人狼物語 三日月国


208 【R18】たこ焼き焼けたよ

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瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a1) 2023/04/26(Wed) 2:42:31

【恋】 瀬戸 海瑠



  かわい、い……?


[蕩けそうになる意識の中で、
何だかとても幸福な言葉>>?2を聴いた気がする。
そんな事言われると思ってなくて、
夢かどうか確かめる様に、力無く繰り返す]
(?3) 2023/04/27(Thu) 20:42:14

【恋】 瀬戸 海瑠

[まともに思考できる時なら、
きっと、

翡翠さんが触ってくれると
すごく幸せになれるから、
自分も好き

って、
はにかみながら答えただろう]
(?4) 2023/04/27(Thu) 20:42:22

【恋】 瀬戸 海瑠

[一緒に自分の大事なところを弄るなんて、
可笑しくも甘い行為に浸りながら、
更に言葉を重ねてくれる彼の声>>?5をじんわりと耳に宿す。

その耳の朶を食まれたのもきっとピースのひとつで、
腰が浮くのと、そこから溢れ出すものが止められなかった]
(?7) 2023/04/28(Fri) 15:17:33

【恋】 瀬戸 海瑠



    はい


[プロポーズを受けるみたいな声で頷いた]
(?8) 2023/04/28(Fri) 15:18:29

【恋】 瀬戸 海瑠

[刺激しすぎない様に膜を被せながら、そういえば彼が自分で着けるところを見た事がない……様な気がした。
これからもずっと着けさせてもらえるのかと思ったら、
何だか胸がとくとくと喜んだ。

そして「乗っかって」という言葉に、
また誕生日の夜の格好を思い出したけど……]


  き……


[続く声が願ったのは>>?10、たぶん、あの体勢。
調べた事があるけど、何か確かすごくえっちなやつだ……
手を引かれながら彼が仰向けに寝転がったので、
想像しているもので合ってる、と顔が熱くなる。

潤ってきらりと光る瞳は蠱惑的で、
誘われるまま彼の腰の上に跨る。
「上手くできなくても、泣かないでくださいね」と、先に断りながら、浴衣の袖から自身の両腕を抜いて、胸の上にかかっていたブラを脱ぎ捨てた。
帯周りしかまともに布を纏っていない格好で腰を浮かせて、
勃ち上がった先端に濡れた襞がくっつくとろこまで移動する]
(?11) 2023/04/28(Fri) 23:20:41

【恋】 瀬戸 海瑠

[硬い幹に手を添えながら、
先端の入れる入り口を探す。
くぷりと沈むところを見付けたらそこに宛がって、
首まで呑み込ませて、ぴくんと一度止まる]


  ぅ……、おっきぃ、ですね……


[さっきまでとは桁違いの質量に思わず眉を寄せる。
彼のかたちなんてこれまで散々味わった筈なのに、
この体勢が難しいのか、それともこの体勢に興奮して柔壁が締まっているのか、何にせよ、いつもみたいに一気に奥まで進めず、少し戻ったりしつつ、腰を近付けていく]
(?12) 2023/04/28(Fri) 23:20:49

【恋】 瀬戸 海瑠

[何度も細く息を吐きながら、
奥のこつんと当たるところまで埋め込んだ]


  は、ぁ……
  おなかの中、全部翡翠さん、だ……


[今日は何だかそんな感覚が強い。
腰をぴったりとくっつけたまま、額や胸の谷間に汗を浮かばせながらふふと笑う。
彼の胸に手を添えて顔を近付けて、
軽く唇を啄む様にキスを贈る。
首と、両方の乳首も同じ様にした後、
再び上体を起こして、濡れた乳首を指先で転がしながら、
少し浮かせた腰をゆるりと前後に動かし始める。

ぎちぎちの内壁が擦れてこっちは気持ちいいけど……]


  ひすいくん、どこが、好いかな……?


