人狼物語 三日月国


181 忘却の前奏曲、消失の1ページ

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到着: 惜別ハツナ

【人】 惜別ハツナ



 「 ハツナちゃんって、太陽みたいだよね 」>>0


    そーかな、ありがとう。
   
(そんなこと、ないのに。)



[ いつだって私は笑ってそう返してた。
  でもね、言われるたびに
  複雑な気持ちになってたんだ。 ]


 
(5) 2022/10/20(Thu) 23:27:50

【人】 惜別ハツナ



[ 太陽はいつも空高くに昇って、
  眩しく輝いてる。

  眩しすぎるから直接見てもらえない。
  あまりに熱くて遠いから直接触れてもらえない。 ]


 
(6) 2022/10/20(Thu) 23:28:32

【人】 惜別ハツナ




   
太陽はね、ひとりぼっちなんだよ。



  
(7) 2022/10/20(Thu) 23:29:07

【人】 惜別ハツナ



[ いつもは、明るくふるまってるから
  みんな、私には悩みなんてないだろうって
  そう思ってるんだろうし、そう振舞ってた。

  
そんなこと、あるわけないじゃない?


  私にだって悩みくらい、あるよ。
  でもそれは胸に秘めて過ごしてた。

       
言ったって、仕方ないと思って。 ]*


 
(8) 2022/10/20(Thu) 23:29:48

【人】 惜別ハツナ



[ 胸に秘めた本音を、吐き出したい日は、
  いつも屋上に行って、歌を歌ってた。
  
誰もいなさそうな時間を見計らってね。


  太陽みたいにキラキラした曲じゃなくて、
  陽だまりに憧れるような、羨むような、影のある歌。


  決まって太陽に手を伸ばしながら、口ずさんで。
  多分他の人が聞いたら、評価に困るような上手さ。
  カラオケならきっと80点くらいかな?


  聞くに耐えないってほどじゃないけど
  誰かに聞かれるのは……恥ずかしいな。

  
だって今の私、いい顔してないもん。 ]


  
(9) 2022/10/20(Thu) 23:31:15

【人】 惜別ハツナ



[ そんな私の歌を、
  君は聴いたこと、あったんだっけ? ]


      [ あったなら、聞いてたの?なんて
        困ったように笑ってしまったかな。 ]


  
(10) 2022/10/20(Thu) 23:32:06

【人】 惜別ハツナ


***

[ 人に囲まれてたって
  惜別ハツナはほんとの意味ではひとりぼっち。
  そう思ってたから、教室で隅の席にいる
  君のことは、前から気になってた。

  
もしかしたら、仲間だったりしないかなって。


  だから、君と話すチャンス、
  じつはこっそり伺ってたんだよ? ]


 
(11) 2022/10/20(Thu) 23:44:00

【人】 惜別ハツナ



[ チャンスが巡ってきたのは
  移動教室があった日の事。
  理科の授業で、実験があるから
  実験室に移動になったんだ。

  その日は休んでる人が何人かいて。
  上手く座らないと、四人掛けの広い席に
  一人で座ることになったりする。

  上手く座ればいいのに、
  結局こういうのって、
  仲良し同士で固まって座るから。

  
一人になる人が現れちゃうんだ。 ]


 
(12) 2022/10/20(Thu) 23:44:41

【人】 惜別ハツナ



   ね、ここ座ってもいいかな?

  
(13) 2022/10/20(Thu) 23:45:10

【人】 惜別ハツナ



[ 君の席の隣に行って、
  そう聞いた時、君はどんな反応したかな。

  ダメって言われても
  でもここ空いてるよね、とか言って
  座るつもりだったんだけどね。


  だって、チャンス、逃したくなかったもん。 ]

  
(14) 2022/10/20(Thu) 23:45:39

【人】 惜別ハツナ



   そういえばさ、来週は遠足だよね。
   朝日くんはもうおやつ、買った?

