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【人】 ヴィム[ 国を蝕む脅威は過ぎ去った。 隣国は国力を失い、平和の再建を目指し始め メルヴェイユは国の為に命を懸けた 小さなW英雄 クロエWに栄誉を与え この国の守り神だと盛大に祭り上げた。 元は落ちこぼれた魔法使いという話が 大衆の心を強く惹き付けたのだろう。 クロエの努力は大きな美談として語られ 師をその手で殺し、止めた勇姿は まさに勇者だと讃えられた。 しかし師を殺し、国を救った少女は 祭壇の上で表情を曇らせていた。] (25) 2022/05/27(Fri) 8:32:10 |
【人】 ヴィム[ 人殺しはどこまでいこうと人殺しでしかない。 国を守るために命を懸けた本当の英雄は 自分ではないのに。 最愛の師の屍の上でW英雄Wにされるなんて そんな重圧に耐えられるわけがない。] (26) 2022/05/27(Fri) 8:32:56 |
【人】 ヴィム[ W英雄Wは自分が建てた師の墓の前で 大粒の涙を零す。 「死にたい。」 「殺して。」 青年の霊が在る丘の上 W英雄Wは懇願するように崩れ落ちた。 何日も、何日も、 やつれ細った身体をひきずり 今にも消え入りそうな声で、何度も。] (27) 2022/05/27(Fri) 8:34:18 |
【人】 ヴィム[ 見兼ねた青年はその手を伸ばす。 しかし無慈悲にもその手はクロエの身体を すりぬけ、青年の想いと共に空を切る。 自分にはもう、触れる資格もない。 そう突きつけられているような錯覚さえ覚えた。 やがて衰弱の果てに墓の前で倒れたW英雄Wに 青年が出来ることは何も無く。 死にゆく最愛の弟子をただ人知れず 涙ながらに看取ることしかできなかった。] (28) 2022/05/27(Fri) 8:37:36 |
【人】 ヴィム[ 赦してほしいとは言わない。 ただ最愛の弟子を守ろうとしただけのこと。 しかしそれも結局彼女を追い詰めただけ。 何が正しかったのか。 青年にはもう、何も分からない。 もう二度と この心の痛みは、消えない。] (29) 2022/05/27(Fri) 8:38:09 |
【人】 少年水夫 カイル[厨房に戻ってきて、お土産用のお酒作りを開始する。 と言ってもフルーツやスパイスを予め漬け込んであるから、 僕が手を加えることは、そんなにないのだけれど。 赤ワインのサングリアは、 苺、オレンジ、ラズベリー、 ブルーベリー、柘榴が漬け込まれている。 これに砂糖やシナモンなどの調味料も入っていて、 お酒が得意じゃない女性とかでも、 飲みやすいんじゃないかな。 預かった瓶に丁寧に、サングリアを注いでいく。 僕はここで スターフルーツ をスライスして、一切れ入れた。指を組み、目を閉じる。] (33) 2022/05/27(Fri) 20:19:29 |
【人】 少年水夫 カイル[今日はとても霧が深いからね。 残念ながら星どころか周囲も見えないけれど、 ここから目的地は離れている。 帰り着くまでに、何度か夜を迎える筈だ。 僕は毎晩、ここで流れ星を探すよ。 見つけたら今度こそ、きちんと本物の星にお願いする。 事情は知っているみたいだし、 ウーヴェに言ったら一緒に探してくれるかな? 今日のこれは、予行練習。 願い事3回に所在地まで、 星が落ちる前に言い切るのは中々大変だからね。] (34) 2022/05/27(Fri) 20:21:03 |
【人】 少年水夫 カイル[用意が整えば、またターバンのお兄さんの席へと戻る。] お待たせしました。 お持ち帰り用の、赤ワインのサングリアです。 僕がサングリアを選んだ理由は、 生前ホットワインをよく飲んでいたからなんです。 あれは過熱してアルコールを飛ばしているので お酒ではないですが、 材料があまり変わらないので、 サングリアも味に馴染みがあるように思えて。 寒い北の海で、オーロラを眺めながら父と飲みました。 毛布にくるまって、二人身を寄せあって。 [どんな奇跡をもってしても取り戻せない、僕の 宝物 。] (35) 2022/05/27(Fri) 20:22:25 |
