【人】 怪物皇女 メイベル………………? [目を閉じた暗闇の中。 銀狼も黒蛇も動く気配がない。 何事かと目を開くと、彼らは微動だにしていない。 …………いつもなら私が命じなくても 主人の意を汲み最善の行動を取るのに。] (99) 2020/10/19(Mon) 16:49:33 |
【人】 怪物皇女 メイベル…………私に何かしたわね? [何かされた。 そう気付いているのに 彼女を 殺そう 苛つきながら 私は彼女を見つめて言い捨てる。] こんな小さな女の子に してやられると思わなかったわ。 あんた、何者なの。 [私の翡翠の瞳が彼女を見下ろしていた。]* (101) 2020/10/19(Mon) 16:50:26 |
【人】 怪物皇女 メイベルアリア。 鏡を見てみなさい。 ……この姿に見覚えは? [アリアを鏡の前に立たせ その姿を彼女自身に確かめさせる。]* (129) 2020/10/19(Mon) 19:59:50 |
【人】 怪物皇女 メイベル目障りよ。 …… 『マルコシアス!アリアの手を噛み切れ!』 [彼女は 殺すな だから死なない程度に痛め付けよう。 彼女は躾のなって無い獣。 ならば教育してあげないとダメだ。 これは善意である。 マルコシアスと呼ばれた銀狼が動くと 大きな体躯に似合わぬ静かな足音で、けれど目にも止まらぬ速さで アリアの片手を噛みちぎろうとした。] (157) 2020/10/20(Tue) 0:46:27 |
【人】 怪物皇女 メイベル[私は今度はハッキリとアリアを見る。 この場にいる銀狼マルコシアス、黒蛇アンドロマリウス。 彼らは私のみに従う。 魔を司る者は私ただ一人。 今までもこれからも。 私はたった一人で。] (158) 2020/10/20(Tue) 0:46:55 |
【人】 怪物皇女 メイベル[そうして私の直ぐ横から大きな頭が通り過ぎて アリアの手を噛みちぎろうとした。 彼女はせいぜい軽く指を動かすぐらいしか出来なかっただろうが。]* (159) 2020/10/20(Tue) 0:47:03 |
怪物皇女 メイベルは、メモを貼った。 (a17) 2020/10/20(Tue) 0:55:03 |
【人】 怪物皇女 メイベル……アリア。 後ろにいる銀狼……マルコシアスと言うのだけど ……あんたは、彼女を従えられるの? [私はそう呟いていた。 半ば確信がある。 けれどその事実を目にしなければ 信じられないというように。 魔を総べる力。 それは私だけの、ものだった、筈。]* (170) 2020/10/20(Tue) 1:45:58 |
【人】 怪物皇女 メイベル[私の瞳はきちんとその一部始終を見届けた。 >>172>>173彼女は間違いなく 銀狼を従えることに成功していた。 今までどんな人間や魔物であろうともなし得なかった事。 唯一私を除けば。 その例外は今は2人に増えた。] ──十分よ。 私でさえ、そんな扱いをした事は無いけれど。 [飼い慣らされた獣のような姿は 少し面白かったので、後でマルコシアスの事を からかってあげようと思う。 それから私もお腹を撫でていいか聞いてみよう。 「よし」 とアリアに言われた銀狼は我に帰ったような顔をすると 常とは比べものにならない ノソノソとした動きで立ち上がった。] (181) 2020/10/20(Tue) 10:13:50 |
【人】 怪物皇女 メイベル良いわ。 あんたの力は良く分かった。 私の力と似てるみたいね。 [──ともすれば私より次元の上の力だったかもしれないが それを信頼する配下の前で口にする事は出来ない。] (182) 2020/10/20(Tue) 10:14:10 |
【人】 怪物皇女 メイベルアリア。 「私の側にずっと居なさい」 [私は間髪入れずにその言葉を放つ。 頼み方は他にもあっただろうか。 この世界で初めて私と同じ力を持つ。 「魔王」とさえも呼ばれる私に 初めて肩を並べたくれる存在に。 もう少し、友好的な頼み方はあっただろうか。 ──私はそれを知らない。 この世の全ては私の 「言葉」 のままに。そうして生きてきたから。]* (183) 2020/10/20(Tue) 10:14:30 |
