人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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視点:人

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【人】 生物学者 アマノ


[この時の俺はまだ、ルヴァとゾズマ回りの事については何も知らなかった。

けれど、ダビーとスピカの事、チャンドラとバーナードの事は本人らから直接聞いていたこと >>4:288 もあって、"性の乱れ"云々と手垢のついた言葉で外野から言われることだけは我慢ならなかった。

てめーら、ほんとに何も、知らないくせに。]

……………………ッ。

[不機嫌極まりない顔でタブレットに触れる俺の指と目がぴたりと留まる。

指先にあったのは、"アマノ大臣会見"の文字。投稿日時はほんの数時間前。

最後に会ったのは5年前……いや、遭難期間を入れれば10年近く前になるのか。元々記憶も曖昧だったけれど、朧な記憶の像よりも、父親は数段老けていた。

何か面倒を言い出すんだろうか、ラサルハグに迷惑がかかりさえしなければいい……そう思い、動画のリンク先をタップしたところ。]
(271) 2022/07/23(Sat) 6:34:04

【人】 生物学者 アマノ


『"あれ"はもう何年も前に勘当しています。』

『親子の縁は切っているので、この件に関して何も申し上げる事はございません。』

────…………へーえ。

知らなかった。

[俺、いつの間にか知らぬ間に父親と縁切りされていたらしい。
日和見主義な母親は、こういう時ばかりは父親と同調するのだろう。

直接告げられることもなく、勝手に切って捨てられた、俺達を結ぶ唯一の縁でしかなかった"血縁"という名の細い糸。]

…………なんなんだろうな、"家族"って。

[ぽつりと呟く。

今一番恋しい体温が、声が、あの強く蒼く光る俺の大好きな瞳が、傍らに無いことだけがひどく寂しかった。*]
(272) 2022/07/23(Sat) 6:36:24

【人】 生物学者 アマノ

>>272 続き

あー…………これ、皆にも言っておかないといかんよな……。

[のろのろと、鉛のように重い腕を持ち上げる。

家族の情なんてとっくに希薄で、そして俺はもう良い年で。
それこそ、息子や娘の1人や2人居たっておかしくないはない年齢。

もともと居ないようなものだった親が、本格的に存在自体が消えただけ。

それだけの事なのに、心が端から凍りついていくようだった。]

  "皆のところにまたマスコミが押しかけるかもしれない。"

  "俺の所為だ、申し訳ない。"

  "「何も知らない、アマノに聞け」で"
  "通してくれると嬉しい。"
(275) 2022/07/23(Sat) 7:52:56

【人】 生物学者 アマノ


[チャンドラとラサルハグを除いた仲間全員への一斉送信ボタンをタップする。

あの船に乗る前の自分だったら、マスコミに煽られるような事を言われても激昂などせず無視一択だったろうし、自分が矢面に立つような真似もしなかったに違いないのに。

それがこうも変わってしまったことには後悔はないけれど、今は己の行動がラサルハグをも縛ることになってしまう事については、時々頭から抜け落ちてしまう。」

────ごめん。ラサルハグ。

[一番謝らなきゃいけない先は、誰よりもお前、だよな。*]
(276) 2022/07/23(Sat) 7:53:37
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a41) 2022/07/23(Sat) 8:46:44

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a42) 2022/07/23(Sat) 8:47:07

【人】 生物学者 アマノ


ああ────いた。

[指定場所に車を飛ばし、きょろ、と辺りを見渡せば見慣れた赤髪が見えた。

今朝も見たばかりなのにな。
なんだか久しぶりな気すらして。]

どこに行く予定なんだ?

明日明後日の休暇申請しておいた方が?

[端末1つで申請できるからすぐできるけどなと肩を竦めた*]
(280) 2022/07/23(Sat) 8:54:39

【人】 生物学者 アマノ

>>281
お前……車、持ってたのか。
レンタルじゃないだろこれ。

[車を持っていることを知らなかったから、今住んでいる物件は駐車場契約はしていない。

そういうことはちゃんと言え駐車場借りておいたのにと眉を寄せる俺は、そもそもラサルハグが車を持っているか否か聞いてもいなかったことに気付いた。

俺達は本当に、お互いに"報・連・相"が足りてない。]
(283) 2022/07/23(Sat) 9:05:19

【人】 生物学者 アマノ


は?"うち"?

