人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

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【恋】 プラチナ


(はぁ…はぁ… おしっこ……おしっこが…出そう…
 あ、あんなことを言った手前…外でするわけには…… 
 だが……も、もう…あまり我慢がぁ……)


[人里離れた家の中。
外がダメとなると、用を足せそうな場所は決して多くはない。
まとまらない思考で考えるも良い案は浮かばず。
このままうかうかしていると最悪の事態もあり得る。
いくら相手がテレベルムとは言え、
子供の目の前で、大人としてそれだけは……]

(……い、今…なら……)

[テレベルムが料理に没頭しているタイミングを見計らい
そーっと厨房を出ようとするものの。
廊下に差し掛かったあたりで
またテレベルムが火を消してしまう。]

(うぅっ…な、なんで……)

[呼び戻され、再び仕方なく火をつけてやると
その場で手伝いを頼まれた。]
(?74) 2024/02/04(Sun) 21:57:37

【恋】 プラチナ


(う゛……っ)

[たっぷりと水の入った水差しに
咄嗟に怯み、ごくっと生唾を飲んだ。
だが、断るのもおかしな話で。]

あ、ああ……わかった。
これを入れれば…いいんだな……

[意を決して水差しを受け取り、鍋に水差しを傾ければ
じょぼじょぼじょぼ……♡と長く細い音が辺りに響く。
それは、下腹部に爆弾を抱えている
今のプラチナにはあまりに酷な音で。]

(はぅぅぅぅ〜〜〜ん……!!!
 も、もれるぅぅぅ)


[ぎゅうううと片手で股間を抑え、
気持ち尻を突き出した体勢になりながら。
内心泣きたい気持ちで
暫しテレベルムの料理を手伝っていることだろう。**]
(?75) 2024/02/04(Sun) 21:59:08

【恋】 プラチナ

[必死に我慢しているこちらを他所に、
テレベルムは上機嫌に食事の支度を整えていく。
だが、こちらの様子がおかしいのは
流石に何となく気づいたのだろう。
どこか心配そうな声と共に
ゆるゆると腰を撫でてくれる。]

……い、や… だい、じょうぶ……
だいじょうぶ、だから……

…薬はいらない、撫でなくていい……っ
いい、から、そ、そっとしておいてくれ……

[ふるふると首を横に振る。
彼の気遣いだけは有難いが、
その全てが今の自分を不用意に追い詰めるものでしかない。]

(トイレに…トイレに行きたいんだ……!!
 た、頼む、おしっこを、おしっこをさせてくれぇっ…!!!)


[心から望むことはただ一つだが、
それが叶えられることは無く。
はぁはぁと荒く息を吐いている間に背を押され
促されるまま食卓に着く。]
(?82) 2024/02/04(Sun) 23:29:13

【恋】 プラチナ

[プラチナの切望も虚しく
結局用を足すタイミングを取れないまま
あれよあれよという間にテーブルに皿が並べられていく。

素朴ながらも良い匂いが漂っており
美味しそうと言える朝食であったが

宣言通り、なみなみと盛られたスープに
思わず顔色を悪くし、まじまじ皿を見つめてしまう。]

あ、ああ……頂こう。

[だが、せっかく彼が作ってくれたものだ。
意を決し、スプーンを手に取る。]
(?83) 2024/02/04(Sun) 23:29:48

【恋】 プラチナ


ん、……ふぅ…… ぅ……

[それなりに腹は減っている筈だが
正直全くと言っていいほど味を感じなかった。
一口飲み込むたび、張りつめた膀胱の
水嵩がずんずんと増していくような錯覚すら覚える。

テレベルムに美味いかと問われれば
引き攣った笑いで美味いと答えただろうが
裏腹に食の進みは遅遅たるものだった。]

(はぁ、はぁ、はぁ……し、しっこ、
 も…… もれ……るぅぅ……)


[おしっこがしたい。したくてしたくて堪らない。
昨日から溜まりに溜まったそれを今すぐ解き放ちたい。
ただそれだけなのに。

机の下ではひっきりなしに太腿がすり合わされ、
何度も足を組み替えながら片手は股間を抑える。
時折ぎしぎしと椅子を揺らし、
んっ……と切なげに耐えるような声が漏れる。]
(?84) 2024/02/04(Sun) 23:37:32

