情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 騎士 エース――お待たせしました。 ……お身体は平気ですか? [軽く身体を清めてちゃんと身なりを整え、 一歩外に踏み出したら、騎士の仮面を被った。 否、待たせた事に対する申し訳なさと、 身体を気遣う気持ちは本物だ。 繕ったのは表情。 気まずそうな顔をしたら王子を困らせてしまうと思って、 なるべく穏やかな顔をして見せる。 王子の前に立って目の前にある道を進めば、 行きに見た様な景色になっていく。 地上から落ちてあの部屋に辿り着いたと思ったのに、 登る様な感覚がないまま、洞窟を抜けた] 不思議だなあ…… [そう呟きながら、王子を振り返る。 帰って来れましたねって微笑んで、 宿を取っていた街を目指して、いつもの距離感で歩き出す。 外は暗く、朝を待つ夜の様だった] (0) 2024/01/25(Thu) 17:39:46 |
【人】 騎士 エース[宿に戻ったら、「帰って来ないかと思ったよ」と店主に心配された。はは、と適当に笑ったら追及はされなかったのでほっとした。王子が食事が必要なら用意してもらおう。 俺はと言うと、 身体に残った彼女の匂いを消したくはないものの、 彼女にシワをつけられたマントや、彼女の汗を含んだ衣服をこれ以上身に着けているのは、頭がおかしくなりそうで。 それを部屋に戻って早々に取り払った] シール様、俺、ちょっと出掛けて来ますね。 [王子はこちらが言わずとも、眠るだろうか。 俺は夜明け前の街に、剣を持って繰り出した。 ……王子も行って来いって言ってたし……] 女でできた穴は女で埋めろって言うもんな…… [そう一人呟いて。 一昨日見付けたあの館の前で、 白いワンピースを身に着けた少女の持つ花を、取り上げる。 「細い子いる?」って、切なさを含んだ瞳で少女に告げた。*] (1) 2024/01/25(Thu) 17:40:27 |
【人】 王子 シール[待つことしばし、 試練の間から遅れて脱出した従者と合流する。 体調を聞かれたので>>0] ……ああ、問題ない。 だが疲れたな。宿に戻ったらすぐに休もう。 [お互いに自然なやり取りを心がけるも、まだ取り繕っている感は否めないか。 どこかぎこちない空気が漂っているのを肌で感じるが、こればかりは馴染むのを待つしかない。洞窟の道を、侵入した時と同じようにして、従者の後ろについて歩く] ……。 [これまでも、先を行く従者の背中を見て、思う処がないわけではなかったが、今は一層、強い思いが視線に含まれるのを自覚して、慌てて瞬きをして背筋を伸ばす。 意識を持っていかれそうになっては、自分にダメ出しをするを何度も繰り返す。 ただ、洞窟を出た時は従者と似た感想を持って脱出を喜んだ] ……本当に、 [夢のような出来事だった。 空を見上げたら、夜明けにはまだ間のある頃か。 けれど、日は替わったかもしれない。 今日は、わたしの誕生日だ] (2) 2024/01/26(Fri) 0:38:11 |
【人】 王子 シール[夜の街道を通って再び街に入る。寝静まった街並みは静かで、戻った宿は控えめながらも明かりがついていた。 宿の主人は、わたしたちの帰りに気付くと出てきて、 心配したのだと話しかけてくる>>1 大きくて元気な声に、詫びと感謝を返してから、] ああ、主人。予定を変更したい。 二泊の予定>>0:5だったが、もう一泊延ばしてくれ。 [夜明けまであと数刻。 朝を迎えて宿を発つだけの気力体力の回復は、 今からでは望めそうにない] あと、今日はわたしの誕生日なんだ。 ……ふふ、ありがとう。 今夜の食事にはうさぎパイの他に、 取って置きのケーキを出してくれ。 えっ、取って置きなんてない? そう言わずに、何か用意してくれ。頼む。 [明るいやり取りを挟めば、気持ちも回復するか。 食事はいるかと聞かれたが、何も要らないと返して 水だけ受け取ると、部屋に戻った] (3) 2024/01/26(Fri) 0:40:18 |
【人】 王子 シール[部屋の片隅。 あの辺りに従者が座っていたのは今朝の出来事だ。 昨日の今頃は、わたしは慣れぬワインに酔っ払って ぶっ倒れていたんだっけ] ……ふふ [何だか可笑しくなって小さく笑う。 少しずつ、これまでの日常が戻ってくる気配がする。] (4) 2024/01/26(Fri) 0:41:49 |
【人】 騎士 エース[そう思ったのに、 部屋を出て顔を見れば逆に胸が痛む。 でもそれを隠して、普段通りを努める。 王子もきっと俺に思うところがあるだろうけれど、 何も言わず、聞かないでいてくれた。 王子がそうしてくれていればきっと、 俺も忘れたフリはできるだろう。 宿に戻ったら休もうと言う言葉>>2に頷いて、 お疲れの王子の為に、無理のない程度に急いで出口を目指した。 何もなければ振り返る事はなかったが、ずっと王子の気配に気を遣った。足取りは問題ないかとか、身体が辛そうな気配はないかとか…… 俺の背に視線が注がれている気がして、 でも別にそれは隊列的に自然と思った。けど…… 何だか居心地がいい様な悪い様な、 不思議な感覚がずっと続いていた] (6) 2024/01/26(Fri) 8:24:43 |
