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【人】 アルカ[その後、話していた通りにうどん屋に行った。 オレはカレーうどんではなく、 鴨葱うどんと迷った末に 明太釜玉うどんにした。 匂いのするものではないけれど、 気になるようだったら少し食べてみるか?と勧めただろう。 オレは普通に食欲があったので、他におにぎりも食べた。*] (1) 2023/02/27(Mon) 22:36:21 |
【人】 アルカ[その後の生活はと言うと、 オレは次年度に天文学科から史学科に転籍するために、 試験勉強を頑張っていた。 その間、何度か母親に会ったので、 まずはシオンの写真を見せることから始めた。 幸い 「何処かで会ったことがあるような……」 とは言っていたものの、 記憶が戻って大変なことになることはなかった。 少しずつ慣れていったら、 いつか会えるんじゃないだろうか。] (2) 2023/02/27(Mon) 22:37:13 |
【人】 シオン*** [そうして、私はアルカ君に付き添ってもらいつつ 病院に足を運んだわけだ。 そこは大きめの総合病院で 同い年位の女の子とすれ違ったりもした。] (4) 2023/02/28(Tue) 19:00:18 |
【人】 シオン[診察の結果としては少しのお薬が出た。 のんびりやっていきましょうって言われて たまに通う事になりそう。 そうして、少しずつ話をしたり、自分と向き合ったり 罪悪感を抱え込みすぎないように 自分がやりたいことを見失わないように 星を雲に隠さないよう探していくんだ。] (5) 2023/02/28(Tue) 19:01:04 |
【人】 シオン[将来についてはまだ保留。 食欲が大分よくなった頃、家族に改めて会いに行った。 最近連絡少なかったし心配したとかさ ご飯しっかり食べて、今日は食べてってとか 気遣いや優しさを色々感じたよ。 戦っていた頃はここを守ってるって実感が強かった 今はそれをやめて、役割がないからこそ 家族にも心配かけない大事さが見えた気がするんだ。 彼氏が出来たって言えば連れておいでコールがかかったから アルカ君は今度うちの家族に会いに来ない? って お誘いしてみるね。 にぎやかで、あったかい自慢の家族ですっ!]** (6) 2023/02/28(Tue) 19:01:14 |
【人】 アルカ[シオンもちゃんと診て貰えて良かった。 頼れる相手は多い方が良い。 家族の話をされれば、「きちんとご挨拶するよ」と返す。>>6 賑やかで温かい家族。 伯父さんの家に引き取られ、特に不自由することなく育った。 それでも伯父さんは、 元の家族の存在を尊重したいという考えの人だったから、 オレのことは息子ではなく、あくまで甥として対応していた。 別にそれが悪いとかではない。 あの人はあの人で、とても自分の心に厳格な人なのだろう。 それでもやっぱり "賑やかで温かい家族"はオレにはいなかったから、 少々感傷的な気持ちにもなった。 ……ただ不慣れな概念に戸惑っていただけだけど。] (8) 2023/02/28(Tue) 20:38:26 |
【人】 アルカ[母とはやり取りしていたが、 未だに"あなた"と呼び合い、お互いに敬語で話す。 生涯そこは、変わらないかもしれない。 でも良いんだ。 元々の肉親と綺麗に家族に戻れなくたって、 賑やかで温かい家族を、オレもいつか作れるかも知れない。 自分と未来は、変えることが出来るから。**] (9) 2023/02/28(Tue) 20:38:57 |
【人】 シオン[それから暫くした頃のお話。 有言実行。 アルカ君に私の実家に来てもらいました! 私の家はよくある普通の一軒家。 庭は両親の趣味で可愛い花が咲いている。 その中には白いコスモスもあるんだよ。] ようこそっ! ステッレ家に! [私の顔はふにゃふにゃに崩れてる。 だってさ、だってさ。好きな人が家族に会ってくれるって なんかこう、嬉しいじゃん!] (10) 2023/02/28(Tue) 21:25:39 |
【人】 シオン[家に入れば家族は皆ようこそ! ってお迎えモード。 私とそっくりのお母さんにおっとりしたお父さん それにぬいぐるみつくりが得意な優しいおばあちゃんがいる。 家族はアルカ君を見るなりこの人が? って わちゃわちゃ寄っていく。] 「ようこそ。シオンのいい人って聞いてて お会い出来るの楽しみにしていたわ」 「いやはや、娘もそんな年なんだね…… あ、反対してるわけじゃないからどうぞどうぞ」 「おやおや、いらっしゃいませ」 [家族は三者三様の反応をして でも私の選んだ人を信じてくれている。 おやつ作ったのよってクッキーを出したり そのクッキーは私のクッキーとそっくりな味だ。 シオンのどこが好きなんですか? と質問したり いつも娘がお世話になってますとか笑っている。] (11) 2023/02/28(Tue) 21:25:57 |
【人】 シオン[そんな合間。 おばあちゃんが私にクマのぬいぐるみを差し出した。 これは私とおばあちゃんが一緒に作っていた アルカ君からのクマさんにそっくりのものだ。] 「これはね、シオンが言い出して作ったやつなんです あの子が一人ぼっちだと寂しいだろうって。 よければ二人で大事にしてやってください」 [そうおばあちゃんは笑った。] (13) 2023/02/28(Tue) 21:26:10 |
【人】 シオンあのね、アルカ君にとっては…要らないかもだけどさ 良ければこのクマ持っててくれないかな? 一緒にいる時は一緒に置いてあげるんだ。 アルカ君の傍に…… 寂しくないようにって… [勿論寂しくさせるつもりはないよ! でもさ、現実問題四六時中いれる訳じゃない。 流石に恋人になって夜突撃は自重してるよ。 そういう時にさ、傍にいれないかわりにって思ったんだ。 でも男の人にクマなんて合わないかもね。 要らないと言われるなら私がちゃんと持つよ。]** (14) 2023/02/28(Tue) 21:26:16 |
【人】 アルカ[質問には誠実に答えることにした。] そうですね。 僕にはない長所が、お嬢さんには沢山ありますから。 いえいえ、僕の方も色々とお世話になっていますので。 [正直2つ目の回答は、 深追いされたら少々答えに窮する。 ] (17) 2023/02/28(Tue) 23:05:38 |
【人】 シオン[アルカ君のご挨拶にご丁寧に、って皆がニコニコ笑う 初めましてと返してどうぞ、と家に招くんだ。>>15 私は自分の家にアルカ君がいる新鮮さと不思議さに くすぐったい気持ちでそわそわしていたよ。 手土産を渡されれば家族は有難うございますって にこにこ笑顔で受け取ったよ。] 「いえいえ、いいのよ。お会い出来て嬉しいわ」 「ご丁寧にどうも。うちの子は可愛いだろう?」 「あら、見てくれていたのね。ありがとう」 [わちゃわちゃアルカ君に声をかける家族に ちゃんと返答してくれるのを>>16 私はニコニコ見ていた。 どう? いい人でしょ? って自慢気な顔してる。 初対面の相手に対する態度なんだし 別段笑ったりなんてしないってば。] (21) 2023/03/01(Wed) 19:30:29 |
【人】 アルカ[5人家族の中に一人加わって、 陽だまりのような繋がりに触れると、 遠い昔に僅かな時間だけあった、家族の生活を思い起こした。 君が幸せに今まで生きてきたことを良かったと思うとともに、 これからもっと幸せになって貰わなければいけないと、 少し気持ちが引き締まる。] 本当に素敵なご家族ですね。 [笑顔に満ちた人生を、約束されたような家庭だった。] (25) 2023/03/01(Wed) 21:07:19 |
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