[無意識の内に笑みを浮かべながら問うていた。自分が主導権を握っている様な感覚がそうさせるのかもしれない。さっき海瑠ちゃんと呼ばれたから、「翡翠くん」なんてちょっと懐かしい呼び方も持って来ながら。

前後の次は、円を描く様に腰を揺らめかせて、
当たるところを変えていけば自分の声も小さく上がるけど、
彼の好いところはどこかにあっただろうか。*]
(?13) 2023/04/28(Fri) 23:21:27

【恋】 瀬戸 海瑠

[「やらしいカッコ」って、>>?14
翡翠さんも同じ様な感じですけどって思ったけど、
すごくいい、と言ってくれるなら、口応えする気は霧散する。
この特に何も秀でていない身体を、
愛しい人が褒めてくれて、
興奮してくれるんだもの。

熱に浮かされた様な瞳で見上げてくれるけど、
自分もそう変わらない顔をしていると思う]
(?18) 2023/04/29(Sat) 23:31:28

【恋】 瀬戸 海瑠

[スマホを使って調べてみた中にあった騎乗位って体勢。
乗っかるから女性優位だとか、
裸も結合部も見えるとえっちだとか、
お尻を掴まれて激しく打ち付けられるのもあるのだとか、
……色々種類もあるらしいけど、
身長がそんなに変わらないから乗ったら重いと思うし、自分達には縁遠いものだと思っていた。

でも、たくましくなった彼には、
負い目を感じる事なく身を預けてしまえた。

いつもみたいにうまくできなくても、
焦らずゆっくりとやれば大丈夫、と思ったけど。

彼の方が大丈夫かな……と少し心配になる。
我慢できなかったらもうすぐにでも
出してくれてもいい、と思う。
でもそんな事を言うのも失礼かなと思ったので
そのまま続けようとしたら、
彼の方から声がかかった。>>?15]


  はい……、 ありが、と……


[力が入っていたのかなと気付けたのはその言葉のおかげで、
それからもう少しこっちだと教えてもらったら、
少しやり易くなったと思う。
腿を撫でられると肌の下の血管からあったくなって、
腰を近付け続けると、お腹の中があったかくなっていく]
(?19) 2023/04/29(Sat) 23:31:34

【恋】 瀬戸 海瑠

[ようやく奥まで繋がれた悦びを言葉とキスで伝えて、
気持ちよさそうな彼にこちらも心を擽られながら、以前楽しかった記憶のある「翡翠くん」呼びを交えてみたら……]


  え……ぁ、 う、うん


[彼のかわいらしい口調>>?17に一瞬止まったのは、引いたからじゃない。
でも、びっくりした。
こんな風に甘えた感じ、今までもなかった訳ではないけど、
今日がきっと、今までで一番甘い。
音をたてるのは恥ずかしいから苦手だけど、
彼が望むなら、そうしたい、と思ってしまう]


  んっと…………、ん


[でも具体的にどうしたらいいんだろうと逡巡して、
さっき自分の指を入れた時の事を思い出す。
陰核に触れた時、中の滑りも増えたけど、ちょっと締め付けられる感覚があった……様な気がする。
彼の熱を咥え込んだまま、その上でひっそりと主張する肉芽を自分で擦ると、ぴく、と感じてしまうと同時、内壁が締まって、「きゅっ」ができただろうか。

薄膜に纏わりつく蜜もどこかから増えたから、
腰を浮かせて、また落としてと、
さっき通って来た道を何度も行き来すれば、
締め付けながらもぷちゅ、くちゅ、くちゅりと音が生まれる。
恥ずかしい……けど、いつもと違った角度で甘く削がれて気持ちいいし、彼の為なら、頑張れた]
(?20) 2023/04/29(Sat) 23:32:59

【恋】 瀬戸 海瑠

[根元まで咥え直したところで一旦止まって、
もぞもぞと繋がったところの下に手を潜り込ませる。
下から持ち上げる様に優しく触れたのは、
彼が以前好さそうにしていた柔らかい袋]


  ……どう、かな……?


[自分は気持ちいいって先に伝える様に、
薄く微笑みを湛えてそう尋ねる。

好さそうなら、次の要求を叶えたいと思う]
(?21) 2023/04/29(Sat) 23:33:06

【恋】 瀬戸 海瑠

[根元から先っぽまで……ゆっくりから早く……

頭の中でイメージをしながら、
手にしていた袋をつんと押してから手を離し、
彼の浴衣の帯に手を掛ける。
帯は完全に解いてお布団の上に散らして、
肩口から鎖骨、胸も脇腹も、腰から腿へのラインまでわかってしまう様に浴衣を広げた。
汗をかいた裸体が色っぽくて、
もっと汗をかかせたいと思ってしまう]


  ……ん、ここも、きもち、い……


[腰をさっきよりも持ち上げて、
先端が抜けそうなぎりぎりのところまで持って行く。
腰を揺らして浅いところで先端だけゆっくり擦ったら、またくちゅくちゅと音が鳴る。
音が鳴る回数分気持ちよくて、
音に対しての感覚が少し麻痺してしまいそう。