【恋】 プラチナ


はぁ……ぅぅ……
……ご、ごちそう…さま……



[それでも、何とかかんとかジュースまで完食して
震える手でスプーンを置く。

既に動くこともなかなかできず、
ようやく皿を片すために席を立っても
前屈姿勢になりぶるぶると震えていた。**]
(?85) 2024/02/04(Sun) 23:39:06

【恋】 プラチナ

[]少しずつだがスープを口に運ぶ自分を見て
テレベルムは嬉しそうにしている。
こんな状態でなければもっとあれこれと
会話したのだろうがーー
恐らく何を話しかけられても生返事しか返せなかったことだろう。

テレベルムの方は方で、また別の理由で
きもそぞろになっているようだったが
幸いプラチナがそれに気づくことはなかった。
]

(...も、もう、もう、我慢の限界だ...!!
な、なんでも、いいからっ、お、おしっこ...!!!)

[恥ずかしいとか格好悪いとか言ってる場合じゃない。
本格的に大人としての尊厳を失ってしまう瀬戸際である。
(昨日散々失態を晒しているのはまた別の話として)
かくなるうえはテレベルムに本当のことを話して、
おしっこに行かせて貰うしかないだろう。

ひとまず皿だけ片付けようと立ち上がり、
下腹部を刺激しないように慎重にーーー]
(?92) 2024/02/05(Mon) 9:25:06

【恋】 プラチナ

 
 ... あ


[ぱしゃ、と音がして。
一瞬何が起こったのか分からずに顔をあげた。
体勢を崩して青ざめているテレベルムと
鈍い音を立てて足元に落ちたコップ。

ジュースがちょうど股間の部分にかかり
濡れた感触がじんわりと不快感を連れてくる。
それはまるで、漏らしてしまった時のような。


大丈夫か、とか 気を付けろ、とか
本来言うべきことはなにも出てこず
停止した思考の中、ぶるるっ、と一際大きく体が震えた。]
(?93) 2024/02/05(Mon) 9:29:47

【恋】 プラチナ


(... あ、ぁ......)


[
ちぃぃーー......


小さくくぐもった音を立て、
ズボンの濡れた部分がじわじわと
生温かい温度を伴って広がっていく。
明らかにジュースよりも大きな染みが股間を覆い
やがてズボンに細い線を作って足を伝う。]

はぁ......♡


[待ち望んだ感覚に背筋が痺れ、甘く息が漏れた。
ずっとずっとこれがしたかった。
もうなにも考えたくない。
このまま全てを解き放って楽になってしまえたら...]
(?94) 2024/02/05(Mon) 9:32:34

【恋】 プラチナ


(
ーーーはっ!?!?

ダメダメダメダメ!!ダメに決まってるだろう!!!??)

[一瞬過った悪魔のような誘惑。

わずかに残った理性がそれを断ち切り、
プライドと括約筋を総動員して
無理やり漏れかけたそれを止める。

ぎゅううっと両手で竿を鷲掴み、
その場で激しく足踏みをして
既に半壊状態の堤防を必死に押しとどめた。

子供の前で漏らしたくない、その一心で
身を捩らせながらガクガクと足を震わせ、
荒い息で声を絞り出す。]
(?95) 2024/02/05(Mon) 9:33:57

【恋】 プラチナ

んんっ...てっ、テレっ、...ふ、風呂、はぁっ、
風呂に行って、くる、から、...ま、待ってなさ、


ーーんああもれるうぅっっ


[残念ながら最後まで言うことは叶わず
途中で大きく震えたかと思えば
脱兎のごとくバタバタと音を立ててリビングから走り去る。

廊下から浴室まで、
転々と残る薄黄色の水滴が、
プラチナの向かった先を示しているだろう。**]
(?96) 2024/02/05(Mon) 9:39:20

【恋】 プラチナ

[呆然としたテレベルムが何かを言っていたが
あまりちゃんと聞いている余裕もなかった。

ばたばたと脱衣場に走りこむ間にも
下着にじわじわと生温かいものが染みてしまっている。
バン!と勢いよく扉を開けて風呂場に飛び込んだ。
たたらを踏みながら、震える手で留め具を外し
一緒にジッパーを降ろそうとする。]

あっあっあっ、あぁん……!!!
も、もれるぅっ なんっ、…でぇぇっ…!!

