人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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視点:人


バーナードは、応援の姿勢。
(a2) 2022/07/19(Tue) 0:03:04

調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a5) 2022/07/19(Tue) 0:11:31

調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a7) 2022/07/19(Tue) 2:10:28

調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a9) 2022/07/19(Tue) 2:25:42

【人】 調査員 バーナード

【自室】

[スリープルームでふたりを見送った。
 最後の最後の時間は、チャンドラに任せることになったけど。
 部屋に戻って、ベッドに転がって、次のスリープ指名を待つ。
 ここ数日、それが馴染んだ眠りのルーティンになっていた。

 ややあって受信したのは、スピカと自分が指名された、全体通信。]

――――…… そっか、

[僕、スリープ入るのか。]
(15) 2022/07/19(Tue) 12:05:13

【人】 調査員 バーナード

[なんだか勝手に、やっぱり自分は残るんじゃないかと思い込んでいた。
 だって、スピカをひとりにはしておけないし。
 今朝のチャンドラとのやり取りだって――思い出すとまだ頭が混乱しそうだけど――彼女が眠る前提で話をしてしまっていた。

 どうしよう。
 いろいろと約束やらが気恥ずかしいことになりそうだ。

 困惑に唸り、頭を抱え――ているうちに、いつの間にか眠っていて朝が来た。]
(17) 2022/07/19(Tue) 12:31:28

【人】 調査員 バーナード

【朝】

[いつの間にか意識を失って、目を覚ます。
 そのまま、しばらくベッドでぼうっとしていた。

 何をしたらいいか、わからなくなってしまった。]
(24) 2022/07/19(Tue) 13:28:37

【人】 調査員 バーナード

[昨日はスピカに付いて、傍にいてあげたいと思った。
 彼女の心を癒して、手をとって、ついでに仕事を教えてもらおうと思ってた。
 同じことをしてもいいのかもしれない。
 けれど何を覚えたところで、僕は今日眠る。
 管制官や操縦士や機関士長の真似事をする必要はない。

 みんなが起きる先の未来に僕がいなくならないように、様々な手を考えた。
 それらはどれも無謀で、無意味で、何にもならなかったけれど。
 他の手を探そうとしたって、僕は今日眠る。
 みんなが起きる朝があるなら、そこに僕はいる。]
(25) 2022/07/19(Tue) 13:35:11

【人】 調査員 バーナード

[チャンドラ。チャンドラはどうだろう。
 ひとり残ることに決まった彼女。
 見送る立場でいる彼女。考えてみれば、仕事上残るのは順当かもしれない。
 「欲しくない子供を作るわけない」。
 その言葉はバーナードの意識に刺さってはいて――けれど、クローニングの話も必要なくなり、彼女もスリープに入らない以上、その胎に子供を抱えるわけにはいかないだろう。

 バーナードにできることは何もない、と思えた。
 昨日の非礼を心から謝るくらいだろうか。]
(26) 2022/07/19(Tue) 13:50:54

【人】 調査員 バーナード

[アマノはバーナードが残るのが一番だと言っていた。
 バーナード自身、そう思っていた。
 笑ってくれ、なんて言い残して格好のわるいこと!
 笑いやしない、と言ってくれたけど。
 結局眠ることになった通達がバーナードに齎したのは、"誰の期待にも応えられなかった"、そんな想いだ。

 この艦と女性陣を託してくれたラサルハグ。
 全員生還を望んだルヴァ。
 疲労の濃いスピカの代わりにもなれないし、チャンドラを残していくことにもなるし、最後に残ることを望んでくれたアマノにも。
 ああ、唯一ダビーとスピカをふたり眠らせることはできたかな、なんて思いはするものの、それはバーナードでなくアンテナが決めたことだし、そもそもそんな期待はこの肩には乗せられていない。]
(27) 2022/07/19(Tue) 13:58:55

【人】 調査員 バーナード

[ベッドの上、ひたすらのしかかってくる無力感。
 これこそ、する必要も合理性もない無駄で愚かな気苦労と呼ばれるものなのだろうが、バーナードにとっては重大な問題だった。

 いっそのことみんな放り出してもう眠ってしまえたらなぁ、なんて思ったが、流石にそれも無責任がすぎる。
 生を実感させる空腹とともに、のそのそと自室を出た*]
(28) 2022/07/19(Tue) 14:06:23

【人】 調査員 バーナード

【メインデッキ】

スピカ? いる?

