の名義で買ったこの家は、財産分与と夫への慰謝料を兼ねて自分のものになったので、そのまま住んでいればいいのだけれど、二人用の家に一人で済むのは広さがもったいないから、自分はこの家を出て貸すつもりだった。 目の前の泰尚をちらっと見る。 自分がこのままここを出るとしたら、接点がない分、会うことも困難になるだろう。 別れを切り出されるのではとでも彼は思っているのかもしれない。しかし] (1) 2022/05/31(Tue) 23:21:48 |
【人】 団地妻 ナナミいつまでもここにいたら、貴方と私が隠れて浮気していたとばれてしまうかもしれないでしょ? 新しい連絡先―――。二川屋さんの配達エリア外のところだけれど、貴方のバイクなら来られるでしょう? “いつでも” [今までは、人目を気にして決まった日時にしか会えなかった。 でもこれからは、会いたくなったら誰の目も憚れることなく―― 夫も、近所の人の目も――会うことができる。 そのために適度に離れ、適度に近い距離で、人目がない場所借りたのだった。 隠し通していた自分たちの中は最後まで隠さなければならない。 離婚をしたと周囲にも知られて好奇の目にさらされたくもなかったし] ―――会いに来てね? [それは念を押すだけ。 しばらくは彼の逢瀬を待つだけだろうけれど、きっとそのうちそうする必要もなくなるだろうし。なにより] (2) 2022/05/31(Tue) 23:26:37 |
【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック彼が拭くものを用意してベッドに戻れば 彼女はやはり疲れたのか目を閉じてベッドに身を任せていた。 そんな彼女を起こさないように、 ゆっくりと顔から汗を拭き、首、肩、腕、手、胸、腹部、 そして下肢を丁寧に、念入りに拭き上げていく。 彼女が起きていれば指を挿れて中を掻き出すところだが そうとも行かないので、少しだけ彼女の下腹部を押さえてみる。 けれども中から垂れてこなければ、それはそれ、と 頭を掻いて彼女が起きてから謝ろうと決める。 「すぐに戻る。……いい夢見ててね」 彼女が着ていた彼の服も新しいものに変えてあげて ボタンをぷちっ、ぷちっと2番目からつければ、 多分彼女も寝苦しいということにはならないはず。 彼はシャツを持って一度部屋を出て、 もう1日いることと、洗い物をする場所を教えてもらった。 (+20) 2022/06/01(Wed) 7:17:29 |
【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック「大好き。これを毎日言うことができるなんて、 俺はとても幸せものだ。これからも頑張って、 ……独り言はここまでにしよう。」 汗を吸っているような彼女が着ていた服を 洗う前に一瞬嗅ぎ、ふっと笑みを浮かべて 手洗いをすることにした。 本当は1回くらい袖を通しても怒られないかと 考えたけれども、彼女に多分色々と言われてしまうと 思ったので、何もせずに、匂いを嗅いだだけは許されたい。 部屋に戻ったら魔法ですぐに乾燥させ、 彼女が眠っているベッドの中に彼も戻ることにした。 (+21) 2022/06/01(Wed) 7:19:22 |
【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック「愛してるよ、ミン。 また起きたら、食事にでも行こう。 …………ふぁ、…気持ちよく眠れる…」 彼女を抱きしめて、ふにっと唇を頬に当てて。 彼女同様落ち着いたのか、 瞼が落ちてきて微睡みに沈んでいく。 旅はこういうことがあってもいいと思っているから 彼女も怒らないであろうし、 これもひとつの思い出と思えば、大丈夫。 まだまだ2人だけの時間が続くと夢見て。** (+22) 2022/06/01(Wed) 7:20:13 |
【人】 酒屋の息子 ヤスヒサ―その後― [もどかしさを味わう他ない。 力になれない申し訳なさを抱えこみ、御用聞きを重ねたある日、彼女が口にしたのは、思いがけない言葉だった。でる―――その言葉と、片付いた室内。それを見て、まず思ったのが彼女に会えなくなるのでは。 そういうことだった、けど。] え? [そうだ、彼女は強い人だ。 ふんわりとした雰囲気と柔らかな優しさを持っているとともにしっかりとした大人の女性だ。自分が思うよりも自立している。だからこそ、彼女の支えでもありたいし、彼女に頼られる存在になりたい。 眼をぱちくりさせて] (3) 2022/06/01(Wed) 20:25:34 |
【人】 酒屋の息子 ヤスヒサその、旦那さんとは? [今更な事を聞き。 彼女が離婚したことをしれば、ああ。と手を口に添えただろう。新しい連絡先を教えてもらい。それを見つめれば、彼女の方を見。] (4) 2022/06/01(Wed) 20:29:53 |
【人】 酒屋の息子 ヤスヒサはい、会いにいくっすよ。 ……ナナミさんもいつでも連絡ください。 配達外だけど、いつだって [飛んでいきますから。なんて笑い。 それから、一目のつかぬ位置で彼女を抱きしめた。強い人、でもそんな彼女の心内を、柔らかな部分を知っているからこそ。微笑んで。] (5) 2022/06/01(Wed) 20:30:11 |