誰の?お前の??
(284) 2022/07/23(Sat) 9:05:38

【人】 生物学者 アマノ


["いってらっしゃいのキス"ぶりのキスに目元を綻ばせれば、とんでもない言葉が飛んできた。]

な、なんで、お前の、家。

[理由がさっぱり、欠片もミクロもわからなかった。*]
(285) 2022/07/23(Sat) 9:06:16

【人】 生物学者 アマノ

>>286

……ッ、そういうのは、先に言えよ……。

[あ、車3台?さすが高給取りだねおめでとう。
そんなツッコミも出せないまま、助手席シートにぐったりと沈み込む。]

俺、仕事着だし、挨拶の手土産とかなんも用意してないし。

いいのかよ。

────ていうか!
あんな事あって、同居を続けるのも難しいかなとか、俺、思ってたのに。

[なんだかんだ学術業界まわり、政府まわりはお堅い頭の人間が多いんだ。
あの一件が良い方向に回るとは思えなくて、俺は色々な"最悪"を想定していたっていうのに。*]
(287) 2022/07/23(Sat) 9:17:44

【人】 生物学者 アマノ

>>288
…………駄目じゃない。
驚いただけだ。

というか今、こんな時間(=深夜)だけど、お前の実家ってそんなに遠いのか?*
(289) 2022/07/23(Sat) 9:24:01

【人】 生物学者 アマノ

>>290

────へえ。そう、なのか。

……俺、ほんとにお前の事、何も知らないでいたんだな。

[お前もお前で、俺の父親が"あんな"だと知ったのはつい先刻だったかもしれないけれど。

わざわざ電話かけて呼び出したってことは、つまり、あの動画を見たってそういうことなんだろう?*]
(291) 2022/07/23(Sat) 9:33:47

【人】 生物学者 アマノ

>>292

["次にお前のところにも行くつもり"とか、言葉にされてたら、俺はここがハイウェイだろうがだろうがこの車から飛び降りて逃げ出していただろうな!

ともかく車は滑るように静かに移動し続けていて。]

…………ちっとも良くない機会だろ……。

俺の印象、最悪じゃないか、これ。

[ラサルハグが"怖い"と称するド怒り顔で同性愛をカミングアウト?

しかも面倒な父親を持つ気難しい──ああ、それはもう俺の人となりについてもネットは大騒ぎだ──研究者が?

最悪以外の表現があるなら聞いてみたいくらいだよ。*]
(293) 2022/07/23(Sat) 9:58:10
アマノは、バルハンwhereだろうが、のランダムが抜けてた……
(a43) 2022/07/23(Sat) 9:58:39

【人】 生物学者 アマノ

>>294

……そうなの?
なら、いいんだけど。

["そうなのねー"とか。
確かに親子の会話として想像できる範囲──その出典は映画とか小説とか──だけど、現実感覚としては遥か遠い。

そうは言っても、いざ会ったら罵倒されるんじゃないかという懸念が常に心の隅をちくちくと刺してきていた。]

────く、はは、お前、どんだけパン好きなんだよ。

俺もだいぶ覚えたけどな。

[バタールだの塩パンだの、なんでどいつもこいつもそんなにパンを食べたがってたんだか。

ああバーナード、元気にしてるのかな、ちらりとそんな事も思いつつ、ラサルハグが口走った"雨水"は何かの聞き間違いだろうと丁重にスルーした。]

"旅行"とは違うけど……うん、こういうのすごく久しぶりだ。

[窓を少し開ければ頬に当たる風。夜の大気の匂い。
あの宇宙船の生活では得られなかったもの。*]
(297) 2022/07/23(Sat) 10:24:54

【人】 生物学者 アマノ


【〜1年後〜】

[俺達の見慣れた、あの繊細な刺繍入りの白服に愛用の黒いヴェール。

窶れた頬に薄く紅を刺して棺に横たわるチャンドラは、でも、ただ眠っているようにしか見えなかった。

その日は抜けるような青空で。

建物外に広がる庭園は今が盛りとばかりに数々の花が咲き誇り、そこにチャンドラが立って微笑んでくれるなら、それはここに居る誰より似合いの光景のように思われた。

でも今日、俺達は、彼女を見送らなくてはいけなくて。]