[先程勢いよくジッパーを上げた時
運悪く噛んでしまったらしく
引っかかってなかなか動いてくれない。

半泣きになりながら情けなく上ずった声をあげ、
足踏みしながら悪戦苦闘する間も
じゅっ、じゅぅぅ、と断続的に染みが広がる。

そのうちジッパーを動かすのを諦め、
力づくでズボンを下ろしてしまおうと
全力で引っ張って何とか下着ごと膝まで降ろし。

慌てた様子のテレベルムが浴室の扉を開けるのと
プラチナが既に先走って放水しはじめている性器を
排水溝の方に向けたのはほぼ同時だった。]
(?101) 2024/02/05(Mon) 12:32:40

【恋】 プラチナ


ぶじゅぅぅぅぅ
じゅごーーーーーーーーーーッッ
ぢぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーー!!!!!
じゃばばばばばばば…………


(?102) 2024/02/05(Mon) 12:34:42

【恋】 プラチナ

[まるで蛇口を一息に全開まで捻ったような
けたたましい音を立てて。
濃い黄色の野太い水流が、
レーザーのように一直線に
風呂の排水溝めがけてぶっ放される。]

はぁっ、はぁっ、はぁっ……

………あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜…………


はぁああぁぁ…………
♡♡♡



[焦らしに焦らされ我慢を重ねた、朝一番の特濃おしっこ。
起床直後からずっとしたくて堪らなかったそれは、
腰が蕩けそうな程に極上の快感だった。
何とか間一髪を免れたと言う安堵と
途方もない開放感で、長く深いため息が漏れる。]
(?103) 2024/02/05(Mon) 12:40:13

【恋】 プラチナ


(や…やっと……やっとしっこできた……♡♡
 はぁぁぁぁ…♡も、もう…だめかと思った……)


[暫くは入って来たテレベルムにも気づかず
幸せそうに表情を緩ませ尻を丸出しにして。

じょぼじょぼちーちーと、思う存分浴室に
気持ちよさそうにおしっこを叩きつけるプラチナが
そこには居たことだろう。**]
(?104) 2024/02/05(Mon) 12:45:13

【恋】 プラチナ

[昨晩から溜め込んだ放尿は
たっぷり1分以上は続いた。

テレベルムが浴室に入って来たことにも、
その動揺にも気づかず
ただぼうっと放尿の快感に浸る。

びちゃびちゃと激しく叩きつけられていた尿の勢いが
次第にちょろちょろと弱くなり、
ぴちゃん…と音を立てて終わる。]

はぁあぁぁぁあ……♡♡♡
あ゛ーーーーーー……すっきりした………


[終わった後も暫く余韻が抜けず
とろんと潤んだ目のまま、
風呂の壁に凭れ掛かり深く息を吐く。

カタン、とドアの方から
小さな音が聞こえたのはその時で。
咄嗟に振り向けば、
そそくさと脱衣場を出ていくテレベルムの長い髪が見えた。]
(?110) 2024/02/05(Mon) 15:45:29

【恋】 プラチナ


(…………あ………)

[そうしてようやく。
テレベルムに一部始終を見られていたことに気づく。
何もかもを察し、その上で気を使って
そっと立ち去ったのだろうと――そう認識して。

一気に耳まで真っ赤になると共に、
ぶわぁっと全身から変な汗が出た。]

〜〜〜〜〜〜っっっ……… 

[羞恥とか脱力感とか気まずさとか、
言いようのない感情に襲われ、
ずるずるとその場にしゃがみこむ。

足元には排水溝に流れ切らなかったおしっこが
巨大な水たまりを作っており、
寒い中でほかほかと湯気を立てていた。
動いた拍子にぴちゃ、と足が濡れて眉間に皺を寄せた。]
(?111) 2024/02/05(Mon) 15:46:19

【恋】 プラチナ


(…だって、だってこれは仕方なくないか!?
 昨日からトイレに行ってなかったんだ、
 俺だっておしっこくらいする!!)