【人】 甲矢 潮音[真っ直ぐに伸びた水平線。 遊び疲れてもたれ掛かるように寝てしまった子を 柔らかく細めた眼差しが見下ろしてる。] …………流歌、 [起こさないよう小さな声で呼んで 子の頭上、最も大切なひとと秘密のキスをする。 ……別に隠さなくたって良いのだけど、 見られると最近ママは僕のだってうるさいから。 まったく誰に似たんだか。 お前のじゃない、僕のだぞ。 ] (8) 2022/06/01(Wed) 23:46:41 |
【人】 甲矢 潮音[一つの場所に長くは留まれないけれど さした問題にはならないだろう。 どの時代にも存在する。 何処へでも行こう、ふたりと、……ひとり? 何人いてもいい。 愛してる、愛してる 愛してる。 ────流歌。 きみさえいれば、そこが楽園だから。** ] (9) 2022/06/01(Wed) 23:48:21 |
【人】 乙守 流歌[ やがてそれは新たな名を受けました。 ] こんにちはっ お隣に越してきました、甲矢と申します。 これ おいしいので皆様でめしあがってくださいね。 ……そうなんですっ! 実はもうすぐ生まれる予定で。 ……あ!かえってきた。 こちら私の夫です。 夫婦共々どうぞよろしくお願いいたしますね。 [ そして、時は流れます。 ] (11) 2022/06/02(Thu) 7:47:22 |
【人】 乙守 流歌ねえ、しーくん 覚えてる? あの子が起きないようにって、小声で キスしてくれたこと。 本当にあの子は、私に似てヤキモチやきで 困っちゃったよね。 [ 皺を深めた指先に光る指輪を、 愛する人の手に重ねて、微笑み合う。 しわくちゃだけど、とても幸せな顔。 ] (13) 2022/06/02(Thu) 7:48:21 |
【人】 乙守 流歌私、幸せだったよ。 潮音にあえて。 本当に幸せな人生だった。 [ 約束したものね。 幸せなおばあちゃんになるって。 海の音を聴きながら、波の歌をうたう。 私も上手でしょ? くすくす、笑うのです。 幸せな人生でした。 甲矢流歌となってからは、たくさんの愛につつまれて かこまれて わたしは 本当に 幸せでした。 ] (14) 2022/06/02(Thu) 7:50:11 |
【人】 乙守 流歌[ ――終わりの訪れることのない、 永遠の牢獄に閉ざされたふたり。 ] もう、ここにはいられないね。 ……気に入ってたんだけどな。 [ 立ち上がってまた、手を取る姿は 潮音が好きって言ってくれるころの私かもしれない。 ] (15) 2022/06/02(Thu) 7:58:49 |
【人】 乙守 流歌―――いこっか。 [ ふたり手を繋ぐ。 あいだにはあの子達もいるかもしれないね。 愛してる、愛してる 愛してる。 ────潮音。 潮音さえいれば、そこが楽園にかわるから** ] (16) 2022/06/02(Thu) 8:01:54 |
【人】 甲矢 潮音甲矢です 妻と新しい命共々宜しくお願いしますね [肩を抱いて完璧な笑顔で牽制するのを忘れない。 若い夫婦だからって舐めさせないから。 黒が好きだけど仕事は白く定時で帰ってべったり。 おなかのなかで24時間一緒なの羨ましい……、は、 流石に変態すぎるから黙っといた。] (17) 2022/06/02(Thu) 8:44:12 |
【人】 甲矢 潮音[僕もヤキモチやきというのを隠すのは 男の意地みたいなもので。 ……全く隠しきれてない人生だったかな? でも、良い人生だったのに違いない。] それはね、流歌に出逢えた僕こそだよ [お互い負けず嫌いみたいに 愛して、愛されて、 しあわせだ。] (19) 2022/06/02(Thu) 8:44:43 |
【人】 甲矢 潮音────うん [立ち上がって手を握る。 その姿はどんなものだったか。 何歳の流歌でもいい。 好きじゃないときはなくて るかちゃんも 大人になってく流歌も 奥さんな流歌も しわくちゃな流歌だって 誰よりきれいでかわいくて 毎日欠かさずそう伝えてたし、これからも。] (20) 2022/06/02(Thu) 8:47:35 |
【人】 甲矢 潮音[また新しく、は勿論良い。 別の制服着てる流歌も絶対かわいいから。 このままの姿、どこかの島を頂戴して 歌声すら独り占めして 仙人か魔女が住んでる なんて しばらく噂されてみるのも良いかも知れない。 討伐しにきた勇気ある誰かに 魔王として倒されたふりしてみるのも ……いや、うそ、そんなことより 流歌をかわいがりたいかな。] (21) 2022/06/02(Thu) 8:49:08 |
【人】 入院中 阿出川 瑠威── 後日・「孤島病院」正面入口前 ── 見て!すっごい綺麗な青空!! 散歩日和じゃん!! [ 久しく見る晴天の広がる空に 思わずはしゃぐ心を落ち着けるため 心地よい風を浴びて、深呼吸を。 子供みたいに今にも駆け出してしまいたい衝動はあれど ひとりで駆け出したりせずに、彼を待つ。 まだ俺を信じられない彼のために手を差し伸べる。 金属で繋ぐよりもこっちの方が余程いいでしょ、って しっかりと指を絡めて、互の手のひらを重ねた。 彼はまだ怖がっているだろうか。 けれどきっと一緒に努力してくれるはずだ。 彼もまた努力の人だから。 ] (23) 2022/06/02(Thu) 9:57:14 |
【人】 入院中 阿出川 瑠威[ 好きな相手には幸せになって欲しい。 そのために、二人きりの夢の城から一歩踏み出す。 ……のは、まだ今日じゃないけれど。 この手を離さなければ 彼と一緒なら、どこへでも行ける気がした。* ] (24) 2022/06/02(Thu) 9:57:39 |
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