人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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視点:


【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[微笑んで、好意を告げた>>526ら。
あなたはどんな顔をするかしら。
また、不敵に笑うのかしら。
それとも……?

私は羽井さんを見上げて。
空を見て。]


あなたにね……。

私の感動したものを、見せたいって。
思う程度に好きだよ。

あなたが良いと思った場所に、行ってみたいって。
思うように好き。

あなたを知りたいって思う。


あなたが好きよ。


[ふんわりと微笑んだら。]
(7) 2020/08/01(Sat) 1:16:38

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

……ねえ。

肩を痛めたって、大丈夫?

どうしたの?


[ふと、心配そうに、そう尋ねた。*]
(8) 2020/08/01(Sat) 1:16:45

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

本当のことだもの。


[揶揄うような言葉>>13に、なんでもない事のように答えて、笑ってたのに。]
(15) 2020/08/01(Sat) 1:46:33

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[続いた言葉>>14に血の気が引いた。
馬の背の、高さを知ってる。
口を開いて何か言おうとするけれど、言葉になどならなくて。
笑顔なんて消えた顔で、小さく口を開けて羽井さんを見詰めた。]


…………。


[体が、動けてるのは、知ってる。
下から、上まで、羽井さんを見て。
照れたように笑うその顔を見て。]


…………ぁ。

病院……行った?


[青い顔で、そう、尋ねた。*]
(16) 2020/08/01(Sat) 1:46:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんの顔をじっと見て。
その言葉>>17が、耳に入って来るのに時間がかかった。]


頭も、骨も。


[鸚鵡返しのように言葉を紡いで。
息を吐いたら、急に耳の周りで血が巡り始めたようだった。
気付くと固く握りしめていた手は、白くなっていて。
ゆっくりと、指を開くと、震えてた。
声が聞こえて、声のした方、羽井さんを見て。]


…………ちょっと。

びっくりした。


[心配かって問いかけに、そんな言葉。
急に心臓が煩くなって、胸元に手を置くと、ふっと息を吐いた。*]
(18) 2020/08/01(Sat) 2:04:48

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── プール ──

[名前と、どうかしたのか?って声>>39が聞こえて。
羽井さんを見詰める。
小さく首を振って。
自分でもどうしてこんなにショックを受けているのか分からない。]


…………。


[胸元から覗くテーピング>>17
手を伸ばすけれど、触れることはしないで。
羽井さんを見上げると、薄っすらと涙が滲んだけど。]
(48) 2020/08/01(Sat) 10:56:40

【人】 花嫁の友人 市村 真由美



無事で、良かった。



[本当にそれだけ。それだけなんだけど。
見上げた羽井さんに、薄っすら滲む瞳のまま。
ようやく破顔してみせた。

心配。するよ。
するに決まってるじゃない。*]
(49) 2020/08/01(Sat) 10:56:51

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[首筋に、手が触れて。>>57
一歩縮まった距離。
伸ばしていた手が、羽井さんの胸に触れた。]


…………。


[昨日と同じセリフ。
私は返事をする代わりに、踵を上げて。
近付いてくる顔に、顔を寄せて、唇を重ねた。*]
(59) 2020/08/01(Sat) 13:54:05

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[胸に触れた手から伝わる、鼓動が速くて>>63
ただ触れるだけのキスなのに、胸が熱くなる。
唇が離れて、離れた距離は降ろした踵の分だけ。
触れ合いそうな距離で、あなたが少年のように笑った>>64。]


…………そう。


[くすぐったい。この胸の内をどうしよう。
もう一度踵を上げると、唇と頬の間に口付けて。
身を寄せて、あなたの肩口に、頬を乗せた。*]
(73) 2020/08/01(Sat) 18:24:08

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[優しい力で抱きしめられて。>>80
幸せそうに唇に笑みが浮かぶ。

えっとなんだったかしら?
大人で、金もあって、余裕があって、恰好良くて、なんでもできて>>2:502、格好良い「羽井有徒」>>14さん。

私の知ってるあなたは、馬が好きで、蛍を星に例える人で、手が早くて、慌てたように連絡先を渡してくれる人。
羽井さんの腕の中で、そっと胸に手を寄せて。
ゆっくり目を閉じて居たけれど。

引き剥がされて、離れた肌に。
空調の効いたプールの空気が流れ込む。]
(82) 2020/08/01(Sat) 19:38:37

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

…………そう?


[苦笑いを浮かべるあなたに、微笑んで。
空を見たら、月と星が綺麗だった。
プールに浮かんでみたら、自分が星の中に居るように、思えるだろうか?
でも……]


その腕じゃ、水に入らない方が良いわね。
……今日はもう帰る?

素敵な場所を、教えてくれてありがとう。
あなたと一緒に見られて、良かった。


[微笑んで、そう尋ねた。*]
(83) 2020/08/01(Sat) 19:38:49

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[満足そうな水着の感想>>86に、にっこり微笑んで、腰に手を当てて見せる。]


ご期待>>2:483には、お応え出来たかしら?


[なんて笑ってみせて。]


二十歳の女の子にプールに誘われたの。
同じ土俵で勝負したら、勝てないでしょ?

……布面積だけなら、ビキニより多いのよ?


[なんて種明かしをして朗らかに笑ってみせた。]
(87) 2020/08/01(Sat) 20:19:34

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[もう少し一緒に居たい>>86って、言ってくれるなら。]


じゃあ、足だけでもプールに浸かる?


[なんて。2人で並んでプールサイドに座ろうか。
私はあなたの隣に座ったら、自分の手をあなたの手に重ねて。
水の中で足を揺らしながら、空を見てた。
柔らかな間接照明と、ガラス張りの天窓の向こうの宙と。]


…………綺麗。

ね?


