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【人】 ハンター見習い ミゲル[ 柔和な声に頷く 非常時のためにも先生と繋がる端末を置いておく 報告の類はすぐに消去しているから問題はないだろう 魘されたりするかもしれない 注意を受けていたのに僕のせいだけど ────…あまり、知られたくないな。 右の首筋。髪で隠した獲物の印に爪をガリッと立てる。 僕は…利用され弄ばれるだけの存在じゃない。 そう信じさせてくれたきみがいたから ] ……またあとでね、クラレンス [ 苦しそうな息を吐いている彼の髪を撫でる 昔は、僕のほうがよく撫でて貰っていた。 知らずに翠の目に穏やかさが灯っていた。 ────それが良くない兆候だとわかっていても ずっと大事に想い続けて ずっと僕の脆い心を守ってくれたきみを無碍に出来ようがない ] (2) 2020/03/04(Wed) 2:26:00 |
【人】 ハンター見習い ミゲル──夜・研究室── [ 夜に先生に指定された研究室へと向かう。 ラトゥールという人の素性も聞けただろうか? 僕はいまだに夜の迷い子 僕の道標は光が乏しい もうすぐ薬が完成するらしいが 普段から様々な未完成な薬を開発しては試薬するので 半信半疑だが声には出さない。 ] つまり…アンタ…ラトゥールさんは 僕のこれすぐに気づいてたんだ? [ 獲物の印をトンッと指で指してしかめ面をする ] (3) 2020/03/04(Wed) 2:26:05 |
【人】 ハンター見習い ミゲル僕としては知られるの…嫌だし ……クラレンスも知らないし。 [ 心模様は複雑だった クラレンスのことは無論あるが 僕に呪いを掛けた、悪しき吸血鬼 この街に近づいてくる。 あの日の村みんなから不要だとされた屈辱が あの日の諦観したのに村の人が殺される無力さが ────あの日の残された怨嗟が甦る。 知られぬように奥歯を噛みしめる。 あの吸血鬼が、近づいている。 首の印が熱く脈打つようだ ]** (4) 2020/03/04(Wed) 2:26:08 |
【人】 ハンター見習い ミゲル─夜・研究室─ [ 先に言って欲しかったものである>>11 こんなのは恥を晒して歩いているようなものだが 先生の「口癖の聞かれなかったもので」 が、発動するだけなのはわかりきっていた。 対してこの人は申し訳なさそうにしている>>9 だが先生との会話を聞くだに 相当熟練の半吸血鬼らしい────が>>12 霊薬とやらは完成するまで静けさが包む ] ラトゥールさん…で良かったよな? クラレンスが、酒場でここに居るって言ってた>>2:93 薬も暮らしも保証するって それなら僕も…彼と一緒にいたい [ 可能なのかわからず半吸血鬼の彼を 真っ向から見ずに願いだけを呟く 結局のところ正体は未だ霞掛かっているが 疑念の山はまだ、ある ] (13) 2020/03/04(Wed) 11:14:30 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 次に意識を傾けたのは研究者だ ] それに薬横流ししてるの先生だとも言ってた 先生は教会から抜けるのに止めないって言ってたけど>>2:108 僕でさえ追っ手が掛かるような事態なのに クラレンスが教会抜けられるの? …先生は、教会の裏切り者か何か? [ あれだけ研究に打ち込んで置きながらあり得るのか? それに、不可解なことがもう一つだけあった ] どうして先生が吸血鬼が来ることわかるんだ? [ ミゲルが知る限り研究者は 吸血鬼どころかグールを退治する能力はない。 獲物の印の除去の仕方も研究の産物というよりは 作る工程を見るだに魔術的要素が強い気がした。 こんな時ばかり勘は冴えているが 酒場のほうが気になるので 普段は聞かぬことまで聞いてしまう饒舌さを発揮していた。 ]* (14) 2020/03/04(Wed) 11:14:37 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 人間は少ない。 ミゲルには見分ける力がないが 人間をよく思わない者もいそうだと身構えてしまう そこらの疑問は一旦置いた。 呪い解きつつ戦った経験もある熟練者のようだ>>12 その話は後でといったクラレンスを思い出す ] それでも 一緒にいたいんで、いる。 アイツが嫌がらなかった、から。 [ 許して貰えるのだろうか? 冷たい態度を取ったのは数ヶ月だけども 暴力はふるったことは、なかったけれど だけどどこか穏やかな瞳に 一緒にいるのを許された気がした ] アンタの妹も半吸血鬼だよな? [ お兄ちゃんと呼んでいたのだろうし そうすると更に肩身が狭いのを覚悟する。 