【人】 3年生 黒崎 柚樹[私に背を向け去って行く津崎を見つめ、滲んだ視界に瞬いた瞬間、天使が目の前に立っていた。 天使が告げた名は、松本さんと、私のもの。] …………津崎……。 [嬉しいけど。嬉しいのに。 膝が震えて、私はその場に座り込んだ。 津崎が壊した細かな破片が、膝の下、じゃり、と音を立てた。**] (1) 2022/09/12(Mon) 0:05:46 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a1) 2022/09/12(Mon) 0:06:30 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a2) 2022/09/12(Mon) 0:09:15 |
【人】 3年生 津崎 徹太― レストラン ― [朝霞からのLINEに気づき、 とりあえず、レストランに走っただろう。 だが、その前に、目の前に天使は現れる] ――……わかった。 [もう、その天使にムカつくどころじゃなく、 それでも、レストランに飛び込むが、 朝霞の姿ももう、見ることはなかった]** (2) 2022/09/12(Mon) 0:11:41 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a3) 2022/09/12(Mon) 0:14:53 |
【人】 2年生 松本志信 なんで死にてぇやつが死ねなくて 死にたくねぇやつが残んだよ。 [世界は不公平で不平等で理不尽で生き辛くて どうして、どうして、どうして。…どうして? どうして俺の一番の望みは、願いは、いつも叶えられない。 祈りは、慈悲深い悪魔には届かない。] (9) 2022/09/12(Mon) 0:32:16 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a4) 2022/09/12(Mon) 0:35:08 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:レストラン ―― 俺は、まあ覚悟はしてたから。うん。 ……お前こそ、大丈夫、……じゃない、よな。 [ “普通”ではない義哉は、こんな状況にも関わらず、 割と心は落ち着いていたのだが。 津崎はきっとそれを共感できないと義哉は思ったから、 労わるような言葉を投げかけることにした]** (10) 2022/09/12(Mon) 0:37:41 |
【人】 2年生 松本志信─林檎頭の絵の並ぶところ─ [気が付けば知らない場所にいた。 夢の中だからか、たぶん、ホントに気づいたらそこにいた。 林檎頭が並んでて、服から察するに閉じ込められた俺たちの絵。 俺、黒崎ちゃん、小泉くん、津崎くん。 それ以外は綺麗な林檎で描かれてる。 あー、ね。 戻ったら綺麗になんのね。悪趣味。 んで俺と黒崎ちゃんのも綺麗な林檎に変わるってわけか。] はは。 [もう笑うしか、感情を逃がす方法がない。] (11) 2022/09/12(Mon) 0:38:07 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a5) 2022/09/12(Mon) 0:40:00 |
【人】 2年生 松本志信[やるべきこと。は、なんだ。 俺は何をしなくちゃならない? 黒崎ちゃんの無事を喜ぶこと。 還ってった工藤ちゃんや朝霞ちゃんに未来を願うこと。 小泉くんにお願いを、いやむしろ逆に願いを聞いて。 津崎くんに─── 津崎くんに ] (13) 2022/09/12(Mon) 0:44:16 |
【人】 2年生 松本志信[──慟哭。 屋上で赤い血だまりの渦に津崎くんを見つけた時と同じくらい いや、もしかしたらそれ以上。 滅多に出さない大声がどこまで届くかなんて知らない。 どうでもいい、なんでもいい。 殺さなきゃいけない。 この中で消えていいのは俺自身だけ。 他の誰でもだめだ。 喚き散らしながら目の前の絵画をズタボロになるまで引き裂いた。 引き裂いても引き裂いても、何をしてもどうしてか元に戻る。 悪魔に決められた運命の呪い。 だったら] (16) 2022/09/12(Mon) 0:55:12 |
【人】 2年生 松本志信 ッ …、────!!!!!! [くるり、ナイフを内側に向けて振り下ろした。 黒いTシャツを突き抜けて、皮膚を破り、刃が肉を割く。 痛い、すげぇ痛い。 痛いけど、まだ死なない。──死ねない。 ナイフを抜いたら一気に辺りに林檎の匂いが広がった。 染み出した赤。どうせこれも幻覚だって言うんだろ。 もう一度、もう一度、数度、狂ったみたいに繰り返して。 そこら中に赤を、果汁を、撒き散らしていく。] (17) 2022/09/12(Mon) 1:00:52 |
【人】 2年生 松本志信死なせて、くれよ…っ もうなんも、なんも、望まねぇ、から 許して、くれよ、なんにも、いらねぇから…ッ も、…、…生きても なんて いわねぇ、 か ら … (18) 2022/09/12(Mon) 1:03:48 |