【人】 少年水夫 カイル飲んでいたのは普通のホットワインです。 でもこの味は、僕にとって特別なもの。 今でも冬になると時々飲みます。この店で。 失ってしまった悲しみを呼び起こしても、 僕はこの味が恋しくなる。 一人だったら絶対に飲む気にならないと思います。 ここには少なくとも僕にとって、 "大切な仲間"しかいないから……。 だからここで飲むホットワインは、 とても美味しいんですよ。 (36) 2022/05/27(Fri) 20:23:21 |
【人】 少年水夫 カイル魔法をかけるより確実に、特別な製法よりも強く、 誰かと一緒に飲むことは、 お酒を何倍も美味しくします。 それが、自分のことを深く 大切に想ってくれる友人だったら、 尚の事、味は変わってきますよね。 だからこのお酒を"特別"にするのは、出来るのは、 僕はお客様ご自身なんだと思いますよ。 (38) 2022/05/27(Fri) 20:24:23 |
【人】 天馬騎士 エアハート[困らせてしまっただろうか。 思案する姿にばつが悪く眉を顰める。 声だけは先に聞いていても、 実際会ったのはつい先程。名前も知らないくらいだ。] いきなり考えさせてすみません。 そう、じゃあ"大きなもの"にさせて貰いましょうか。 実際に悩んでいますので。 [続く言葉には首を傾げ] 残念ですが違います、けど近いとも言えるのかな。 逆ですよ。 (40) 2022/05/27(Fri) 23:19:40 |
【人】 偽冒険者 キンウえーと、ホタテの酒蒸しも頼んでいいかなぁ… [常に大食い、というわけではない。 けれども、食べれる時に食いだめしておく 生存本能 というのか。……それとも。 美味しい飲み物を特別仕立てしてくれたり、 あるいは故郷の美しい盛り付けを再現してくれたり、 そんな 心尽くしのおもてなし に甘えてしまったというのか。エアハートの懐具合にも甘えてしまっている ]あの、お願いしまーす! [もし手の空いている店員がいたら 追加注文するのを躊躇わないだろう]* (43) 2022/05/28(Sat) 0:41:07 |
【人】 偽冒険者 キンウ[フィアンメッタの前にあったカクテルは>>2:114 もう飲み干されていたのかどうだったか。 ──僅かに日の光を含むような海の色だった。 彼女の瞳の色に似た淡く美しい色だ。 …きっとそのカクテルにも、 おもてなし の心が込められていたのだと思う。フィアンメッタが占い師として優秀…という声が。>>2:46 城下町での、彼女とエアハートの会話を思い出せば、 十分に裏付けられて。 その後も、セーラー服の少年の声は 所々、聞くともなく聞こえていた>>2:92] ……会いたい人がいる…… [その言葉を、小さく復唱してみる。 ……あの日別れたギョクトの生死は不明だ。 けれども、東方諸国を抜けた後、彼の加護の力が感じられない。 アタシを吹き飛ばした空間移動の力。 あんなに力を使って…… あの後、ギョクトが無事だったとは思えない。 ギョクトにもう二度と会えないのか、 僅かでも希望は残っているのか フィアンメッタなら、占えるのだろうか?] (44) 2022/05/28(Sat) 2:37:32 |