[魔術師の生態を良くは知らないが
前世のプラチナ・ライドだって
排泄は人と同じように行っていただろう多分。

内心で逆切れのように
誰に言うでもない言い訳を並べてみたが
現状が変わるわけではない。

はあああ…と深くため息をついて立ち上がる。
ズボンも下着もぐっしょり濡れてしまっており、
これはもう洗わねばならないだろうと下をすべて脱ぐ。

改めてシャワーで浴室と下半身を洗い流した後
浴室から出て下肢をタオルで拭き、腰にそれを巻いた。]
(?112) 2024/02/05(Mon) 15:49:31

【恋】 プラチナ

[服を替えるついでに洗濯をしてしまおう。
昨日の汚れたシーツやら衣類やらを
テレベルムがどこまで後始末してくれていたかは分からないが
もしまだ洗っていないのであれば一緒に。

大抵普段の洗濯はテレベルムが
魔法を使ってしてくれているのだが
何か洗濯機のような魔道具が家にあるならそれを使うだろうし、
ないのなら手洗い作業ということになる。

着替えは寝室のクローゼットなので、
タオルを巻いた格好のまま。
ドアの前で一度深呼吸をしてから、
覚悟を決めたようにガチャリと扉を開けた。]
(?113) 2024/02/05(Mon) 15:50:36

【恋】 プラチナ


……ぅお、

[出たすぐそこで、
膝を抱えて丸まっているテレベルムに
一瞬ギクリと驚いた。

自分の醜態に呆れたり心配されたり
変に気を使われたりすることは想像していたが
この反応はちょっと予想外だったし
心境も全くもって読めてなかったのだが。]

……テレベルム?
その………ど、どうした…?

[気まずそうに視線をさ迷わせた後
おずおず、その背に手を伸ばしてみる。**]
(?114) 2024/02/05(Mon) 15:57:21

【恋】 プラチナ

[魔道具を動かし、脱衣場を出て
テレベルムに声をかける。
何でもないと言う割に蹲ったままだし、
耳まで真っ赤に染まっていて。

まあ気まずいのは分かるが同性だし
テレベルムの少年の性の機微など
全く察していないプラチナは
彼の反応の理由にも思い至らず首を傾げた。
が、続いた言葉にはこちらも赤面してしまい。]

ん゛っ……あ、いや、その……
……こちらこそ何というか、見苦しい所を……


いや、何も見ていないんだよな。うん。
ならそれでいいんだ。
俺も気にしないから、キミも気にするな。

[一部始終見られていたのは明白だったが
なかったことにしてくれるというのなら
気遣いには全力で乗ろう。

ごほん、と一度咳払いし、
どことなく前屈みになっている彼を見下ろして。]
(?121) 2024/02/05(Mon) 20:03:12

【恋】 プラチナ

ん?リンゴジュース?あー…
まあ掃除をしてくれるのは有難いが。

別にそう気を使わなくてもいいんだぞ。
キミの家でもあるんだし。

[そういえばさっき何か零していたなと今更思い出す。
別にそう気にするようなことでもないと思うが
本人何だか気合が入っているし
やりたいというなら反対するようなこともせず。

まあゆっくりと言っても
幼い彼を働かせて自分は寛ぐと言うのも
何となく落ち着かないものがあるし
それこそ畑でも弄るか…なんて思いつつ。]
(?122) 2024/02/05(Mon) 20:03:44

【恋】 プラチナ

ん?ん―――……
いや、身体の調子は悪くない…が……

[そして もじ、と遠慮がちに尋ねられた言葉には
少々困ったようなそぶりを見せた。

別に嫌というわけではないのだが。
プラチナは魔術や調合に関して
テレベルムに教わった知識だけはあるとはいえ
まだ人に教える程の領分には達していないと思っている為。

ボロが出そうだし、何より自分は魔術師ではないから、
万一失敗した時にリカバリーが出来ない。
現在の彼が不安定な状態なことも加味すると
魔法薬に触れさせるのはどうかなあ…と言ったところである。
座学くらいなら心配するようなことはないかもしれないが…。

かといって無碍にするのも…… うーーん…と少し考え。
あ、と思いついたような声を上げた。]
(?123) 2024/02/05(Mon) 20:05:04

【恋】 プラチナ

なあ、テレベルム。
せっかく未来にまで来たんだ。
勉強するよりも外に出てみないか?

街に遊びに出てもいいし、
近くの森を散歩するだけだって
きっとあれこれと様変わりしているだろう。
家に籠っているよりもきっと新鮮で面白いぞ。

[顔を覗き込み、そんな風に提案してみたけれど。
彼の反応はどうだっただろうか。**]
(?124) 2024/02/05(Mon) 20:06:45

【恋】 プラチナ

[にへ、と嬉しそうに
表情を緩めていたテレベルムの顔が
街へと誘った瞬間驚きに見開かれる。]

あ、ああ、そうだが……?

