201 【身内】甲斐なき星の夜明け前
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| [ふっと、空を見上げる。] ……雨が降りそうだな。 [零れ落ちる雫を受け止めるように、掌を広げた。**] (26) 2023/02/22(Wed) 21:34:44 |
| [言葉っていうのは大事だよ。 >>22 私は特に今まだ不安定が残っているから 以前のように前向きにとらえられないから その言葉をうまく受け取れる余裕はなかったんだ。] (27) 2023/02/22(Wed) 22:08:31 |
| [電車の中で聞いたのはお母さんの話。 >>23 相槌を打ちながら真剣に聞き入った。] ……なんというか アルカ君のお母さんって感じがするね [似ている、って本人も言っているけど 今の話だけ聞いてれば頷くよ。 私だったら心のままに泣いたり謝ったりしそう これが性格の差……。] うん、そっか…… うまく行くよう応援するし、相談あれば聞くから。 [もう十分頑張ったから、頑張ってはちょっと違うかな。 二人のペースでいい方向にいけるといいな。] (28) 2023/02/22(Wed) 22:09:40 |
| アルカ君、改めてお疲れ様。 [嫌がられなければ手を握ってみようかな。 (29) 2023/02/22(Wed) 22:09:48 |
| [駅に着けばアルカ君の行先に私もついていく。 >>24 彼が花束を買えばなんとなく行先は分かった気がした。 だから私も小さな花束を買っておいた。 何か言われるなら気に入ったからって言ったよ。 行先は予測通りだった。 お母さんに会ったんだもん。 次はお父さんで何も変じゃない。] 誰か来てくれていたのかな [色鮮やかなフラワーリースを見てぽつりと。 >>24 お父さんのお友達とか…と考えて それから私も花を添えた。] (30) 2023/02/22(Wed) 22:10:14 |
| [倣うように祈る。 貴方の息子さんはちゃんとここにいますよ 素直じゃないとこありますけど ちゃんと優しくて、あったかい人ですよ。 私はこの人のそばにいますから ……私ね、あなたの気持ちも理解出来ます でも、それでもここを選びます。 どうか、見守って下さい。] (31) 2023/02/22(Wed) 22:10:32 |
| [つられて空を見上げれば >>26 確かに空は珍しく曇り空。] そうだね どこか入る? 傘どこかで買う? それとも急いで帰る? [どれでも構わない。 アルカ君の決定に合わせるつもりだよ。]** (32) 2023/02/22(Wed) 22:10:47 |
| (ごめんな……。
でも、君にあるのと同じように、 オレにはオレの心があって、 時にそれがぴたりと 一致しないことがあっても、 どうか許して欲しい。) (33) 2023/02/23(Thu) 0:22:12 |
| [娘は父親に似やすく、息子は母親に似やすいと聞く。 >>28 もしも、あの時オレが 一人で行方を眩ますことが可能な年齢だったら、 オレも同じように、 大切なものを手放していたかもしれない。 ……だって、何としても失いたくなかった。] 有難う。 でも、君だって自分のことで精一杯なんだから、 まずは自分第一で考えて欲しい。 [特にオレの方はもう、事態が落ち着いたのだから。 手を握られれば、こちらも少し力を込める。 >>29] (34) 2023/02/23(Thu) 0:23:28 |
| [まだ新しいフラワーリース。 >>30 贈り主の見当はついているが、確信はない。] 綺麗だな。 亡くなって随分経つのに、来てくれたみたいだ。 [花束を買った時に、シオンも花を買っていた。 目的は察せられた。何か言うような野暮な事はしない。] (35) 2023/02/23(Thu) 0:24:50 |
| [雲が広がる空を見上げて、無意味な右手を下ろした。 >>26] そう言えば、君は昼は食べたかな? オレはコーヒーしか飲まなかったので、 流石に何か食べたい。 食事をして帰る時に雨が降っていたら、 その時は傘を買って帰ろう。 [不意な雨に降られる度、増えるビニール傘が苦手だ。] (36) 2023/02/23(Thu) 0:25:36 |
