人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


カイは、カイは思わず真面目に返信してしまった……と我に返ってから、全体への連絡に気づいた。
(a1) 2022/03/01(Tue) 22:56:58

【人】 医者の息子 カイ

単独行動はしない方がいいと聞いた。
そんなの知った事か、好きにさせろと思う反面
自分が襲われても困るのは確かだから
比較的人がいるであろう寮のほうまで来た。

……医務室はどうだろう。けれど来たところで、自分にできることなんてないから。そこで立ち往生するだけになるだろうけど。

「……はあ」

別に誰が死んだって、代わりに枠を埋めてくれるだけだ。
ほうっておけばいいのに。
(15) 2022/03/02(Wed) 17:51:25
医者の息子 カイは、メモを貼った。
(a21) 2022/03/03(Thu) 4:11:36

医者の息子 カイは、メモを貼った。
(a22) 2022/03/03(Thu) 4:15:51

【人】 医者の息子 カイ

>> エノ

「おい」

任意の時間。おそらく君が目を覚ました後くらいだろう。
医務室に入ってきて早々、声をかける者がひとり。
さて、容態はいかがなものか。カイは続ける。

「怪我の調子はどうだ。治りそうか」

仮にも医師を目指す人間だから見にきた、にしては
不本意そうにしている。
変に思うなよと釘でも刺しそうなくらい。
(20) 2022/03/03(Thu) 22:21:46

【人】 医者の息子 カイ

>>21 エノ

「逆だ。そんなバカなことなんかしない。
 ……あの女みたいに選ばれてたらやったかもしれないけどな」

面倒そうにため息を吐く。
まあ、普段の言動を見ればそう思われるのも無理はないから
それ以上文句を吐くのはやめる。

「本当は来る気なんてなかった。
 中途半端に助けたって、蹴落とす相手かもしれないのに。
 でも仕方ないだろ、しつこく頼まれたんだよ」

目を逸らす。押しに弱いタイプなのかも。
実際、そんなにしつこく頼まれたわけではないけど。
他人のことなんて知った事かと思うのだって変わりない。

君の傍らに寄り、傷の様子を見ても
他の人より大して細かいことがわかるわけでもない。

(22) 2022/03/04(Fri) 14:25:55

【人】 医者の息子 カイ

>>21 エノ

「傷に効く薬を持ってきた。
 ……いや、僕が"作った"と言うべきか」

VRの特性を利用して作ったもの。
手のひらの上には塗り薬の入った容器。

「僕の父は外科医だ。昔、切り傷をした時に
 手当をしてもらったことがある。
 その時に使ってもらったのを作った……筈だ」

よく効く薬だという。
君の言う通り、毒でも塗ってとどめをさしにきたのかもしれない。
信じるかどうかは君次第だ。
(23) 2022/03/04(Fri) 14:27:19

【人】 医者の息子 カイ

>>24 >>25 エノ

「うるさいな……別にやさしくはない。
 感謝するならナツメにするんだな」

彼女に言われなければ何もしていなかっただろうから。
咳払いをして、ズレた眼鏡をなおす。
嬉しそうな君に反して、どこか不機嫌そうになった。

「……医者に仲間意識? どういうことだ」

怪訝な顔をしながらも、頼まれたことは了承する。
渋々といった態度だけれど。
ガーゼ、包帯などを用意して。
濡らしたタオルで、傷口が開かないように
背中をそっと拭けば。薬を塗り始める。意外と丁寧だ。

少々染みるくらいはあるだろうけど。
君が治したいと思うのならきっと、この薬は効くものだ。
ここはVR世界。現実とは少々違うから。
(26) 2022/03/04(Fri) 18:25:33

【人】 医者の息子 カイ

>>27 エノ

「……恩でも売ろうとしたんじゃないのか」

これに関しては君と同じことを思っている。
カイだって大して話したわけではないが。
それなのに頼みを聞いたのは、ただのきまぐれか。

「成る程。なんでまた最初から本名名乗ってなかったのかわからんが」

薬を塗り終えるとガーゼを当てて包帯を巻く。
嫌そうなのも無視して、他にも傷があるのなら、そこもかかさず。

「……はい。終わり。これで少しは治るだろ」
「礼? じゃあ僕をここから出してくれ」

けど、そんなの無理だろ? カイは皮肉気に笑う。
礼なんていらないと言外に言っているようだ。
(29) 2022/03/04(Fri) 19:54:14

【人】 医者の息子 カイ

>>30 エノ

「違う人間に」

カイにはその一言だけでは
君が違う人間になりたい理由はわからない。
わからないけれど。

「……僕も思ったコトがある」


ぽつり、無意識につぶやく。
きっと、カイは逆だ。特別になりたかったほうだ。
だからきっとすべて理解まではできないのだろう。

はっとして、今のは、なんでもない。と言って。

「ふうん。それが本当ならありがたいな」

(31) 2022/03/04(Fri) 20:30:12

【人】 医者の息子 カイ

>>30 エノ

「ああ、あと──これもやるよ
 傷の手当てだけじゃ、不十分だからな」

ひとつ、赤い飴玉にも見えるそれを、君に差し出す。

「これは、そうだな……大量に出血した後は
 貧血と同じような症状になることもあるだろ。
 だから、まあ、そう、鉄分」

実は、適当。製薬会社の子息であろう君になら
これが薬の類ではないことくらいはわかるのかも。

だからこれはいわゆる、気休めである。
いたいのいたいのとんでいけ、でなんでか子供が泣き止む程度の。

「じゃあな」

そうぶっきらぼうに言って、カイはさっさと医務室を立ち去る。
(32) 2022/03/04(Fri) 20:31:07