人狼物語 三日月国


208 【R18】たこ焼き焼けたよ

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【人】 瀬戸 海瑠

[幼馴染の芽衣。
同い年で高校まで一緒だった女の子。
進学で遠くへ行ってしまったから、
ここへはなかなか帰っていないらしい。
自分がスマホを持つ前からパソコンでメールのやり取りはしていて近況は知っていたけれど、会うのは本当に久々だ。

式が終わって写真を撮ったり談笑を楽しんだ後は、彼女と喫茶店に入った。

「可愛くなっちゃって。」とにこにこ……というよりにやにやした感じでつついて来たが、彼女の場合は嫌味がない。
「私がかっこいいって言ったら、かっこいい格好ばかりしてたのに。」とちょっと淋しげに彼女が笑うから、]


  似合わない?


[と聞いたら、「全然!似合ってる!」とからりと笑う。
退魔士の力に目覚めたのは彼女を救った時だったから、彼女にはある意味感謝しているし、彼女を守れた事を誇らしく思うし、彼女に何かある時は守りたいと思っている。
かっこいいと言ってくれた彼女に応えたくて、そういう格好をしてきたのも事実だ。
そんな自分が、可愛いものを何となく好む様になって、翡翠先輩と出逢って恋をして、女の子らしい格好をしている訳だから、芽衣にとっては、幼馴染が変わっちゃったって、思うんだろうな。

人の機微に鈍い自分だけど、
彼女の事だけは、少し、わかると思う]
(4) 2023/04/20(Thu) 22:07:49

【人】 瀬戸 海瑠

[「結婚式には呼んでね。友人代表で挨拶してもいいよ。」と笑う彼女には、是非お願いしたいと頷く。

別れ際、
「退魔士って大変だと思うし、名家に嫁ぐのも大変かもしれないけど、頑張ってね。」と、ちょっと真面目な顔の彼女が、日も沈みかけた町中にも眩しくて、目を細めた]


  芽衣も……
  大変な時、必ず呼んで。
  守るから。


[大切な幼馴染の手を握ったら、
泣きそうな顔をした彼女が身を寄せてきて、
きゅう、と抱きしめられる。
自分よりも小さな身体を受け止めて……
多分、お互いにかける言葉を探していた。

その時、偶然通り掛かったのは、同じ成人式に出席していた男子のグループ。
ヒューヒューとこちらを揶揄う下手な口笛に、
「ばーーか!!!」
と芽衣の怒鳴り声があたりに響く。
ちなみに声が可愛いタイプなので、怒鳴ってもあまり凄みがない。
でも、彼らを退散させるには十分だった様だ]
(5) 2023/04/20(Thu) 22:10:34

【人】 瀬戸 海瑠

[変な間ののち……ふふっと一緒に吹き出した。
帰ろうか、と彼女を促して、慣れない草履の小さな歩幅で歩く。
ここから家までの道のりに彼女の実家があるので、自然と送って行く様なかたちになる。
ただそれだけの事だけど、
彼女はとても嬉しそうだった。

またね、と手を振り合い、
こちらの姿が山道に消えるまで、
彼女は家の前で見送ってくれていた]
(6) 2023/04/20(Thu) 22:11:03

【人】 瀬戸 海瑠

[実家に着いて振袖を脱いだらほっとして、ハードなスケジュールだったからかそのまま寝てしまいそうになったけど、
「ほらもう帰るんでしょ」と母が叩き起こしてくれた]


  あ、先輩にLINEしよう。


[朝に続けて送った写真は、幼馴染の芽衣とのツーショット。
それから、「今から帰ります」と短いメッセージ。

母はお金と、「翡翠さんへ」と書いた手土産を持たせてくれた。
お年玉をもらったばかりなのに渡されたお金に困惑していると、「初めての彼氏だから色々入り用でしょ?」と耳打ちしてくれた。色々……色々?色々って、なんだ。
ちょっと照れくさそうにありがとう、と伝えて、
我が家を後したた]
(7) 2023/04/20(Thu) 22:16:38

【人】 瀬戸 海瑠

[夜になる頃に寮へ辿り着いたら、
真っ先に翡翠先輩の部屋に行って、]