【人】 2年生 松本志信[神様なんてのがいるんだとしたら、これは罰なんだろうな。 大事な友人たちの中に優劣をつけた罪。 人の命を天秤にかけた罰。 一瞬でも 「また喫煙所で」 とりとめもない、言葉遊び。 出来たらいいなって思ってしまった。 こんなクソみてぇな空間に、置いてなんて行けるわけないだろ。 津崎くんが死ぬか、小泉くんが死ぬかなんて 考えるだけでも反吐が出る。] ッ、ぅあ…、…ぁ゛…──!!! [醜いしゃがれた声を上げながら痛みに倒れ込む。 溢れた涙で、もう何も見えない]* (20) 2022/09/12(Mon) 1:13:55 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a6) 2022/09/12(Mon) 1:21:05 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[死んでもいいと思っていた。 死んだら楽になるのかなと思っていた。 去年あたりから、心の隅で。 思うまま走れない自分に失望して、将来への道筋が何も見えてこないことに焦燥を覚えて、男として生きるつもりなんてないのに"女の子"にも到底なれない自分に絶望して。 けど、死にたくないと思うようになった。 助かりたいと心から願い続けていた。] (21) 2022/09/12(Mon) 6:25:18 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[好きだ、と思って、でも告げる事なんて許されないと思っていた人に、好きと言われて。 でも、傍らに立つ事なんて許されないし、怖い、と思う私に、 "他から見た時にどうこうは知らない"って。 "オレは恥ずかしくない"って。 そう告げてくれた彼が還っていった現実に、私も還りたいと思った。 私を幸せに出来たら良い、と照れくさそうに笑ったあの人を、私が幸せにするんだ、って。思った。 だから、これは、とても嬉しい────ことなのに。] (22) 2022/09/12(Mon) 6:27:07 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………だれか、叫んでる……。 >>15 [蹲っていた瓦礫から、緩慢に顔を上げる。 多分、そう遠くはない展示室。 津崎の声とは違う。 小泉さんは……私に救急箱を渡しに来て >>4:354 、朝霞さんの元へ戻ると口早に告げていたから、多分だけれどこの辺りには居ないはず。] 松本さん……? [今日、一緒に還る人。私の"先輩"。 私は小泉さんから渡された救急箱を手にしたまま、聞こえた声の方向へと歩き出した。 まるで導くように、微かな物音が聞こえる。布を切り裂くような音 >>16 、啜り泣くような、苦しげな、吐息混じりの声?悲鳴?慟哭?何を言っているのかまでは、聞こえなかったけれど。 辿り着いたのは、"異変"が訪れてから一度も足を向けることのなかった、特別展展示室。 そう、そこには、林檎頭の絵 >>0:177 と、好きだと思った絵 >>0:178 が飾られていた場所で────。] (23) 2022/09/12(Mon) 6:44:18 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹………………っ。 な、に、してるんですか……ッ!これ……! [津崎同様、松本さんも着ているシャツが変わっている。 ああ、津崎の"ちょっと血でかなりべとべと" >>4:240 に松本さんも関わっていたんだろうかと思いつつ近付けば、そのシャツはずたずたに裂けていて、そこからは、赤色と林檎の香が散っていた。 傍らには、赤に染まったナイフまでが落ちていて。 "ここ"では死なない。死ねない。 けれど、痛みはちゃんと感じる。 ナイフで傷つけてしまった私の左手は、今も時折、ツキリと痛む。] 死のうと、思ったんですか……? [救急箱は何の役にも立たないかもしれないけれど。 私は松本さんの傍らに跪いた。**] (25) 2022/09/12(Mon) 7:00:11 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 命に優劣があるのなら、 別に劣の評価を付けられても構わなかった。 問題は、この世界では劣側の人間が 必ずしも死ぬとは限らないということで] (26) 2022/09/12(Mon) 7:11:26 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a7) 2022/09/12(Mon) 7:13:18 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a8) 2022/09/12(Mon) 7:15:09 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a9) 2022/09/12(Mon) 7:16:41 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a10) 2022/09/12(Mon) 7:21:06 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a11) 2022/09/12(Mon) 7:26:02 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a12) 2022/09/12(Mon) 7:29:56 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a13) 2022/09/12(Mon) 7:31:39 |