[夢遊病患者のようで、反応は希薄。
 睡眠も食事も休息もとっていないと聞いているから、食事に行くなら彼女を誘いたかった。
 万一デッキを動きたがらなくとも、その様子を見て食事を持ってくることくらいはできる。]
(29) 2022/07/19(Tue) 15:34:59

【人】 調査員 バーナード

[そうして覗きに行った先には、先客>>19>>20
 昨日密告したしアマノの通信の宛先にも含まれていたし、チャンドラが様子を見に来るのは自明のことだった。
 一瞬迷って、そのまま入室する。
 チャンドラにもまったく用がないわけでもないし、なにせ話し中だからと踵を返したところでもう他に会いに行く人もいないのだ。

 どうせ最後なら、今日はこのまま一日一緒にいてもいいな、なんて呑気な考えで、女性二人の間に混ざる。]
(30) 2022/07/19(Tue) 15:56:00

【人】 調査員 バーナード

[ふたりの反応はどうだったろう。
 つとめて変わりなく混ざりに行ったので、この期に及んでと思われたかもしれない。]

ねえ、お腹すかない?
なんか食べようよ。

[チャンドラもどう?と、まとめて巻き込むつもり**]
(31) 2022/07/19(Tue) 16:12:33
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a22) 2022/07/19(Tue) 16:21:29

【人】 調査員 バーナード

【メインデッキ】

え。
え、と。

[どうしよう。その返しは想定していなかった。
 まさか今日のこの日に「ラサルハグから呼ばれたの?」>>32だなんて。
 返答に困って、チャンドラを見る。
 先客は状況を把握しているかもしれないから。]

そうじゃなくて、……その。
食事、誘いに来たんだ。

またスピカ、忙しくしてるかもって思って。

[とりあえず当たり障りのない範囲で、事実を伝える。
 返ってきた「なくならないように大事に食べなきゃね」という響き>>37だけはこの先の未来が乏しいことを示しているようにも聞こえたが、決定的な違和感を覚える。]
(38) 2022/07/19(Tue) 19:57:51

【人】 調査員 バーナード

[違う。そうじゃない。
 スピカは、そのハヤシライスを、食べたはずだ。
 知ってる、なんて聞くはずない。
 ふたりで、揃って、食べたじゃないか。]

っ……、

[言葉に詰まる。
 胃の奥から何かがこみ上げるような心地。]
(39) 2022/07/19(Tue) 19:59:59

【人】 調査員 バーナード

[人間、耐えられなくなった器官はシャットダウンすることを、知っている。
 スピカの記憶の回路は閉じてしまったのではないかと推測する。
 ここにいるのに、ここにいないような朧な存在感。
 覚束ない手付きと、離れないアンテナの様子に呼気だけが漏れる。


 もしかしたら、幸福、なんじゃないかと思う。
 事故の日、自責にかられて泣いていたスピカ。
 あの様子を思えば、何事も忘れてしまったのは、いっそ。]
(40) 2022/07/19(Tue) 20:06:46

【人】 調査員 バーナード

――あれ。
そういえば、アンテナ? 何してるの。

[スピカに捕われていた意識が、変化に気づいて逸れる。
 最終日に起動する予定だった? そんな話聞いたかな。
 誰かが言っていたとしたって、あの日の僕はそれを記憶しておく余裕がなかった*]
(41) 2022/07/19(Tue) 20:10:35

【人】 調査員 バーナード

船の位置を特定するための材料かぁ……
僕が見てもわからないからなぁ……

[>>42それは、もちろん、スピカに判断してもらわないといけないものになるだろう。
 今のスピカにそれを判断する能力があるかといえば――なくは、ないのかもしれない。単に客観的に、提示されたデータから座標を割り出すことだけなら。
 そのデータが示すことの意味を、彼女が判断できるかは別だが。]

スピカ、わかる?
ちょっと見てよ。
(45) 2022/07/19(Tue) 21:21:00

【人】 調査員 バーナード

そ、んな言い方、

[チャンドラがスピカに向ける言葉に、戸惑い混じりの弱い制止。
 もっと強く止めるべきだったのだろうけど、早く目を覚ましてほしいのはこちらも同じで。
 だけどそれにしたって強い言葉だと、聞いてる方の心が痛い。

 そんな荒療治でなくとも、と思ってたらこっちにまで矛先が向いて、ひゃっと肩を跳ねる。]
(51) 2022/07/19(Tue) 21:45:41

【人】 調査員 バーナード

ま、待ってよ! ねえ、チャンドラ!