  お土産です。


[と、母からの荷物を渡した。
中身は宮城県名物のカスタードクリームが入ったお菓子と、
「翡翠さんはこの月のお菓子の様にきれいですね」なんてラブレターみたいな一文から始まる愛情のこもった手紙だった。
翡翠先輩が実家に挨拶に来てくれた時から彼を気に入ってくれていた事はわかっていたけれど、便箋五枚も綴るのはびっくりだ。
海瑠をお願いします、といった文も入っていたが、
大半が翡翠先輩を褒める様な内容で、
なんか……母がすみません、と目を逸らしただろう。*]
(8) 2023/04/20(Thu) 22:16:50

【人】 瀬戸 海瑠

― また少し後の話:冬のとある日 ―

[冬休みが終わる少し前、
早めに寮生活に戻って来たルームメイトが
大量のお土産を持ち込んだ。
それは同室の自分にだったり、他の友人だったり、仲の良い先輩にだったり、尊敬する教師陣にだったりするほど彼女の交友関係は広い。そんな彼女はやはり最初に花瓶>>0:7に気付いた。

「海瑠が……?」とこっちを見つめる眼差しが首を飾るネックレスに気付いた様だったから、]


  ぁの……
  北神翡翠先輩と……
  付き合う事になった……


[と、先に打ち明けた。
部屋にあげてる訳だし、同室の彼女に知らせないのは不誠実だと思ったから、彼女には嘘をつかない事にした。

えーーっと外にまで響きそうな大声で叫び声を上げたから咄嗟に口を塞いだ。手を外してもなんでどうしてどういう経緯で?と矢継ぎ早に聞いてくるから、落ち着かせながらもゆっくり順を追って話した。
段々と興奮を収めたが、目がきらきらしている彼女が最後まで話を聞き終わると、
「海瑠の誕生日プレゼント先に買わなくてよかったわ」と笑う]
(9) 2023/04/21(Fri) 0:05:28

【人】 瀬戸 海瑠



  どういう意味……?


[立ち上がった彼女を仰ぎ見たら手を引っ張られて、
「買い物に行きましょう」と連れ出された。

曰く、北神先輩に喜んでもらえる様な、かわいいものを買いましょう、との事だった。そうして彼女と一緒に買い物に行って、誕生日プレゼントにと贈られたのは、白いもこもこのルームウェアだった。
ワンピースタイプですごく可愛らしいそれは、翡翠先輩を彷彿とさせるきれいな翠色のボタンがあしらわれている。
彼女のセンスに脱帽しながら、他にかわいいものが揃っているお店を色々教えてもらった。

下着かわいいのにすると、男の人って喜ぶわよ、
ともこっそり教わった。
……あんまりこういう話をしてこなかったから知らないのだけど、念の為、彼女に恋人はいるのかと聞いたら、学園外にいると教えてくれた。
それから、「部屋に北神先輩を連れ込むのはOKだからね」とも教えてくれた。
部屋の扱い方に、信を置かれているのだと思った]
(10) 2023/04/21(Fri) 0:05:39

【人】 瀬戸 海瑠

[それからあっという間に新学期が始まって、
翡翠先輩と簡単に逢う事ができなくなった。

……いや、逢おうと思えば、食堂とかで逢える。
でも人目があるし、何より逢える時間は格段に少ない。
その事に憂いを感じて、ため息の数は増えた。
授業中に術の練習だか何だかで親指と中指で輪っかを作る様に言われ、作ってみて……何かを思い出してしまってぶわっと顔が赤くなってしまってクラスメイトに心配されたりしながら……

放課後、上級生と思しき女生徒に呼び止められた。

「北神と付き合ってるって本当?」と
単刀直入に問われ、どっと心臓が鳴った。

ルームメイトはみんなに内緒にしていてあげるって言っていた。
じゃあどこから漏れたんだろうと逡巡していたら、
「北神から聞いた」と続けられた。

先輩が言いふらす……とは思えないから、
どこかから漏れて、それを先輩が認めたんだろうなと思った。
じゃあ、自分が否定する理由はない]