【人】 2年生 松本志信[慣れもしない叫び声を上げたからか、喉が痛い。 自分で何度も刺した腹部の痛みで失いかけの意識の中に たぶん、黒崎ちゃんの声>>25 がする。] すげぇ…な、 くん、は。 …こんな、に痛ぇ の、に… 生き て 、だから… きっと、……生きてる よ、な。 ……──“現在” 、…も。 [死のうと思ったのか、の問いにかえすのはきっと訳の分からない言葉で。 涙でなんも見えない俺は、もう目を開ける力もなくて 誰か増えた気配がして>>29 カスカスの声で、懇願するように一つの命が生きていることを願って。 こんなにも痛くて苦しいのに、腹の傷は少しずつ治っていく。 「そこに傷はありませんよ」 とでも言うみたいに。] (31) 2022/09/12(Mon) 7:36:24 |
【人】 2年生 松本志信[死ねない、死にたいのに。 俺でいいのに、俺しかいないのに。 だから、掠れた声でうわ言のように呟く。] ……、…てくれ …殺してく、れ。 [天使でも神様でも悪魔でも忍者でも誰でもいいから]* (32) 2022/09/12(Mon) 7:39:16 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a14) 2022/09/12(Mon) 7:45:29 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[どうしよう、これ、止血とか意味があるのかな……と思いつつ。] 松本さん、失礼します。黒崎です。 触ります。 [こちらに視線が向かない松本さんに告げつつ、腹を庇うようにしている彼を上向きに寝かせようとした。 着ているパーカーが赤に染まろうと林檎の匂いが染みつこうと構わなかったし、いや、むしろパーカーを脱いで、救急箱から取り出したガーゼ越し、松本さんの傷に押し当てようとして。] ……………………? [掠れた声で、囁くように告げられた >>31。 いや、私あてではなく、多分、独り言。 "生きて"、"生きてる"、"現在も"。 それは自分の事ではなく、誰かを思い、願っているような片言だった。] (33) 2022/09/12(Mon) 7:52:08 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[どうしよう、どうすれば、と困惑しているところに、小泉さんの声 >>29 が届く。] 小泉さん、どうしよう、松本さん、自分で……っ。 [告げる手の下、じわりと赤を吸い領土を広げていくパーカーの、その色の動きが変わったことに気付く。 視線を落とした先の傷、それが魔法のように、すうと消えて行きつつあるところだった。 それでも残り続ける、濃密な林檎の香。] …………私は……。 松本さんに死んで欲しくないです……。 [津崎にも、小泉さんにももちろん死んで欲しくない。 私だって死にたくない。 ぽつりと呟いた声は、でもきっと、松本さんの心には届かない。*] (34) 2022/09/12(Mon) 7:53:40 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a15) 2022/09/12(Mon) 7:58:13 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a16) 2022/09/12(Mon) 8:04:15 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a17) 2022/09/12(Mon) 8:06:50 |
【人】 4年生 小泉義哉まだ、お前からの頼み事、聞いてないんだが。 もし、殺してくれというのがお願いということなら、 俺はそんなもの叶えない。 [ うわ言のように死にたいと呟く声には、>>32 中断された頼み事の件を持ち出して>>4:321 さっさと聞かせろとせがむ] お前、生きててもいいなと思ってるって言ってたよな。 あれは嘘だったのか? [ 過去の会話も思い出して、問い詰める>>4:276] 俺、お前にパンを奢るって約束、果たせてない。 仮に俺が死んでても、生まれ変わってでも お前に美味い焼き立てのパン奢ってやるから。 だから、少なくともそれまでは生きてろよ。 [ バスで交わした約束も口にして、>>0:208 僅かばかりにもなりかねない延命を願う。 めちゃくちゃで支離滅裂な会話になろうとも 彼が生きたいと思えそうな可能性があれば 何だって口にした。 なりふりなど構っていられない]* (37) 2022/09/12(Mon) 8:28:44 |
