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![]() | 【人】 タカノ[ 自分は、俺は、 彼らのように、正面切っては 言えないから。 自分なりに、だけど少し、緊張したまま。 葉月の言葉に、思ったこと、 思い浮かべた顔が今、そこにあるから ] 那岐くん、好きな人のタイプとかある? [ 本当なら。気軽なやり取りなら、 好きな女性の、と聞くべきところ、 あえて、ひと、に置き換えて。 ] ……これは少し、いやかなりかな 下心のある、質問です。 [ 言い終える頃、指先は少し震えていた。 それなら約束は、と言い淀むようなことがあっても、 聞かないままで、気の良い友人の振りをすることは 出来なかったから。* ] (306) 2023/03/08(Wed) 0:16:53 |
タカノは、少し申し訳無さそうな顔をしている。 (a54) 2023/03/08(Wed) 0:43:32 |
![]() | 【人】 タカノ 君には、感謝しなくちゃいけないかもなぁ。 [ 那岐くんが近くに居たなら、通じるものが あったかもしれない。 あの日、気まぐれに付き合わされた君。 その悪戯をしかけたのは自分であること、 多分君には知れていないし。 ――別のきっかけになったことも。 そっちは知られていたらひっくり返るくらい 驚くだろう。勝手にキューピットのように 思っているなど。 ] たまごふわふわ、良い名前だね 覚えやすそうで気に入った。 (328) 2023/03/08(Wed) 1:11:33 |
![]() | 【人】 タカノ[ それでもまずは、 下心が在ると知って尚、答えてくれたことに ] ありがとう [ 感謝の言葉を。 例えば、ひと、とそう言い換えたから 彼もそうしてくれたとして、 実践できるような内容なら、いいな、 そういう下心も、もちろんあった。 しかし、得た答えは 優しくて落ち着いた声の人である。 近づく努力はするけれど、 努力できる幅はそれほど、ないのでは。 ] (335) 2023/03/08(Wed) 1:59:10 |
![]() | 【人】 タカノ[ 少し静かな店内。 二人の近くには、今きっと 誰もいない。だから、もう一歩。 ] そうなれるように、努力する。 って、俺が言ったら、困る? [ 少しだけ、開き直ってるように 見えるかもしれない。 実際、そう、開き直ってる。 ] (337) 2023/03/08(Wed) 2:00:04 |
![]() | 【人】 タカノ ――……困らせていたら、ごめんね でも、そういうことです。 遊びに誘ったのも、 休日を合わせようとしたのも、 好きなタイプを聞いたのも。 [ 囁くほどでは、ないにしろ。 その声は店内に響くようなものではない。 ] それでもいいなら、迎えに行きたい。 そうじゃなくても楽しい日になるように、 努力はするよ。最後のデートにするつもり、毛頭ないし。 俺にはね。 と、いうことで お家の大体の場所、聞いて良い? [ 言ってしまえば、少しすっきりした表情で 君の、好きな人の、次の言葉を待っていた。** ] (338) 2023/03/08(Wed) 2:01:21 |
タカノは、メモを貼った。 ![]() (a60) 2023/03/08(Wed) 2:07:14 |
タカノは、メモを貼った。 ![]() (a61) 2023/03/08(Wed) 2:08:47 |
![]() | 【人】 タカノ[ 沈黙に感じることは、いたたまれなさや 気まずさではなかった。 好きな人の、という枕詞がつかずとも 料理の風景を眺めることも、 音を聞くことも、好きだ。 調理の際に聞こえるものも、他の客が 楽しげに話しているものも。 ――葉月はうまくやれただろうか。 店に入る直前、玲羅先輩ともすれ違ったような。 不安そうな顔してたのは葉月が走りさるのを 見たからだろうか、そういえば店内に彼女の姿は 見えない。 互いを知り合うにあたり、一方的には ならないよう、貰えば返し、 渡して求めてきたつもりでいる。 仕事のことは、こちらが知ってしまうのは 不可抗力、故に。 会話を重ねるうちに、芸能事務所で働いている とか、は言ったと思うが、 いかんせん、元俳優です、ラジオやっています は、ひけらかしてるようで。言わないまま。 ] (382) 2023/03/08(Wed) 14:32:41 |