[羽井さんを振り返って、微笑みかけて。
重ねた手が、温かかった。*]
(88) 2020/08/01(Sat) 20:19:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[連れまわしたい>>95なんて言う羽井さんに笑って。
そう言う自信家なところ、嫌いじゃない。
一緒に居て、心地良いから。

並んで座ったプールサイド。
綺麗だ>>97って。
その言葉だけでも十分だったのに……

続く言葉に、ふいに胸を突かれた。
近付いて来る顔を、薄っすら目を開けたまま見つめ続けて。
重なった唇が離れても、私はあなたを見詰めていた。
私はこの人に、ちゃんと伝えられているだろうか?
自分では、よく分からない。
好きだと伝えた時、下を向いたあなたの顔>>13は赤かったけれど。

表情は作らないで、ただ、あなたを見詰めて。
吸い込まれるように、その目を見たら。]
(99) 2020/08/01(Sat) 21:03:00

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[寄り添って、2人で過ごして。
気が付けば、時が流れてて。
戻ろうか>>106。と、羽井さんが口にした時。
そっと擦られた肌に小さく笑って。]


…………。


[冗談めかした言葉に、大げさに目を見開いくるりと視線を一回転してみせて。零れた笑いに口元を隠した。
そっと掌を羽井さんの頬に添えると、顔を寄せて口付ける。]


明日の花火、楽しみにしてるね。


[近しい距離でそう言うと、名残惜しいけれどそっと身体を離して。
部屋までは、送ってくれるでしょう?*]
(108) 2020/08/01(Sat) 22:12:25

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[浴衣姿が楽しみだって。
じゃあ……]


羽井さんは、どんな格好してくるの?
……グレーに、黒のストライプ。とか。

浴衣、似合いそう。


[素直な気持ちを告げたなら、部屋まで送ってもらおう。
エレベーターで肩を抱く羽井さんを見上げて、小さく微笑んだ。
901号室は私の部屋ですよ。ええ。
何を心配してるのかしら。可愛い人。]


おやすみなさい。また明日。


[送ってくれた羽井さんにお礼を言って。
また、明日を約束して。
それからドアをパタンと閉じた。

ドアを閉めてもしばらくは、唇に微笑みが浮かんで居たでしょう。]
(110) 2020/08/01(Sat) 22:37:23

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[バスタブにお湯をためて。
ゆっくりと身体の疲れを解して。
バスローブに身を包んで、お肌を整えて。
スプリングの効いたベッドに腰かけて……]


『おやすみなさい。』


[もらった連絡先>>2:4に、メッセージと自分の電話番号を添えて、送信した。
少しだけ画面を見詰めて微笑むと、ベッドサイドに、スマホを置いた。*]
(111) 2020/08/01(Sat) 22:37:34

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 花火大会の朝 ──

[朝、目が覚めて。
どこかまだ、ふんわりした気持ちで枕元のスマホを手に取った。]


『おはよう。』


[短いメッセージだけど、送るとつい唇に笑みが乗る。
ワンピースは一枚でスタイルが決まるし、きちんと見えるから好き。
ラウンジで朝食を食べたら、今日は浴衣を選びに行こう。
借りる浴衣のイメージはもう出来ている。
濃い藍染の浴衣に、白い蝶が舞うような、そんな浴衣を選ぼうと、思った。**]
(114) 2020/08/01(Sat) 23:05:05

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[メッセージを送ったら、すぐに返事>>116が来て。]


『羽井さんもね。』


[そう返すと、唇が綻んだ。
朝食を食べたら、浴衣を選んで。
濃い藍染の白い蝶の浴衣に、白い帯を合わせ、髪をアップに結い上げると簪>>2:82を刺した。
透かし細工の蝶がひらひらと揺れて、大きな青いガラス玉が涼し気に揺れた。
せっかくだから、今日は一日、浴衣を着て過ごそう。
…………でも。]
(131) 2020/08/02(Sun) 0:31:04

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

『羽井さん。今、どこですか?』


[やっぱりね。私だって浮かれてるのよ。
せっかく着た浴衣。
一番に見せたいって思ったって、良いじゃない?*]
(132) 2020/08/02(Sun) 0:31:10

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[ドアが3回ノックされて。
聞こえてきた声は、待ち人の声。
見ていたスマホをテーブルに置くと、ぱっと立ち上がってドアを開ける。]


羽井さん。


[喜色満面の笑顔を浮かべたら。
どうぞ入って、と、部屋に案内するけれど……
ジャージ姿の羽井さんに]


運動して、もう、肩は大丈夫?


[それだけは、心配そうに尋ねたら。
くるりと浴衣で回って見せて。
あなたに笑いかけたでしょう。*]
(134) 2020/08/02(Sun) 0:45:10

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんは、話しかけても反応が無くて。
どこか固まってしまったみたいにぎこちない。]


…………羽井さん?


[問いかけて、小首を傾げたら、小さく一言>>135聞こえてきた。
思わず吹き出して、笑ってしまうけれど。
羽井さんは再起動出来たかしら?
私はあなたに近付くと、小さく背伸びして、頬に口付ける。
微かに汗の香りがした。]


おはよう。羽井さん。


[あなたの顔を覗き込んで。
古来より、呪いはキスで解くものだから。
あなたの時間が動き出すまで、私はあなたを見詰めていよう。*]
(144) 2020/08/02(Sun) 6:23:37

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[動き出した羽井さんに微笑んで。]


おはよう。羽井さん。
……運動して、身体は大丈夫?


[一番の気がかりを、再度尋ねて。
それから褒めてくれた言葉に、嬉しそうにはにかんだ。
彼の言葉が嘘ではないと、今しがた証明してくれていたものね。]


今日はね。素敵な恋人と花火を見に行くの。
それ以外は何も予定は無いわ。

……浴衣、一緒に見に行っても良い?


[見上げた羽井さんに、そう答えて。
選ぶのは羽井さんになるだろうけれど。
色んな表情の浴衣をあててみるところ。
見たいなって、思ったんだもの。
それから一緒に居たいなって。
*]
(155) 2020/08/02(Sun) 7:19:26

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[抱き寄せられて、腕の中に納まって。
啄むようにキスをする間、羽井さんの頬にそっと手を当ててた。
照れ臭そうな表情>>156が、可愛らしくて愛おしい。]


ロビーで待ってるね。


[目を細めて、そう伝えると。
私からも背伸びして、キスをした。
手を振って、彼が部屋から出て行くのを見送れば……

唇に手を当てて、小さく笑う。
自分がこんなに浮かれるとは思ってなかった。
不可思議な感覚に、むずむずする。
羽井さんの照れ臭そうな表情を思い出して
微笑みながら、落ちた口紅を丁寧に引き直した。]
(157) 2020/08/02(Sun) 7:56:14

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── ラウンジ ──

[待ち合わせよりずいぶん早く、ラウンジに行けば、今日は浴衣や甚平を着た人たちがチラホラと見受けられる。
夜になれば、もっと増えるのだろうか。

通り過ぎる人の流れに、見知った顔を見付ければ、お辞儀をすることもあっただろうけれど。
此方から声をかけることはしないで。

読みかけの本を開いて、羽井さんが来るのを待った。
……本を開いて居るのに、視線は文字列を滑ってしまって。
読み進むのに、苦労して、結局パタンと閉じてしまった。
のんびりと、人の流れを見ていただろう。*]
(158) 2020/08/02(Sun) 7:56:23

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── ラウンジ ──

[素敵な恋人が隣に居ても、痛い物は痛いと思うんだけど……
と、すこーしジト目>>161
けれどすぐに微笑んで。
飛んだり跳ねたりしないように、見張っておきましょう。

そんな一幕を思い出していたら、羽井さんがやって来て。
立ち上がると、手を重ねた。
きゅっと握ると、また少し、胸が騒いだ。]


私が浴衣を選んでも良いの?


