人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:人


【人】 宵闇 迅

 ―奇跡からの”おはよう”―

[瞼に刺さる光で目を覚ます。
 数度の瞬きの後、輪郭を取り戻した視界には、
 作業途中で保存されたDTMソフトの画面が映っていた。

 ゆめ、と声もなく呟いて、眉間の皺を解すように指を当てる。
 随分リアルな”夢”だった。
 ともあれ、現実でもちょうど
 シャワーを浴びようと思っていたところだったし、と
 立ち上がって、ふと足が真下にあったビニール袋を蹴る。]


 ……これ、


[蹴っ飛ばしてしまったそれからは、
 ――ちょうどはんぶんこ、された土産物が転がり落ちて。
 せんべいを踏み割ってしまわないように、丁寧に拾った。
 行きが突然なら、きっと帰りも突然だ。]
(139) 2021/01/12(Tue) 0:14:57

【人】 宵闇 迅

[時計を見る。
 鼻先を擽った温泉の香りを鑑みるに、
 今更シャワーを浴び直す必要もないだろう。

 きっともうすぐ、電話が鳴るだろうな、と。
 予測したのと、着信音が響いたのと、どちらが先だったか。

 その時は、]


  おはよう、真里花、いい夢見ましたか。


[太陽の位置なんてそっくり無視して、
 そんな言葉から始めようか*]
(140) 2021/01/12(Tue) 0:15:04