  はい。


[としっかり姿勢を正して頷いたら、
女生徒はちょっと面白くなさそうな、むくれた様な顔で
「やっぱりカイルは、男の方が好き?」と呟く]
(11) 2023/04/21(Fri) 0:12:49

【人】 瀬戸 海瑠

[……この人、以前スマホで写真を撮らせてほしいって言ってた人達の中にいたかも、と曖昧な記憶が蘇る。
彼女の言いたい事が何となくわかった気がして、
質問の答えを少し、考えた]


  ……男性じゃなくても、
  翡翠先輩の事、
  好きになってたと思います。


[男性である彼に惹かれたのは、
本能的なところはあるかもしれない。
でも、同性であっても翡翠先輩の事を好きになっていた気もするし、性別は関係ないと伝えたかった。
今は翡翠先輩にかわいいって思われたいし、翡翠先輩に抱かれたらどうようもなく自分が女であると自覚してしまうけど、
翡翠先輩が女性だったら、かわいがって、守りたいって思って、
かっこつけたりしちゃうんじゃないかな。

何にせよ今はもう、
翡翠先輩と一緒にいる世界の事しか考えられない]
(12) 2023/04/21(Fri) 0:13:27

【人】 瀬戸 海瑠

[納得した様な納得してない様な顔でこの場を後にした彼女が、その後話し掛けてくる事はなかっただろう。
でも先輩と付き合っている事は広く知れ渡ってしまった様で、
時々クラスメイトなんかに囃し立てられながらも、
主にお昼休みに翡翠先輩とは逢いやすくなった。
そしたらため息をつく事も少なくなった]


  付き合ってるって、
  先輩が言いふらした訳じゃ
  なかったんですね。
  あ、いえ、疑ってはいませんでしたが。
  どこから誰が聞いたんですかね……


[交流会で座ったところを好んで座って、
一緒にお昼を楽しんだり、
その内スキー旅行への話も出たりしただろう。*]
(13) 2023/04/21(Fri) 0:16:25
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a6) 2023/04/21(Fri) 0:19:09

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a8) 2023/04/21(Fri) 11:01:42

【恋】 瀬戸 海瑠

[そうして腰を打ち付ける様に、
挿入の時みたいに激しく責められたら、
彼の声>>?4が鍵となって錠が開かれる様に、
快楽の果てが、身体を全部支配してしまった。

気持ちよかった?ってまた聞かれてしまう。
多分、そう見えなかった訳ではないだろうから、
確かめたい――気持ちはすごくわかる――とか、
言わせたいのかな、とぼんやり思ったけど、自分は首を振って違う事>>?1を言ってしまった。
彼の手>>?5に撫でられるそこは、
気持ちよかったと静かに震えていたのに]
(?9) 2023/04/21(Fri) 13:37:45

【恋】 瀬戸 海瑠

[おいでと誘う声も、自分の耳には酷く甘ったるく響く。
早鐘の様な鼓動を秘めながら彼の肩と胸に手を添え、
彼の手が支えてくれる屹立に腰を寄せる。
お互いの表皮が触れればぴくりと一度止まり、
もう少し粘液が触れるところへ進めると、
ちゅ、とキスをしているみたいだった]


  んっ……


[さっきまでの強い快楽とはまた別で、
この触れ合いは、甘美な誘惑だった。
手でも唇でも彼の先端には触れたけれど、
襞で触れるとこんな感じなんだと……

……もっと奥なら、どうなんだろう。
ゴム越しじゃない先輩は、どんな感じなんだろう。

ゆるゆると腰を動かして入り口を擦り付け続けるけれど、
彼の手で動いた先端が芽を撫でると、ぴくんと揺れた反動で腰を落としてしまいそうになる。

このまま、腰を彼に近付けていけば、
どうなってしまうんだろう。
止められるだろうか、それとも一緒に、
いけないところまで堕ちてしまうだろうか……]
(?10) 2023/04/21(Fri) 13:41:42

【恋】 瀬戸 海瑠

[ふぅふぅと小さく息を漏らしながら彼の顔を見下ろすと、
苦しそうな色が見て取れる。
きっと、自分も同じ様な顔をしている。

伏せられていた睫毛が上がって、翡翠色の瞳が見えると、
こんな時なのに、きれいだ、と思った。
掛けるべき言葉を探しもせず、擦れるキスと瞳に溺れていたら、
困った顔で笑う彼が口を開いた]
(?11) 2023/04/21(Fri) 13:42:03

