人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

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視点:


【人】 研究者 コルド


 [ 霊薬作りは手間が掛かる

   材料は貴重品が多い。作るにも工程が多い
   作ったら今度は呪いを解く手段が大変

   全く。面倒な話だ ]


   吸血鬼や
   ある程度力のある半吸血鬼の前では

   その呪い、隠しても無駄ですよ


 [ 獲物の呪いを付ける理由には
   いずれ殺す、その命を弄ぶと
   主張する印である事や
   彼等にとってのマーキングのように
   力を誇示する意味合いもあるのだろうか
   自分は吸血鬼でないので答えは知らないが

   人間には外見だけでその人が悪鬼の力を宿すと
   見抜く事が非常に難しい事の正反対
   吸血鬼には吸血鬼の力を、読み取れる ]
 
(11) 2020/03/04(Wed) 9:47:41

【人】 研究者 コルド


 [ 話す間も手は止めず
   材料と材料を混ぜ霊薬を作る

   こぽ、液体が容器を満たす音は嫌いじゃない ]


   理由?
   簡単な話です

   呪い解きつつ戦った経験があるでしょう
   その辺りの話を、と


 [ 研究面は当然トップだが
   戦術などは言うほど詳しくない

   後天性半吸血鬼程の貴重さではないが
   この呪いをかけられる事はあまり多くなく
   教会の外の者に意見を求めたという訳だ ]*
 
(12) 2020/03/04(Wed) 9:48:17

【人】 研究者 コルド


 [ 教会から半吸血鬼が居なくなっている

   共存派へ逃げた半吸血鬼と
   その相棒たるハンターに対しての処理を
   彼は何度か既に行っている

   吸血鬼と交戦してしまって亡くなっただとか
   諸々、状況に合わせて理由を作り上げて
   不自然な失踪を隠蔽し続けた
   通常、半吸血鬼を逃せば重いハンターへの罰も
   なるべく軽くなるように手配した

   ハンターにも優しくしろとはラトゥールの頼みだが
   共存派に居るのならば半吸血鬼は自分の目の届く範囲だ


   ひとつの目的へと至る為に
   崩れぬ協力関係、そして教会への裏切り行為
   多少面倒はあるが、手を貸し続けている ]
 
(16) 2020/03/04(Wed) 12:25:38

【人】 研究者 コルド



   端的に言うならば裏切り者でしょうね

   半吸血鬼の逃走の隠蔽は
   既に何度も手をつけています
   薬の横流しもまた同様

   目的があってやっている事ですが
   とりあえず一言言えるのは
   今の教会の制度は好かない


 [ からん
   ガラスの棒で薬品を混ぜる音が広がる

   研究区画の長であり
   ハンター達への能力発現の実験の要であり
  
教皇の弟、でもある


   権力も名声も利用できるものは利用する
   身分を振りかざせば、通る話は多かった ]
 
(17) 2020/03/04(Wed) 12:26:39

【人】 研究者 コルド



   何故吸血鬼が来る事が分かったか?
   それは…教皇に教えて頂いたので


 [ 自分は吸血鬼でも半吸血鬼でもない。
   協力関係であるラトゥールは居るが
   ハンター達の様に連れている半吸血鬼は居ない
   通常ならば接近は分からない

   それも、普通の半吸血鬼達が察するより
   非常に早くそれを知れているのは
   “教皇のお気に入り”であるからに他ならないのだ

   霊薬の完成まで、あと少し ]*
 
(18) 2020/03/04(Wed) 12:27:28

【人】 研究者 コルド


 [ 半吸血鬼に興味を向けているのは
   己の目的の為だった

   特に、クラレンスの報告を催促したのは
   貴重な後天性という点も加味してのこと
   そんなこと目の前の見習いは
   知ったことではないだろうが! ]


   キツいですか?
   まだ気にする事ではないですよ
   そのうち理想も見つかるでしょう


 [ 見習いにはまだ早い
   生きるのに必死な彼等には
   考えている余裕などないだろうから

   教会の外に出ればまた変わるかもしれない ]
 
(26) 2020/03/04(Wed) 17:30:06

【人】 研究者 コルド


 [ 次に繋がる言葉に
   研究員にしては珍しく感情を出した

  
  
…………え?



   教皇って皆
   存在知ってるんじゃないですか?

   地位だけあって人が居ないとか
   そういう扱いなんですか世間は

   えっ結界の名前って
   なんてバカバカしい考えを…


 [ トップシークレットだとは知らなかった

   彼にとってあまりにも教皇の存在は
   身近なものであったのだ

   生まれてこの方教会育ち!
   幼い頃から兄は教皇候補!
   教皇の話といつも隣り合わせ!