もう少しだけ奥まで押し込んでから動きを早めたら、
勢い余って最奥まで当たってしまったりして、
思わず大きな声が上がる]
(?22) 2023/04/29(Sat) 23:33:46

【恋】 瀬戸 海瑠



  、ひすい、さ ぁん……


[ふぅふぅと熱し切った息を零しながら、
裸の上半身を彼の胸にくっつける。
汗ばんだ肌がこんなに気持ちいい事を初めて知った。

右手を彼の頬に添えてちゅ、ちゅ、と頬や唇に小さくキスをしながら、お尻を浮かせて彼の陰茎を扱く。
浮かせて、また埋めてと繰り返す内に響くぱちゅん、という音は愛液だけではなく、肌がぶつかる音も混じる。
子種を搾り取る様に膣壁が締まるから、
子宮がきゅんきゅんと焦れている。

左手をふらふらと漂わせて、
彼の右手に辿り着いたら、きゅうと握る]
(?23) 2023/04/29(Sat) 23:34:23

【恋】 瀬戸 海瑠



  イく……?



[それならまた一緒にいきたいなって、
お誘いするみたいに囁いた。*]
(?24) 2023/04/29(Sat) 23:34:33

【人】 瀬戸 海瑠

― 翌日のお話 ―

[天気予報通り今日もきれいな晴れ模様。
でも風が気持ちよかったし、海への道を歩いてみたいなという話になったんだったか、お喋りに話を咲かせてビーチまでの道を楽しんだ。
ちょっと海に入って遊んでパラソルの下に入ったら、
今日は何だかうとうとしてしまう……>>0

うーん?と目をこすりながら意識がはっきりしてきたのは、
隣で何やら一人で喋っている声が聞こえて来た頃。>>2]


  ん……?
  どうしたんですか……?


[そして渡されたスマホを受け取って、
そこに映し出された記事をざっと読む]
(28) 2023/04/30(Sun) 6:11:56

【人】 瀬戸 海瑠

[……え?この近くの話?と思って顔を上げたら
どうやらその様で。>>3
「行ってみよう」と言う彼>>-92に、ふふっと眉を下げて笑う]


  翡翠さんって、
  こういうの好きなんですか?


[こういうの、とは「二人は将来ずっと幸せになれる」といった記事の一文について。あんまりこういうのに左右されないというか、あんまり信じてないというか……縁がなかったものだから、自分はぴんと来ていない。
でもこれを信じて……否、信じていなくとも、
これを目的に行ってみようという彼の事を
かわいいなと思ってしまった]
(29) 2023/04/30(Sun) 6:12:13

【人】 瀬戸 海瑠

[彼が行きたいと言うのなら勿論ついて行く。
まあこの時点でそこで行為をする気はないんだけど、

うん、行きましょうね、ってにこにこしながら
お昼ご飯を食べて>>4……

水着の上からレースのカーディガンを羽織り、
帽子を被って、磯の方へ足を進める。
持ち物は貴重品その他を入れたビニールのバッグのみ。

他にこっちへ向かう人は居ないのかなと
何となく後ろを確認しながら歩いていたら、
立ち止まった彼に制止される。>>5]


  なんですか?


[といつもの調子で尋ねたら、敏感なセンサーを働かせた彼が告げた"魔の存在"にはっと息を呑む。
こんなところに?と思うより早くスマホを取り出す彼を見守ると、なんか途中に余計なものを挟みながらどこかに電話している。>>6

コウキクンとはお会いした事があったっけか、
どなただったか……
記憶を辿っている内に通話が終わったみたいで、
さっきの真剣な表情とは一変した笑顔がこちらに向けられた]
(30) 2023/04/30(Sun) 6:12:29

【人】 瀬戸 海瑠



  はい……


[言われるまま、日陰に位置するベンチへと移動する。>>7
電話口での彼の言葉や今の話で、大体の事は理解できる。
それで、自分達で退治する事になるんだろうかと、
ちょっと緊張している事をひた隠しにしながら、
コンビニへ入り、そしてアイスを分けた。
アイスを半分こできて嬉しかったから、
不安を押し殺してにっこりと笑ってアイスを食べたら、
ちょっとだけ強張った気持ちが溶けた気がする。

着信音にぴくりと肩を震わせた後、
「引き返す」と彼が言うから、どうしたんだろうと思っていたら、電話口がこっちに渡された。
頭の上に疑問符を浮かべながらスマホを受け取って、
言われた言葉に、「はい」と簡潔に頷いた。