【人】 2年生 松本志信[こんなにも死を願うのに、反比例するように傷は消えていく。 どうにもならない痛みだけが残って、意識はどんどん薄れていく。 優しい声が>>34 俺の命の継続を願っている。 ああ、そうだ、これで武藤くんと離れ離れにならないね良かったって伝えねぇと。 叱咤するような声が>>37 俺との未来の約束を紡ぐ。 きっと普段ならこんな支離滅裂な言葉並べないだろうに、珍しいな。] ぁ…、… ど …し、て [思うことはあるのに、伝えようとする言葉はあるのに 心のキャパシティは足りていなくて。 酸素を求めるように唇が動くだけで、声は出なくて。 どうしてよりにもよって、俺なんだ。 涙でぐちゃぐちゃになった表情は痛みに眉を強く寄せる。] (38) 2022/09/12(Mon) 9:03:08 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 回想:レストランにて ―― そうだな。 自分が生きている前提で会話していても、 未来の約束も果たせるかは分からないし。 俺はこの世界に来てからずっと、 自分が死んでることを想定して動いていた。 だから、自分の死後にどうしたら みんなが幸せになるかを考えながら過ごしていたんだよな。 でも、津崎の場合は、 俺よりも誰かの側にいてくれることを みんなから望まれているみたいだったから。 だから、みんなのことを考えると苦しくなるんだと思う。 落ちてしまうのはきっと、津崎が優しいからだよ。 (39) 2022/09/12(Mon) 9:03:11 |
【人】 3年生 津崎 徹太>>39 みんなの幸せ。 俺はそんな余裕なかったっス。 [最初から死んでいる想定で動いてた、というコイ先輩。 いや、生きてるはずだって、しがみついた自分。 結果、俺は、 きっと、思った以上に疲弊しているのだけど] みんなから、望まれてるかどうかは、その人になってみないとわからないけれど、 でも、自分が死ぬということは、みんなが助かるってこと。 コイ先輩は、それに早々に気づいていたということですか? [それは、気づいたとしても、 そんなに早く諦めがつくものなのか? いや、違う、 と、思って、 もう一人、そんなひと、チカさんを思い出す] (42) 2022/09/12(Mon) 9:14:06 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a18) 2022/09/12(Mon) 9:16:32 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……小泉さん。 私、担架持ってきます。 [毛布やベッドがあるのだというスタッフルームに行けば、きっと"ある"はず。 小泉さんの事だから、自分が行くと言ってくれそうだけれど、] 私の足の方が早いので、私が。 津崎見つけたら連れて来るけど、片側、私が持てます。 [言い置いてスタッフルームへ走り、さも"さあ使え"と言わんばかりに解りやすい場所に置かれていた担架を抱えて特別展部屋へと走り戻る。 レストランまでは遠回りだから見に行くこともなく。 そして館内を走る道中、津崎の姿は見えなかった。] スタッフルームのベッド……で良いですよね。 [言いつつ、2人で松本さんを運んだ。 取り乱した松本さんを目の当たりにして、今ここに残っている1人が私で良かったと思ったし、工藤さんや朝霞さんらの女子たちを早く還してくれた天使の温情(?)にはほんの少し感謝した、かな。**] (46) 2022/09/12(Mon) 9:29:24 |
【人】 3年生 津崎 徹太[そして、どれくらいコイ先輩とは話をしただろう。 でも、わかったことは、 後悔しない、こと。 いまできる思いつくのは、二つ、かな] (47) 2022/09/12(Mon) 9:29:27 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a19) 2022/09/12(Mon) 9:32:11 |
【人】 3年生 津崎 徹太>>0:526>>0:527>>0:528>>0:529 [そして、通りがかったのは、今度は著名人の贋作コーナーだった。本物はみることができなくで、そのディティールを掴んだ精巧な贋作だ。 もちろん、それぞれの絵が大きいので、とても広い展示室だけれども、人気コーナーだかは、必ず人がいた。 でも、今は、誰もいない。] ゲルニカ、か。 [スペインのゲルニカ無差別攻撃を描いたというパブロピカソの代表作だ。 生涯、恐ろしい枚数を描いた巨匠の代表作] やっぱり、すごい [その表現、表情、思わぬ方向からの刺激が頭に叩き込まれる。 突然の悲劇、死、 ああ] 今、みたいだ。 (52) 2022/09/12(Mon) 10:00:30 |
【人】 3年生 津崎 徹太[絵に近より、そして、見上げる。 しばらく見てから、目を閉じると、 ふと、自分の心臓の鼓動が聞こえたような気がした。 ああ、そうか、ドキドキしている。 この広い展示室の中で、 たった一人、圧倒的な巨匠の才能たちの中で、 さあ、ここで息が吸えるのか? そんな問いかけが聞こえたような気がすれば、 横を向いた。 誰かがいたような気がして]* (53) 2022/09/12(Mon) 10:05:30 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[ある程度こうして冷静に動けているのは、あの時 >>4:331 に一度爆発して、その後、驚くほど冷静さが戻ってきたから、だと思う。 多分、私は怒っていた。 自分自身にと、あと────朝霞さんに。 津崎が衝動のまま美術品を壊して歩くに至ったのは、私と会話した後、朝霞さんと会話したからだと確信していた。 そこで何かを言われたか、言ったか、ともかく穏やかな展開とは至らなかったのは明白で。 そんな中、受信した朝霞さんからのメール >>4:344 に、頭の芯が焼けたような感覚が走った。 貴女、自分が何をしてるのか、自覚してるの? 