少し先のことを考えるなんてことは久々だった。 ] (19) 2020/03/04(Wed) 13:26:10 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ コルドが裏で行っていることを当然知らない>>16 あの人、実験狂いのやばい人だの共通認識 あと人間嫌いなのか知らないが ハンターの扱いが雑なのも一部で知られている] ……ああ、そうだったんだ。 だからあれだけ クラレンスの報告催促されてたんだ。 [ この人半吸血鬼に大事なひとでもいるのだろうか? その人をもっと住みやすくしたいとか? その思考に至るのも無理からぬことだろう ] 結構な権力持ってる人がいうと、 キツいものがあるね……。 [ 今の教会の制度を嫌っている。 そこでしか生きていけなかったミゲルには 制度がどうとか在り方とかまで考えたことはなかった。 (このひとたちは僕よりもずっと先をいっている ]まだ未熟であることを痛感させられた。 ) (20) 2020/03/04(Wed) 13:26:15 |
【人】 ハンター見習い ミゲルえっ、教皇???教皇ってあの教皇?? 待って、え?待って?? 教皇って存在するの??? 教皇って結界の名前だと思ってた! あ、でもシルビア機関長に一回教皇と会えって言われたけど 会えなかったし、あれも結界のなんかの説明だと思ってた! [ 教皇の存在は教会でもトップシークレットだ 住んでいるとされている白亜の宮は厳重警備 式典で顔を出しているのは枢機卿の男であったし 教皇とは、そう! 都市伝説か、教会が民衆にわかりやすく誇示している 研究企画の者なら存在しているのはわかるだろうけどね! 教皇って結界の名前なんだぜ、がハンター同士の認識だった なお地雷原でタップしている可能性はある ]* (22) 2020/03/04(Wed) 13:26:37 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 妹なのに人間 兄は吸血鬼だから片親か或いはと考えて、止めた 様々な事情があるのだろう 今、踏み込むほどの余裕はない。 無論のこと狂気の研究者の目的如何も遠い>>26 いつか知る日が来ることがあろうとも 今のミゲルには存知できぬこと 理想と問われて見つめれば 空っぽの器に底に光る金平糖のような僅かなもの 聖教会は夜の眷属を葬る唯一なる聖なる守護者 世間的に正義とされている────称えられるからこその暗部 ] 先生が世間知らずっぽいとこ初めて見た [ うっそだろお前!みたいな顔してて少し面白かった 互いに知らないことを話した。 クラレンスとの関係などを聞かれれば話しただろう あの子のことは一言では言いつくせないけれど 僕にとって唯一の安らぎのようなものなのだ。 あの子が僕の支えになれるかの自信は、なかった。 ] (28) 2020/03/04(Wed) 19:34:33 |
【人】 ハンター見習い ミゲル──────……あれ? ねえ、なんか街のほう燃えてない? [ 立ち上がる。火の気配を瞳が映す。 火の能力を付与されたから火の気配には聡い。 ────本当にそれだけだろうか? …ズキンッ 首筋が痛む。 ] 僕!…街のほうにもどるッ! [ 嫌な予感がした。 火。火だ。炎が渦巻いて全て焼失して 帰る場所すら失った。]* (29) 2020/03/04(Wed) 19:34:35 |
【人】 ハンター見習い ミゲルグールなら戦えるっ! いつもグール相手に戦ってたのは俺だから! [ 戦える力を手に入れたらなら戦うしかない。 ここにいるつもりだと そうしたいと願ったきみの帰る場所を>>2:93 少しでも守れるのなら 狙われていようが 差し出されようが構わない 深緑の瞳に宿るのは決意だ 憎悪よりも強い決意の心────。 ] わかった。 ラトゥールさん、よろしく [ 腰に佩いている短剣二つを抜く 標的の攻撃を避けながら異能を発揮するのが ミゲルの戦闘スタイルだ。 ] (40) 2020/03/04(Wed) 23:05:13 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 街に向かう最中 隣を歩くひとの気配の剣呑さが増した。 先生に指示を出している>>35 戦う能力が無くてもコルドは大丈夫だろう ラトゥールの傍を離れぬように 魔なる力により燃える街を グールの群れを成す中を飛び出す ] こ、の……っ 調子に乗ってんじゃ、ねえ! [ 短剣でグールを一太刀にする 体を半回転させ間合いを、ひらく 仕留めるために右手に炎の力を込める────が ] (41) 2020/03/04(Wed) 23:05:19 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ いつもなら沸き起こる 腹の底から煮え滾るようなものが 鎮まり返って反応しない。 僕の能力の根源は憎悪だ。 吸血鬼に対する世間に対する 世界に対する己に対する──憎悪だ。 薄れるほどに異能は減退する。 より強い感情を喚起させれば喪われる。 僕が今もっとも想うのは────。 ] (42) 2020/03/04(Wed) 23:05:24 |