| [出身地と言っても、叔父の家はここにある訳ではないから、 ここで過ごした歳月は長くない。しかも子供の頃のこと。 特別ここの地理に詳しいわけではなくて。 なので、咄嗟に良い店なんて思い浮かばず、 駅前のファミリーレストランに入った。 ファミレスなら色んなものがあるから、 お腹の空き具合が違っても対応しやすい。 オレは定番のハンバーグを注文した。
母親のことはもう話し切ってしまったから、 他愛もない話しかオレからは振れなかったけど。 食事が終われば、未だ雨は降っていなかった。] (37) 2023/02/23(Thu) 0:26:35 |
| 雨、良かったな。 今日は沢山付き合わせて疲れただろう。 もうオレはやりたいこと全部できたし、帰ろうか。 でも何処か寄りたい所とかあるなら、言って欲しい。 [雲の隙間から、僅かに 星 が見えた。**] (38) 2023/02/23(Thu) 0:27:10 |
| [ひとの心はままならないものだよ かみ合わない時があるのだって当たり前だよ
だから謝る事でも 許しをこうことでもないから。 ]
(39) 2023/02/23(Thu) 9:00:34 |
| …………うん。 ちゃんと考えるよ [少し濁した返答。 それについては今じゃないかな。
手が強く握られれば >>34 顔がすっごく熱くなった。どう見えるかなんてご察し。 自分から握ったのに恥ずかしくて 顔を赤くしたまま俯いちゃったんだ。] (40) 2023/02/23(Thu) 9:00:56 |
| 知ってる人なんだ。 [深く問いかける事はしない。 >>35 お話してくれるならちゃんと聞くよ。 そこから立ち去る前に 私はもう一度振り返るんだ。 ……何かを間違えたら辿り着いてしまう場所 物言わぬ亡骸になってしまえば何も感じないけど 何も出来なくなってしまう。 それをもう一度心に刻んでおいたんだ。] (41) 2023/02/23(Thu) 9:01:18 |
| ちょっとしたのなら [口にしたのはサンドイッチ一つというやつ。 >>36 食べたというには少なすぎるかもね。] コーヒーだけって胃が痛くならない? うん、食べた方がいいよ はーいっ じゃあそういうコースで [ビニール傘にも可愛い模様入りのがある。 そういうの色々持つのは好きだな。 でも増えすぎは注意だから気を付けないとね。] (42) 2023/02/23(Thu) 9:01:41 |
| [ここが地元なの? って今更ながらの気づきを問えば教えて貰えたかな アルカ君がいた場所なんだってわかれば 歩くとき興味津々に周りを見渡したよ。 ファミリーレストランなのに異議はない。 >>37 普通のファミリーレストランで食事をとる 一緒にご飯なんて今更だろうけど お外で一緒ってちょっとデートっぽいかな? そう思えばちょっとだけそわそわして何でもないって 顔を赤くして首をふったよ。 まだ重いものを食べられそうにない。 ハンバーグ美味しそうだなって思えても 体が受け付けないのがもどかしいな。 キャベツとベーコンのパスタを選んでゆっくり食べた。 以前はやせたい〜食べたい〜って おやつ片手に騒いだこともあったな。 今じゃその時より小さく見えるかもしれないね。 ] (43) 2023/02/23(Thu) 9:02:14 |
|
そうだね。なんとか持ってくれたね。 大丈夫大丈夫、アルカ君こそ疲れてない? ……んー
[アルカ君が疲れてるなら、と思えど 行きたい場所はあった。]
じゃあちょっと付き合ってよ
[お母さんに会って、お父さんに会ったのなら 次の順番はやっぱり、ね。] (44) 2023/02/23(Thu) 9:02:33 |
| [辿りついたのは私たちが出会った場所。 光る花が咲く花畑。 なんで光るのか今も知らない。 ] ちょっと久しぶりかな? やっぱ綺麗だね [花を踏まないように足を進める。 私はクマさんを手に持って クマに喋らせてるように言葉を続けた] (45) 2023/02/23(Thu) 9:02:54 |