【人】 騎士 エース[無事に宿に辿り着いたら、 宿の主人と僅かにやり取りを交わした後、 王子が「もう一泊」と。>>3 そうですねって頷いた後、] ……ふ、 [とっておきのケーキを強請って無いって言われた王子が可笑しくて、つい笑ってしまう。 食い下がる姿がまた楽しくて、俺も援護した。 俺も水だけもらって部屋に戻って、 防具を脱いで服を着替えて、 帯剣して王子の部屋に、遠慮がちに声を掛けた] 昼までには戻ります。 おやすみなさい…… ゆっくり寝て下さい。 [就寝するという王子>>5の部屋の前で一礼して、 その場を後にする。 願わくば、優しくて穏やかないい夢を……] (7) 2024/01/26(Fri) 8:24:48 |
【人】 騎士 エース[―――そうしてあの娼館に立ち寄って、 細い子がいいと告げた通り、 スレンダーなところが シール様みたいで 魅力的な少女が宛がわれた]………… [でも俺は、その子の匂いを身体のどこにも残す事なく 夜明け頃、館を後にした。ふわ……と欠伸をして] ……お喋りだけで娼館を使ってしまった…… [童貞か上級者みたいな使い方をした事に 複雑な気持ちで街をふらふらと歩く。 目当ての店が開くまでの時間潰しに酒場に行き、 弱い酒を一杯だけ煽り、酔っ払いに絡まれてボコり、 そうこうしていたら、街が活動を始めていく。 開店したばかりの鍛冶屋に刃こぼれした剣を持ち込み、 直してもらっている間、店の隅の椅子で眠って待った] (8) 2024/01/26(Fri) 8:24:54 |
【人】 騎士 エース[欠伸を増やしながら宿に戻り、 王子はお眠りだろうから声を掛ける事はせず。 直してもらった剣を置いて、 俺もベッドに倒れ込んだら、もう離れられなかった] シール様……お身体大丈夫かな…… [問題ないって言ってたけど、そんな事ない筈だ。 初めてであんなに無茶苦茶にされた挙句、歩かされて。 でも忘れるって誓ったから、そこまで踏み込んで聞けない…… 悶々考えている内に目が閉じて、俺も夕方頃まで眠り続けた] (9) 2024/01/26(Fri) 8:25:31 |
【人】 騎士 エース[王子より夜更かし(?)したせいか、 王子より遅く起きて来たかもしれない。 目覚めて合流したのは一階の食堂だったか] おはようございます……には遅いですね。 [苦笑しながら王子の顔色を窺う。 たくさん寝たから、悪くなさそうだったか……。 やがて店がうさぎのパイと、 誕生日に相応しい様なちょっと豪華な食事を用意してくれたら、 その席に着くだろう。 ケーキはきっと食後で] お誕生日おめでとうございます。 今日……から、大人の仲間入りですね。 [あの時の言葉>>1:$76をなぞって告げて] でもお酒はまだ駄目です。 [と言って取り上げる。ノンアルコールの飲み物を店が用意してくれたら、それはいいですよって許可するだろうけれど。**] (10) 2024/01/26(Fri) 8:25:55 |
【人】 王子 シール──夕方── [従者と再び顔を合わせたのは、宵の口だったか。 食堂の以前と同じテーブルで待ち合わせる。 半日ほど遅いおはように(自分も遅いと突っ込んでいたが)>>10 思わずふふ、と小さく吹き出す。 苦笑を浮かべる顔に笑みを返して] ゆっくり休めたか? わたしも先程まで眠っていた。 おかげで頭はスッキリしたが、腹が空きすぎてな ……ほら、早く席に着け [店内に漂う料理の匂いに、先程からお腹が鳴りっぱなしだ。 従者を促して向かい合わせになると、 早速店員を呼んで料理を運ばせる。 目の前に並ぶ、ちょっと豪華な内容に目を輝かせていたら、 一度聞いた事のあるフレーズで、誕生日を祝われた。>>10] (11) 2024/01/26(Fri) 14:19:31 |
【人】 王子 シール……っ、あ、…あり、 がとう… [思わずそちらを見て、少し頬を赤らめて頷く。 前にそれを聞いた時の後の事を思い出しかけて、] グ〜〜 [遮るように、わたしの腹の虫が鳴った。 自分でもビックリするほど大きな音だったから、 向かいの従者にも聞こえたかもしれない。 わたしはさらに、顔を赤く染める事になった] あああ、ホラ、早く、食べようっ い、いた、っ、いただきますっ [あたふたと動揺しながら、 作法もそこそこに早速料理に手を伸ばした。 丸一日以上何も食べなかった後ですっかり食欲が戻ると、 まるで育ち盛りの少年のようにがっついてしまう] (12) 2024/01/26(Fri) 14:23:15 |