ありがとう。
────おつかれさま、チャンドラ。

[彼女だけに伝わるくらいの声で小さく告げながら、1人1人、彼女の棺へと花を手向けていく。

可憐な白いリシアンサスは、華やかすぎるバラよりも、香りの主張が強い百合よりも、彼女にとてもよく似合っていた。

俺は、神など信じないし、ゆえに祈りはしないけど。

でも、チャンドラの魂が辿り着くのは花が咲き緑が揺れる穏やかな場所であれば良いと、切に思った。]
(320) 2022/07/23(Sat) 12:19:52

【人】 生物学者 アマノ


[その場に居るのは、帰還後そこそこの頻度で見るようになった顔も居れば、かなり暫くぶりな者も居て。

その1人がバーナードだった。]

────……?
お前、なんか、疲れた顔してないか?

[見慣れない黒い服なんて着てるからか?と訝しがりながらも見やれば、へらりと笑うその顔にも、以前には無かった陰が落ちている気がして。

ふわふわとしたくせ毛は相変わらずなんだけどなと見下ろせば、後頭部に不自然な傷があるのに気がついた。
────それは、"意図的に切り、再び塞いだ"みたいな。しかも、複数回。

怪我の治療としてではなく、移植縫合に近い、人為的でしかない傷跡。]

お前……母星に帰ってるとか言ってたよな? >>262
何、されてた────?

["調査とか研究とか"と言っていたか?コレはそんなもんじゃないだろう。

チャンドラの伝手で入った研究機関での活動という二足の草鞋を履き始めていた俺は、その傷跡が"何によるものか"くらい、理解できるようになっていた。]
(321) 2022/07/23(Sat) 12:21:31

【人】 生物学者 アマノ


────ッ。

なんで、その状況をとっとと言って来ないんだ、
このクソ馬鹿!
(322) 2022/07/23(Sat) 12:22:11

【人】 生物学者 アマノ


[バーナード君、久方ぶりの馬鹿ゲットおめでとう。
そんな茶々を入れている場合じゃない。]

────もう"終わった"のか?

いや、そんな事ないな、
"あいつら"は容易には離さんだろお前の事。

[自問自答は秒で終了。
"使う道"、"使う道理"がある限り、あいつらは何度だってバーナードの体を切り刻むだろう。

俺達が眠っていた4年ちょっとの間、"命を切り売りする星"や"搾取する星" >>3:18 と、そんな文化から脱却を図ろうとする研究機関の対立構造はそこそこ大きなものになっていて、政治も強く絡み始めた結果、実験体らにある程度の人権が認められるようには >>266 なりつつあった。

幸い俺の得意とする微生物分野の研究はそれほど先には進んでおらず、研究機関には歓迎の諸手を挙げて出迎えられた。

バーナードの表情を見ることなく、俺はその場で各方面に連絡を入れ始める。
どこだ、どこからだ、あの星に一番圧力をかけられるルートは。]
(323) 2022/07/23(Sat) 12:23:19

【人】 生物学者 アマノ


[お前が"そんな"だとな、チャンドラに怒られるんだよ。
"馬鹿な子供が馬鹿な真似をしないように止めるのも、大人の仕事" >>4:81 なんだから。]

バーナード、お前、俺のものになれ。

[言い放ったら、それは語弊がありすぎたようでおかしな声を挙げられてしまったから、慌てて言い直す。]

いや、俺はラサルハグのものだけど。

っじゃなくて、そういう意味じゃなくて!