[追いかけられたらよかった。
 追いかけるような甲斐性がある男だったらよかった。
 けれどバーナードはこの状態のスピカのもとを離れる選択肢ができなくて、呼び止めるために声を張るしかできない。

 ……というか、正直、行かないでほしい。
 この状態でどうしろっていうのさ!]
(52) 2022/07/19(Tue) 21:46:01

【人】 調査員 バーナード

……アンテナ。アンテナ。
答えはわかってる、けどさ。

僕のスリープを、チャンドラに譲れないの。

[わかってる。
 でも聞かずにいられない。
 スピカは眠るべきだ。チャンドラも、生かして返したい。
 そして僕は残るべきだったんだから*]
(53) 2022/07/19(Tue) 21:47:59

【人】 調査員 バーナード

……わかってる。わかってるよ。
君が、みんなの安全と、可能な限りの生還を計算して人選してることくらい。

[>>54そして、気持ちのことは計算外ってこともさ。
 わかってる。チャンドラが残ったほうがいい。その計算と理屈はわかる。
 受け入れられるかが別ってだけ。]

……なんだよ、それ。
潜在能力なんて買われてたの。
他部署にコンバート可能なら、今からでも医者になりたかった。

[>>55命の大切さって、何さ。
 アンテナまで、僕が世捨ての馬鹿みたいに思ってたんだ。]
(59) 2022/07/19(Tue) 22:21:32

【人】 調査員 バーナード

[そんな話をしてたら、座標の割り出しが淡々とされる。
 まるで組み込まれたプログラムを実行するAIだ。]

……うん、わかった。
アンテナ、スピカ。
救難信号って、出せそうなの。

[染み付いたらしい管制官の仕事をこなすスピカ。これくらいなら出来るかもしれない。
 難しかった場合はフォローを頼もうと、アンテナにも話を振る。]
(60) 2022/07/19(Tue) 22:26:18

【人】 調査員 バーナード

[どうにか信号を打てたら、もう、おしまいでいい。
 スピカの仕事は、そこまででいい。

 この間したみたいに、また、手を握る。
 仕事をしようと動くだろう手を、止める。]

――なあ、お願いだ、スピカ。
お願いだよ。

僕は、ずるいなんて言わないし、言えないけどさ。
でも、こんなのはだめだよ。いやだ。
君は幸せなのかも、しれないけど。
僕はちゃんと君におやすみって言いたいし、君もちゃんと、見送られてほしい。

それにさ。
(62) 2022/07/19(Tue) 22:32:12

【人】 調査員 バーナード

ダビーだって、こんな君の姿は、見たくないよ。


[彼の名前を出すのは、ずるいかもしれないと思った。
 本当はもっと自分の言葉を尽くすべきなんだろう。

 だけど、それよりも、届いて、という気持ちが強い。
 僕には医療能力がない。心も体も癒せない。残された時間だって足りない。
 僕らに無限の猶予があるなら、きっと君の隣で、君の目が覚めるまで、手を握っていられたけど。
 僕はこの手を、離さなくてはいけないから*]
(63) 2022/07/19(Tue) 22:47:47
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a27) 2022/07/19(Tue) 22:50:17

【人】 調査員 バーナード

食事かぁ……

[そういえばお腹すいてここに来たんだったなぁ、とぼんやり思う。
 何だかもう食事どころじゃないし、食べられるものも食べられないような状況だ。
 たぶん、今は何食べたっておいしくない。]

そう、だね。
めちゃくちゃ怒ってたね……

[なんで僕まで怒られたのかはまったくわかんないんだけど。
 意識がつながっているのかいないのか、電池が切れかけの携帯機みたいな反応をするスピカに息を吐く*]
(71) 2022/07/19(Tue) 23:24:35
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a29) 2022/07/19(Tue) 23:50:13

【人】 調査員 バーナード

…………っ!!

[ぼんやりと、寂しさを口にしながら手を握るスピカを見る。

 だめだ。それだけはだめだ。
 こんな状態のスピカを眠らせるなんて、送り出したダビーともにどんな顔で次顔を合わせていいかわからない。]

スピカ!


