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【恋】 プラチナ["プラチナのことを守れる魔術師" 彼の根幹はやはりそれなのだな、と思うと同時に 騙しているようで少し胸が痛んだけれど表には出さず。 やがて街の入口を潜り、見慣れぬ人混みに きょろきょろと物珍しそうにあたりを見回す彼を見て はは、とまた小さく笑った。] 怖いかい? そうだな…この街は特に色んな人種がいるからな。 見た目に拘らず、良い奴もいれば悪い奴も。 自分と違う人間は面白いだろう? [彼が面白いと感じている余裕があるかどうかは分からないが。 怯えるようにぎゅっと腕を掴むテレベルムの頭を柔く撫で ほら、と道を先導する。 その途中、何かを見つけたらしいテレベルムが手を揺らし。 そちらを見れば飲み物を売る屋台があった。] (?5) 2024/02/06(Tue) 13:00:18 |
【恋】 プラチナん?ああ。 あれは飲み物を売っているんだ。 蜂蜜と柑橘の…ジュースのようなものだな。 飲んでみるかい? ……どれ、二つくれ。 熱いから舌を火傷しないようにな。 [言うや否や店主に話しかけ、代金を支払う。 甘い匂いが漂う温かい飲み物を受け取り 湯気が立つカップのひとつをテレベルムに渡してやろう。 自分もちびちびと口をつけながら 甘さにほ、と息を吐き、彼の様子を窺って。**] (?6) 2024/02/06(Tue) 13:01:01 |
【恋】 プラチナ[ジュースという言葉にテレベルムが食い付く。 熱いカップを渡してやり、飲む様子を眺めていれば ひと口飲んだテレベルムがぱあっと顔を輝かせた。] 気に入ったかい?それは良かった。 家での食事も悪くないが、 こうして屋台で買い食いするのは また格別に美味く感じるよな。 [寒空の下ということもあり ポカポカと温まる蜂蜜の味が いっそう体に染みるように感じる。 幸せそうなテレベルムをほほえましく思いつつ 二人してのんびりとカップを傾ける。 自分の分を飲んでしまったところでふと見れば 彼の分が半分ほど残っていた。] ん?ああ。キミには少し多かったか。 貰おう。貸してみなさい。 [そもそもこのカップ自体が割と大きめで 子供の胃には余るのだろう。 程よく温かくなったカップを受け取り、余った分を飲みほして。 行こうか、と再びテレベルムの手を取った。] (?12) 2024/02/06(Tue) 16:32:35 |
【恋】 プラチナ[特に何か目的があるわけではない。 気儘に店を冷やかしたり、 何か旨そうなものを見つけたなら買い食いしたり。 テレベルムが何か興味を引かれるものがあれば 基本的にはそれに付き合う形で のんびりと街を歩いていた。 そうして街を歩き始めて一時間くらい経った頃合いだろうか。 次第にプラチナはソワソワと 落ち着かなさそうにし始め、 何かを探すように辺りを見回す仕草が増える。] (?13) 2024/02/06(Tue) 16:35:20 |
【恋】 プラチナ(...んん...っ、しょ、小便、したい... ちょ、ちょっとジュースが多かったか...) [眉を寄せ、もじもじと小さく膝を擦り合わせる。 普段よりも幾分かもよおすのが早い気がするが 寒空の下であることに加え 朝たっぷり飲んだスープや先程のジュースの水分が ここに来て膀胱を圧迫してきているようだった。 同じものを口にしているテレベルムは 行きたくならないのだろうか...と 少し気にしてみたが 今のところ特にそんな様子はない。] (まあいい、トイレ...トイレは...どこに...) [既に昨日から散々失敗しているのだ。 家のトイレも使えないのだし できることなら余裕をもって 今のうちに済ませておきたい。 次にテレベルムがどこかに寄りたいと言ったなら そこで借りることしよう、とは思いつつ ひとまずは公衆トイレを探しながら歩く。**] (?14) 2024/02/06(Tue) 16:43:28 |
