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【人】 魔砲少女 シオン―― 躾タイム ―― いいえ? [...は頭を振るう。 口角をあげたままに唇を薄く開き白い歯を浮かばせ、 羽付きネズミの雨あられを撃ち込みながら顎をあげて >>21長い尻尾で器用にネズミを弾く雌猫へと見下ろすように視線を向けた] 飼い猫はじゃらしてあげるものよ。 丁度……そうね、貴女みたいに嬉しそうにするもの。 [>>20上手にじゃらしてあげれば掌の上で転がるが如し] 吸いたいか吸いたくないかで言えば場合によるわ。 ああ――でも……。 [...は羽付きネズミの弾幕を濃くしていく。 それは避けられては雷を呼び、音と光で空間を支配する。 ...は右手に持つ棒の緑の穂先を器用に振るう。 それは視界を妨げ翻弄し意識を向けさせるものだ] (26) 2020/10/21(Wed) 19:50:57 |
【人】 魔砲少女 シオン お代なんてあげないわ。 だって猫は飼われているのですもの。 ご飯だけで我慢なさい。 だから代わりに――毎日洗ってあげるわ。 [...は楽しそうに笑みを浮かべて目を細めた。 洗ってあげた後の猫は良い香りがするものだ。 ...は左手を密かに後ろへと引く。 同時に右手の棒で地面を叩いた] へぇ……そうなの? だったら何も獲れないのは、何と言うのかしらね? [...は挑発するかのように緑の穂先を揺らした。 蹴り返されたネズミの軌道すらもその要素に取り込み、 振っておいでとそれはまるで誘うかのような動きであった**] (27) 2020/10/21(Wed) 19:51:03 |
【人】 魔砲少女 シオン―― 躾タイム ―― 不思議なことを言うのね。 [...は襲い掛かる爪と牙を前に小首を傾げた。 余裕を持った所作で二度、三度と地面を棒で叩く] 人間は何でも獲っていくものよ。 全て、ALL、根こそぎ……。 持てるエネルギーを全て使い、全てを獲るの。 [周囲にリーマンの姿は既にない。 逃げ出したか消し飛んだかは不明だが、 この空間には対峙する私と貴女しか存在しない。 ...は一等愉快そうに笑い声を挙げる] (72) 2020/10/22(Thu) 0:16:30 |
【人】 魔砲少女 シオン ふふっ、そんな事も知らないで獲れないと侮る。 だから貴女は猫なのよ! [...はまっしぐらに襲い掛かる>>0:87皮の首輪へと左手を振るう。 それすらもブラフだが同時に概念的意味としては必殺級だろう。 振るった左手から伸びるはリードだった。 首輪に触れれば繋がれる。 自由を奪うリードはカウンター気味に放たれた] お風呂は毎日! ドライヤーで綺麗に乾かして梳いてあげるわ。 [...は四度目地面を棒で叩いた。 仕込みは済んでいる。 ...の影が大きく広がりそれ自体が魔法陣と化していく。 範囲は広くリードを避けてからでは難しかろう。 また緑の穂先は爪と牙が襲い易いように振るっていた] (73) 2020/10/22(Thu) 0:16:43 |
【人】 魔砲少女 シオン おやつならこれをたんと喰らいなさいっ! ちゅーる!! <<血餓竜>> [...は魔力を注ぎ込み、最上級の魔砲を発動させた。 足元から赤黒い光が漏れ出し影から粘度の高い液状の竜が召喚された。 竜は最初から咢を大きく開いていた。 影と地面の境界が盛り上がり、自分諸共その咢の中に放り込む攻撃であった**] (74) 2020/10/22(Thu) 0:18:46 |
【人】 魔砲少女 シオン―― 躾タイム ―― やっぱり猫は我儘ね。 [>>109ああ言えばこう言う。 更には猪騎士なような思考である。 >>110猫はやはり猫なのだ。 毛づくろいだけではなくお風呂にいれてドライヤーで乾かさないといけない。 べとべとのまま真新しいシーツが敷かれたベッドに寝転がる悪行を許してはいけないのだ。 罠と知って虎穴に飛びいる猫は>>111殻に籠った。 赤い竜の咢を防いではいるが防御壁と竜の身で視界は遮られるだろう。 ...は自ら竜の身の中に潜り込む。 魔力の奔流のようなどろりとした液体に浸かり、 弾かれたリードを腕の動きだけで回収した。 ...は激流に乗り無数の極小星に包まれた猫娘の背後から現れる。 貴女はそれに気づけたろうか。 いいや、気づけたとしてもその防御壁を解除すれば――] (112) 2020/10/22(Thu) 20:49:15 |