俺の居る研究所の所属になれと言っている。

["お前には使い道があるからな"なんて言い方、嫌な響きも甚だしくて言ってる自分に吐き気がしてくるのだけど。

でも、"助けてやりたい"と告げたところで素直に頷くバーナードではないように思われたから、あえてそんな風に言ってやる。

たとえそれが小型宇宙船1隻分のコストがかかったとしたって、安いものだ。*]
(326) 2022/07/23(Sat) 12:25:17

【人】 生物学者 アマノ


>>343

────誰かの助手席とか、初めてだ。

[いや、タクシーとかは別にしてだぞ?

楽しいものだなと目を細め、ちらりと傍を見るとラサルハグも常になく楽し気に瞳が輝いている。]

お父さん、亡くなられてたのか。

[言い淀んでいる風ではなかったから、ぽつりとそう返した。先に、「母さんに」と言われていたから薄々気付いてはいたものの。]

────聞かせて欲しい。
お前のこと、もっと知りたい。

知ってても知らなくても、お前のこと好きなのは変わりないけど、それでも。

[もう10年くらいの付き合いになるのにな。
ラサルハグとそんな話をしたのは本当に、今日が初めてだったんだ。*]
(346) 2022/07/23(Sat) 15:42:58

【人】 生物学者 アマノ


>>347

────そう、か。

[不在がちで、でも事あることに自分の仕事場を見せてくれた父親。父親の不在を寂しく思う母親。

どちらも俺にとっては御伽噺の登場人物のように遠く朧げだ。

無愛想ながらも人に愛されるラサルハグの原点が見えた気がした。]
(352) 2022/07/23(Sat) 16:42:30

【人】 生物学者 アマノ


………………。

[お父さんが亡くなったのは事故か何かで……?と問う前に、淡々と、でも穏やかな口調で、ラサルハグの家族の歴史が語られていく。

そういえば奴は大学でいつでも一番安い定食だったな、とか。教本も先輩から譲り受けたのを使っていたか────とか。

人の身なりにそう気づく俺ではないが、思い返せばいつも似た風な出立ちだったようにも思う。]
(353) 2022/07/23(Sat) 16:43:27

【人】 生物学者 アマノ


正直、な。

お前が心から納得して船を降りるのなら、俺も無理矢理宇宙に引きずり出そうとかは思ってなく、て。

ただ、その義足を理由にして諦めると言うなら、それは違うだろ、って────腹が立った。

俺、怒りすぎてたよな。
…………すまん。

[ラサルハグがあまり素直に己の事を語るものだから、俺も釣られてしまったんだろうか。

常になく、思うことが素直に口から零れていた。
だから強がることもせず、]

────正直、すごく緊張はしてるけど。

変に格好つけようとかは……思わないようにする。

[まあ、腹は括ったよ、と、小さく笑い。

うっすら空に赤みが増えてきたら、”朝っぱら”はもうすぐだ*]
(354) 2022/07/23(Sat) 16:44:39

【人】 生物学者 アマノ


>>355

────その報告は要らなかったぞ……。

[まじかよ……と、ラサルハグに背を向けるように身体を捩ってシートに頬を押し付ける。

マスコミのカメラの前であの啖呵はないだろう、俺。冷静になった今振り返ると、肝は冷える一方で。

で、アレ見て俺に会いたいとか。

ラサルハグの母親なのだからと信じてなければ、俺を憎んで刺したい気持ちで呼んだのかと勘繰りたくなるくらいだった。

────まあ、それは杞憂だったのだけど。]
(367) 2022/07/23(Sat) 17:28:43

【人】 生物学者 アマノ


[こんな突然に、手土産もなく申し訳ないと頭を下げる俺に、気にしないでとラサルハグによく似た蒼い瞳が細められる。

昨日の深夜に決まった訪問だったと言うのに食卓には絵に描いたようなこの地方の──つまり俺の故郷でもある──朝食が用意されていた。

懐かしい、と言う感覚とも少し違うのだけど、実家の家政婦が良く作っていてくれた献立。記憶の中のそれよりも、今日の食事は数十倍も美味しかった。」

────この茄子、すごく美味しいです。

[味噌汁と漬物に使われていた茄子があまりに美味しかったから呟けば、庭で育てているのだと。

食後には、気に入ったなら持って帰れば良いと家庭菜園を案内してくれた。

いつの間にか、ラサルハグの姿は消えていた。]
(368) 2022/07/23(Sat) 17:29:54

【人】 生物学者 アマノ


────心配、ですか。
ラサルハグがまた宇宙に行くのは。

[別に、このタイミングを狙ってたじゃない。
けれど、ぽつりと言葉が落ちて行った。]