【恋】 プラチナ[右を見ても左を見ても、 幼いテレベルムにとっては珍しいもののようだった。 二人で面白そうな本がないか物色したり 団子のように小さなドーナツが刺さった串を頬張ってみたり。 そうこうしながら時は過ぎる。 じわじわと、けれど確実に溜まりつつある尿意を 解放できる場所を探しながら 表面上は何事もない顔をして街を歩いていれば 次にテレベルムが興味を示したのは、 水棲生物ばかりが売られているペットショップ。 ――そしてそのすぐ隣に、 今自分が探している場所を見つける。] (?19) 2024/02/06(Tue) 19:20:22 |
【恋】 プラチナ(トイレ……) [一瞬立ち止まり、そちらに足を向けようとしたものの テレベルムにぐいぐいと手を引かれて急かされてしまい。] (んっ…ま、まあ、後でいいか……) [まだ我慢できないという程でもない。 トイレも特別混んでいるという風でもないし、 一通り店を見て回った後でも十分間に合うだろう。 そう判断し、けれどどこか物欲しそうに トイレの建物を見つめながらも テレベルムに連れられるまま店へ向かう。] (?20) 2024/02/06(Tue) 19:22:09 |
【恋】 プラチナああ、珍しいな。 俺はあまり魚には詳しくないから…… [珍しい魚に興味津々のテレベルムに どこか気もそぞろに相槌を打ちつつ さりげなく店内に気を配ったが めぼしい扉はなさそうで若干顔を曇らせた。] (う……トイレは……この店にはないのか……?) [テレベルムが水槽に見入っている間、 猫獣人の店主に、手洗いを借りられないかと そっと尋ねてみたもののこの辺りにはないとの返事。] (?21) 2024/02/06(Tue) 19:22:44 |
【恋】 プラチナ……え、ない…… じゃあすぐ隣にあるトイレは……? ううん……すまないが……人間用のトイレは どのあたりにあるか分かるだろうか……? ["この辺りにはない"ということは 隣の公衆トイレも人用ではないということだ。 店を出たらすぐ用を済ませられると 思っていただけに当てが外れた。 勿論人でも問題なく使える便器もある筈だが 昨日のような例もあるわけで。 プラチナは比較的この街によく訪れるが 亜人の多いこの辺りの区画には普段あまり立ち入らないため トイレの位置関係も全く把握していなかった。 昨日の行きつけの本屋なんかはまるっきり反対方向だし…。 ともあれ店主に地理を尋ねたあと。 テレベルムに手招かれて水槽の前に行く。] (?22) 2024/02/06(Tue) 19:24:04 |
【恋】 プラチナへえ……?願望を泡に写す……? 不思議な魚だな。 魔術でもあるまいに。 [こんな所に魔法生物が堂々と売られている筈はないが、 面白い生き物がいるものだ。 共に水槽を覗き込み、相槌を打ちながらも 下腹部のむずむずした心地に意識が削がれ 無意識にモジモジと、小さく足を打ち鳴らしていた。**] (?23) 2024/02/06(Tue) 19:25:39 |
【恋】 プラチナ―――――、 [その中に映し出された光景に 足を止めたまま目を見開く。 気持ちよさそうに顔を蕩けさせ、 下半身を丸出しにして。 風呂場に黄色い水流を叩きつける己。 派手な音まで聞こえてきそうなそれは まぎれもなく先程の――――] (?31) 2024/02/06(Tue) 21:48:09 |
【恋】 プラチナ………ッッ [目に映った光景を理解した瞬間ぎょっと固まり 一拍遅れてはっとする。] (―――― が、願望ってまさか……っ!!!) [テレベルムが自分の仕草を見て 痴態を想像したなんて知らないプラチナは。 自分が今まさに"こう"したいと思っているのだと 心の奥を曝け出されたような気持ちになって。 ぶわわわ、と沸騰したように耳まで赤くなった。] (?32) 2024/02/06(Tue) 21:50:11 |