大事な人なんでしょう?津崎が。 "足が痛くて動けない"って。 "救急箱"って。 救急箱でどうにかなる程度の足なら、 這ってでも津崎をどうにかしなさいよ。 薄々、彼女はそういう──誰かにお世話されるのがさも当然、のような──ところがあるのは感づいていたけれど、それにしても、と歯噛みした。] (57) 2022/09/12(Mon) 10:09:46 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[津崎は、"一人を忌んではない"なんて嘯いていた >>4:292 けれど、本質的には寂しがり屋だと思っている。 "穴だらけでもいい"って。 "がいい"じゃなく"でもいい"って言っていた。 つまり、その穴を塞いでくれる人が居たなら、嬉しくないはずがないということでしょう? 誰か、埋めてよ。 津崎の心の穴を。 私と武藤が出来るならする。何だってする。 でもそれは、きっと、 "たった1人の誰か"じゃなきゃいけなくて。 朝霞さんがそんな存在になってくれたら、なんて、2人の背中を押すような真似をしたけれど、結局津崎を悪い方向に押しやってしまっただけだったのかな、と。 それは、浅はかな言動をしてしまった自分への怒りでもあって。 そんな思いが頭の隅、ずっと渦巻いていて、それが私を冷静にさせていた……んだと思う。*] (59) 2022/09/12(Mon) 10:12:55 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a20) 2022/09/12(Mon) 10:14:35 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a21) 2022/09/12(Mon) 10:14:40 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a22) 2022/09/12(Mon) 10:14:52 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― スタッフルーム ―― せめて、気を失っている夢の中では、 苦しくないと良いですね。 [元々顔色が良いとは言えない人だけれど。 常より数段顔色を悪くしている松本さんをベッドに移し、室内の適当な椅子に腰掛ける。] ………………。 あの。小泉さんの、パン屋さんの話。 [突然に長閑な話題を持ち出した私に、小泉さんはどんな顔になっていたんだろう。] (60) 2022/09/12(Mon) 10:25:14 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹バスの中では言えなかったんですが……。 可愛い、猫ちゃんのパン。 買ってみたいな、って、思ってて。 あれ、可愛かった……です。 [何ということもない会話。 けれどこんな事1つ伝えるのにも、"ここ"に来る前の私は躊躇していた。 そんな事すら、誰かに踏み込むのが怖くった。 "可愛い"が好きな自分を曝け出すのはもっと嫌だった。 漸く言えるようになったのに、小泉さんが焼いたそれを口にするという願いは叶わないかもしれないということは、考えたくなかった。*] (61) 2022/09/12(Mon) 10:25:40 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a23) 2022/09/12(Mon) 10:27:02 |
【人】 3年生 津崎 徹太[そして、ふと、 ああ、チカさんと一緒に観たらいいんじゃないかと、 遅ればせながら気がついて、 チカさんに電話をかけた] でない? [チカさんが自虐行為をして、 既にスタッフルームに運ばれてた時だろう。 チカさんの携帯が鳴るのを、近くの人は気がついただろうか]* (65) 2022/09/12(Mon) 11:26:53 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a24) 2022/09/12(Mon) 11:28:31 |
黒崎 柚樹は、?スマホ……誰の?ああ松本さんの…… (a25) 2022/09/12(Mon) 11:33:12 |
黒崎 柚樹は、……津崎から?(出ていいのかな、これ……) (a26) 2022/09/12(Mon) 11:33:42 |
津崎 徹太は、出ないな。どうしたんだろ? (a27) 2022/09/12(Mon) 11:36:56 |
【人】 4年生 小泉義哉……パン屋? [ 黒崎の方へ顔を向けながら、>>60 考え事をしていたせいで、話題から一拍遅れて ぽかんとした真顔で、鸚鵡返しに返事をした。 それから、続く言葉が頭に入ると、>>61 少しだけ頭が冴えてきて] そうだったのか。 可愛いもの、好きだったのか? 武藤も虎型パンを買いたいと言っていたから、 目が覚めたら一緒に買いに来るといい。 [ 自分が声を荒げたときの黒崎の反応も>>0:40 武藤にパン屋の場所を教えていないことも>>0:146 懐かしいどこか遠くの記憶のように感じながら。 秘密を打ち明けるように話す黒崎に 聞けて良かったと伝わるように、 小さく笑みを返した]* (68) 2022/09/12(Mon) 11:41:44 |