【人】 魔砲少女 シオン 喰わず嫌いはよくないわよ。 [...は背後から猫娘の身体へと抱き着いた。 無数の星は伸ばした両手に浮かぶ蛇の眼によって 動きを止めて壁を裂いてしまった。 逃げれば丸のみ。 逃げなくても趣味悪いものにに塗れた身体に抱きしめられる。 もしくは――] もうじき魔力が消えるもの――。 [今宵もまた時間切れとなってしまうのか**] (113) 2020/10/22(Thu) 20:49:24 |
【人】 魔砲少女 シオン―― 躾タイム ―― [魔砲少女シオンの扱う魔法は極めて大雑把である。 広範囲を纏めて薙ぎ払う大火力は小回りが利かない。 >>125足元に積もる星にもべと液が伸し掛かっていく。 血餓竜は咢を閉じた後もその場に残るのだから当然だった。 何せ形を崩して周辺一帯をべとべとにしてしまうからだ。 テレビに映るのは巨大猫に纏わりつく大蛇の如き赤竜だろう] それならしてごらんなさい。 そうする間に綺麗に磨いてあげるから。 [>>126時間が切れれば魔法も解けてしまう。 だからと...は手をめいいっぱい伸ばした] はい、これで一度は捕まえた。 [...は身震いする猫娘の脇の下に手を入れると 強調された胸を鷲掴みにした。 鷲掴みにしたままに二度三度と揉みしだき血餓竜のべと液をつけてしまおう] (141) 2020/10/23(Fri) 1:39:47 |
【人】 魔砲少女 シオン い〜い? 次は必ず捕えてしまうからね。 [テレビに映るは猫をもふる魔砲少女の姿であろう。 当然猫は嫌がるだろうし周囲は悲惨な有様であろうけれど、 その様なことは些事とばかりに振る舞う。 耳元で次回予告を告げると...は猫娘を見失ったろう。 手に残るは胸の感触だけで機敏な姿となった貴女を見つけることは難しかろう。 ...は足に魔力を集めると地面を蹴って空に飛んだ。 飛べば公園が赤いジュルを浴びて酷い有様になっていた。 逃げ出したリーマンも視界の隅で粘液に纏わりつかれているのが見えたがそれは良い] 魔法が切れる前に帰らないと……。 あの子も我儘を言わないで大人しく捕まればいいのに。 [...は眠そうな吐息を漏らすと夜空に姿を消した*] (142) 2020/10/23(Fri) 1:39:54 |
【人】 魔砲少女 シオン―― 自宅 ―― [自宅のベランダに降り立つと丁度魔法が切れた。 魔砲少女の装いが消え普段着の姿となった。 ...は手首を鼻先に近づけ匂いを嗅いだ] うん、イチゴの匂いがする。 魚臭くないのは良いわね……べたべたするけど。 [...は窓を開けて部屋の中へと入った。 部屋は殺風景で最低限の家具しか置かれていない。 箪笥から着替えを取り出し、ふと視線をあげれば伏せたままの写真立てがあった。 ...はそれを一瞥するとそのままにして部屋を出た。 向かう先は風呂場である] 冷えたし温まってから……。 そう言えばうちの猫はまた夜遊びかしら。 父さんも母さんも甘やかしすぎよね。 [...はぼやきながらハチワレのために開けられている窓の傍を通って外を眺めた**] (143) 2020/10/23(Fri) 1:48:45 |
【人】 魔砲少女 シオン―― オカエリ ―― [...は窓を見ながら腕を擦った。 >>155もぎ取っている最中に受けた攻撃は腕に擦り傷を作っていた。 魔砲少女の衣装の上からであったためそれで済んだのは幸いだったが痛みはある] ……次こそはもぎ取らないと。 [あの胸は敵である。間違いない。 崩れ落ちた血餓竜によって視界が遮られ猫の姿は見えなかったが、 次の満月の晩にはまた逢えるだろう。 ...は窓の外、夜空に満月は見えず既に落ちていったのだろう。 ――と] …………あら。 [>>156丁度、であろうか。 父と母を堕落させたうちの猫が夜遊びから帰ってきた。 ...は素早く手を伸ばす。 眠たそうにしていれば捕まえることはでいたろうか*] (157) 2020/10/23(Fri) 21:26:52 |
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