人狼物語 三日月国


141 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【花見】

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視点:


【人】 東天

[祭りが始まる前より、僅かに散る薄墨が増えた
………ような気がする。
気がするだけ。

花の盛りは思いの外短く、舞手は明日を待たずに榛名を発つ。
次の行き先はどこにするか。
巡礼地として舞うべき花は暫し先。
次の場所は大きく道を逸れなければ自由に選べる。

ただ、祭りの終わりまでは舞い続けなければ。
"彼ら"の再会に水を差してはならない。



そしてそのえにしは、息をつき社に最後の挨拶をしようかと歩き出した時に。>>17]
(29) 2022/04/16(Sat) 21:38:30

【人】 東天

[何やら急ぐ男に、袖とは言わず肩がぶつかる。>>28
それによろめいて倒れるほど軟にできてはいないので、
舞手の体は少しも傾ぐことなく、本当にぶつかるだけになったのだが。
裾につけたままの鈴が、やや大袈裟に音を立てた。]


 おや。
 それはそれは。
 お気をつけて。


[急ぐのならと、こちらの言葉も短く。

その駆け足に続く者の顔を見れば、確かに人相は少し"悪い"。>>16]


 ………様々な人がいますねぇ。
 何をしでかしたのやら。


[くつくつと面の奥で笑いながら、社へとまた歩き出す。
問い掛けながら返ることもなく、また返ることも期待はしていない。
此度の縁はこれまで。

何度目か会う観客ならばこの先また交わる事もあるだろう。>>1:26
縁があれば。*]
(30) 2022/04/16(Sat) 21:39:08

【人】 東天

[祭りも終わり、島を出る船の時刻が近づく。
仕事着である狩衣は脱ぎつつも、まだ面はつけたまま。
綺麗な花の咲く木の下は、"東天"の辿るべき道であるため、はずすべきではない。

旧街道、その近くの島…
初代達の指した"近く"を判別できなくなったその次代達は多くの地を巡る。
行き先こそ自由だが、今日は榛名に宿を取っていない。
最終便に間に合わなければならないのだ。]


 ほら、行きますよ。


[舞手が声を掛けるのは、祭りの中にいた青年とも少年ともつかぬ人。
面は付けておらず、その服装も狩衣とは違い市井に馴染む和装で、舞手を追う。

それは"東天"の次代。
またその舞に惹かれ、暫く前に弟子となった者だった。
不思議な事に、舞手の東天には必ず一人、その舞に惚れ込む者が現れる。
そしてその熱意のために巡礼の旅路に付いて回る弟子となる。
例外などない。
そんなものがあれば、とっくにこの舞は絶えている。]
(31) 2022/04/16(Sat) 21:41:28

【人】 東天

[声を弾ませ荷物を抱える弟子を見て、舞手は思うのだ。


"彼"こそ待ち人ではないのかと。
何度も"彼ら"は出会っているのではと。
標の下に、惹かれ合っているのではないかと。



思えば"自分"が先代と出会ったのも、あまりにも綺麗に咲いた花の下だった。]
(32) 2022/04/16(Sat) 21:42:36

【人】 東天



[まっていた]


[この桜の木の下で、まっていた]


 

[きみのために、まっていた**]

 
(33) 2022/04/16(Sat) 21:43:17