【人】 ハンター見習い ミゲル戦闘で怪我しないとか無理っ! [ 突っぱねたのはグールが群れをなしていたのもある。 いつもなら────対象だけを焼き尽くす 頭でいくら念じても発現しない 考えるのは後にして短剣で薙ぎ払う 普段と違う戦い方に腕や背中に裂傷を負う 不幸中の幸いなのは教団製の防刃仕様の制服だったことか 街のひとの密やかな声が耳に障る グールも半吸血鬼が増えていく 半吸血鬼のほうが加減しなければいけないので厄介だ 傷を負いながら酒場へ向かう 近づくほどに熾烈を極めて到達する頃には息が切れていた 能力が使えないのがこんなにも戦いに支障を来すなんて ────途中で街の人の声も聞こえていた。 ミゲルという名のハンターを差し出せばいい 俺の家は焼かれた、妻子は火傷をした そんな声を聞いて心が痛むのを抑えながら 邪魔なグールを斬りつけて疾駆した どうか大事になる前に間に合ってと願いながら ] (49) 2020/03/05(Thu) 12:47:32 |
【人】 ハンター見習い ミゲルラトゥールさん……あれ! [遠目でもわかる。あの、あの吸血鬼──ルゴール。 刹那。髪の先に火が灯る。 争いあっている仲間同士であろう半吸血鬼 茫然と立ち尽くしているクラレンス 焦燥が胸を焼く。 グールの群れがまるでミゲルとラトゥールを取り囲む。] (53) 2020/03/05(Thu) 12:48:38 |
【人】 ハンター見習い ミゲル……このっ! クラレンス! クラレンスしっかりして! [ 狙っていたのだろう。 正気を失っているだろう彼に近寄る。 冷静な対処なんて出来やしない ラトゥールだってきっと妹のほうが気掛かりだろう ────ロゼの前には半吸血鬼 今にも剣を振り下ろされそうになっているのを見た。 ]* (54) 2020/03/05(Thu) 12:49:07 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ ラトゥールは思う以上の実力者だ 振り返らずに自分の出来ることに集中する 操られている半吸血鬼に無数のグールが取り囲む まるで見計らったかのように 周辺がグールだらけになり、 気づけば対峙していた相棒は幼馴染みは >>56操られている他の者同様に何も映していない ] クラ、レンスッ! [ 叫んで解けるような類ではない 異能を操れなくとも躊躇のないクラレンスとは 体格差も腕力も異なる。 銀の短剣とソードブレイカーで 剣戟を払うが────クラレンスの癖を知っている訳でもなく 傷つけたくない。 争いたくない。きみとだけは。 募る焦燥で手元が、狂いかけて あの不気味な声が 勝ち誇るような笑いをあげる ] (61) 2020/03/05(Thu) 14:57:15 |
【人】 ハンター見習い ミゲルルゴール…!! このクソ野郎……ッ! 狙うなら俺だけにすればいいだろうっ!! 街も……そうだ、村も!! みんな、みんなみんな燃やして… 俺を残して苦しめて お前のせいだ…お前のせいだ……! [ 怒りで冷静さを失う 獲物の印のことも忘れて飛びかかって 脇腹が熱い。 冷たい冷たい赤瞳────。] (63) 2020/03/05(Thu) 14:57:41 |
【人】 ハンター見習い ミゲル先生っ! 逃げて……っ! [ 漸く訪れたコルドの声を聞いて振り向く 目に映したのは 僕の大嫌いな────不気味な赤だ ]* (65) 2020/03/05(Thu) 14:58:17 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 先生 先生 もう誰かが死ぬなんて嫌だ嫌だ 僕は瞬時に最悪の場面が過った 体を貫かれ心臓を握られ倒れ伏す先生 ああ…村の人と同じ グールにまでされてしまうのが彼奴の悪辣のやり方だった 罪悪感 悲壮感が包んだ瞬間────。 それは 起きた ]* (66) 2020/03/05(Thu) 14:58:34 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 赤の吸血鬼が獲物を定めて腕を貫こうとした 瞬間。闇色が弾けたように見えたのはミゲルの視界だけか。 