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【人】 従者 ヨシュア…… お嬢様がまだ戻られていない? [ 酔っ払いを憲兵に引き渡して。 随分遅くなってしまったと、屋敷の門をくぐると。 迎えたのは、予想外の報せだった。 アメリアお嬢様にとっては、 時に外気も毒となる。 日はとっくに沈んでいる。 冷たい風にあたるのは、望ましくない。 ] (285) 2020/09/23(Wed) 21:44:10 |
【人】 従者 ヨシュアお嬢様にとっては、この屋敷が最も安全なのです。 [ それは18年間。 ご自身の身体と付き合ってきた アメリア様が一番ご存知だろうと。 ] 何かあったと考えるべきです。 取り越し苦労なら、それで構わないのですから。 …… 何より。 門限を破られるなんて、 淑女であるお嬢様らしくありませんからね。 (287) 2020/09/23(Wed) 21:45:58 |
【人】 従者 ヨシュア夜道は危険です。 お迎えに行って参ります。 [ そう残して、外套を被り剣を携えれば。 同意見だったのだろう。 こちらを見ながら、旦那様がゆっくりと頷いた。 まだ何かあったと決まったわけではない。 憲兵への通報や、陛下の耳に入れるかは、 旦那様が判断するだろう。 ならば自分は、自分ができることをするだけだ。 そうして帰ったばかりの門を再びくぐれば。 男は夜の帳の中を駆けて行く。 ]** (288) 2020/09/23(Wed) 21:46:55 |
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