【人】 王子 シール[ついでに食う勢いで酒を注文するも、 運ばれた杯を受け取る前に従者に取り上げられてしまい、] ……。 [まあ、前回痛い目にあったしな。 大人からの忠告はおとなしく聞き入れよう(王家のダジャレ)] (13) 2024/01/26(Fri) 14:23:46 |
【人】 王子 シール[食事の後で、バースデー仕様にデコられたケーキが運ばれる。 オーナー兼シェフの特製だ。 大好きな苺がたくさんのっていて、見るからに美味しそう。 さっそく一口食べる。 見た目を裏切らない美味しさで、 苺の甘酸っぱさと生クリームの甘さに、ほっぺが落ちそう] うふふっ [ニコニコと上機嫌に笑って、肩を竦める。 続けて二口、三口と頬張った。ゆっくりと味わって記憶する。 一年後の同じ日には、王城に居るであろうわたしにとって、 従者とこうして向かい合わせにケーキを食べる機会は、二度と訪れないだろうから……] (14) 2024/01/26(Fri) 14:25:54 |
【人】 王子 シール[二人でケーキもすべて平らげ、 テーブル上の皿はすべて空になる。 お互いに満腹になって苦しいと笑った後で、不意に表情を改めた] ……この後、話がある。 わたしの部屋に来てくれ。 [真面目な口調で伝えれば、従者の表情も変わったか。 程なくして席を立ち、店主や店員に食事内容の感想と感謝を伝え、 和やかな雰囲気を作ってから食堂を出る。 従者が一旦自室に戻るならそうさせて、先に自室に戻る。 照明に火を入れて、仄かな明かりで室内を照らした時、] ……あ、 [わずかな変化に気付いた。ベッドの脇に置いた白い花は、 これまでの瑞々しさが失われ、枯れていた] (15) 2024/01/26(Fri) 14:28:12 |
【人】 王子 シール[そこへ、部屋の扉がノックされる音がする。 枯れた花はそのままにして、部屋の入口まで向かうと扉を開けた] ……入れ [目の前に立つ従者を見上げ、すぐに扉の内側へと招き入れる。 この街に来るまでは、従者を自室に入れるなど絶対にしなかったが、体の秘密がバレた以上、そうする必要もなくなった。 それに今から伝える内容も、他の者が近くにいる場所では話にくいというのもある。 そうした話合いも、今までの旅では不要だったのだが……、] 実は先程、城から書簡が届いた。 [従者に物書き用机の前にある椅子を勧めてから、 用件を切り出す。わたしが夕方に目を覚ましたのは、届け物があると部屋をノックされたからだった。荷物の中から書簡を取り出し、中に目を通しながら話を続ける] (16) 2024/01/26(Fri) 14:32:22 |
【人】 王子 シール[さらに話を続ける] 明日からは馬で移動するぞ。 馬も途中で立ち寄る宿も、すでに手配済だそうだ。 国境の付近で一泊、王都の近くでもう一泊だ。 [馬は宿に到着したら、新たに乗り換える。 徒歩ならまだ半月近くはかかったが、馬の足だと本当に速い。 また、用意された宿に入れば、城から遣わされた使用人なども居るのだろう] (18) 2024/01/26(Fri) 14:33:32 |
【人】 騎士 エース[食堂で朝……もとい目覚めの挨拶を交わすと、 王子が小さく笑う。 いっぱいねました、って子供みたいな言葉を返して、 空腹な王子に促されるまま席に着く。 旅人には豪華すぎる料理は、 王子の心も擽ったらしい。>>11 無事に誕生日を祝えて、よかった。 あの部屋で口にした台詞と同じものを用いたのは、 祝う気持ちが変わらないから に加えて、少なからず浅ましい気持ちもあっただろうが…… ]……ふふ、 ええ、いただきましょう。 [王子の頬が僅かに染まって見えて>>12、 思わず数瞬、見つめ合ったけれど。 王子の腹の虫に邪魔されてしまったので、 大人しく料理を頂く事にした。 頬を色濃くさせた王子とは対照的に、落ち着いて食事を進めた。酒は飲まなかった。王子が飲みたがったら厄介だし(実際どさくさに紛れて注文していたので>>13、取り上げた)、飲めない王子の前で飲むなんて、そんな意地悪をする気にはならなくて] (19) 2024/01/26(Fri) 16:58:50 |
【人】 王子 シール[二人の間が多少気まずいとしても、 空腹で目の前にご馳走が並べば、楽しく過ごせた。 やはり食は三大欲求の一つだ 今日が誕生日だと伝えれば、オーナー兼シェフが腕を振るって、 味は元より見た目にも美味しい料理を出してくれた。 デザートに食べた苺のケーキも、 思い出と一緒に、生涯忘れられない味になっただろう。 ドサクサで頼んだ酒は従者に取られてしまったので、 次の機会にするとして] わたしに遠慮せずとも飲めばいいのに。 お祝い事なんだから。 [と、従者の手元にある杯を勧めたけど、 断られてしまった>>19 主を差し置いて飲むわけにはいかないか、と、 こちらは見上げた忠誠心だと改めて感心する] (23) 2024/01/26(Fri) 20:29:54 |