[先程の言葉>>156を訪ねながら。
どんな浴衣が似合うだろう。
ワクワクと歩く。

黒やグレーが多いように思っていたけれど。
紺や白も良く似合う。
今日の羽井さんの出で立ちを見て、目を細めた。]
(165) 2020/08/02(Sun) 8:46:08

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[浴衣を買いに来た着物屋さんで。
私は真剣な顔で浴衣と羽井さんを見比べて。

藍染は、私と被ってしまうから。
並んで歩くのに、候補から外して。

黒も……、似合うけれど。
羽井さんの顔を見て、外した。
黒を選ぶには、何時も隣に居てくれる人は、優しい表情をしているから。]


やっぱりグレーかなぁ……。


[本麻の涼し気なグレーに、黒い柄物の帯を合わせて。
羽井さんの耳に光るピアスが黒だから。
黒を一点入れたくて。
白い帯より黒い帯が似合うような、柔らかな色のグレーの浴衣を選んでみた。
あなたが私に見せてくれる、柔らかな表情とも、合うと思ったから。
(166) 2020/08/02(Sun) 8:46:35

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

……どうですか?


[思わず真剣に選んでしまったけれど。
お洒落な羽井さんの、お気に召すかしら?*]
(167) 2020/08/02(Sun) 8:46:47

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[思わず張り切り過ぎてしまっただろうか。
試着に向かった羽井さんを見送って、ほぅと息を吐く。
広げた浴衣を片付ける店員さんを見つめながら
試着室から出てきた羽井さんを見て、……見て……]


……サングラスを通さない、素顔も。素敵ね。


[今まで見ていたサングラス越しの瞳がそこにあって。
吸い込まれるように見詰めた私は、微笑んだ。]
(169) 2020/08/02(Sun) 9:31:57

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[それから私は、浴衣の試着だったことを思い出して。
はっと小さく苦笑しながら、浴衣を着た羽井さんの全身を見詰める。
縦のラインが強調される浴衣は、羽井さんが着るとどこかモダンな感じがして。
呼ばれるままに、隣に並んだけれど。
鏡に映る2人を見て、それから現実の方の羽井さんを見て。]


似合ってる。


[そう微笑んだら、少しだけ頭を傾げて。
鏡の中の羽井さんに寄り掛かった。
……うん。
自慢して回りたいくらい素敵。*]
(170) 2020/08/02(Sun) 9:32:04

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[変?>>168なんて気にしてたのに。
そりゃそうだ。>>177って。
その小さな心の変化が伝わってくるようで、胸がくすぐられる。
自分で思ってるより、ずっと可愛い人。
それからね……、素敵な人。]


ええ。

私、ずっとホテルの敷地に居たから。
如月町の事は良く知らないの。

良かったら、案内してくれる?


[彼を見上げて微笑んで。]
(187) 2020/08/02(Sun) 10:06:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[着物屋さんを出た時は……
彼は手を差し出してくれたかしら?
もしそうじゃなかったとしても、素知らぬ顔で、そっと手を取って。その大きな手の指を、柔らかく握った。]


羽井さんは多趣味なのね。
乗馬に、ビリヤードに、着物?

他に好きな物はある?


[自己紹介的な話しも、今ならしても良いでしょう?
あなたが今まで見て来た町を歩きながら。
あなたの事を、教えて欲しい。*]
(188) 2020/08/02(Sun) 10:06:48

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[当たり前のように車道側を歩いてくれる人>>193
浴衣の裾は、洋服のようには広がらないから。
自然。2人の歩みはゆっくりになって。
それでも歩幅の違う私に合わせて歩いてくれる。

彼を見上げて微笑んで。
絡められた指、きゅっと握った。]


2人で出来る趣味?

んー……、何があるかなぁ。
私も多趣味ってわけじゃないし……

映画鑑賞とか……


[考え込んで。]
(197) 2020/08/02(Sun) 11:19:24

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

あ。
料理は?!



[パッと顔を輝かせた後、すぐに気付いた。]


ああ、ごめん。
羽井さん、飲食店経営なんだったね。

失敗失敗。

一緒に出来たら、日々が潤うかなぁって思ったんだ。


[ペロって舌を出して。笑ってみせて。
どんな趣味が良いかなって、考えてた。]
(198) 2020/08/02(Sun) 11:19:44

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[よく見てみれば、この街にも映画館はあるようで。
料理教室の看板も、ふと、目に入ったりして。
気になると、見えてくる、不思議な感じ。

隣を歩くこの人は、私と一緒の時間を過ごそうとしてくれてる。
それがとても伝わってくるから……
思わず、羽井さんをじっと見上げて。]


……ううん。何でもない。


[花火が始まるまで、いろんな場所を見て回ろう。
あ、前に言ってた洋館>>1:625って、玲が言ってたシェアハウスかしら。
覗いてみるのは、失礼かな。
花火を見に行きがてら、高台の神社も覗いてみたい。

そんな風に、希望を伝えながら。
今日はお酒じゃなくて、ご飯を一緒に、2人で食べよう?*]
(199) 2020/08/02(Sun) 11:19:50

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[街を歩いて居れば、会いたいなって思っていた、詩桜ちゃんと邂逅>>204して。]


詩桜ちゃん!!


[嬉しそうに、彼女に手を振った。]


詩桜ちゃん、羽井さんと顔見知りだった?


[赤面してる詩桜ちゃんに、私は、ああ、お隣の人が例のあの人かなって。詩桜ちゃんの大好きな人に向き直って。]
(205) 2020/08/02(Sun) 11:45:51

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

初めまして。市村真由美と言います。


詩桜ちゃんとは、ホテルで出会って、仲良くさせてもらっています。


[そう言って、深く腰を折った。]
(206) 2020/08/02(Sun) 11:46:09

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

ね。詩桜ちゃん。連絡先交換しない?