[どれほど、酷でも。
 真実を告げよう。]
(74) 2022/07/19(Tue) 23:52:46

【人】 調査員 バーナード

うん、手伝おう。
手伝うから、僕の話、聞いておくれよ。

[>>73ダビーの居場所は知っている。
 荒療治かもしれないが、何なら連れて行ったっていい。あの部屋へ。
 どうせ、夜には行くんだし。]
(75) 2022/07/19(Tue) 23:54:52

【人】 調査員 バーナード

スピカ。
君は覚えていないかもしれないけど、今から大事なことを言う。

[手は握ったまま。
 逸らしたくなるけど、しっかりと本人を見据えた。]

……ミスティックアンテナ号は、突然発生した異常時空ハリケーンに巻き込まれて、遭難した。
計器が全部いかれて、コンパスもマップも効かない。
動かす方も修復できそうにないから、この船は今止まってる。

アナログで星図を作って、デブリを拾って解析にかけた。
そこから導いたのが、さっき君が割り出した座標。
救難信号を出して、助けが来るのを待つしかない。
(76) 2022/07/19(Tue) 23:59:45

【人】 調査員 バーナード

維持に必要な最低限の機構だけ残して、機械類は止まった。
エネルギーも食糧も無限じゃないから、順番にコールドスリープに入る。
ゲイザーが負傷して、真っ先に眠ったよ。
だからアマノが、慣れない料理をしてくれてる。
どうにも、すっかりハマっちゃったみたいだけどね。
あとの順番は、アンテナ任せ。
僕らの生還の可能性を計算して、いちばん良くなるように、眠る人を決めている。

それで、実を言うと今夜は僕とスピカの番。

[反応を待ちながら、一文ずつ語る。
 どうだろう。記憶はつながって、くれるだろうか。
 状況の理解だけでもしてくれればつながらなくていい、と思わなくもないけど。
 君の感情の全部を語ってあげることは僕には出来ないから、やっぱり自分で取り戻してほしいと思う。]
(77) 2022/07/20(Wed) 0:08:43

【人】 調査員 バーナード

…………――わかった?

わかったら、ダビーに会いに行こっか。

[つとめて、静かに。
 落ち着け僕の心臓、と自分で自分を叱咤しながら、スピカの手を引いてスリープルームに行こう**]
(78) 2022/07/20(Wed) 0:11:10
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a32) 2022/07/20(Wed) 0:13:18

【人】 調査員 バーナード

【→スリープルーム】

[まさか眠る前に向かうことになるとはなぁ、なんてどこかずれた心地で、ゆっくりと廊下を行く。
 時々、後ろを振り返り振り返り。

 ねえ、サダル。僕はうまく出来てるだろうか。
 ねえ、アマノ。僕は期待に答えられてるか。
 それを問う相手すら、昨日眠った。]
(81) 2022/07/20(Wed) 0:26:10

【人】 調査員 バーナード

……2日ぶり、ダビー。寝心地はどうだい。

スピカがさ、眠る前にもう一回君に会いたいって言うから、連れてきちゃった。
ひどいことする、って思う?
お叱りは目が覚めたら、存分に受けよう。

[ひとつのポッドの前に立って、語りかける。
 こちらの声は聞こえないだろう。状況も、見えてないはずだ。なにせ眠っている。――見えないでいてほしいと思う。]
(82) 2022/07/20(Wed) 0:30:10

【人】 調査員 バーナード

僕とスピカも、眠ることになったよ。
これで最後だ。

[並ぶポッド、10台。
 3人のうち2人で、最後。
 あえて先程は語らなかったポッドの故障を、赤いエラーランプだけが告げている**]
(83) 2022/07/20(Wed) 0:32:55
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a34) 2022/07/20(Wed) 0:37:10

【人】 調査員 バーナード

【スリープルーム】

……大丈夫。大丈夫だよ。

[>>91根拠はない。ないどころか、全然大丈夫じゃないかもしれない。
 ひどいことをしているってわかってる。それでもただ目を覚ましてほしいだけだ。多分彼女にとって、記憶を閉ざすくらいに苦しい現実を押し付けたいだけだ。
 危うく八つ当たりでないばかが飛んでくるところだったが、もうこのままのほうが幸せだなんて、考えない。