【人】 怪物皇女 メイベル……ふふ。 [>>185彼女の答えを満足そうに見つめる。 息を詰めたのは彼女の身体に制約が刻まれたのだろう。 >>93>>94「嘘を禁ず」とした命令は 一時的なもので日が変わる頃には解けているだろう。 けれど今の命令は 「ずっと」 強力な制約は時に対象の身体に紋様を刻む時がある。 後で見てやろうか、私の力の証を。] ……何? [>>187彼女が再び力を発露させたのを感じる。 >>171右手に宿る虹色の煌めき。 それが彼女の能力なのだろう。 けれど彼女の問いかけは 強制を持つ類のものではない。 私を好きになれ、と言えば話は違ったけれど。 私はその質問に、「そんな事あるわけないでしょう」と 答えようとして。] (188) 2020/10/20(Tue) 12:18:35 |
【人】 怪物皇女 メイベル……分からないわ。今はね。 [と答えていた。 彼女の能力にそう答えさせられた訳ではない。 私がそう思って、そう答えた。 ──と信じたいけれど、どうだったろう。] (189) 2020/10/20(Tue) 12:18:56 |
【人】 怪物皇女 メイベル改めて我が城にようこそ、アリア。 万魔の皇女、メイベル・グレイ・バーラトゼフォンが あんたの存在を容認するわ。 [そうして私は自分の手の甲を差し出して 彼女に顎で示して見ただろう。]* (190) 2020/10/20(Tue) 12:19:14 |
【人】 怪物皇女 メイベル──出会いから1週間後── アリアが別世界から来たのは分かったけれど。 そもそも別世界のあんたが何で 私の存在を知っていたの? この世界自体の事も知ってたみたいだし。 ……アリアの世界って一体どんな世界なの? (204) 2020/10/20(Tue) 15:28:20 |
【人】 怪物皇女 メイベル[アリアを城に迎え入れてから1週間。 自分の城の案内に 71体の直属の魔物の紹介。 直属の魔物には彼女の匂いを覚えてもらう事で いちいち指示を出さなくても襲わないようにする。 寝床に関しては私の部屋ぐらいしか無かったので アリアは私の寝所で眠らせることにした。 特例中の特例……と言いたいけれど アリアが初めて招いた客人なので特例も何も無いかもしれない。 大蜘蛛の糸で作り上げられたベッドは柔らかく 寝ている者の身体に合わせて柔軟に形を変える。 服を着ない方が気持ちよく寝れるのだけど そこはアリアと一悶着があったような、無かったような。 諸々の準備を整えるのに1週間。 腰を落ち着けて話を出来る様になったのが 今日ということだ。 私はアリアのやってきた世界について 気になって質問をしてみた。 現在は彼女も嘘をつく事が出来るが わざわざ嘘をつくなと再度命令するつもりは今の所ない。] (205) 2020/10/20(Tue) 15:28:44 |
【人】 怪物皇女 メイベル……あ、先に入ってるわよ。 [その質問の最中に 私はペタペタと歩き、ひやりとする泉に 白い肌を晒しながら泉に浸かっていった。 現在。城の中にある泉に来ている。 中央の水晶から無限に真水が流れてくる仕組みになっている。 周りは細かい石が敷き詰められ整えられている。 メイベル城にある唯一の浴室である。 なお、天井は開いているので ほぼ野外に近しい形となっている。 メイベルは週に1度か2度この泉に身を清めにくる。 それ以外であれば身体を適度に拭く程度なのだけれど。 それについてもアリアに何か言われたか。]* (206) 2020/10/20(Tue) 15:28:52 |
【人】 怪物皇女 メイベルふふ。 何故私がアリアの言うことを 丁寧に聞いてあげないといけないの? 聞かせたいなら、その右手を使えば良いじゃない。 [裸のまま、私は彼女を見る。 クッションを抱きながら、何やら不満げだ。 足を組み、肘を曲げると 自然と肘おきの形にベッドの糸が動く。 更にベッドの上の方が持ち上がりソファのように。 このベッドはある程度なら私の意思で形を変える。 頬杖をつき、足を組みながら 彼女の方を見つめ直した。] (258) 2020/10/21(Wed) 1:36:03 |
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