ここでお別れは寂しいなって思ってたんだ。


あ、それからね。

簪。ありがとう。

早速着けてみました。


[少し後ろを向いて。
蝶と青いガラスが揺れた。*]
(207) 2020/08/02(Sun) 11:46:16

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんを見上げてたら、笑いながら揶揄われた。
イケメン過ぎて見惚れてたか?>>219なんて。
私はくすくすと笑いながら。]


んー……、当たらずとも遠からず。かなぁ。


[なんて答えてた。]
(223) 2020/08/02(Sun) 13:13:53

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

あ、そうそんな名前。


あのホテルで結婚式を挙げた友達がね。
恋人と出会った場所なんだって。

行ってみたい。


[握り締められた手がくすぐったくて微笑んで。]
(224) 2020/08/02(Sun) 13:15:10

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[何を食べたいか聞かれたら、考え込んで。]


浴衣だから和食。は、安直?

うどん。お蕎麦。お寿司。
……羽井さんはどういうのが好き?

お蕎麦屋さんでソーメンでも良いなぁ。


[歩きながら、食べたい物を考えて。
羽井さんの希望も聞きたい。
2人の食べたい物、食べよう。

そんな時だったかな。詩桜ちゃんに出会ったのは。]
(225) 2020/08/02(Sun) 13:15:39

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[詩桜ちゃんにつられる様に、羽井さんを見たら。
ぶっきらぼうな声を出して、挨拶だけして。>>221
……あら?……あらあらあら?

照れてる。これは照れてる時の顔。
でも、手は振りほどかれることは無くて。
思わずじーっと羽井さんを見詰めて。
こちらを気にしてる風な詩桜ちゃん>>216に。]


私”も”ね。

良い出会いが、あったんだ。


[そんな風に微笑んでみせた。]
(226) 2020/08/02(Sun) 13:16:12

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[詩桜ちゃんに簪を褒めて貰ったら。
嬉しそうに笑いながら。
2人でスマホを取り出してふるふる>>217。]


わー。嬉しい。
連絡するね。


[笑いかけて。
その間も彼から離れない詩桜ちゃんに目を細めた。
男同士話してるのを尻目に。
そっと詩桜ちゃんに顔を近付けてひそひそ声で。]


お幸せに。



[そう。幸せそうな人に微笑んでも、良いよね。*]
(227) 2020/08/02(Sun) 13:16:21

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[薄氷さんが挨拶>>229を返してくれる間もないくらい。
羽井さんと薄氷さんの会話が始まって。
私は詩桜ちゃんとお話ししてたけど……

私の耳は、薄氷さんの言葉>>231を、しっかり拾ってた。]


…………。

詩桜ちゃん。


『幸せな恋>>*2:0』に、なりそう?


[そんな、答えの分かっていそうな問いを問いかけたのは。
詩桜ちゃんの口から、答えを聞きたかったから。
返事が聞けたら、嬉しそうに微笑んだでしょう。*]
(249) 2020/08/02(Sun) 14:51:09

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── お昼はお蕎麦屋さん ──

[そうして二人と別れたら、羽井さんがお蕎麦>>240をチョイスして。
どこか輝く目が楽しそう。お蕎麦、好きなのかしら?]


ええ。行きましょう。


[手を繋いで、歩きながら。
……結局手は、離れなかったなって。
羽井さんを見て、前を見て。浴衣から覗く下駄を見て。
繋いだ手に、少しだけ力を込めた。
胸の奥が、ざわつく感じがした。]
(250) 2020/08/02(Sun) 15:04:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[お昼時のお蕎麦屋さん。
少しレトロな昔ながらのお店って感じ。
この街は、古い店と新しい店が混在してるみたい。

私は蕎麦にするか、少し悩んで。
フルーツの載った素麺を頼んだ。
ガラスの器の中、白い素麺が泳いでいて。
みかんや西瓜が、彩を添えていた。

羽井さんは何を食べるんだろ?]


いただきます。


[そう言って素麺をすすって。]
(251) 2020/08/02(Sun) 15:05:09

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

……美味しいね。


[冷たくて美味しいって。
羽井さんに微笑みかける。
あなたと一緒に、ご飯を食べられて嬉しいって。
伝わると良いな。

こんな時間が、これから何度も、訪れると良い。

2人で一緒に居れば居るだけ
あなたと一緒に居る未来を考えてる自分に気付いて。
なんだかとても、落ち着かない不思議な気持ちだった。*]
(252) 2020/08/02(Sun) 15:05:17

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[うんうんって、何度も頷きながら食べる姿>>281
大げさなところはどこにも無いけど、本当に美味しいんだろうなって。そう、思ったら。
自然と顔が綻んで、幸せな気持ちになったの。]


……なにが?>>282

まさかフルーツが欲しいわけじゃないわよね。
西瓜あげよっか?

食べる?


[なんて、笑いながら聞いてみよう。
つるんとした冷たい素麺を頂きながら。
先に食べ終わった羽井さんに、待っててねって。
特に焦るでもなく、食べてたけど……

視線を逸らした羽井さん>>283を覗き見て。
一瞬食べる手を止めた後、どこかむずがゆい胸の内。
一人で微笑んで、それからまた、素麺を食べた。]
(286) 2020/08/02(Sun) 20:14:29

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[お昼を食べたら、散策を再開しようか。
洋館は、如月川を歩いて行くと良いらしい。
川のほとりには、既に幾つもの屋台が並んでいて
今日これからの花火大会を楽しむ人たちで賑わっていた。

先程の…………
詩桜ちゃんと薄氷さんとの一幕が、ほんのりと
嬉しかった私は、また、何も言わずに羽井さんの手を握った。
ほら。人混みは、はぐれたりしたら大変だしね。
なんて、そんな子どもじゃお互い無いけど。]


賑やかだね。

羽井さんは、屋台で気になる物とかある?
洋館見たら、花火が始まるまで、覗いてみよっか。


[カランコロンと下駄が鳴って。
私は羽井さんを握る手に力を込めて。
あなたを見上げると微笑みかけた。*]
(287) 2020/08/02(Sun) 20:14:41

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 詩桜ちゃんの結婚式 ──

[詩桜ちゃんから結婚式の招待>>288を受ければ、一も二も無く出席の返事をして。
一年前の夏の日に、友人の結婚式に出席した時と同じ、藤の花の描かれたドレスを着て参列した。



手が痛くなるくらいの拍手。


ヴァージンロードを歩く花嫁さん。
淡い水色に染まった、白いドレス。
あなたの優しいアンバーの瞳。
私は何時しか、あのホテルで、あなたに贈った花の色を思い出した。
あの時の、必死な様子のあなたを。
お祭りの道中、薄氷さんの腕を離さなかったあなたを。
幸せな恋になりそうだと、迷いなく頷いたあなたを。