 ここまで来てくれたんだ、何とかなる。
 なんならこのまま夜まで付き合ったっていい。そんな気持ちでいたけど、そこまでは行かずにスピカは自分の意志で踏み込んだ。]
(94) 2022/07/20(Wed) 13:23:39

【人】 調査員 バーナード

……そうだね。

[誰もいない理由。ベッドメイクがされない理由。
 食堂が暗いのは、まだ今朝僕らが明かりをつけてないだけだけど。
 雰囲気として静かで暗い、という意味なら、それは明かりを点しても変わらない。
 スピカの理解を、ただ肯定する。]

うん。
帰りたいね。帰りたいや。

[いざ、並んだポッドを眺め。
 そこに自分が眠ると改めて自覚した途端。
 そんな気持ちが沸き起こる。
 あんなにも自分が残り、命落とすのが正しいと信じていたのに。]
(95) 2022/07/20(Wed) 13:27:01

【人】 調査員 バーナード

全員でやろうよ。全員だよ。
ダビーもアマノも引きずり出そう。
ルヴァにも手伝ってもらってさ。
どれだけ忙しくしてようとラサルハグも。
ゾズマにもお腹いっぱい食べてもらわないと。
サダルは何が好きだろう。

ゲイザーにもさ、テーブルについてもらおうよ。
有能なコックが一人増えたんだ。

[自然、抜ける、チャンドラの名前。
 犠牲にしたいなんてつもりはないんだ。……だけど、未来が見えなくて。]
(96) 2022/07/20(Wed) 13:34:47

【人】 調査員 バーナード

――え。なに。え……と。

[何を考えているって言うんだろう。
 叱るようなこと。何かする気なのか、って思うんだけど。]

……僕に、誰かを叱る資格とか、ないから。

[なにせ、"全生還"の形だけ作るために自分のクローンを作れといった男。
 何をするとも、法を犯すつもりとも知らない。
 知らないが、もし聞かされたとて、それが本人を残す手段なら、バーナードはきっと簡単に共犯者になれた。]
(97) 2022/07/20(Wed) 13:43:27
バーナードは、スピカの様子を注意深く窺っている。
(a35) 2022/07/20(Wed) 13:47:42

【人】 調査員 バーナード

……まあ、ほんとは叱られるようなことするなら、僕に対してやってほしかったけど。

[結局、スピカが完全に記憶を取り戻したかどうかはわからなかった。
 が、さっきより少しははっきりした様子でひとりになることを望むなら、手を離すこともできる。
 許可なく女性の部屋>>34に入ったりもしないし。]

食堂にいるから。
戻ってきてね。ごはんにしよ。

[それだけ、言い残して**]
(98) 2022/07/20(Wed) 13:51:29
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a36) 2022/07/20(Wed) 13:52:21

【人】 調査員 バーナード

【スリープルーム・まだ眠る前】

何それ。そんな危ないことするつもりなの。

[スピカは、さっきよりは正気に見える。
 けれどすべてがつながってはいないのだろう。
 スピカの性格なら、すべてを取り戻せば忘れていた自分を悔いてその場に崩れ落ちたっておかしくない。

 だからまだ、側にいることが、手を握ることが治療だと愚直に信じている。
 それだけと言うにはここまで連れてきたりと些か荒療治だが、この場でバーナードにできることは、閉じこもった記憶が溶け出すまで、彼女を受け止め続けること。]
(113) 2022/07/20(Wed) 20:14:53

【人】 調査員 バーナード

[そんな話をもしチャンドラにしていたら、ばかのひとつかふたつと一緒に、三人でテーブルを囲む時間が取れたのかもしれない。
 否、今この時間まではまだ、このあとでも遅くないと思っている。
 
まさか今日いっぱい、その時が来ないなんて思ってもみなかった。

 ――悍ましい>>105、なんて思われてるとは知らない。]

"乗れなくなったら"、ね。
けど、僕によろしくされたいかは、ふたり次第じゃない?