【人】 2年生 松本志信[丁寧に言葉の全てを受け止めて、ちょっとだけ遠回しながらも自分の思うことを伝えてくれる小泉くん。 爽やか好青年、ずっとずっとその印象でいる彼の頭を撫でる手。 懇親会で引っ込めた時にはまだ、ここまで話せる仲になっているとは予期していなかったから。 そうだ、ひとつ願い事があったんだ。 何を願おうと思ったんだっけ。 “殺してくれ”なんかじゃなくて、もっとなにかあったはずなのに。 今は、思い出せない。 美味しい焼き立てパン、食べたいな。 酷い言葉をなげかけておいて、思っていいはずがない。] (69) 2022/09/12(Mon) 11:43:43 |
【人】 3年生 津崎 徹太―スタッフルーム― [そこにつけば、 チカさんはまだ意識を失っていて、 黒崎とコイ先輩までも勢ぞろいしていた] 自分で刺したって……。 [ふと、スタッフルームのテーブルを見ると、 捨てたはずの自分の荷物が綺麗に並べられてて、 そして、果物ナイフが消えていた] ………。 (75) 2022/09/12(Mon) 12:03:09 |
【人】 3年生 津崎 徹太チカさん……。 [ふと、自分の中で、 一つ、使っていなかった歯車が嚙み合った] 傷はどんな感じなんだ? [黒崎にきいてみる] (76) 2022/09/12(Mon) 12:08:53 |
【人】 2年生 松本志信[皿の割れる音? 花瓶が碎ける音? 木の枝が割れるような軋んだ音? 美術品たちの悲鳴が上がり、いち早く黒崎ちゃんが気付く。 言い置いて駆け出していく。 誰が、を聞いて咄嗟に俺も走り出したけど俊敏に動くことは苦手で。 それでも、息を切らして走った。 津崎くんに何かあるのなら助けなければ、痛い思いも怖い思いも、厭な思いも 誰よりなにより、して欲しくなどはないから。 走って、辿り着いた…──はずだった。 展示室で暴れ回る津崎くんと、それを止めようとする黒崎ちゃん。 確かにそれを見た、確かに俺はそこに居たはずなのに。 まるで、そこには居なかったみたいに二人には見えていなかった。 身体は透明になっていて、声をかけても届くことはなく 止めたくて抱き締めたくて伸ばした腕さえ、すり抜けて行った。 今この出来事の中に─彼の思考の中に─お前は居ないんだよ、って。 意地悪な神様が突き付けて来たんだろう。 気付けば天使が目の前にいて、次の時には林檎頭に囲まれていた]* (77) 2022/09/12(Mon) 12:14:44 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹>>76 [そう、そういえば、スタッフルームのテーブルには津崎のスコッシュが、不思議な感じに置かれていた。 まるで陳列するように、財布とか絵はがきとか、あと、どう見ても女の子向けのハンカチ、とか >>4:207 。 なんでこんな風に並べてあるのかな、と思ってはいた。さほど気には留めなかったけど。] 傷は、見てるうちにどんどん塞がった。 今は出血してない……けど。 でも、回数が……もう、どれだけ、って。 [シャツ見ればわかるよ、と、かけていた毛布をちらりと捲れば、ずたずたになって血濡れた──香りだけは芳醇な林檎という忌々しい──シャツが覗けると思う。*] (78) 2022/09/12(Mon) 12:20:15 |
津崎 徹太は、チカさんの傍に寄って座ると、手を握る。 (a28) 2022/09/12(Mon) 12:21:07 |
【人】 4年生 小泉義哉―― スタッフルーム ―― [ 電話の内容が聞こえてくれば、>>70>>73 津崎、来てくれるのか、と安堵の小さなため息を零す。 それから、しばらくして津崎が姿を現せば、>>75] ……俺じゃたぶん無理だから、どうにかしてやってくれ。 [ 少し前の会話を思い出しながら、>>64 津崎にそう語りかけて] ……悪い。俺、ちょっと厨房に籠る。 [ パン作りか何か、集中できるものがないと、 頭に浮かんだ思考を拭えないと思ったから。>>67 2人共に聞こえるように、そう宣言した。 誰にも引き留められなければ、 血色の悪い顔のまま足を進め、 そのままスタッフルームを後にしただろう]** (79) 2022/09/12(Mon) 12:21:43 |
【人】 2年生 松本志信[意識は深い深い霧のかかった森の中。 どこから来たんだっけ、どこへ行くんだっけ。 この手はたった二本しかない。 武藤くんに伝えた言葉だ。 その二本の腕で何を選ぶのか、何を守るのか。 見誤っちゃいけねぇよ。 そんな残酷な事を言った。 気を許した友人と、大切に想う人と 天秤にかけるくらいなら 俺が死ねば全てハッピーエンドで終われるのに。] …、…… …く…ん [森の中、青林檎を探して歩き回る夢だけを見ている]** (80) 2022/09/12(Mon) 12:23:42 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a29) 2022/09/12(Mon) 12:26:43 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a30) 2022/09/12(Mon) 12:27:03 |