どうか『これから』も、幸せな恋を続けて欲しい。
幸せな結婚生活を。綴って欲しい。彩って欲しい。
あなたの『これから』に、たくさんの祝福があるように。
大柄なお父様から、薄氷さんへと受け継がれる姿に拍手して。
目尻に浮かんだ涙をそっとぬぐった。]
(297) 2020/08/02(Sun) 20:52:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美



幸せにね。詩桜ちゃん。


 
(298) 2020/08/02(Sun) 20:52:50

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 花火大会の日 ──

[あなたから繋いでくれた手>>291
口にされた言い訳まで、私が心の中で思った言い訳>>287とお揃いで、ほら、また、胸がくすぐったくなる。]


…………うん。


[だから素直に頷いて。
一歩あなたに寄り添ったら、きゅって。
握る手に力を込めた。
きっと今の私の顔は、しまらない幸せな笑顔にふやけてる。]
(302) 2020/08/02(Sun) 21:20:46

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[お祭りを見ながらしてくれるお話し。
林檎飴をまるまる一個>>292
それは是非。叶えたい。]


じゃあ、私は、苺飴食べようかなぁ。


[そう言って笑いながら。
あら?あなたのそのクスリとした笑顔は、何か失礼な事を考えたかしら?かしら??
これでも少しはお姉さんになりましたもの。
ええ、私だって大人になりました。]
(303) 2020/08/02(Sun) 21:21:05

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

綿菓子に顔を突っ込んで、顔中べたべたにしてる写真が、家に残ってるよ。
皆でかき氷食べて、すごい色になった舌を見せ合ってる写真とか。

懐かしいな……。


羽井さんはどんな子どもだったの?

さっき薄氷さんと思い出話ししてたね。


[漏れ聞こえた内容>>231>>238や、林檎飴の話しから。
楽しいばっかりの幼少時代じゃ、なかったのかもしれないけれど。
それでもそれが、今のあなたを形作っているのだとしたら。
知りたいなって、思うんだ。
今のあなたに繋がっている、昔のあなたのこと。

繋いだ手はそのままに、もう一歩近づいたら、腕を組むかのように手を絡めて。右の手でも、そっとあなたの右手に触れた。]
(304) 2020/08/02(Sun) 21:21:38

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[足を心配してくれる羽井さん。
また胸がくすぐったくなる。]


うん。今は大丈夫。

痛くなったら、すぐ言うから。
そしたら休憩しても良い?


[今はまだ、一緒に歩きたいけれど。
帰り道、もし捕まるなら、タクシーに乗って帰るのが良いかもしれない。
今日は花火もあるし、バスも本数を増やしてるだろう。
羽井さんを見上げて……]


ありがとう。


[愛おしそうに微笑んだ。*]
(305) 2020/08/02(Sun) 21:21:46

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[友達は少なかった。>>315
考えて、そんな言葉を口にする人に。小さく笑う。
きっと本当に心を許せる人は、そう多くは無い。
でもこの人にも、そんな人は居たんだろうって。
少なくても、居たんだろうって、思ったから。]


そっか。


[なんて微笑んだ。]
(318) 2020/08/02(Sun) 22:27:20

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[何か言いかけて、口籠る羽井さん。>>316


…………?


なぁに。気になるじゃない。


[笑いながらそう言って。
不意にまた、胸の奥がざわついたけれど。]


…………。


[こんな人の中で、額に落とされた口付け>>317に。
何も言えなくて、微かに頬を染めた。]
(319) 2020/08/02(Sun) 22:27:44

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[屋台の並ぶ如月川から、少し離れて。
静寂に満ちた場所に、件の洋館は佇んでいた。
微かに日が落ちて来た街並みに、鮮やかな薔薇の香りが香る。
端正込めて育てられただろう薔薇の花が咲き誇る。
美しい洋館がそこにあった。]


わぁ……。ロマンティック。ね?


へー。こんなところで生活してたんだ。
そりゃぁ、恋も芽生えるわ。


[なんて、今はもうここを卒業した友人に思いを馳せて。
管理人さんに見学を申し出て、お庭で少し休憩させてもらった。
椅子に座ると、足の疲れもとれるけれど。
気を遣って歩いてくれたから、擦れたり痛んだりはしてなくて。]
(320) 2020/08/02(Sun) 22:28:06

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

羽井さんは、体キツクない?


[怪我した羽井さんこそ大丈夫?って。
管理人さんが気を遣って出してくれた麦茶を飲みながら、羽井さんに尋ねた。]


……さっき、何を言いかけたの?


[それでも誤魔化すなら、仕方ないけど。*]
(321) 2020/08/02(Sun) 22:28:57

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[冗談だって笑ってるけれど、まるでプロポーズみたいな言葉。>>322
思わずびっくりして、目を瞬いた。
彼の描く未来の中には、当たり前のように自分が居るんだろう。
それに…………
嫌悪感を感じていない自分に驚いた。]


…………。


[思わず、笑ったり、言い返したりしないで。
彼を見詰めてしまった。
頬がじんわり熱い気がする。]
(327) 2020/08/02(Sun) 23:43:31

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんの身体が大丈夫なら、良いけれど。
>>323は強がりを言いそうだから、気を付けようって。
思ってたら、跪いて、足を見るから。
また、言葉を失ってしまう。
この人はどうしてこんなに…………]


羽井さん。


[思わず戸惑った声をかける。
こんなの本当、自分らしくない。]
(328) 2020/08/02(Sun) 23:43:59

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[それなのに、言い淀んだ羽井さんが、意を決したように聞いて来る>>324>>325から。
口を開けるけど、言葉が出てこなくて、戸惑ってしまう。]


あ…………。


[下駄を履かせてくれた羽井さんが、隣に座って。
息を吐いて。どこか気まずそうな雰囲気>>326。]
(329) 2020/08/02(Sun) 23:44:20

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

ぁ…………。


[どうしよう。頬が熱い。
自分でも、こんなに狼狽えるとは思っていなくて。
頬を押さえて、俯いてしまった。]


別に……。
変な男なんて居なかったわ。

皆それぞれ、ちゃんと良い人だったと思う。
ただ……。

ただ、ずっと一緒に居たいとは、思えなかっただけ。
それだけ。


[本当にそれだけなのだ。
一緒の未来を、想像出来なかった。
恋が終わるのに、どちらが悪いと言うことも無いだろうけれど、相手には、悪いことをしたかもしれない。と、今、初めて思った。
だって今、自分は信じられないくらい顔が熱い。]
(330) 2020/08/02(Sun) 23:45:12