[幸せになれと言った口で、それに頷くことはできない。
 わかったじゃあねなんて非情にはなれなかった。]
(114) 2022/07/20(Wed) 20:15:12

【人】 調査員 バーナード

[仕事に戻らないと>>101
 譫言のように言うスピカには、逆に安堵はできなかったけれど。
 それでも部屋の中までは入らないし、彼女がひとりで事を成したいというのなら、医務室のほうまで後ろを追っていくなんて無粋な真似はしなかった。]

じゃあ、食堂でね。
来なかったらまた様子見に行くから、ちゃんと来てよ。

[時間を切ろうか? なんて肩すくめ。
 ヒトサンマルマル食堂にて。ヒトゴーマルマルより遅延時罰則あり、と個別通信を送っておく。
 さて、守られたか、守られなかったか。

 
ばかだな、チャンドラにも送っておけばよかったのに。
]
(115) 2022/07/20(Wed) 20:15:48

【人】 調査員 バーナード

[それから。
 食堂に行く前に、一度自室を経由した。
 長期保存の効く中性紙に、褪せにくいインクで一筆。

 計画はひとりで出来る範囲でおさめる。
 他人の手を借りた時点で破綻。
 なら、これならどうだろう。]
(116) 2022/07/20(Wed) 20:16:22

【人】 調査員 バーナード


『本件における全責任は、調査員バーナード・ハリスンが負う』

[サインを入れて折りたたみ、ポケットに隠す。
 ――スリープ前に身体検査があることを、すっかり失念している*]
(117) 2022/07/20(Wed) 20:16:45
バーナードは、食堂で少し乾いた塩パンをかじった。
(a38) 2022/07/20(Wed) 20:17:08

【人】 調査員 バーナード

【スリープルーム・夜】

――それは、

[>>112話が違う、と言いそうになった。
 バーナードはもともと作られた存在だ。クローン技術の応用に微生物研究の分野の融合、医療やその他の技術を結集して作られた生き物だ。
 それをもう一度作り直すのと、ただしく人の胎から産まれたチャンドラを作るのは、違う。
 そう言いそうになって――彼女にとっては、変わらないのだ、と思う。]
(118) 2022/07/20(Wed) 20:17:32

【人】 調査員 バーナード

[バーナードはずっと思ってきた。
 自分を人として扱ってほしい。
 それは、こんな崩れた倫理観を自分に当てはめないことなんだと、いまさら気づく。

 チャンドラは自分が普通の人間でないと知っている。
 だから、扱いが変わると思って避けていた。
 こんなにも、何も変わらず、見てくれているのに。]
(119) 2022/07/20(Wed) 20:17:58

【人】 調査員 バーナード

君、は。
君は自分が傷つくことを僕に望んではこない、と、信じてるから。
もし頼まれたら、聞いてしまうかもしれない。

けど。
僕は君が哀しむのは、いやだ。

[ほつ、と零す。
 行き場を失った手がポケット>>117に触れて、かさりと音を立てた*]
(120) 2022/07/20(Wed) 20:18:38
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a39) 2022/07/20(Wed) 20:21:26

【人】 調査員 バーナード

【スリープルーム・夜】

……うん。わかった。
変な感じだけど。

[>>121自分の中に染み付いた価値観を、急に歪めるのは難しい。
(それが、たとえ正しい方向にだとしたって)
 けれど医者嫌いはわかってしまった。この医者を嫌う理由なんてなく、壁を作っていたのは自分自身であると、本当に今更。

 やっぱり、どうしたって自分は作り物だと心が叫ぶけれど。
 そう思ってほしくないと願ったのは自分。なら、自身も人と同じ価値観で扱われるべきなのだ。]
(131) 2022/07/20(Wed) 21:48:16

【人】 調査員 バーナード

――ごめん、チャンドラ。
うまく言えないんだけど、その。
いちばん僕を人間じゃなくしてるのは、僕だ。

[自分に対する扱いも。窮地に陥っての扱われ方も。
 ヒトの望みのそれとは、乖離している。
 それをようやく、理解した。

 申し訳なさで頭の中をいっぱいにして俯いていたら、謝ることがある、と>>122。]
(132) 2022/07/20(Wed) 21:48:27

【人】 調査員 バーナード

え。


[君のことが好きなんだ。
 から繋がる言葉に、どんどん顔が熱くなっていくのを感じる。
 スリープ前に心不全か不整脈でアウトを食らうかもしれない。]

や、けど、でも、その。

[子は残せるかもしれないけど。
 チャンドラひとり残る状態でそんな負担をかけられない。願いを叶えてはあげられない。
 というかスピカとダビーの幸せを祈っておいてこの状況はどうしたらいいんだろう。
 僕は今何を求められているんだろう!]
(133) 2022/07/20(Wed) 21:50:20