| 『おっ、お客さんだ ここを見つけるとはやりますね』 [覚えてる? って笑う。 懐かしいねって呟いて笑いかけた。] 『今日はどうだったかな? いっぱい頑張ったからお疲れ様だねっ! よし、僕からご褒美をあげよう』 [クマをアルカ君の顔に寄せて キスをさせようとしたのは成功したかな? 拒否されても特に気にせず続けるよ。] (46) 2023/02/23(Thu) 9:03:10 |
| なーんてね [クマに喋らせたのは“かつての私” 寄せるように喋った。それに気付けたかな?]** (47) 2023/02/23(Thu) 9:03:29 |
| [すれ違った心やそれによって生まれた言葉は、 簡単に人を傷つけてしまう。 取り返しのつかないような事態にだって、なりかねない。 言葉は大事だ。 >>27 だからこそ、軽率に使う事は慎まなければいけない。] (48) 2023/02/23(Thu) 19:01:56 |
| [返ってきたのは、煮え切らないもの。 >>40 そう簡単に、決められることではないのも分かっているし、 未だに心が不安定なことは承知している。 ……これは仕方がないこと。仕方がないことなんだ。 オレも言動にはより注意しなければいけないが、 願いを叶えると言ってくれて、 それを忘れないと言ってくれた君を信じる他ない。 繋がれた手と心が、 いつまでも温かいものであることを願おう。] (49) 2023/02/23(Thu) 19:02:51 |
| [花が増えて随分と賑やかになった。 >>41] ここに来ると、 いつも必ずまだ萎れていない フラワーリースが供えてある。 常連さんだ。知ってる人かは、どうかな……? [見当がついていると言っても、状況証拠さえない。 それはただの、オレの願望かもしれない。] (50) 2023/02/23(Thu) 19:03:22 |
| (父さん、 何も真実を知らなかったから仕方のないことだと、 今のオレは割り切るしかないのだけれど、 オレも同じ気持ちだ。 生きて側に、いて欲しかった……。 >>1:48) (51) 2023/02/23(Thu) 19:03:59 |
| [店を見ていた訳でもなく、きちんと食事もとっていない。 >>8>>42 余程心配をかけていることを、再認識した。] オレだってあの状況で 胃の心配をするほど肝は据わってないよ。 [ここが地元であるのか聞かれれば、 >>43 長くはないがそうだと答える。 道を逸れそうになったら、慌てて止めた。 迷子を見つける自信が持てるほど、土地勘はない。 彼女の注文はやはり少なくて、 「デザートは良いのか?」と一応言った。] (52) 2023/02/23(Thu) 19:04:39 |
| [今更であろうと、こうして食事を共にできるのも、 手を繋いで街を歩けるのも、デートが出来るのも、 一緒に眠ることが出来るのも……
苦しみを乗り越えて、 幸せに生きる選択をした人間にだけ許された特権だ。] (53) 2023/02/23(Thu) 19:05:15 |
| [思わせぶりな灰色の空は、 未だに変わることはなかったけれど、 帰るくらいまではもつだろうか。 もってほしい。 行きたい場所があるなら、喜んで付き合おう。 >>44 空が曇り空な分、 花の輝きが増しているように感じられた。 >>45 ここでシオン以外の人間に出会ったことはオレにはない。 ……だからオレは、ここが好きだったんだけどな。 今ここは、一人の場所ではなくなった。 けれど今の方が、オレはこの場所が好きだよ。] (54) 2023/02/23(Thu) 19:05:58 |
| [懐かしいやり取りが、思い出された。 >>46] インパクト強かったからな。 [「知らない人に物を貰ってはいけません」 というのは全国共通の一般常識だと思っていたが、 そういう訳でもないらしいという カルチャーショックは受けた。] 褒美は現金でお願いします。 [オレとクマの攻防戦はどうなっただろう。 いつもの如く、オレが根負けしたかもしれない。**] (55) 2023/02/23(Thu) 19:06:33 |
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