【人】 3年生 津崎 徹太[先に出て行ってしまったコイ先輩に、はい、と頷きながら、 黒崎を見て、頭を下げる] ありがとう、チカさん、連れてきてくれて あとは、俺が面倒みるから。 外してもらっていいか? チカさんと二人で話したいから。* (82) 2022/09/12(Mon) 12:35:08 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[私が松本さんについて知っている、性格以外のことといえば、1学年下だけど5歳上なこと。 死にたがりなこと。 何らかの理由でスマホの文字情報のやりとりが難しいこと。 そのくらい。 同性愛者である事は知らなかったけれど、知ったところで、「ああ、そうなんだ」という納得しか覚えなかっただろうと思う。 ほとんど言葉も交わしていないうちから私が女であると看破して、だからと言って誰に何を言うでもなく、態度を変えることもなく、ただ"どう呼べば良いか"という意味合いだけを乗せて、"黒崎ちゃん"と呼んで来た人。 >>0:75 こんな態の私に、"女の子が好きな同性愛者なんでしょ?"なんていう偏見を押しつけたりはしてこない、優しい人。 人のこと、応援したり励ましたりばかりで、俺はそういうの要らねぇのよとへらりと笑うばかりの人。 沢山のものをくれた松本さんに私も何か返したいのに、全然、ちっとも、返せていない。*] (85) 2022/09/12(Mon) 13:38:33 |
【人】 3年生 津崎 徹太[>>4:39 多分、朝霞が言ってた感情なのかもしれない、と 今更ながらに思う。 女の子は可愛いと思うし、 実際、朝霞のことは好きだった。多分、ちゃんと恋してた。会えれば嬉しいとか、何か同じもの共有が楽しいみたいな。守ってあげたい…といった、うん、本当にわかりやすくそれは好きといえる感情だった。 でも、チカさんに対しては、 喫煙所にふらり遊びにいって相手してくれる人。 ただ、黙ってても、別に気を使わない人。 楽しい歌をいきなり歌ったと思えば立ち去ってしまう人。 そして 死にたい死にたいいっても絶対死なない人。 のくせ、傍にいて、ただ、いつまでも普通でいてくれる。 好きなんて言葉を使わなくていい関係の人。 そう思ってたんだ。] (86) 2022/09/12(Mon) 14:20:14 |
【人】 3年生 津崎 徹太[だけど、ここにきて、 一度は屋上から飛び降りようとしたり、 そして、今、自身で腹を滅多刺ししした、なんて聞けば、 ああ、この人、 本当に死ぬのかもしれない、なんて]** (87) 2022/09/12(Mon) 14:23:23 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 特別展 展示室 ―― [多分一人になりたいのだろう小泉さんがいるレストラン周りに行くのは避け、何とはなしに足を向けたのは、松本さんが倒れていた特別展の展示室。 10個の林檎頭の絵が並ぶ、あの陰惨な部屋。] ………………。 [むせかえるような林檎の香、私たちと同じ服を着た林檎頭の肖像たち。砕けた頭の4つが誰を指しているのかなんて、一目瞭然だった。] ………………。 ……?…………っ。、 [先刻、松本さんを介抱している時に、粘つくような視線を感じた気がしていた。 出元はおそらく、"私の絵"。 睨むように見つめていたら、その絵がじわりと動く気がした。] (88) 2022/09/12(Mon) 14:29:00 |
【人】 2年生 松本志信[深い霧の中、うろうろ彷徨って崖に出た。 黒い海が見えて、柔らかな色彩の青の中に岩山がひとつ浮かんでいる。 頂上には城みたいな建物が見えて。 ああ、あれは多分俺が入るべき墓なんだろうなって思った。 地上から切り離されて浮遊した山頂、あんな所に誰も来ない。 化け物のための、青空に浮かぶ揺籃。 行こうかって、踏み出して崖から落下する直前。 ぐっと引っ張られた。 誰かが手を握ってくれているのがわかる。 血を流しすぎて冷えた手が、片方だけあたたかい。] …、……… [振り向いたら、急に霧が晴れて。 “見たいと思ったもの” を見た───] (89) 2022/09/12(Mon) 14:29:13 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[自分の声のような。 でも違うような。 自覚よりいくらか高く、甘く舌っ足らずな風な声が絵の中の自分から聞こえ、気付けば己の絵の様相は一変していた。 それは確かに自分……なのだろうけど。 いかにも華奢で女性的な、首から肩の線。 シンプル極まりない黒いシャツは黒いブラウスに。 白パーカーはふわふわとしたカーディガンに。 肩にまで落ちている黒髪は、艶やかに緩くふわりと柔らかな弧を描いていた。 砕けた林檎に隠れた唇は、きっと私のものより数段赤く艶やかなのに違いないと、見えてもいないのに確信する。] (91) 2022/09/12(Mon) 14:30:11 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹────そんなの、いらない。 いらなくないでしょう? 欲しいでしょう? "これ"だったら、どこに出ても 少しも恥ずかしくない、 恋人同士になれるんだよ? さぁ──手を、伸ばして。 (92) 2022/09/12(Mon) 14:30:48 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[────などということは、なく。 ふ、と笑う私の手は、絵の中の、崩れた林檎頭に伸びていく。 