【恋】 瀬戸 海瑠

[もう少し>>?8……もう少し欲しい。
もう少し知りたい。
でもそれは駄目だから、ここで引かないと危険だと思った]


  うぅ……


[なのに内襞の柔らかいところを擽られて>>?8
我慢ができなくなって、

つぷりと、先端を少しだけ、襞の奥へ潜らせた。
ぞく、と震えたのは背中だけではなかったと思う。
駄目だとわかっているから、そこで耐えて、止まったけれど、
薄膜越しにしか知らなかった感触を膣で知れて、
………嬉しいと思ってしまった]
(?12) 2023/04/21(Fri) 13:44:05

【恋】 瀬戸 海瑠

[物欲しい子宮に感化された表情と声は、蕩けて言葉を紡ぐ]


  この、まま、
  突っ込まれて、
  奥まで……
  めちゃくちゃに、されたい……


[それで、それで――――、
先輩の精子が、欲しい]



  ……でも、でも
  駄目、ですね……今は、だめ……


[ゆるく目を瞑って、重い腰をゆっくり持ち上げて、
ちゅぷと音を立てながら咥えた先端を解放する]
(?13) 2023/04/21(Fri) 13:48:53

【恋】 瀬戸 海瑠

[少しだけ生身の性器を味わった時、
彼の口からも声が上がった。>>?14
同じ様に気持ちいって思ってくれて、
同じ様に我慢してくれている様に見えるけど、
本当にそうだったらいいなと思った。

淫らな心の内を告げてしまっても、
彼は呆れよりも驚きよりも、切なげな顔をしてくれる。>>?15]


  ―― 自分も、 愛しています


[腰を浮かせる前に応えたくて、
短くも心のこもった音を紡いだ]
(?18) 2023/04/21(Fri) 20:58:01

【恋】 瀬戸 海瑠

[ずぷりと熱いものが潜ってくる感覚に小さく身震いする。
いつもより温度が伝わってくるのは、
きっと気のせいじゃないだろう。

気持ちいいと感じるまま腰を落としきれば、
大分深くまで挿入った気もする。
彼も同じ様に口にしたから、
これも気のせいじゃないかもしれない。

繋がったところを指す声>>?16に、下を見る。
恥ずかしいけれど、
二人の人間がこうして重なる事に、
奇跡とか悦びとか、そんなものを感じてしまう]


  ん……
  嬉しぃ、です
  翡翠先輩とひとつになるの、すき


[下腹に当てられた手にも口元を緩ませる。
多分このへんまではいってますって、
ちょんと指先で示してみたりしつつ]
(?19) 2023/04/21(Fri) 20:58:35

【恋】 瀬戸 海瑠



  ん……、

  見ててください、ね

 
(?20) 2023/04/21(Fri) 20:58:40

【恋】 瀬戸 海瑠

[見せてなんて言われて恥ずかしい筈なのに、
口から飛び出したのはそんな台詞。

腰は彼が支えてくれているし、
自分は彼の肩に両手を置けば、
安心して動けそうだと思った。

腰を前後にゆるりと動かしてみると、
胎内で抉られる角度が変わって、悩まし気に眉を寄せる。
隔たりが薄いせいか、いつもより感じてしまう。
ちょっと腰を浮かせて、もう一度奥まで埋めると、
あっ、と声が漏れ、
同じ事を繰り返すのち、段々と律動が早くなり、
次第に目の前がちかちかと光り出す]


  ぁ、んっ、 んっ、、ぁ、 ふぁあっ



[自らの重みがかかる分、奥を押される快感が強くて、口端から涎が零れても嬌声が止まらない。
思考が白くなっていく中でも、
もっとと欲張る本能が、腰を少し高く持ち上げる。
ずるずると薄膜越しに彼を引っ張りながら抜けそうなところまでもっていって、そこから一息で奥まで埋めてしまえば、びく、びくんと甘く痙攣する。
もう最奥まで当たっているのに、
子宮口をぐりぐりと更に押し付ける様に腰を寄せながら、
両足を彼の腰の後ろで絡ませ、ぎゅう、と抱き込んだ]
(?21) 2023/04/21(Fri) 20:59:24

【恋】 瀬戸 海瑠



  先輩、 だいすき

  ……いっしょに、いこ……?