そんなに危ないものなのかと心配になったけれど、
通話を終えた後、彼から情報>>9を聞けただろうか。
なるほど、と頷いて、
じゃあ向かう理由もないから引き返そうとしたところで、

向かう理由ができてしまった。>>10]
(31) 2023/04/30(Sun) 6:12:53

【人】 瀬戸 海瑠

[彼を現場に向かわせない様にと電話口で言われたけれど、
止めに行くのは問題ないだろうと彼と同じ意見で、
昨日一緒にビーチボールで遊んだカップルの方へ向かった。

彼の必死の説得>>11も空しく岸壁へ向かってしまう二人に
「待ってください」と自分も声を掛けたけれど、
彼らを止める力はこれっぽっちもなかった様だ]


  ……そうですね……


[彼らを放っておこうという選択肢は、既に頭にない。
でも彼が二人を追って自分が人を呼んで来るという選択肢>>12も、受け入れ難いと思わせる。
役割を入れ替える提案はきっと
彼は呑んでくれないと思ったのもあるし、
彼を一人で行かせたくないと思ったのもあったから、]


  いえ、一緒に行きます。


[そう言って頑なに意見を通そうとしたら彼も頷いてくれて>>13、いざという時は魔と対峙する覚悟を決めた。
バッグから取り出したペンを右手に握り込んでおく]
(32) 2023/04/30(Sun) 6:13:08

【人】 瀬戸 海瑠

[消えた二人の足跡を追って岩場に辿り着いた頃には、
流石に自分も禍々しい気配に気が付く。
どこに居るのだろうと目線を散らしても、
正確な場所はまだわからない……]


  ……ん?……ぁ、


[だから目と耳で確かめられてしまう目の前の光景>>14に、隣の彼と同じくしばし目を奪われてしまう。
……自分達もしている事だけれど、
他人から見たら、あんな感じなのかと
今更ながらに意識してしまう。
女の人は気持ちよさそうで……

いやいや、と頭を振ったのは、彼>>15よりは後だっただろう]
(33) 2023/04/30(Sun) 6:13:44

【人】 瀬戸 海瑠

[退魔士の顔になった彼の説明>>16に細かく相槌を打ち、
すべき事>>17も教えてもらったけれど、]


  ……はい。


[結んだ約束は、きっと口だけのもの。
彼が自分を大事に想ってくれている様に、
自分だって彼の事を何より大切に想っている。
だから、自分が危険な目に遭いそうになったって、
自分を最優先に考えるなんて、
最初から無理だったのかもしれない。

でもその時はそこまで考えられなくて、
彼の言う事を聞きたい気持ちと、
気を付けながら彼を守ろう、という気持ちで頷いていた]
(34) 2023/04/30(Sun) 6:13:51

【人】 瀬戸 海瑠



  すごい……


[術が始まれば、周囲の空気どころか、
森羅万象がかたちや色、性質を変えてこの場を自分達の領域にしてしまう。>>18>>19
その光景をただぼうっと見ている訳にはいかない。
術者を始末しなければ自分達が消えてしまうと理解した魔物たちが、彼めがけて集まる姿が見えたから、右手のペンを構えて、それを阻止する為に捕縛の力を顕現させた]


 (数、多い……!)


[これだけの数を相手にした事はない。
そもそも一人で捕縛した事だって、
片手で十分数えられる回数しかない。
視界がこれだけ霧がかっているのも初めてだけど、気配はわかるし、彼に向っていく悪しき者を見定める事はできる。
鞭の様にしなる光で一匹、二匹、と地面に縫い留めていくが、段々と追い付かなくなってくる。
それぞれの力は大した事なくても、彼に指一本触れさせない様に立ち回るには、経験が乏し過ぎた]
(35) 2023/04/30(Sun) 6:14:59

【人】 瀬戸 海瑠

[おそらく最後の一匹だった魔を捕まえるのが間に合わなくて、
魔と彼の間に無理矢理割って入った。

彼の術の邪魔になってはいけないからと声を上げるのも我慢してその場に膝を着いたけれど、
その時響いた厳かな声を合図に、自分に障っている魔が散り散りになっていく。
調伏……浄化だ。
地面に伏せさせていた魔も全部一緒に消えて行って、
彼が見事にこの場を鎮めたんだ、とわかって、
傍に立っている彼を見上げた。

彼は怪我もしてなさそう……。
ほっとして力が抜けて、彼の背中側の地面に座り込んでしまう。

名前を呼ばれたら>>20、そのままの格好で返事をする]