   なーんて、気が早すぎるかな。


[ 君の隣に座った私は
  ありきたりの話題を振って。
  話すチャンス伺ってたくせに、
  話題の方は実は考えてなかったの、
  ちょっと笑えちゃうよね。

  あとはそう……好きなもの聞くとか
  それくらいしか思いつかなかった。 ]**

 
(15) 2022/10/20(Thu) 23:46:19

【人】 惜別ハツナ



[ 同じことばかり繰り返す先生の熱弁に>>17
  いい加減皆うんざりして、
  黒板じゃなくて時計ばかり見るようになる時間が
  四限目だと私は思う。
  それか、食堂や売店に駆け込むために
  廊下の方見てるとか。

  まあ、私は時計や廊下じゃなくて
  君の方をちらちら見てたわけだけど。

  どこか遠い場所で何かを考えてるのかな。
  君の横顔を遠目に見て思うのはそんなこと。 ]


  
(26) 2022/10/21(Fri) 11:29:25

【人】 惜別ハツナ



[ 四限が終われば、私は色んな子からの誘いを断って
  お弁当を持って屋上に行った。

  太陽だって陰るときくらいある。
  でもそれを他の人に見られないように。 ]



   聞いてたの?
   君なら、邪魔されたなんて思わないよ。

   流石に初めて聞かれたあの時は
   びっくりしちゃったけど
   もう、何度も聞かれてるしね。


[ 少し疲れが見える顔で笑って。
  
  太陽の陰りを傍で見られるのは君だけだ。
  太陽の夜想曲の意味を知っているのも、君だけ。


  君といるこの時は、
  私は地に足をつけていられる気がする。 ]


  
(27) 2022/10/21(Fri) 11:31:36

【人】 惜別ハツナ



   お昼、食べよ?
   うたってたから余計お腹すいちゃった。

   さっきの発音の話、くどかったよねー。


[ なんて、
恋人
を誘って。
  この二人だけの時間が、私は大好きなんだ。 ]*

 
(28) 2022/10/21(Fri) 11:32:59

【人】 惜別ハツナ


***

[ 私は独りが嫌だったんだ。
  誰にも見てもらえないのは
  ここに居ないのと、同じな気がして。

  だから、誰かに見て欲しかったし
  太陽みたいだ、なんて言われたくなかった。

  皆に聞いてみればいい。
  惜別ハツナってどんな子?って。
  太陽みたいに明るくて優しい子、って
  当たり障りのない答えしか返ってこないから。

  それが何よりの証明。
  私が真の意味での仲良しがいない、証。 ]

  
(29) 2022/10/21(Fri) 11:33:47

【人】 惜別ハツナ



[ それでも、君みたいに
  独りでいいとは思えなかった。 ]



    [ だから、私は皆に囲まれて微笑み続けた。
            ひとりぼっちであり続けた。 ]


  
(30) 2022/10/21(Fri) 11:35:27

【人】 惜別ハツナ




[ 私も陽だまりに入れてもらいたかったんだ。
  空に昇るんじゃなくて、地に立ちたかった。 ]



  
(31) 2022/10/21(Fri) 11:35:52

【人】 惜別ハツナ



[ ダメって言われるとか、
  誰かが座るから、とか言われるのは予想してたけど
  私の言動を予想されてるとは思わなくて。

  ぶっきらぼうな答えに普通なら
  気を悪くしたり、嫌ったりするのかな。
  君の謝罪だって耳に届いてたけど
  それがなくたって私は気を悪くなんてしなかった。 ]



   アタリだよ、よくわかったね。


[ もしかして朝日くん、エスパー?なんて
  冗談ぽく笑って、機嫌よさそうに隣に座った。 ]

 
(32) 2022/10/21(Fri) 11:37:17

【人】 惜別ハツナ



[ 君は私の言葉を当てて見せたけど
  私は君の言葉を当てて見せることはできなくて。 ]


   所用の、腹痛……?


[ 遠足にはいかない、って言われて
  一瞬戸惑ってしまった。
  別に休むことを咎めたいわけじゃないよ。
  仮病は立派な病気だって、お母さんは言ってたし
  私もそう思うから。


  ただ、そう―――――。 ]

  
(33) 2022/10/21(Fri) 11:37:53

【人】 惜別ハツナ



[ 遠足にはいかない、で
  会話は終わってもおかしくなかった。

  でもどうやら君は私が話しかけたのが
  不思議みたい?>>25
  そんなに不思議なこと、あるかな? ]


   どうして、って……。
   君と話したいから、それだけだよ?

   話したい人と話すことに理由っている?


[ まさか、ドッキリとか思われてるとは知らずに。
  会話が続いたのが嬉しくて、
  私は言葉を連ねていく。  ]

 
(34) 2022/10/21(Fri) 11:41:02

【人】 惜別ハツナ



   でも、そっかぁ。
   君が遠足に来ないなら、
   私も頭痛の予定を入れて休んじゃおうかな。


[ この言葉、君にはどう聞こえた?
  冗談に聞こえちゃうかな。
割と本気なんだけどね。


  私、遠足は嫌いじゃないよ。
  でも……凄く疲れるんだ。
  どのグループに入るか考えたり、
  入った後の会話だって、
  皆が楽しいって思いそうな話題を選んで。

  どれだけ気を回しても、結局会話の行きつく先は
  誰かの陰口悪口で、そんなの、聞きたくなかった。]


  
(35) 2022/10/21(Fri) 11:42:45

【人】 惜別ハツナ



   そうしたら、二人だけの遠足に行けるよ?