【人】 花嫁の友人 市村 真由美


[ああ、どうか、隣の彼が、此方を見なければ良い。
こんな赤く染まった顔を、彼が見なければ良い。*]
 
(331) 2020/08/02(Sun) 23:45:27
花嫁の友人 市村 真由美は、メモを貼った。
(a16) 2020/08/02(Sun) 23:47:55

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[ああもう、ほら。名前を呼ばれて>>333、大きな手が頬に触れて。自分の頬が、熱いのも、赤いのも全部バレちゃう。
分かり切ったことを、わざわざ口にする羽井さん。
顎を引いて、下を向いてた、顔の向きのまま。
視線だけ向けて、上目遣いで睨んだなら。]


…………意地悪。


[とっても恨みがましい声が出た。
全部あなたが悪いのよ。**]
(339) 2020/08/03(Mon) 5:15:42

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[笑顔を浮かべた人>>340が、私の唇を指でなぞって。
あなたの唇に指が触れるのを、目を眇めて見詰めたら。]


…………べ。だ。


[本当に小さく、唇の隙間から舌を出して。
あっかんべーしてやった。
ちょっと膨れたほっぺ。
本当、子どもみたい。]
(341) 2020/08/03(Mon) 7:54:35

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[そろそろ行こうって言葉に、ようやく突き出た唇を元の位置にしまって。]


うん。……行こ。


[立ち上がって、手を差し出した。
……繋いでくれるでしょう?
まだどこか、ドキドキと煩くてむず痒い胸の内。
恨みがましく思いもするけれど……

指を絡めて繋いでくれたら、小指でそっとあなたの手を摩って。あなたを見上げて微笑みかけた。]
(342) 2020/08/03(Mon) 7:54:55

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[どこか隔絶されたような薔薇の香る洋館から
先程より明らかに人の増えた如月川の川沿いに戻る。
その頃には私もすっかり機嫌を直して。]


ね。林檎飴食べよう?


[笑いながら羽井さんを見上げて。
林檎飴の屋台に一緒に歩いて行く。
林檎飴。大きいのと小さいの。
あなたはどっちを頼むのかしら?
私は小さな苺飴を選んで。
並んで歩きながら、齧った苺飴は、甘くて少し酸っぱい。
ただ並んで歩いているだけなのに……
私はずっと、唇に笑みを浮かべていたでしょう。*]
(343) 2020/08/03(Mon) 7:55:09

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── お祭り ──

[大きな林檎飴を選んで、並んで歩く羽井さん>>345>>346は、どこか大きな子どもみたい。
射的の的に当たったのに落ちないと、文句を言いだした時は思わず声をあげて笑ってしまった。]


あはは。羽井さん。落ちないように出来てるのよ。

大人はずるいの。


[あはははは。と、可笑しそうに笑って。
ヨーヨーを釣ってくれたら、貰ってポンポンしながら歩いて。
そろそろ辺りも暗くなって、少し小腹が空いて来たら。
美味しそうだって言った、たこ焼きを買った。]
(365) 2020/08/03(Mon) 18:22:12

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[熱々のたこ焼き。舟を持って。
ふーふーとたこ焼きを冷まして。]


はい。あーん。


[串に刺したたこ焼きを、羽井さんに差し出した。
私はくすくす笑って、有無を言わせぬ悪戯な雰囲気で。

さっきあんなに恥ずかしい思いをさせてくれたんですもの。
少しくらい、復讐しても許されると思う。そう思う。
小さく小首を傾げて、羽井さんを見上げたのよ。*]
(366) 2020/08/03(Mon) 18:22:22

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[たこ焼きを差し出した時。凍り付いた表情>>367を見て、ニンマリする。
恥ずかしいでしょう。恥ずかしいでしょう。
ふふ。
だからやってるのよ。

真由美ちゃんはちょっと意地悪なのです。

けれど、結局一口でたこ焼きを食べてくれて。
熱そうにしてるから、思わず慌てちゃった。]


だ、大丈夫?


[オロオロと。やり過ぎたかしらって。
だけどあなたが、楽しそうに笑ってくれて。
思わずホッとするのと、つられて笑ってしまうのと。]


ごめんね。ありがと。



[小さな声で呟いて。
聞き返されても、なんでもない。って、微笑んだ。]
(369) 2020/08/03(Mon) 19:06:41

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[花火はどこから見るのが良いんだろう?
神社はまだ行ってないから、そこで見ても良いし。
ここから大きな花火を見ても良いし。
色々悩んで……]


うーん……。

羽井さんは、どこから見たいとか、ある?


[決められないなら、『神社』って言うけど。
あなたが見たい場所があるなら、そこが良いなって。

──だって、どこから見たって、きっと綺麗ですもの。*]
(370) 2020/08/03(Mon) 19:06:50

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんが立ち去って。
ほんの少し待ってたら、両手に焼き鳥を抱えて戻って来た。>>371
満面の笑みで迫って来る羽井さんに。
思わず涙が出そうなくらい笑って。]


あーん。


[焼き鳥を一つ口に頬張ったら。
口に着いたタレをハンカチで拭って。
口元を押さえたまま、羽井さんを見詰めて微笑みかける。
幸せで胸がはちきれそうで。
きっと抑えきれない喜びが、溢れていたことでしょう。]
(376) 2020/08/03(Mon) 19:45:02

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんに尋ねた花火を見る場所。
返って来た答えが高台>>372で。
パッと私は微笑んだ。]


私もね。神社が良いかなって思ってたの。
気が合うね。


[嬉しそうに微笑みかけて。]


羽井さんと一緒なら……
どこで見ても綺麗だろうって、思ったの。
ただ、静かな場所の方が、ゆっくり見られるかなって。

行こ。


[手を差し出して。
嬉しそうに笑いながら、一緒に川原の道を歩こう。]
(377) 2020/08/03(Mon) 19:45:29

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 神社 ──

[石段を上がれば、高台の神社があって。
手水舎で手を洗って。
私は神様にもお祈りした。

本当に人は少なくて。
意外な穴場なんだなって、思わせられる。]


……もうすぐかな。楽しみ。ね。


[肩は大丈夫かしら?
休める場所を、少し探して。
暗い夜の帳の中、影になった場所にあるベンチを見付けて、誘ってみる。
2人で並んで座ったら、私はあなたの右手をそっと握った。*]
(378) 2020/08/03(Mon) 19:45:51