【人】 偽冒険者 キンウ[“不安に思っていることを打ち明けて、 助言を貰って少し前を見られるようになる。”>>2:91 少年の言葉が頭の中で何度かリフレインした…… けれども、占ってもらった結果が “不都合な現実”だったとしたら? しばしの逡巡のあと、あの時心に響いたのは フィアンメッタのその後の言葉だ。 「会いたい、と強く願う事よ。 人の想いは時に人智を超えるから。」 瞼にほんの少し涙を湛えてしまったのを、 見た者はいただろうか? ……一つの不安は 浄化 けれども不安は──悩みと言い換えてもいいだろうか? ──それだけではなかった]** (45) 2022/05/28(Sat) 2:44:05 |
【人】 少年水夫 カイル― 閉店後:MiraggiO ―[夜は明け、霧幻の宴は終わった。 お客様が帰り始める頃、 僕は食器やテーブルの片づけをしながら、 ペガサスナイトのお兄さんの席の会計だけは 横目でしっかりと見守った。 本当に全部お兄さんの奢りだったのか……。 それは会計を見届けた者のみぞ知る。 明け方にウーヴェが肉じゃがを 食べているのを見たけれど、>>16 残ってしまった料理はきっとそれだけではなかった筈。 そんな料理を従業員たちで、互いを労いながら食したい。 「皆でお疲れ様会をしようよ!」なんて 提案してみたけれど、 参加してくれた人はいたかな?] (46) 2022/05/28(Sat) 7:19:20 |
【人】 砂の民 スティグさて食うか… [目の前のクレープが乗った皿に正面から向き合う。 しかしどこから食べようか。 皿全体にチョコレートソースで繊細な模様が書かれており、どこから食べても何か崩れる。 暫くの後、首を軽く振った。 あきらめよう。 むしろこのチョコレートソースを皿に残さず皮で攫い尽くす事が重要だ。 手元にあるスプーンで皮を切りつつ皿の上に直に描かれた部分のソースもその皮で拭うように取る。 そしてクリームを少しと、初手から豪華にブルーベリーとラズベリーを一個ずつ乗せた。 そのまままとめて口に運ぶ。 うまい。 この薄い皮大好きだ。 しかし構成要素全部好きなため、より残量のバランスを考えて食べて行かなければ… 暫く、クレープに無言で向き合い、食べ進めていただろう。] (49) 2022/05/28(Sat) 8:03:41 |
【人】 砂の民 スティグ[暫く真面目に食べていた後、席に来てくれたのは、先ほど書いた地図を持って一旦裏手に入って行った店員の少年だった。 手元には、あの瓶がある。 中には赤いサングリア、そして、黄色い果実…スターフルーツが浮かんでいた。 さっきの流れ星の話をすぐに思い出す、鮮やかな黄色だった。 瓶を持ってきた彼の話を聞く>>35 …彼の父親は、今どうしているのだろう。 それとも一緒に亡くなったのだろうか。 少年がどうやって死んだかなど、自分には知る由もない。 それでも、続く話>>36には、そうなんだ、とほっとしつつ納得した。 「ここで飲むホットワインはとても美味しい」 よくわかる。 少年のほかにも酒を持って来てくれた彼らのことを思い浮かべる。 あの年齢で亡くなっている。 語りたくないこともありそうだった。 けれども、優しかった。 傍から見れば、幽霊に憑りつかれているとしか見えないのかもしれない。 でも、もう自分にはそうとしか思えないのだった。] (50) 2022/05/28(Sat) 8:05:50 |
【人】 砂の民 スティグありがとう。 …あのさ、君が願ってほしいことはないのか? 僕はこれから、この酒を持って故郷に帰る。 何日も、馬車や歩きで草原を越えていくんだ。 きっとよく星も見えるだろう。 流れ星だって何日ものうちにはいくつも落ちる。 もう、願いのかけ方も覚えたし、ここの場所も知っている。 君が僕のために祈ってくれたように、僕も君のために祈るよ。 [少年の酒を受け取りながら、彼に聞いてみた。]** (52) 2022/05/28(Sat) 8:08:51 |
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