【恋】 プラチナあ、あ、ちち、 違うぞ!?!? 別に俺はおしっ …こがしたいなんて… か、考えてたわけじゃ…!!! [負けず劣らず真っ赤になったテレベルムが ギギ…とぎこちなくこちらを窺うのを見て 咄嗟にそんな言い訳を並べてしまいつつ。 目の前の痴態に煽られて、 ずくんと下腹部が疼いた気がして 足を閉じ、んんっ、と小さく声を漏らす。 ふと見ればもう泡は消えてしまっていたろうか。 こちらを窺い不思議そうにしている店主に 頬を火照らせたまま変な汗が滲み始め。] と、とにかく、もう行くぞ!! [テレベルムを引きはがすようにぐいと腕を引き。 抵抗されなければそのまま店を出るつもりで。**] (?33) 2024/02/06(Tue) 21:51:57 |
【恋】 プラチナ…も、もちろんだ、大人だからな…!! そう…そうだな、きっとそうだ…! [慌てたようなテレベルムに追従し 混乱のまま意地を張って嘘を重ねてしまう。 まるで逃げ出すように退店し お互いに顔を赤くして どうにも気まずい沈黙が流れる。] あ、ああ…… [彼の促しに小さく頷き、また歩き出そうか。 当然すぐそこにある公衆トイレにも 立ち寄ることはしないままで。] (?38) 2024/02/06(Tue) 23:25:33 |
【恋】 プラチナ[とはいえ。 いくら誤魔化したところで尿意が消え去るわけでもなく。 じんじんと身体を苛むそれは 時間に比例して強くなっていくばかりだ。 歩きながら浮かない顔で時折下腹部を摩り、 ふう……と小さくため息をつく。] え?あ、ああ……そうだな… 俺たちが知らないだけで もしかしたらあの魚には何か、魔法的な力があるのかもな… [暫く道を歩いたところで ぽつぽつと口を開くテレベルムに 気を取り直して受け答えしながら、ふと。 街中にあるそれに視線が吸い寄せられた。 何の変哲もない公衆トイレ。 先程中から人間が出てきたから、恐らくは人用のものだ。 物欲しそうにそちらを見つめ、ごくり、と喉を鳴らす。] (?39) 2024/02/06(Tue) 23:26:38 |
【恋】 プラチナ(と…トイレ……なんだ、ちゃんとあるんじゃないか…… い、行きたい……トイレ……早くあそこですっきり……) [本来なら、ちょっと行ってくると言えばそれで済む話だ。 けれど。どうしても先程の光景が脳裏をよぎる。 今トイレに行きたいと告げることは あれ が己の願望だとテレベルムに知られてしまうことになる。 一度強く否定した手前、それはどうにも酷く羞恥を煽るもので。] (い、言えない…… 言えない…… が…… は、ぅぅぅ……お、オシッコ…………) [モジモジしながら葛藤している間にも テレベルムは素知らぬ顔で腕を引く。 結局、言い出すタイミングを掴めないまま せっかくありつけそうだったトイレを みすみす逃がす羽目になってしまった。] (?40) 2024/02/06(Tue) 23:33:26 |
【恋】 プラチナ[さて、そうしてまた少し歩いた頃。 テレベルムの申し出にその顔を見下ろす。 こちらも色々と思うところがあったため 様子がおかしいのにもあまり気づけなかったが テレベルムはテレベルムで先程から何か 考え事をしているようだった。] あ、ああ。勿論構わないぞ。 折角町まで来たんだしな。 何が食べたい?キミのリクエストを聞こう。 [こちらも務めて平時通りの表情を作り、 テレベルムに笑いかける。 その下でもじもじそわそわと 時折足を擦り合わせているのに 彼が気づいたどうかは分からないけれど。 食材を買えそうな店を探してまた少し歩けば 近くに大き目の食材屋を見つけることが出来る筈。**] (?41) 2024/02/06(Tue) 23:35:26 |
