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【人】 おにいさん 榊原 皇仁あー………仕事がおわんないけど 寝ていいかなぁ……… [ タワーマンションの一角。 仕事が終わらなくて徹夜をするか 投げ出して寝るか悩んで クイーンサイズのベッドがある部屋へ 足を進めてボフッと倒れ込んだら おやすみ3秒で彼の視界は暗闇の中。 ] (6) 2021/06/03(Thu) 22:42:59 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 起きてみれば、いつもの光景と違う。 それに気づくのは簡単だった。 どうしてかと言えば、内装が全く違ったから。 彼の中で、焦りというものはまったくなく 寧ろこの状況ににやりと口元が緩んでいる。 ] 仕事サボれる………??? (7) 2021/06/03(Thu) 22:45:19 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ ひゅっと喉が鳴ったけれど、 少し壁に違和感をかんじて指を当てると それは、マジックミラーそのもの。 外は誰もいないし、ナニもわからない。 ただただ、壁からは外が見える。 そして自宅ではないことだけが分かっている。 さて、ととりあえず出口の扉を探すことに。 もしすぐに彼女を目にしたなら 探すのはやめるだろうけれど。 ]* (8) 2021/06/03(Thu) 22:45:47 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁────よくわからない部屋の中で あれ……桜ちゃん? [ 途中で壁に寄りかかっている人を見つける。 身に覚えのある可愛い顔に、 似合っている和服が珍しくて、 呼びかけても反応がなければ 彼女を抱えてベッドに優しく寝かせた。 彼が彼女に馬乗りになっても ベッドのスプリングが軋みを上げることなく 彼は優しく口づけを落として 彼女の様子を見てみることにした。 ] (12) 2021/06/03(Thu) 23:33:09 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁あ、あれ持ってたっけ… [ 彼女のことを見ているとふと思い、 タブレットケースがあったか、 洋服のポケットを探すとそれは見つかる。 それさえ確認できれば口元を緩ませ 彼女の横に寝転べば頬を撫でていたかな。 ]* (13) 2021/06/03(Thu) 23:33:47 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で [ 飛び起きた彼女は、何が起きているのかわからずに 驚いているのが彼にも容易に伝わった。 可愛いな、と思っていたのだが 口に出ていたかもしれない。 彼は彼女のことになると思考が簡単に口に出る。 可愛い、襲いたい、抱きしめたい。 口にするよりも体が動いていることもしばしば。 ] んーや、ぼくにもここが何だか。 ……誰も通らないし、 本当どこなんだろうねここ。 (20) 2021/06/04(Fri) 0:38:44 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 焦っている彼女のは反対に、 彼はヘラっとしていたことで 彼女に怒られなかったから。 彼女が出口を探そうというなら、 彼はそんな彼女を引き止めて そんなことより、と口を開いた。 ] その和服……どうしたの? [ 卒業式、なんて単語が聞こえたなら 彼女が入社式を迎えるまで日がないことも 一緒に思い出して、何故か焦りが出てくる。 まだ、一緒に暮らそうって言ってない。 そんなことを思い出したから。 ]* (21) 2021/06/04(Fri) 0:39:11 |
おにいさん 榊原 皇仁は、メモを貼った。 (a2) 2021/06/04(Fri) 0:45:04 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で …………はっ、… [ くるりと回って袴姿を見せて貰えば 開いた口が塞がらない。 可愛すぎるのが原因なのだが、 わざわざひと回転をしてくれるところが 純粋すぎて何も言えなくなってしまう。 微笑みかけてくる彼女の一言。 似合っていないわけがない。 そう思って、彼は立ったままの彼女に 近寄ればぎゅっと抱きしめた。 ] (24) 2021/06/04(Fri) 1:34:29 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁最高に似合ってる。 好きすぎた……… 日付さえ教えてくれたら、絶対行くよ。 後で教えてくれる? [ 抱きしめながら周りを眺めると、 彼はとりあえず袴を脱がせてしまおうと 紐をひとつ解いて、袴だけ そのまま床にパサっと落としてしまった。 多分怒られるのは目に見えてるけれど 近くにベッドがあって、 可愛い婚約者がいて、 どうにも出られなさそうな部屋の中にいて、 そんな条件が重なっているのなら そんなことをしてしまってもおかしくない。 ]* (25) 2021/06/04(Fri) 1:34:52 |
おにいさん 榊原 皇仁は、メモを貼った。 (a4) 2021/06/04(Fri) 1:48:27 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で [ 抱きついてきた彼女の体は いつもの柔らかさを失っていた。 和服は胸を潰すものと聞いたことはある。 だから、すぐにでも脱がせるか、と 考えたけれど、彼女の驚いた声にその手は止まる。 ] あー……いや、後じゃダメ。 今じゃないと、無理。 (47) 2021/06/04(Fri) 10:48:45 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 後からなんでもという彼女が 彼の腕の中から距離をとって離れていく。 彼はもうしわけなさそうにそれは無理、と 彼女に現実を突きつける。 そして、彼女にこの部屋唯一のような扉を指差して その上の方を見るように言ってみた。 『タダでは出してあげないよ♡』 みたいな文言が見えたなら、彼女も納得するか。 ] まー……ね? でも、なんでもって言ったからには いうこと聞いてもらっちゃおうかなぁ。 (48) 2021/06/04(Fri) 10:49:12 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 焦る彼女を横目に軽く部屋を漁ってみると、 リモコンがあったのでポチッと。 本当に興味本位だった。ほんとうに。 マジックミラーだと思っていたその壁は 単なる全面スクリーンなだけだったらしい。 そして映るのは道ゆく人々。 彼女は多分リモコンの存在に気づいていないはず。 ] (49) 2021/06/04(Fri) 10:50:14 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁あっちゃー… これ、やっぱりどこかの外かな。 でも仕方ないよなぁ… [ 困った表情を見せながら、 リモコンをベッド下に隠した。 彼女が嫌がるのも目に見えていた。 でも、彼は隠し道具があるから気にしない。 早くおいで、とベッドに乗って 彼女を手招きして待つことにした。 ]* (50) 2021/06/04(Fri) 10:50:34 |
おにいさん 榊原 皇仁は、メモを貼った。 (a9) 2021/06/04(Fri) 10:53:02 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で [ かなり焦っているように見える彼女。 彼女を納得させるために どこかに指示が書いていないかと 彼女がベッドの上に来るのを 拒んだから、探してみた。 見られることが嫌かと言われるなら あまり好みではないと答える。 けれども、出られないのなら… ] 桜ちゃん、これに書いてあること 今から読むね? (78) 2021/06/04(Fri) 22:55:15 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 彼女と反対側にあるテーブルにあった。 その封筒の中には、扉近くに書いてあることと 似たようなことが書いてあった。 この部屋に来てしまった人が 無事に扉を開けるためには 相手と繋がらなければならない。 ナニをするか、聡明な人ならわかるだろう。 ] ここから出たいなら、しよ? それでも嫌っていうなら、… (79) 2021/06/04(Fri) 22:55:57 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ オクスリの時間が待っているだけ。 彼はジリジリと続きを言うことなく、 口に小さなタブレットを口に含み 彼女に近づいていく。 壁を背にして彼女が立ちすくんでいるのなら 逃げられないように 両手を彼女の顔の横に突いた。 ] (80) 2021/06/04(Fri) 22:56:29 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁桜ちゃん、ごっくんした? [ いい子だもんね、と言って 優しく彼女の髪を撫でれば、 腰紐を解いていいか、聞いた。 怒られそうな気がするけど気にしない ]* (81) 2021/06/04(Fri) 22:57:43 |
おにいさん 榊原 皇仁は、メモを貼った。 (a16) 2021/06/04(Fri) 22:58:21 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で [ いやいやと首を横に振った姿が もうこの中で生涯終えてもいいかなって 思えるほどに可愛いなって、彼は思った。 でも、彼女の卒業式が気になるから いつかは出してあげなければいけない。 壁に手をついて顔を近づけようとしたら 可愛い瞳で見つめられた。 ] 君にはオクスリを飲ませないと… いけないんだよなぁ…… (89) 2021/06/05(Sat) 0:12:09 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 以前同じことをした時、 彼女と喧嘩のような状態だった。 プラシーボ効果というのは凄くて 彼女の方が乱れていった。 そのときに、場の流れで プロポーズまがいのことをした。 晴れて婚約をした彼らは、 彼女が内定をもらった後に 生理が重かった彼女のために 服用をすすめていた低容量ピルを やめたことが記憶に新しい。 ]* (90) 2021/06/05(Sat) 0:12:47 |
おにいさん 榊原 皇仁は、メモを貼った。 (a19) 2021/06/05(Sat) 0:16:34 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 彼女を懐柔することがどうしても簡単すぎて 彼女のことを少しだけ疑うこともある彼。 しかしながら、別に何かあったわけではない。 それだけ彼女が彼に傾倒しているだけ。 でも大体、翌日だったり寝る前だったりに 一言彼女から怒られることがひとつの流れ。 とっても弱い怒り方だから、 2回目があってしまうのだが。 ] (97) 2021/06/05(Sat) 10:32:48 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ まさか、付き合うなら結婚まで、の 考えを持っているとは思わず、 彼女からそんな返事を聞いた時は 豆鉄砲を食らった鳩のような顔を 一瞬だけ見せた気がした。 しかし、その確認ができたことで 2人の間にあった壁はすぐに消えていき 幸せが溢れ始めそうになっていた。 勿論、それまでの間に 何もなかったというわけではない。 彼の知らないところで沢山の涙が いろんな人から出ていることを 彼が知らないだけである。 ] (98) 2021/06/05(Sat) 10:33:34 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁>>99 [ なんでもお願いしたらやってくれる彼女でも 頑なに拒む事柄だって実はある。 だから、それをお願いすると喧嘩になるし どうしてもすれ違いが起きてしまう。 きちんと話をしたら 受け入れてくれるかもしれないけれど 彼はいつも言葉が足りなくて なおかつ遠回しに行ってしまうから、 どうにも怒られてしまう。 言葉が足りないことは、 ふたりの関係性さえも歪ませた。 それなのにどうして婚約まで行ったのか。 本当に不思議すぎると周りは思うはず。 ]* (188) 2021/06/06(Sun) 23:47:52 |
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