[ にこっと笑って紡いだ言葉には
  裏なんて何もない。ただの私の我満。

  仮初の平穏を自ら壊して
  望む平穏を手にしようとする、わがままなんだ。]*


 
(36) 2022/10/21(Fri) 11:43:19

【人】 惜別ハツナ



   人が多い場所が嫌になること、
   元親君もあるでしょ?

   だからここは好きだよ。
   元親くんも、そう思わない?


[ 屋上に住み着いてた理由は
  きっと二人とも似てると思う。>>38

  誰かといても気疲れしてしまうけど。
  でも、君といるときは違う。
  
君もそうだといいな、と思ってる。 ]


 
(47) 2022/10/21(Fri) 23:48:40

【人】 惜別ハツナ



   ふふ、でもあれで授業終わるなら
   それはそれでいいのかも。
   聞き流してても別にいっか、って思うし。


[ 
好きな人を見てても咎められないしね。

  開いたパンの袋を差し出されて、
  君の言葉に甘えるように分けてもらって。

  メロンパン、美味しいなって思うけど
  君はいつもこれで、栄養大丈夫かなって
  少し心配だったりする。 ]

 
   ありがとう、じゃあ私からも、おすそ分け。
   好きなの取っていいよ?


[ お弁当箱に入った小さめのおにぎり。
  ラップに包んであるそれの具は鮭と昆布。
  いつも、自分でお弁当を作ってる。
  だから、君に分ける分を増やすくらい、
  何でもないんだ。 ]


  
(48) 2022/10/21(Fri) 23:49:43

【人】 惜別ハツナ



[ 君との時間が好き。
  君のことが好き。

  私、何度も何度でも伝えてるはずなんだけどな。


  それでも、なんとなく、
  君からかくしごとの気配を感じる気がして。
  気のせい、なのかな。


  
ねぇ、君は太陽が翳る夜の隣で何を考えてるの? ]


  
(49) 2022/10/21(Fri) 23:50:14

【人】 惜別ハツナ



[ やっぱり足りないのかな。
  周りにもっと強く言うべきかな。


  
私と元親君のことはほっといてよ、って。


  釣り合わないとか、
  そんなくだらないこと言われてるのは知ってる。


  本当に、くだらない。
  じゃあ、私に釣り合う人って、誰?
  どうせ具体例の一つもあげられないくせに。


  釣り合うかどうかなんて、周りが決めることじゃない。
  私が、君と一緒にいたいかどうか。

  
そして、君が私といたいかどうか、
それだけなのに。


  
それが周りに伝わらないのがもどかしい。 ]


  
(50) 2022/10/21(Fri) 23:51:54

【人】 惜別ハツナ



[ 君の考えてることも分からないまま

  促されるままに、携帯の画面を見て。 ]


   ほんとだ、ラッキーだね。


[ ニコッと笑って、画面から君へと視線を移し。 ]


   だって、二人の時間、増えるもん。
   教室戻ってもうるさいだろうし、
   五限は此処にいようよ。

  
(51) 2022/10/21(Fri) 23:52:29

【人】 惜別ハツナ



[ 君以外に聞いてる人なんていないのに
  まるで内緒話をするみたいに囁いた。

  君の返事がどうであれ、
  昼休みは二人の時間なのは間違いないから。 ]


   そういえばさ、さっき何考えてたの?
   授業中、考え事してるみたいに見えたよ?


[ そんな風に、君の心に触れようとするんだ。
  恋人のこと、もっと知りたいもん。 ]*

  
(52) 2022/10/21(Fri) 23:53:14

【人】 惜別ハツナ


***

[ 目に見える孤独と、目に見えない孤独。
  私達は同じなんじゃないか、って。

  引き寄せられる理由はそれで十分。


  想定外のリアクションをしてしまった私は
  君を困らせてしまったけど、
  私もとまどったんだからそう、お互い様。

  遠足に行かないことを咎めようなんて思わないけど
  それは想定外だったもん。

  そっか、嫌なら行かなきゃいいのかって
  割と真面目に思っちゃった。 ]


  
(53) 2022/10/22(Sat) 0:30:38