![]() | 【人】 タカノ[ あとね、ラジオを聞いていると言っていたから。 他の誰かの話題が出てくるのを避けようと したのも関係してるかな。 格好悪いね。 ] (383) 2023/03/08(Wed) 14:33:05 |
![]() | 【人】 タカノ[ 気の利いた言葉が出て来ないの 格好がつかないな、やっぱ葉月は 格好いいんだな。まで、考えてふと ああ、俺好きな人に好きだと言う 所謂告白とか、したことがなかった と思い当たる。それもまた、 開き直りに拍車を掛けたと言える。 ] (384) 2023/03/08(Wed) 14:33:24 |
![]() | 【人】 タカノ[ 反応を伺うように、眼を覗かれて、 心臓が勢い良く跳ねる。 余裕ぶった顔を見せられたら よかったのに、 その瞬間を切り取られたならきっと 眼を丸くして、口も半分開いている みたいな、間抜けな顔してたと思う。 ] (386) 2023/03/08(Wed) 14:34:10 |
![]() | 【人】 タカノ[ ――貴方の居ない夜には。 何を祈るのだったか。 ] ………待ってる、 [ また、恋をしてしまうような その仕草に、俺はとうとう口元を覆い隠し、 それっきり、黙り込んでしまったのだった。** ] (387) 2023/03/08(Wed) 14:34:45 |
タカノは、メモを貼った。 ![]() (a67) 2023/03/08(Wed) 14:37:39 |
![]() | 【人】 タカノ[ 既に届いて一度しか口をつけていない ビールを、流し、ややあってから こちらも食事を再開した。 おいしい、大丈夫 味します>>316 届いた順番にすべて、食い尽くして いるわけではないから、卓には、 ビール、鰯のトマト煮、たまごふわふわが並んでいる。 トマト煮は既に半分ほど、胃に収めて しまったが、ビールの後、また一口 手を付けて、 ] んん、……うまぁ [ 相乗効果はいかほどか。 すかさずビールを流す、というループが 完成してしまったので検証は不可能かも。 次は日本酒もいいかもしれない。 丁寧な仕事をしている彼は土鍋>>390を使って いるし、炊き込みご飯と言っていたから。 ] (456) 2023/03/08(Wed) 22:14:18 |
![]() | 【人】 タカノ うわぁ、すごい本格的 ありがとう [ ぐだぐだと次に何を飲もうか悩んでいる間に、 調理を終えた那岐が土鍋を卓へと、置く。 まずは、蓋を開いた。 途端、立ち上る湯気、そしてたけのこの香り。 ああ、これは ] ……酒じゃないな、お茶を一つ 手が空いたら、お願いします。 [ 相乗効果もいいが、メインに楽しむなら 酔わずに楽しみたい故に。 ] (457) 2023/03/08(Wed) 22:15:00 |
![]() | 【人】 タカノ うん、今日はゆっくりだから デザートもいただくよ。 [ 土鍋で炊かれたご飯に、端のほうから しゃもじを入れ、持ち上げるとまた、暴力的な までの良い香りが漂う。丁寧に、器に盛り付け まずはたけのこを、口に入れた。 ] あぁぁぁ……うまぁ……… [ 言う、というより自然とこぼれ出した言葉。 これぞという物に出会った時ほど、 勢い良く皿を空にしていく方なのだが、 じわじわと旨味が襲ってくるので、 大事に、少しずつけれど確実に、土鍋の中身を 減らしていった。* ] (458) 2023/03/08(Wed) 22:15:23 |