   ラトゥールの方をチラッと見る
   教会所属から外れる直前まで実在とは知らなかった
   …とは、彼の言葉である!ちくしょう! ]*
(27) 2020/03/04(Wed) 17:31:05

【人】 研究者 コルド


 [ 薬がもう少しでできる……
   そんな空気を壊した一つの声 ]


   そうですか


 [ 半吸血鬼のラトゥールが既に察知して
   指示の出し方を教えられた

   薬はまだ準備ができていない
   吸血鬼を殺すわけには、いかない

  
彼が死ねばあの半吸血鬼はどうなるか
少しでも近づいてしまえば
喪失の際に傷を残すのは、必然
 ]


   では、その通りに
   僕もすぐに行きますから


 [ やる事を済ませて、火の元へと ]*
 
(36) 2020/03/04(Wed) 20:45:47

【人】 研究者 コルド


 [ 薬が出来上がり
   護衛を引き連れて火に包まれた街を歩く

   道のりはあまりにもあっさりとしていた
   グール数体程度しか出てこない

   酒場の方で激しく交戦している
   そんな噂を聞いてそちらを目指す
   あの2人が向かった先も
   大事らしい人の居る酒場である可能性が高い

   不気味なぐらいに何もなく
  
そしてそれが罠とは予想しない

   簡単に辿り着いた、その場所は ]
 
(59) 2020/03/05(Thu) 14:43:35

【人】 研究者 コルド



   皆、大丈夫ですか
   薬は持ってきましたから


 [ どれだけ被害が出ようと
   特定の人材さえ生きていれば良い
   狂人が狂人たる所以だが
   一旦そちらはしまっておく

   状況はあまり良くないらしい
   グールの死体、倒れる人、流れた血
   日常の通りとはかけ離れた色模様

   さて薬を渡さねばならぬ者は…と
   探し目を向けてみればどうやら
   あの半吸血鬼とやりあっているようだって
   戦いの隙を見て渡そうと、目論む
   それを遮ろうとする者が居たとは、思いもしない ]*
 
(60) 2020/03/05(Thu) 14:44:18

【人】 研究者 コルド


 [ 薬を渡す事に気を取られていた
   あれさえ彼のもとに渡れば
   制限などなく戦うことができる、と
   それでどうにかなると思いきっていた ]


   運がいいとは思っていません、が…


 [ 自分はただの人間
   あれだけ研究しているハンターのような能力もない
   焔を纏う爪が自分を貫こうと迫る>>64
   近くの護衛がどうにかしようと動く
   逃げてと聞こえた気がした>>65
   全てがスローモーションに見えた

   痛いのは怖くない
   死ぬことも…そこまで気にしていない

   ただ、一つ過ぎること
   ここで僕が、死んでしまったら ]
 
(67) 2020/03/05(Thu) 16:17:07

【人】 研究者 コルド




 
[ 兄を救うことは、もう叶わない ]



 
(68) 2020/03/05(Thu) 16:18:06

【人】 研究者 コルド


 [ 元よりその願いは可能性の細い道だった
   いくら理解しても諦めきれずに縋り付き
   そのためだけに全てを捧げた狂人だ

   狂人と言われるだけのことはした
   全くの無関係な所で死ぬなど
   狂科学者の末路としてはお似合いかもしれない

   だが、狂人だからこそ
   今ですら自分の事を考えないでいる ]


  
兄さん、兄さんを……助けなきゃ



 [ いつ、果てるかわからぬ兄
   明日にもと危惧はいつもしていたが
   まさか自分が、なんて考えていなかった

   諦めきれない愚か者はまだ願いに縋る ]
 
(69) 2020/03/05(Thu) 16:18:24

【人】 研究者 コルド


 [ 避けようと動くこともない研究者の
   火と、明かりで形作られた影が

   不自然に膨らみ動きだす
   夜闇の住民を捕らえ、永遠の闇に引き摺り込むように

   グール達に、目の前の赤い吸血鬼に
   じわりじわりと影が侵食していく ]


   ………?


 [ 自分でも何が起こったのか理解できなかった

   グール達と魔法の火が
   闇に飲まれて消えていくのを、見つめた ]*
 
(70) 2020/03/05(Thu) 16:18:51

【人】 研究者 コルド


 [ なんの力かは分からない
   だが、自分から力が流れている事は分かった

   近づいていた吸血鬼は飛び退き
   囲むようにいたグールは闇色に引き摺られていく

   この力はなんだろうか
   それを疑問視する思考の最中

   意識が、沈む
  
   記憶にもあるこの感覚
   身体に入り込まれる事は数度あった
   その正体は…今度も、きっと

  
手にしていた薬がどうなったか
それを奪い去った犯人が誰か
目に写す事もなく、繋がり、眠る
 ]*
 
(81) 2020/03/05(Thu) 19:33:29