[両手も彼の首の後ろに回して、
間近で見つめ合いながら、想いの丈を吐露する。
今なら一緒にイけるって、子宮がもう悦んでる。**]
(?22) 2023/04/21(Fri) 20:59:55
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a11) 2023/04/22(Sat) 7:39:01

【恋】 瀬戸 海瑠

[「一番気持ちいい」>>?24に、「ぅん、うん、」と何度も頷く。
膜が薄いせいだろうか、体勢のせいだろうか、今日が自分の誕生日で……身も心も酔ってしまってせいだろうか。

好き勝手に動いていいと言われたから彼の上で身体を跳ねさせていたけれど、落ちる時には彼が腰を浮かせて、突き上げてくれる。>>?25
体位も合わせてくれて、
好きにしていいと言いながらもこうして呼応してくれて、
独りよがりにさせないでくれるところに、惚れ直しさえした。
さっき教えた好いところを狙って擦ってくれるところも、
快楽と一緒に強い幸福を身に刻んでくる。

好いところも、最奥も、それ以外も全部、
彼を感じられるから好き。

翡翠先輩の事が好きだから、
ここまで気持ちよくなって、乱れる事ができる。
それをわかってもらえるなら、
恥ずかしい姿もいっぱい、見せてもいいと思った]
(?29) 2023/04/22(Sat) 10:21:31

【恋】 瀬戸 海瑠

[いっしょにって、彼も答えてくれたから>>?26
この狂おしいほどの快楽の中でも、ふっと微笑んだ]


  せん、ぱ  ぃ


[彼の濡れた瞳から目が外せないまま、
隙間もなく抱き合って、
このまま一緒に溶けてひとつになってしまいそうな中、
胎の中で震えた熱に擽られた時が、自分が果てた時だった]
(?30) 2023/04/22(Sat) 10:21:39

【恋】 瀬戸 海瑠

[声にならない声を上げて、ひと時息を忘れて……
呼吸を取り戻した時も彼が目の前にいて、

一緒に気持ちよくなれて、よかった、と思った。
愛おしさが身体中から溢れ出る様な感覚だった。

その時、胎の中に滲み出た新しい温かさがある事に気付く。
薄くとも膜越しだとはわかったから、
穏やかな気持ちで口を開く]


  あったかい、な


[早く本当に欲しいな、と零しそうになったけど、
今は、切なくなりたくないから。口を噤んだ。
なのに、]
(?31) 2023/04/22(Sat) 10:24:24

【恋】 瀬戸 海瑠



  ……もう、抜いちゃう、んですよね?


[そんな事は言ってしまったのだから、
まだ天国から帰って来ていないのかもしれない。**]
(?32) 2023/04/22(Sat) 10:24:37
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a13) 2023/04/22(Sat) 17:32:18

【恋】 瀬戸 海瑠

[一緒に果てて、交換した互いのぬくもりに浸った>>?33後、
水を差す様な事を言った自分に、
苦笑いと正論で、彼は諭してくれた。>>?34]


  ……、


[自分も本当はわかっている筈の正論だったけれど、
彼の言葉で聞くと、強くも優しい力で宥められる様だった。
だから頷けばいいのに、
もう少しだけ……なんて考えている間に、
頬が優しく撫でられる]
(?37) 2023/04/22(Sat) 19:01:43

【恋】 瀬戸 海瑠



  はい……


[優しい声でお願いまでされて、
観念した様に頷けば、小さな口付けが贈られた。
それだけでよかった、のに。
続く言葉>>?35がまだまだとかイチャイチャとか体位とかいうものだったから、わかりやすく狼狽えた]


  え、ぁ、え、えっと
  う、後ろから、とか……?