![]() | 【人】 タカノ そのままにしといてやって。 最悪の場合、俺が送ってくから。 多分そう遠くないんだ、俺の家から。 [ そう言っておいた。 店員や店長に送らせるわけにもいかんだろうし ] 仕方ないよね、友達だから。 [ 俺も友達の一人、に数えてほしいからね。* ] (464) 2023/03/08(Wed) 22:30:35 |
タカノは、メモを貼った。 ![]() (a81) 2023/03/08(Wed) 22:36:12 |
![]() | 【人】 客 タカノ―― 起こり得なかった話し ―― お前、明日泣くぞ? [ 特にこちらからなにかするつもりはない、が お前絶対起きて、後悔して泣くだろ。 ] 手ぇかかるなぁ葉月。 はぁぁ、任せてお父さん、どうにかするから 心配しないで。 [ 酔っ払いの戯言ひとつ、二人で笑って 片付けられたと、思うんだけど。 このビジュアルのお母さんってどうなの。 それとね、別に教えたくなかったわけじゃなくて その秘密、誰にも話したことがなかったから、 一番最初に、本人に教えたかっただけなんだよ。* ] (484) 2023/03/08(Wed) 23:28:20 |
![]() | 【人】 客 タカノ ありがとう、シャミちゃん。 そうだね、歩いて帰れなさそうだったら そうしよっかな。 こいつ担ぐの、楽しくも嬉しくもないしね。 [ 以前誰かに担ぐって言ってたって? 状況と相手によりけりでしょ、そんなの。 飲食店側としては、暴発だけはなんとしても 避けたいと思うのは至極当たり前で、 やたらと手際のいいシャミちゃん>>483には さすがだなぁと思うばかり ] 頑張っちゃったんでしょ、多分。 このまま少し休ませてやって。 閉店までこうだったら、タクシーお願いするね。 [ それでも、葉月が眠りこけていたりなんかしたら 嫌がらせのようにお姫様抱っこで運んでやっても いいんだけどね。鍛えといてよかったなぁ。* ] (492) 2023/03/08(Wed) 23:40:09 |
![]() | 【人】 客 タカノ[ 友達に数えて欲しいのは本当なんだけどね。 腕を引くこともそうだし、 どうして俺、 葉月持ち帰ること になってんだろうねまだ好きな人すら、持ち帰ったことないってのに。 まぁそういう縁巡りなんだろうね。 いつかネタにして、弄ってやろうと思うの 別にそこまで、意地悪じゃないよね?* ] (500) 2023/03/08(Wed) 23:43:50 |
![]() | 【人】 客 タカノ―― 閉店前 ―― おら、しゃっきりしろ。 んっとに、手ぇかかる。 [ 閉店間際まで居座ること 俺も望まないし、葉月も望まない。 良きところで、シャミちゃんに声を掛け タクシーを呼び、 ] ずいぶん、高い一杯だな。 [ 一杯ごちそうせねば、そう思ってたもんで 前後不覚の相手の鞄を漁るわけにも、いくまい。 ] 今度払わせるから今日は俺のと一緒に しといて。 [ 支払いを済ませると、担いでか 抱っこでか、タクシーへ。 好きな方、選びなされ。 住所を聞き出し、彼の家まで。 運転手さんには、自分も贈って欲しいので 待ってて欲しいと、そう伝え、未だ前後不覚の 様子なら、鍵を出させて、家の中。 ] (508) 2023/03/09(Thu) 0:02:55 |
![]() | 【人】 客 タカノ ベッド、どこ。 [ なるほど、シェアを言い出すくらいには 広い家。じっくり眺める時間はない。 運転手、またせてるもんで。寝具に、転がして ] ――頑張ったな、いい夢みな [ さっさと退散した。鍵は掛けてポストか、 どこかに突っ込みタクシーへ戻る。 『鍵、みつかるとこに置いといたから またな』 そうメッセージを打ち込みながら ] ええ、とても [ 良いことがあったのですかと、問う運転手に 返事をした。* ] (509) 2023/03/09(Thu) 0:03:42 |
客 タカノは、メモを貼った。 ![]() (a87) 2023/03/09(Thu) 0:04:30 |
(a88) 2023/03/09(Thu) 0:36:39 |
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