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 神社 ──

[2人でベンチに並んで座って。
笑顔を向けたら、羽井さんの顔が近づいてきた。>>382
ゆっくりと目を閉じて、唇が重なる。

彼の唇を柔らかく食んで。
何度も角度を変えて口付けて。]


…………



[小さな、甘やかな声が零れた。

薄っすらと目を開けば、まだ近くに彼の瞳があって。
その頬に手を添えると、彼の下唇を甘やかに食んだ。]
(389) 2020/08/03(Mon) 20:57:12

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[薄く朱の載る頬で。淡く濡れた唇で微笑んで。
頬に添えた手で、そっと彼の頬をなぞって。]


…………。


[普段サングラスの下にある、彼の瞳をじっと見詰めてた。
幾ら見詰めても、飽きることが無いように感じる。
私の瞳は薄っすらと濡れて。

もう一度、瞳を閉じようとした時──

大きな音と共に、夜空に大輪の花が咲いた。*]
(390) 2020/08/03(Mon) 20:57:19

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[うっとりと、見詰める先で。
夜空の光の中に、あなたの笑った顔>>393があって。
綺麗だと、思った。]


ふ。ふふっ。


[今思った事は、私だけの宝物にしておきましょう。
可笑しそうに笑うと、彼が空を見るのを追うように、宙を見詰めて。
幾輪も咲く夜空の花を見上げた。]
(397) 2020/08/03(Mon) 21:40:57

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[抱き寄せられた腰。
私はあなたに寄り添って。]


…………綺麗。



本当に。


[夜空を見上げながら。]
(398) 2020/08/03(Mon) 21:41:16

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[小さな囁き声は、聞こえなくても構わない。
視線はずっと、夜空を彩る花火を見上げて。
そっと自分の頭を、あなたの右肩に乗せた。*]
(399) 2020/08/03(Mon) 21:41:46

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[本当に、この人は……。
囁き>>-750を聞きながら、耳が熱くなる。
当たり前みたいに語られる未来。
そう言うの、自分は苦手なはずだったんだけどな……。

まだ出会ったばかりで。
ただ単に浮かれてるだけかもしれなくて。
色々胸の内で言い訳するけれど。

好かれてるのが伝わって来て。
嬉しくないわけがない。
それにね……
あなたは、私のことだけじゃなくて。
私と一緒の時間を、大事にしようとしてくれるから。
同じものをね。見ようとしてくれるから。
それがとても……、とても嬉しい。]
(425) 2020/08/03(Mon) 22:23:12

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[心が解れていくのを感じて。
穏やかなのに、どこか落ち着かない。
肩に触れた場所が、あなたの触れる箇所が。
じんわりと熱い。


あなたの見てる未来を、私も見てみたいなって。


そんな風に思ったの。
こうして一緒に、花火を見ているように。
一緒の未来を見られたら……
それは酷く、魅惑的に思えた。]
(426) 2020/08/03(Mon) 22:23:39

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[それは一瞬のようにも、永遠のようにも感じる時間。
何時しか辺りに静寂が訪れて。
暗い空に白い煙だけがたなびいて。
暫くベンチに座っていたけれど、遠く花火の終了を告げるアナウンスが流れた。]


……
帰りたくないな。



[薄っすらと花火の煙で曇った空を見上げたまま。
ポツリと言葉が零れてて。
でも、永遠に続く時間なんて、ありはしないものね。
ゆっくりと、委ねていた身体を起こして。
ベンチから立ち上がったら、羽井さんに向き直る。]


帰ろっか。


[花火も終わった境内は、とても暗くて。
ベンチに座ってるあなたの表情も、よくは見えなかった。*]
(427) 2020/08/03(Mon) 22:23:46

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[花火のために絞られた照明。
暗い足元を、手を引いてくれるあなたと一緒にゆっくり階段を降りる。
明日は何をしようか?>>437
そんな問いに、一番に浮かんだのは]


ジェシーに会いたい!


[反射で答えて。あ。って口を噤む。]


あ、ごめんね。羽井さん、まだ馬には乗れないか。
……私、ついそうなの。
気に入ったら毎日でも同じことしたくなっちゃう。
毎日同じお店に通ったりとかね。

羽井さんは?
やりたいことある?

ビリヤードが趣味なんだよね。
一度お手合わせ願おうかなー。
と言っても、学生時代にやったきりだから、きっと腕は落ちてるけどね。


[笑いながら、階段を降りて。
羽井さんは、何時までここに居られるんだろう?]
(446) 2020/08/03(Mon) 23:07:02

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[タクシーの中でも、羽井さんは手を繋いでくれていて。
どこかくすぐったい胸の内。
一緒に居ると、幸せなのに、どこか落ち着かない。]


ワイナリーに行くのも良いかもしれないけれど。
私お酒強くは無くて。

羽井さんは、強いよね。


[ウォッカベースのカクテルを、飲んでいたなって。
明日の話しを、取り留めなく話していれば、タクシーはあっという間にホテルに着いた。
ホテルの昼夜変わらない明るいラウンジ。
灯りがキラキラと輝いて。
先程までの暗闇は、どこかへ消えてしまったかのよう。

夢の時間が終わりを告げたようで。
少しだけ、寂しかった。*]
(447) 2020/08/03(Mon) 23:07:11

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[煌びやかなホテルの廊下。
夢の終わりは寂しいけれど、明日はまた、違う夢を見よう。
乗馬クラブに入会の手続きをしに行こう。
ジェシーに乗れなくても、会うだけでも構わない。
ビリヤードをしよう。
美味しいご飯を食べよう。
ああ、夜はまた、蛍を見に行きたい……]


今日はありがとう。おやすみなさ……っ。んっ。……ふっ。


[ドアの前で、振り向いたら。
突然抱き寄せられて、キスをされた>>459。]
(462) 2020/08/04(Tue) 0:07:01

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

……
ふあ
 
んっ
……


[小さく声が漏れて。
抵抗する余裕も無くて。

羽井さんの低い声が、耳を犯す。


口付けの合間に名前を呼ばれると、それだけで身体が熱くなる。
羽井さんの浴衣の胸元を、小さく握って。
薄灰色の麻の浴衣に、皺が寄った。]
(463) 2020/08/04(Tue) 0:07:29

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[ゆっくりと唇を開くと、舌を受け入れて。
ちゅっと小さく吸い付くと、羽井さんの胸をとん。と押した。
口付けながら、ゆっくり体を離して。]