[正直体位なんて詳しくないから、思い付いたものを咄嗟に挙げてしまったけれど、
いや待てよ、よく考えたら先輩だけこっちの事よく見えて、
多分お尻を突き上げたりしないといけなくて、
下手したらお尻の穴なんかも見えたりして……、

大分恥ずかしい格好なんじゃないか?と想像してしまったから、
やっぱりちょっと待って下さい、とか真っ赤な顔で言ったりして、彼に笑われてしまったかもしれない。
笑われたら一緒に笑うだけだから、それでもいい]
(?38) 2023/04/22(Sat) 19:01:51

【人】 瀬戸 海瑠

― 夏がやって来る ―

[翡翠先輩が卒業して、そして自身が三年生になって初めての夏がやって来ようとしていた。
冬休み明けに彼と過ごす時間が減って、
特に一緒に寝るなんて事ができなくて淋しかったけれど、
一緒にゲレンデに行ってスキーをするなんていう
楽しい思い出もできた。

バレンタインとホワイトデーもそれぞれ恋人らしく過ごせたし、
彼の卒業式、そして誕生日も贈り物や想いを交換して、
彼の卒業後も元気にやっていける……と思ったし、
実際元気には過ごしていた。

でも最初のひと月くらいは心にぽっかりと穴が空いた様だった。
翡翠先輩の事を翡翠さんと呼び名も改めたのに、
その音を口にする機会は決して多くはなかった。
最上級生になった忙しさでは埋まらなかったけれど、
スマホでやり取りする度、
彼も頑張っていると知れる度、
自分のやるべき事に目を向けられる様になった。

梅雨が終わろうという頃、
電話をかけてもいいかと断りを入れてから、通話ボタンを押した]


  こんにちは、翡翠さん。


[彼の誕生日の時みたいに、言い直すなんてミスはしなかった]
(38) 2023/04/22(Sat) 19:53:17

【人】 瀬戸 海瑠



  あの、夏休み、海、行きませんか?
  いつか、水着を売ってるお店を見た時
  言った気もするんですけど……

  えっと、本当に行きたいなって……
  お盆は一週間くらい宮城に帰ろうかなと
  思ってて……

  翡翠さんは、お盆の前と後、どっちが時間ありますか?


[学生の自分は融通が利くから、合わせます、と。
できれば泊まりで行きたいなとか、
行きたい海ありますか?なければ近場でいいかなと思うんですが、なんて、すぐに具体的な事が決まらなくても、大体の希望が聞けるといいなと色々質問した。

ちなみに、北神家の都合が合えば赴いて修業したいとも思っているので、それとなくそちらも聞いてみる。学生最後の夏休みだから、有効に使わない手はない]
(39) 2023/04/22(Sat) 19:56:43

【人】 瀬戸 海瑠



  あ、あと……
  水着、何色が好きですか?


[かたちはルームメイトと一緒に見に行って自分で決めようと思うけれど、彼の好きな水着の色を参考に聞きたいな、と思ってそう足す。

週末のデートなんかで直接必要な事を話しあったりしつつ、
当日を指折り数えて待った]
(40) 2023/04/22(Sat) 19:56:55

【人】 瀬戸 海瑠

[そうしてやって来た当日。
海までの足は電車だったか、
それとも彼が車を運転してくれる事になっていたか。
待ち合わせ場所に、薄手のブルーのパーカーに白いティアードワンピース、髪は簡単に後ろでまとめた姿で立っていた]


  おはようございます、翡翠さん。
  いいお天気ですね。


[日差しが強いのでさしていたグレーの日傘を傾けて、彼に笑い掛ける。
海に行くけれど、肌を焼きすぎてはいけない。
何せ四月くらいからバイトで読者モデルをしているもので。
あのお姉さん>>0:45が関係者で、
時々だがファッション誌に載せてもらうなんて、
あの時は考えられなかった。

でも結構楽しい。
自腹で服を買うのも、シンプルな服を数着しか持っていなかった自分にとってはポジティブな出費だ。
学園内ではあんまり目立ちたくないから元々着ていたものを着回しているけれど、
仕事と、彼の前ではおしゃれを存分に楽しんでいる。

立ち話もそこそこに、海へと足を向けるだろう。**]
(41) 2023/04/22(Sat) 19:57:45
 




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