【恋】 プラチナ魚か。 確かに普段はあまり食べる機会がないものな。 シチュー、いいんじゃないか?温まりそうだ。 [ちょうど先日同じような理由で パエリアを食べたばかりだった、とふと思い出す。 テレベルムの提案に快く頷き食材屋へ。 手を繋いで魚売り場へと向かえば その区画だけ一際ひんやりとしていた。 思わずぶるぶるっと腰を震わせ、 はしゃぎながら魚を選ぶテレベルムに付き合う。] あ、ああ…… あっちは観賞用だが、 こっちは食用だからな… んっ… (さ…寒い……足元が冷えて……んぅぅっ… お、オシッコに響くぅぅ……) [寒さに耐えかねて無意識に尻をもじもじさせてしまいながら 店主にシチューに入れるおススメを尋ねれば 旬の鱈が入ってると言われたのでそれを買う。 白菜、玉葱、芋。 テレベルムと売り場を回り歩き、野菜類を籠に入れていく。 その間も時折立ち止まって 片足を腿に擦りつけたり重心を交互に傾けたり。 人目を惹くほどではないけれど、 注意して見ていれば不自然さを感じる程度には おかしな仕草をしてしまっていた。] (?49) 2024/02/07(Wed) 12:04:55 |
【恋】 プラチナ(ぅぅ……トイレ… トイレ行きたい…… なんだかどんどんしたくなって……… さ、さっきまで……そこまでじゃなかったのに……くぅ…) [じんじんと膀胱を苛む疼きが 急に意地悪なくらいに高まってきて眉を下げる。 プラチナもテレベルムも知らないことだが 先程飲んだホットジュースの柑橘には 尿意を感じやすくなる成分がたっぷり含まれており、 余計にトイレの近さを促進していた。 切なそうにもじもじそわそわしていると、 テレベルムが何かを見つけたらしく 瓶を手に取って戻って来る。 それはちょうど、先ほど口にした飲み物の原液で。] (?50) 2024/02/07(Wed) 12:08:00 |
【恋】 プラチナえ?あ、ああ……別に構わないが…… [どうやらテレベルムはそれが気に入ったらしい。 買うこと自体は異論ないが たぽたぽと揺れる黄金色の液体は 何となく目に毒な気がして視線を逸らす。 そうして瓶を一緒に抱えたまま 他にテレベルムが買いたいものがなければ そのまま会計のレジに並ぶことにしたろうか。] (?51) 2024/02/07(Wed) 12:09:24 |
【恋】 プラチナ[大きな店だけあって店内も混んでおり、 会計の手際もあまり良くはなかった。 もたもたと進むレジに二人で並び、 ようやく会計を終えた頃には 何だかんだで入店から小一時間ほど 経ってしまっていたかもしれない。 プラチナがもじもじと尿意を堪える仕草も 次第に露骨なものになってきていて。 テレベルムにも手分けして荷物を持って貰い、 ふう……と息を吐く。] (?52) 2024/02/07(Wed) 12:11:06 |
【恋】 プラチナ(……だ、だめだ…… や、やっぱり、オシッコが、したい……! ここでトイレに行っておかないと……) [いくら尿意を告げるのに抵抗があると言っても いつまでも我慢し続けられる類のものでもないし ここを逃がすと次はいつになるか分からない。 また使えるトイレを探してさ迷う羽目になりそうで。 これだけ大きな店なら、人用のトイレだってあるだろう。 多少恥ずかしくても背に腹は代えられないと、ようやく意を決する。] ……テレベルム、すまん 少し荷物を預かっててくれるか ………その、トイレ行ってくる………… [気恥ずかしそうに顔を赤くしつつも テレベルムに頷いてもらえたら、 そそくさとトイレを探しに向かうつもりだけれど。**] (?53) 2024/02/07(Wed) 12:11:56 |
【恋】 プラチナ[トイレに行きたいのだと告げれば テレベルムが驚いたような反応を見せて>>?55 ますます気恥ずかしい気持ちになる。 とは言え特に引き留められるでもなく了承を得たため 有難く買い物の荷物を預けて 足早に店内のトイレを探しに行った。] (トイレトイレトイレ…… あ、あった……!) [目的の扉は程なくして見つかったものの 案の定というべきか 買い物客がずらりと列を形成していた。 店の規模の割に、男女に別れた個室が 一つずつしかなのが原因なのだろう。 うっ……と思わず苦い顔をしたがここに並ぶほかない。 仕方なく最後尾に並び、順番が回ってくるのを待つ。] (?60) 2024/02/07(Wed) 17:15:47 |