…………もう。


[小さく抗議の声をあげる。
一瞬だけ、羽井さんを睨み付けて。]
(464) 2020/08/04(Tue) 0:07:56

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[それから微笑むと、部屋のドアを開けた。]


……どうぞ。


[微笑みながら、入室を促して。
薄っすらと、目元が赤らんでいた。*]
(465) 2020/08/04(Tue) 0:08:07

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 1人の景色 ──

[目覚めた朝に、あなたが居て。
擦れ合う肌に、生まれたてのような喜びをみてた。
あなたに目覚めの口付けをして。
ゆっくりとバスタブで体の強張りを解したら。
あなたがホテルで過ごす最後の一日を、共に過ごした。

ハナくんはもう旅立って居たかしら。
思い出が、笑顔で彩られるものなのか、聞いてみたかったな。
ビリヤードの一件は知らないから。
そんなことを言ったら、あなたはヤキモチでも妬くかしらね。

旅立ちは寂しいけれど。
私はあなたに住所を強請って。
教えて貰った住所を手帳に書き留めた。

蛍を見よう。
今度は口付けを交わそう。
そうしてもう一晩、共に眠ったら……。
「またね。」って。
約束をして、お別れの時間。
なんでこんなに寂しいんだろうね。]
(555) 2020/08/05(Wed) 18:47:57

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[私の夏休みは、あなたより1日長くて。
あなたの出て行った部屋に、もう1晩、1人で泊った。
ジェシーに乗って、見て回った景色はやっぱり綺麗だったけど。

お土産屋さんで、絵葉書を見て回る。
美しい写真の印刷された絵葉書は。
このホテルの美しい景観を、余すところなく捉えていて。
夕暮れの葡萄畑。蛍の夕べ。
私は悩んで、2枚の絵葉書を買った。

蛍の絵葉書には、『星が降りてきたみたいだな。』>>1:684
一言そう書いて、自分の住所と名前を書いた。
もう一枚。夕暮れの葡萄畑の絵葉書に。]
(556) 2020/08/05(Wed) 18:48:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[その葉書>>*7が届いた時。
宛名の無い葉書。誰からのなんて疑問の余地も無くて。
思わず葉書を見詰めたまま、小さく息が零れて……
ただ、ただ、息を吐き出しながら、笑み崩れてしまった。

約束>>563の通り、また会った時。
私は2枚の絵葉書をあなたに見せて。]


じゃん。


[なんておどけて笑って。
同じ言葉の描かれた、同じ絵柄の葉書。
消印だけが僅かに違って。

2人で笑い合えたかしら。
変なところで気が合うねって。
あの日の事を思い出して、今の2人で笑い合おう。
ここは蛍の沢では無いけどキスをして。
もう逃げたりしないよって。]
(569) 2020/08/05(Wed) 20:41:49

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[あなたは何時も当たり前のように2人の未来を埋めて行く。
あなたは何時も、当たり前のように、私が一番欲しい物をくれる。
話した事なんて無かったはずなのに。
どうしてこの人は、私の一番欲しい物が分かるんだろう?


────恋がしたかった。


お互いを見つめ合うような恋じゃない。
詩桜ちゃんの想いを聞いた時抱いた胸騒ぎ。
憧憬と共に感じた違和感。
私はもう年を重ねて、不幸だったわけも分かってる。

お互いを、では、無くて。
同じものを見て。
同じ経験をして。
分かち合える人が欲しかった。
私はそう言う恋がしたかった。

あなたは誰よりも、私を満たしてくれる。
でも一つだけ誤算だったのは…………
あなたの事も、見詰めて居たいと、思ってしまったことかしら。]
(571) 2020/08/05(Wed) 20:42:17

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 遠くない未来 ──

[2人で料理をして、2人で食べて。
ソファに並んで座って映画を見て。
そんな一日も、当たり前になって行って。
あなたのその言葉>>564を聞いた時。
思わず、ゆっくり、笑顔が消えてしまってた。]


…………ッ。


[思わず小さく口が突き出して。
ほっぺが膨れて。
まるで小さな子どもみたいな顔。
ごめんね。泣きそうなのを堪えてるの。

別に言葉が欲しかったわけじゃない。
あなたに愛されてるのは、ちゃんと伝わってたから。
でもあなたは口にしなかったから。
その言葉を大事に温めてくれていたのを知っている。]
(572) 2020/08/05(Wed) 20:42:48

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[優しく腕の中に包まれて。
なんだか悔しかったから、ぽかって羽井さんの胸を叩いた。
一緒に色んな映画を見た。羽井さんなら知ってるよね。
私が泣くのは嬉しい時。幸せな時。感動した時。
そんなことも、きっとバレてて。

肩口に顔を埋めて、背中の服をぎゅっと握り締めたら。
堪え切れない涙が零れて来た。

まだ早いって、囁き声>>-1137に。
むって顔を、羽井さんに向ける。
でも何時も自信に満ちて、ちょっと自惚れたあなたの言葉。
ずっと膨れていることなんか出来なくて。
涙が零れながら、笑ってしまう。
花が綻ぶように。]
(574) 2020/08/05(Wed) 21:20:08

【人】 花嫁の友人 市村 真由美



[あなたとだったら、未来を信じられるから。*]

 
(575) 2020/08/05(Wed) 21:20:52

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── ホテルにて ──

[フロントで、伝言>>586を伝えられて。
一緒に居た、羽井さんにもハナくんからの伝言を伝える。]


ハナくんから、羽井さんに伝言。
『勝負しよ。』『もう一度会えたら、俺の勝ち。』だって。

連絡先も貰ったけど……


……


ハナくんの連絡先、要る?


[迷った後で、ニッコリ笑って聞いてみよう。
いつの間に、仲良くなってたの?なんて尋ねながら。
乗馬の時、会話してなかったよね。*]
(588) 2020/08/05(Wed) 22:29:11

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[要らないって言葉に、やっぱりって思う。
はぐらかされた言葉には。]


ふーん。……そう。


[私も深くは聞かないけれど。
連絡先は丁寧に畳んで、しまったけれど。
自分から連絡することは無いだろう。
連絡しても良いかって、聞くのも違う気がしたから。

ただ、毎日。ご飯が美味しいと良いなと思った。
世界が綺麗だと良いなと思った。
楽しい事を、一つ、見付けられたら良いなと思った。

ハナくんの幸せを、ただ願って。
まさか自分の職場で再会するなんて、この時は思いもよらなかったこと。
花火の日の思い出を、語る時のあなたの顔は、きっとその時答えが分かるでしょう。**]
(590) 2020/08/05(Wed) 22:47:47
 




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