[魔術師ではない、人里生まれのプラチナにとっては
街に出ると言うのはそこまで珍しいことでもなく。
まさかプラチナ・ライドとその弟子である彼が
そこまで引き籠った生活を送っているとは思わず
ひっくり返った声をあげられ
こちらまで驚いてしまった。

まあ別に無理にとは言わないが…と続けかけて
テレベルムの瞳に浮かぶ感情が
決して戸惑いだけではないことに気づく。

大人しくその返事を待ち、
期待を滲ませて頷く彼を見て
に、と得意げに笑った。]
(?130) 2024/02/05(Mon) 22:31:20

【恋】 プラチナ


よし、決まりだ。
もしかして街に出るのは初めてか?
今日も寒いし、しっかり準備していかないとな。

[ぽんと肩を叩き、
ぱたぱたとリビングに駆けていく
テレベルムを微笑ましく見送る。

改めて寝室に向かい
クローゼットから着替えを引っ張り出し、
ついでにテレベルムの上着も探しておいてやろう。

テレベルムが後片付けをしているうちに
自分は自分で今のうちに
家のことをある程度済ませてしまうことにした。

昨日と同じように防寒具を羽織り、
財布の入ったカバンを持って。
何かいるものはあるだろうかと考える。
テレベルムから貰っている小遣いが
まだ残っており、ちょっとしたものを
買うくらいなら困らないだろうが…]
(?131) 2024/02/05(Mon) 22:32:50

【恋】 プラチナ


(……ああ、そうだ、魔道具………)

[プラチナは自力では魔法門を出せない為
転移用の魔道具に頼ることになる。
二人分の転移となると少々時間がかかるし
今のうちに起動しておこう。

庭に魔法陣が現れる頃には
テレベルムの掃除も終わり、
出立の準備も整うだろうか。**]
(?132) 2024/02/05(Mon) 22:33:22

【恋】 プラチナ

[そうか、彼が家から出たことがないのは
"プラチナ"なら当然知っていることだと一瞬焦ったが
良いように解釈してくれたようで助かった。]

(…というか、一体どんな生活をしていたんだ
 プラチナ・ライド……)

[なんて、前世の己にやや呆れた思いを抱きつつ
身支度を整え、テレベルムがやってくるのを待つ。]

大丈夫……ああ、でも、一応これをつけておこう。
半魔だと周囲に分からないように。

[そう言えば、先日外に出た時
テレベルムは認識阻害の魔法をかけていたっけ。

万が一魔術師の手先だとばれてしまえば大変なことになる、
とは認識していたので、
彼の腕に魔力を抑えるブレスレットをつけさせる。
もし見るものが見ても、
傍目にはただの人間としか感じられなくなるはずだ。]
(?138) 2024/02/05(Mon) 23:54:50

【恋】 プラチナ

[見慣れぬ転移門を目にしたテレベルムは
一瞬目を輝かせた後にそわそわと様子を窺う。
期待と不安の入り混じった百面相がなんだかおもしろくて
はは、と思わず声を上げて笑った。

テレベルムにもこんな可愛い頃があったのだな、と思えば
何だか感慨深くもあり。]

ああ、この門を潜るんだ。
心配ない、街から少し離れた場所に出るから。
しっかり手を繋いでいろよ。

[門を潜れば、いつも転移の時に使っている
町外れの林に出る筈。
辺りにひとけがないことを一応確認した後
外に出て門を閉じ、魔道具を鞄にしまい込んだ。]
(?139) 2024/02/05(Mon) 23:55:27

【恋】 プラチナ

ん?いいとも。
何が聞きたいんだ。

とは言っても大人のキミも、
街にはあまり行きたがらないからな。
普段は買い出しに出てくる程度だ。

……ああ、でも、
俺と二人で出掛けるのなら悪くないと…
また暖かい時に来たい、なんて言っていたよ。

[つい先日のことを思い出してくすりと笑い。

街へと続く道中を歩きながら
テレベルムに聞かれるまま、
今の自分たちの事を話して聞かせただろう。

大人になったテレベルムは
キミよりも随分大きくて、無愛想で、
立派な魔術師になっていて――

でも、変わらないこともある。
たとえばこうして繋ぐ手の温かさだとか。**]
(?140) 2024/02/05(Mon) 23:56:36