【人】 調査員 バーナード

[と、そこに、重ねて本題と思しきが>>126。]

……うん。それは、わかった。
嬉しいことだと、思う。みんなに、そう思ってもらえるのは、嬉しい。

それと、色々変なこと言って、ごめんなさいとも。

[そうしたら、どうしよう。このポケットの中の一文を。
 過去最大級に自分を蔑ろにする紙片を。
 隠すつもりでポケットから出して後ろ手に握り込んだ*]
(136) 2022/07/20(Wed) 21:59:47
バーナードは、この場で破棄したいが、見つかったら特大のばかが降ってくるだろうなと思っている。
(a42) 2022/07/20(Wed) 22:02:17

調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a44) 2022/07/20(Wed) 22:05:22

【人】 調査員 バーナード

【眠る前に・食堂】

そっか。

[>>127スリープの準備に入れという指示を素直に受け止めるスピカは、どれくらい昨日までのことを思い出したろう。
 塩パンをかじりながら、様子を見。]
(147) 2022/07/20(Wed) 23:05:09

【人】 調査員 バーナード

……? なんか、チャンドラかアンテナから聞いた?

忘れて、それ、忘れて。
そんな事しない、何もしないから。

[さっきまで記憶を取り戻させようとしてたのに無茶を言う。
 スピカがバーナードの身体のことを知っているという認識がない。
 だから、彼女の思考から『今のバーナードでないバーナード』の発想が出ると思わず、チャンドラかあるいは船の中様々を見聞きしているアンテナから、愚行を止めさせようとスピカを説得役に選んだ可能性に至ったのだ。

 実際はまったく違う話なのだが、近い結論に至ったのはおおよそ同じ。
 保留どころか実現不可能な空論は今となっては少し恥ずかしく、なかったことにしてほしいもの。]
(148) 2022/07/20(Wed) 23:05:19

【人】 調査員 バーナード

[>>128ああ言われてって、何だっけ。
 前後がつながらなくて危うく口から出かけた。
 ダビーの話、神父さんみたい、と言われてようやく少し繋がるものの。

 あんな雑な神父がいるものかと思う。
 しかも片方に耳を塞がせて。]

んー、僕でいいなら……?
ちゃんと、みんなに言えばいいのに。幸せなことなんだしさ。

[バーナードにだけ、なんて言わないで。
 恋愛も乙女心もわからない男は、そんなムードのないことを。]
(149) 2022/07/20(Wed) 23:05:28

【人】 調査員 バーナード

[このときはまだスピカの責任を背負いこむつもりだったから、もっと言うべき人がいるよ、なんて思ってた。
 秘密、秘密だけど。]

うん、おやすみ。
って言っても、スリープルームでまた会う気がするけどね。

[>>129そう言って笑うだけ*]
(151) 2022/07/20(Wed) 23:05:39

【人】 調査員 バーナード

【そして現在】

―――― はい。

[>>144その企みはきっちりしっかりバレた。]

うん、いいです、それで。
ていうか、捨てちゃおうと思って、出したやつだから……

[隠した紙片は見つかった。
 ご丁寧に一本一本指を広げて。
 睨むチャンドラの目が濡れていて、申し訳なさがまた募る。]
(153) 2022/07/20(Wed) 23:10:06

【人】 調査員 バーナード

うん。
……こんなことしか出来なくて、ごめん。

[>>146抱きしめていいかと問われれば、ゆっくりと頷く。
 お互いの体温を分け合う。重ね合う。

 思えばこんな風に人を抱きしめたことはついぞなかったかもしれない。
 あったかいな、と思ったら、自然と少し抱きしめる手に力が籠もって、彼女の肩に頬を寄せる。]
(154) 2022/07/20(Wed) 23:19:44
調査員 バーナードは、メモを貼った。
(a49) 2022/07/20(Wed) 23:25:50

【人】 調査員 バーナード

[>>160体温が離れれば、3人の時間は終わりだ。
 名残惜しさはあるけれど、いつまでもはこうしていられない。

 麻酔が入れられて、意識がゆらぐ。]

ごめんね、
ありがとう


[ありがとう、と聞いて。同じように返そうと思ったのに。
 先に謝罪が出てしまって、伝えたかった言葉は麻酔に阻まれる。*]
(162) 2022/07/20(Wed) 23:50:05