あいつ、最初はもう飛ぶ事を諦めてました。

それを俺が「飛びたい気持ちが残っているなら飛べ」と怒鳴りつけてしまって。

今の義足がハンデなのなら、ハンデにならない義足を俺が作ればいいだろ、って……。

[でもそれは俺のエゴかもしれなくて。
悩んでます。

少し俯きがちに呟くように言った俺に、彼女のふわりとした微笑みは崩れなくて。

纏う雰囲気も顔立ちも全然違うのに、俺はどこか、チャンドラを思い出していた。 *]
(370) 2022/07/23(Sat) 17:31:07

【人】 生物学者 アマノ


>>372

[籠に山盛りの茄子やきゅうり、トマトにピーマン。]

ええ、あいつピーマンちょっと苦手みたいですよね、ドライカレーに入れたら渋い顔してました。

[────なんて。

常の俺なら初対面の相手にここまで口が回ることはまずないのに、自然と言葉が出てしまう。

それは良く知るあいつの雰囲気で、あいつの眼差しで、でも少し違う温かな雰囲気を持っているこの人の前だからこそで。

ありがとうございますと口にした麦茶は、これまで飲んだどんなコーヒーよりも美味しく思えた。]
(389) 2022/07/23(Sat) 20:45:36

【人】 生物学者 アマノ


そう、ですか。

[馬鹿なんだからと言いつつ、彼女はとても嬉しそう。

仕方ないわねと、それは諦観でも悲嘆でもなく、ちらりと見た瞳は憧憬に近かったように思えた。]

────俺、ラサルハグが好きです。
学生の頃から。ずっと。

[意図せず”例の動画”と似た言い回しになったことには気付かない。

でもその口調は全く異なり、緑の庭に静かに落ちた。]
(390) 2022/07/23(Sat) 20:46:36

【人】 生物学者 アマノ


最初は、あいつの右脚になろうと思いました。
…………でも、それはあいつに失礼な話で。

今は共に歩きたいと思っています。
置いていかず、置いていかれず、いつでも横を見たら互いが見える距離と速度で。

[縁側に前屈み気味に腰を下ろし、決意するようにぽつりぽつりと呟いたら、”貴方、良い子ね”と、いう声と共に頭を撫でられた。

カサついて節ばった、働き続けた女性の手。

それでも俺は、サロンだのネイルだので磨かれた、綺麗に整っているだけのあの母親の指よりも余程に綺麗だと思った。

いつの間にかラサルハグも近くに居たが、どこから聞かれていたとしても、まあ構いやしないさ。*]
(391) 2022/07/23(Sat) 20:47:45

【人】 生物学者 アマノ


>>398

ぃ、せい…………。

いや……。

[さすがに口籠もる。

あの動画を見て"カッコよい"とか言える人間は早々いないと思う。今から思えば、単に過剰なる逆ギレだったわけで。

それでも、もうなんだかこの人には頭が上がらなかった。

仕方ないだろ、ただでさえ"お母さん"という存在に不慣れなうえに、その女性ひとときたらラサルハグにそっくりなんだから。]
(404) 2022/07/23(Sat) 21:59:51

【人】 生物学者 アマノ


ああ、と……正直、"お母さん"というものが俺にはよく、わから…なくて。

両親は存命だけどいつの間にか勘当されていたし。
それ以前からもずっとそんな風でした。

だから俺には、"家族"というものの在り方も理想もわからない。

けど、ラサルハグは誰より大事にしたい。
そしてラサルハグが大事にしている人やものも、大事にしたいと思っています。

[伝わっただろうか。伝えられただろうか。

失礼な言葉になっていやしないかと、常の己の口の悪さを省みても今更なのだけど。]
(405) 2022/07/23(Sat) 22:01:44