【人】 忘れ屋 沙華「嗅ぎまわってた奴等がこぞって消えちまあたなあ。」 五十鈴との間で疑惑が交錯する。 そんな怪しい空気のなか、沙華はむしろ吹っ切れているようで どこからともなく取り出した警策-座禅で和尚がひっぱたく"アレ"である!- を仕事の調子が悪い手ごろな島人にピシャリピシャリと見舞っているのが見受けられる。 喝ッ!!とこそ言いもしないのだが何となく覇気を感じるかもしれない。 (1) 2021/07/22(Thu) 21:24:19 |
【人】 左方舞 五十鈴「はあ。 僕は選ばれたかったのに。 なんで”何も知らない”奴らが選ばれて、僕は選ばれない? 僕の踊りが気に入らないの? 僕の体が気に入らないの?」 五十鈴はぶつぶつと文句を言っている。 (2) 2021/07/22(Thu) 21:27:23 |
【人】 右方舞 戸隠 何やってんだあいつ、という顔で警策を振り回す……女? 男? を見ていた。 なんだか、空気が変わった気がする。 ゆるりと舞いながら、顔布越しに少し、あちこちに目をやった。 (3) 2021/07/22(Thu) 21:28:38 |
【人】 よろず屋 シラサワ「…知らんやろ言うとったんが 二人も居なくなったとはなぁ。」 祭りは続く。 ブレスレットを持つモノが連れていかれる。 これで分かっただろう、島の外のモノも。 サクヤのような島民だけではなく、 確かにブレスレットを持っていれば対象なのだと。 稀人信仰ではあるまいに、 こういう減り方をするのは少々意外だったとばかり。 「…まぁ、線香花火は残ってもうたいうことやな。」 で、沙華はんは何しとんねんあれ…。 (7) 2021/07/22(Thu) 21:42:02 |
【人】 左方舞 五十鈴「あはははは、いいねいいね、やーいやーい! 僕ねえ、そーゆー顔見るのだぁい好きだよ!」 まあそれは大変ですわ……どうかお大事になさってくださいませね…… (8) 2021/07/22(Thu) 21:42:04 |
ユヅルは、宿の部屋を片付けている。 (a0) 2021/07/22(Thu) 21:42:10 |
【人】 奉公人 ユヅル「お変わりの無い様子は喜ばしいですが…… 危機感に欠けるのも、 果たして正しいのかと気を揉むものですね」 呑気な声が祠から響いてくる。 (12) 2021/07/22(Thu) 22:02:07 |
ユヅルは、アザミに酒と甘味をそっと差し入れた。 (a1) 2021/07/22(Thu) 22:02:58 |
【人】 よろず屋 シラサワ「沙華はんはえらいユヅルはんにのしかかるなぁ。 変わらんで言うたんは、甘えたいんからか?」 あの舞子はともかくして、 外からの面々が減り、ある意味勝手知ったると言う所。 今日も沙華に絡むシラサワの姿があった。 互いに何かと気に障るのか。 「選ばれたんは二人か。 なんや昨日は一人やったんのにな…。 ……これからもっと増えたりせんやろな。」 五十鈴が健在であることに、ちらりとそちらを見た。 昨日交わされた言葉を思い出し、眼を伏せる。 (20) 2021/07/23(Fri) 9:30:34 |
【人】 よろず屋 シラサワ「アザミはん……選ばれても元気やな。 大概選ばれたら、しおらしゅうしとんのに。」 まぁ、それも島外のモノ故でもあるのか? あの豪気な様子なら、 祭が終わるまであの調子なのかもしれない。 等と考えながら、まぁそのうち 印はあっても出て来るかもな、と。 …まぁ、これぐらい呑気な方がかえって良いかもしれない。 (21) 2021/07/23(Fri) 9:46:01 |
【人】 忘れ屋 沙華>>20 「じゃかあしいやい。 そんなしおらしいことをどちら様が何時いったか。 そもとして言の葉の先をあげつろうては人様を誑かす、 己のような手合いが居てればこそ護持が要るようにもなる訳だよ、反省しとれ。」 言い訳がましく語数が増えるが、昨日の攻防よりは雄弁である。 ぴしぴしと何も持たぬ手で万屋の肘辺りをはたくふりをしている、奉公人から変に思われるのは特に困るらしい。 「まさか己うらやんで・・・・いや」 主語がすげ替わると語弊が出る。 「・・・ばかをいってないで、ちいたあ己も賽の目に甘えず 昨日の御名言を成就させる術にでも頭を捻らせたればどうだ。」 自分にも別段いい案は無いと言っているらしい。 捨鉢に諦めようとしていた様よりは進歩になるかもしれないが。 「神狼がおなりになった時、ほんとのところはどうなるか等は俺でも検討つけられないんだからな。」 (22) 2021/07/23(Fri) 10:33:01 |
【人】 よろず屋 シラサワ>>22 沙華 >>23 ユヅル 「誑かす言うて人聞き悪い事言いなさんなや。 俺は別に嘘は一つも言うとらんで?」 反省するとこあったんか? と言わんばかりだ。 出す商品に嘘を乗せれば バレた時の価値の暴落具合は博打処の騒ぎではない。 「なんでそうなるねん。」 コテコテがついたような突っ込みを入れてしまった。 叩かれるんに痛みが無いんのは普段のよしみか? …いやこれ単にユヅルはん相手への 照れ隠しなだけなんか…? 「ほれ、ユヅルはんが心配しとるで。」 具体案を考え切れておらずに 思い切り話題を誤魔化した。 …あぁ、飴のように甘いのは確かなのだ、この男。 (24) 2021/07/23(Fri) 14:47:10 |
五十鈴は、しょぼくれながらりんご飴を食べている。 (a2) 2021/07/23(Fri) 15:20:22 |
【人】 左方舞 五十鈴「……はーあ。 なんでまた今日も僕じゃないの? 僕の”計画”は失敗だっていうの? 僕はそんなに神様に好いてもらえないの? 僕、誰かに好かれたいよ。 ぐちゃぐちゃにしたい」 口に運ぶ冷やしたりんご飴は、今日も甘くて美味しい。 (25) 2021/07/23(Fri) 15:35:25 |
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