夜闇よりも昏き底に引き摺られ浸蝕されていく 近くにいた自分やラトゥールは避けるように グールと赤き吸血鬼のみを対象していたが 突然の出来事に把握はしきれない。 得体のしれない 見えないものに怯んだのが────まずかった ] クラレンス……ッ!? [ 魔術の対象ではない相棒が コルドから薬を乱暴に奪い取るのを、傍観してしまった ]* (76) 2020/03/05(Thu) 17:20:36 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 目まぐるしい事態に思考が追いつけない 脇腹からはじわりと赤黒い血が滲む 最優先すべきこと。 クラレンスの元へ走りだして体に触れようとして ────触れられなかった。 ] この…クソ野郎……ッ! [ 後追いしようとしたが炎に包まれて消えた あの日────村の皆をグールにして ────僕に獲物の印を付けた時のように 懐かしい場所が指すのは一つだけだ。 然程遠くも無い僕の故郷があった、村の場所 ] (85) 2020/03/05(Thu) 20:42:28 |
【人】 ハンター見習い ミゲル狙うなら僕だけ狙えばいいだろう!!! [ 嫌だ嫌だ どうしてまたきみを連れて行かれないといけないのか 無力さに地面に頽れた。 僕は、僕は……もう誰も失いたくない また、会えたのに 会えると思ってなかったのに どうしてすり抜けるように奪われるのだろう────? ]* (86) 2020/03/05(Thu) 20:42:44 |
【人】 ハンター見習い ミゲル─地下施設─ [ 僕を励まし立ち上がる気力を 与えてくれたのはラトゥールさんだった。 偶然にも雨が降ったのが幸いして街の消火活動も収まった 怪我をしたロゼさんや半吸血鬼は医務室へ 一般の街のひとは教会が無償で医院を開いているようだ。 幸いだったのは浅い裂傷で出血が大袈裟であったこと。 荒らされた街の復興は 町長や教会の指示が迅速に対応しているらしい。 ────その中には 僕をさっさとあの吸血鬼に引き渡せという声もある。 ここに連れて来られたのは匿う意味もあったのだろう ] ……あの、先生… さっきのは……何? [指名手配まで受ける赤き吸血鬼も怯んでいた様子といい そんな力があるなら実験とかしてないで自分で戦えばいいのでは? 当然の疑念を抱いた。 懐疑的な視線は知っていると思い込んでいるラトゥールにも向けられている]* (87) 2020/03/05(Thu) 20:43:37 |
【人】 ハンター見習い ミゲル …………………。 [ 知ってるか、研究員(の中の人) 中身が変わると声も顔も一緒でも 表情も声音も変わる。 あとはわかるだろう? わかるな? 淡々としているようであるが先生らしからぬ穏やかな声調 思慮深い柔らかな視線 正直にいおう。背中に悪寒が走った。 ] ラ、ララ、ラトゥールさん! これ、ヤバい病気か やっぱり操られてるんじゃ! あ、頭打ったとか…!?あの力のヤバいヤツとか!? [ 力といえば自分も能力が使えないとか クラレンスの安否が気になるとか山積みだが 霊薬は奪われ捨てられているだろうに 頼りの先生が壊れちゃった!と慌てている! ]* (95) 2020/03/06(Fri) 18:56:54 |
【人】 ハンター見習い ミゲルそれだよ!見た目先生なのに! 全然先生じゃない!! 大体先生そんなに親切じゃねーし! [ 何か知人が得体の知れないものになって怖い! ミゲルは思わずラトゥールとの距離を縮めた! あっさりとコルドとは違うと認めた 認めないなら認めないで困ったけれど なんか先生以上に解りづれえ言い方する人だな?? ごめん知能レベル下げて話して!] …と、と、取りあえず先生に聞くまでは 先生の中の良心人格とかと思って置くけど アンタ……あれだけの力があるってことは 吸血鬼か何かだったり、するの? [ いや、もうこの状況ね。正直ね。 ラトゥールさんきみに決めた!(丸投げ)したいけど クラレンスのことがあるので恐る恐るである いや…見た目先生で優しいの怖い… ]* (102) 2020/03/06(Fri) 20:53:37 |
【人】 ハンター見習い ミゲル………先生のこと大切に想ってる人ってこと? [ 正直言うと他は何を言われたのかよくわからなかった 忠告めいたものすら、何かも、わからない よーしあとで先生に聞こう! ] ラトゥールさん…今の…人 って、あ、せん、せ…? [ なんか雰囲気変わったから起きた…?戻った?? ラトゥールの背後から様子をうかがう ]* (113) 2020/03/06(Fri) 23:48:46 |
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