  お疲れ様です、翡翠さん……


[あぁ、彼を悲しませてしまうかな、と思った。
彼は自分が傷付く事をよしとしてなかったから……]
(36) 2023/04/30(Sun) 6:15:44

【人】 瀬戸 海瑠

[心配させない為にさっと立ち上がって
何でもない風を装いたかったけれど、
水着だから、お臍の横あたりにできた赤い痣は隠せないだろうし、割り込んだ衝撃か使い過ぎて負荷がかかったのか、
媒介にしているペンが割れてその破片が巻きスカートの紐部分を掠ったみたいで、スカートが腰から落ちている。
そんな状態で、
誤魔化そうとする方がきっと彼はよく思わないだろうから、
座ったまま声を掛けた]


  翡翠さんが無事でよかったです。
  ……ごめんなさい、怪我してしまって……


[憑こうとしたのか突き飛ばそうとしたのか、皮膚に影響を与えた痣は人の指みたいなかたちで軽く腫れている。
ちょっと気持ち悪かったけれど、
彼が術を施してくれたのなら、簡単に治るものだっただろう]
(37) 2023/04/30(Sun) 6:16:21

【人】 瀬戸 海瑠

[――彼が電話>>21をしている間、
大きめの岩に背を預けて休ませてもらっていた。
……やっぱり、来るべきではなかったかもと、
ぐるぐると意味のない事を考えていた。

ここに来るきっかけとなった二人が割とすぐに逃げ出した事は視界の端で確認していたので、それは彼に伝えた。
他にも聞かれた事があれば答えただろう。

電話の内容>>22やお金の話>>23を伝えてくれる彼にも、
自分は笑えないでいた。
言われるまま水を飲んで、
言われる事に生真面目に返事をして……、
目の前にしゃがみこんだ彼を、
顔色はすっかりよくとも、複雑な表情で見つめていた]
(38) 2023/04/30(Sun) 6:16:55

【人】 瀬戸 海瑠

[言いにくそうに唇を開いた彼が隣に座って>>24
それでもなかなか話してくれなくても、
じっと黙って待っていた。
何を言われても受け入れようと思った。

……でも、
彼が語ったのは、
自分が想像していたよりもずっと優しい気持ちだった]
(39) 2023/04/30(Sun) 6:17:19

【人】 瀬戸 海瑠

[退魔士の家に生まれているのだから危険はつきもので、
怪我のひとつやふたつ覚悟の上だし、
実家に帰ってひっそりと身近な魔に対処するだけよりずっと過酷な道を選んでいるのもわかっている。

自分の事を大切に想ってくれていても、
そこは割り切ってくれていると思っていた。
でもそうじゃないんだと知れば、

彼が言う事に頷くしかない]


  ――はい。


[彼の心を守る為にできる事は、強くなる事しかない。
彼の言う事ももっともだと思ったから、
しっかりと頷いたけど、
自分の不甲斐なさに胸が痛い。
謝る事も、他に言葉を尽くす事もできなかった]
(40) 2023/04/30(Sun) 6:18:26

【人】 瀬戸 海瑠

[直後に彼の方に謝られてしまった。>>25
こっちも硬かった表情が少し崩れる。
でも「あ」とか「いえ」とかの短い発声や、ふるふると首を振る事しかできないでいて、]


  ………
そうですよ……。



[交流会の夜にくれた言葉に、ぽそりと頷く。
自分も約束を守れなかったくせに勝手な話だが、

あの言葉が嬉しかった自分を覚えているから]
(41) 2023/04/30(Sun) 6:19:13

【人】 瀬戸 海瑠

[そっと手を取られたら横目に彼の表情を盗み見る。
ちょっとずつ彼の纏う空気が柔らかくなって来て、
ほっとする自分がいる]


  はい。大丈夫です。


[水もしっかり全部飲んで、
痛いところも気持ち悪いところも無し。
スカートが巻けないので手で押さえるという不便さだけど、
繋いだ手がほどけない様に一緒に立ち上がった時には微笑む事ができて、おんぶとか抱っことか言われると、ふふっと声を出して笑った。

続けてお腹の音>>26が聞こえたら、
一瞬きょとんとしてしまう]
(42) 2023/04/30(Sun) 6:20:02

【人】 瀬戸 海瑠



  ぁは……お腹空きました?


[照れくさそうな彼>>27にもう一度笑って、]


  ………


[繋いだ手をきゅう、と握って、少し俯く]
(43) 2023/04/30(Sun) 6:20:20