【恋】 プラチナ(うぅ……は、早く… 早く進んでくれ……っ おしっこ…早くおしっこしたい…! も、もうあまり、我慢が…っ) [大も小も一律だからか トイレの進みはあまり早いとは言えなかった。 自分の番が来るのを首を長くして待ちながら じくじくと己を苛むそれにただ只管耐える。 人目もある中、なるべく仕草に出さないようにとは思いつつも 急いてどうしてもモジモジと腰が揺れてしまう。 気を抜くとついつい手が前に伸びそうになり、 ポケットの中に手を入れて こっそり股間を握ったりしながら 我慢我慢と己に言い聞かせて 辛く長い時間をやり過ごしていた。] (?61) 2024/02/07(Wed) 17:17:42 |
【恋】 プラチナ[そうして行列に並んで数十分ほどが経過して。 徐々にではあるが列は前に進み、 後一人でプラチナの番、というところまでやって来た。 前の人が入った時にちらりと見えた便器に 否が応でも期待が高まり、ぶるりと腰が震える。] (ふう、ふぅ……、つ、次…、次で俺の番…… あと少しでようやくトイレ…… や、やっと、やっと俺のおしっこ…っ) [トイレの中からチョロチョロと排尿音が聞こえてきて ついつい膀胱にずっしりと溜まったこの液体を 気持ちよくトイレに叩きつける様を脳裏に描いてしまい、 緩みそうになる尿道を慌てて締め付ける。] (はぅぅぅん……!!!がまん、がまんっ…!!) [ここで油断するわけにはいかない。 あと少し、あと少し。あと精々ほんの数分の我慢。 もうすぐで念願の――――] (?62) 2024/02/07(Wed) 17:24:18 |
【恋】 プラチナ……え、 [周囲に大きな声が響き渡って、一瞬呆ける。 褐色で銀の長い髪の迷子。 それはもしかしなくてもテレベルム――だろう。 なんで。 一体何故そうなっているんだ。 店の隅で待っているんじゃなかったのか。 立ち止まったまま困惑しているプラチナの耳に尚も、 『親御さん、いませんかー!?』 『あまり見ない顔だね…人間?』 なんて店員の声かけやざわつきが聞こえてくる。 あまり目立ちたくはない。 なんせテレベルムはふつうの人間のこどもではないのだ。 もし調べられて、万が一魔術師と縁ある者だとばれてしまえば 面倒どころの騒ぎではないわけで。] (?63) 2024/02/07(Wed) 17:27:44 |
【恋】 プラチナ(う、ぅ……っ だ、だが…… も、もう次、なのにぃっっ……) [待ちに待って、すぐ目の前に迫ったトイレの扉。 あとほんの少し、ほんの数分でいい。猶予を貰えれば。 この責め苦からスッキリ解放されるのに――― 閉まったままのドアを じいい、と 酷く名残惜しそうに見つめ、葛藤した後。 くう…と唇を噛むと列を抜け、泣く泣くその場を後にした。] (?64) 2024/02/07(Wed) 17:31:23 |
【恋】 プラチナはあ、はあ…… ……ど、どうしたんだ、テレベルム…… [内股になりながら足早に来た道を戻り、 自分の姿を見れば店員は安堵したように テレベルムを引き渡してくれただろうか。 やや顔色悪く、言葉少ななプラチナは聊か普段よりも 無愛想に見えたかもしれないが。] (トイ、レえぇぇ……) [予想外のおあずけに抗議するように くねくねとひっきりなしに左右に揺れ続ける尻が その理由を如実に語っていることだろう。**] (?65) 2024/02/07(Wed) 17:38:29 |
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