うん、頑張って引きずりこもうとしているね。 掴まれた手首に長く伸びた爪が食い込む感覚が走る。 けど、そんな貧弱な力で引っ張られて、私が動くわけ、ないじゃない。] 要らないって言ったでしょう。 余計なお世話。 武藤が好きになってくれたのは、私であって、 あんたじゃない。 [掴んだ、崩れた林檎頭。 ぐ、と力を込めたら、更に崩れてぐずぐずになっていく。 ぎいいいい、と、悲鳴とも不協和音ともつかない音が絵から溢れてきて。] (94) 2022/09/12(Mon) 14:32:34 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………ね、どんな顔してるの。 見せてよ。 [凶暴な衝動に駆られるまま、更に握り潰して芯まで全部砕いてやろうとしたのだけど────直後、弾き飛ばされるように私の腕は絵の外側に抜け出ていた。 眼前には、最初に見たままの、パーカーにTシャツ姿の、砕けた林檎の私の肖像。] …………なんだ、根性無し。 [そう告げ背を向け歩き出したら、砕けた林檎へはもう振り返らない。**] (95) 2022/09/12(Mon) 14:34:53 |
【人】 2年生 松本志信[真っ直ぐと見つめてくる瞳はさっき見た青空の色で。 その唇がとてもとても辛いことを言うのを、聞いた。 多分泣きそうになってしまったのはこっちの方で。 人前で泣いたことないのにな、なんて。 熱くなっていく目頭そのままに、息を吐いた。] …そ、…だね。 [何でなんだろう。 小泉くんが、津崎くんが、どんな悪い事をしたっていうのか。ガラガラの喉で続ける我儘。]* 嫌だ。 (98) 2022/09/12(Mon) 15:38:36 |
【人】 3年生 津崎 徹太聞きました。 自分で刺したって、 すごく痛かった、怖かったですよね。 [そのまま顔を引き寄せて、自身の肩口に埋めて抱き寄せようとした]** (100) 2022/09/12(Mon) 15:57:54 |
【人】 2年生 松本志信[紡がれていくのは望んでない未来。 でも、理解はしている。 もしもこれが津崎くんの夢なんだったら。 生きることを決められてしまった俺に出来るのは、向き合うこと。 突き放さず、逃げずに、受け止めること。] 話…、そだ、ね。おはなし、しよ。 [とりとめのない言葉遊び。 哲学の話、どうでもいい蘊蓄、今日の天気。 ただの“普通”なその時間が、大切だった。 目を瞑り続けたけど、君が好きだって話。 指先が髪に触れる。 繊細じゃない、手入れも行き届いてるわけじゃない。 ちょっとごわごわして触り心地なんて良くもないだろう、髪に。] ばかだなぁ。 今日も、明日も、いつでも、…一緒だよ。 [生きてたって、死んでたって]* (101) 2022/09/12(Mon) 16:14:49 |
【人】 2年生 松本志信 …、…っ めちゃくちゃ、痛かった 怖かっ、… [抱き寄せられるままに肩口に頭を押し付けて。 腕を回して、弱く弱く抱き締めた。 怖かったよ。 こんなに怖いなんて。] 津崎く、… を、喪う…かも …って [ナイフなんかよりも、ずっとずっと]** (102) 2022/09/12(Mon) 16:24:29 |
【人】 3年生 津崎 徹太チカさん、 俺、一つ、先に伝えておきたいことがあるんです。 [俺は、チカさんと長く話していて、 そして、屋上できいた話も十分理解して、 今できることをしながらも、 尚且つ、みんなから批判されることを言うんだ。] もし、俺が死んで、 そして、チカさんがやっぱり死にたいって思う毎日があるのなら……。 (104) 2022/09/12(Mon) 16:33:09 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a31) 2022/09/12(Mon) 16:35:10 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a32) 2022/09/12(Mon) 16:48:28 |
【人】 2年生 松本志信[そっと優しく落とされる言葉は、ずっとずっと欲しかったもの。 誰かに許される事をずっと待っていた。 みんな優しいから、その言葉をまさか聞けると思っていなくて。 水の中でもがき苦しんでた。 息苦しくて、生き苦しくて。 いま、初めて息が出来た気がした。 返される腕の力に、ぎゅっとまた抱き締め返す。 眉を寄せていた泣き顔は、少しずつ緩んで。] (105) 2022/09/12(Mon) 18:04:12 |
【人】 2年生 松本志信 じゃぁ、やっぱ、「明日も」一緒だな。 [声はもう枯れていたけど何とか絞り出す。 どうしようか。 船の浮かぶ色鮮やかな海でも見に行こうか。 憎たらしい林檎を切り刻んでアップルパイでも作ろうか。 寒くなったら湖の上をスケートでもして。 教えてもらった歌を聞かせてもらって。 晴れた日の屋上で。満点の星空の下で。 ああ、でもやっぱり 最初はあの喫煙所で]** (106) 2022/09/12(Mon) 18:12:25 |
【人】 4年生 小泉義哉……俺が生きているなら、どうしようか。 きっと、みんなが津崎が亡くなったことを悲しむ中で、 独りだけ罪悪感に蝕まれながら生きるんだろうな。 [ きっとみんなはそんなこと言わないだろうけど、 それでも、義哉はきっとその気持ちを抱えることになる。 所詮、“普通”もどきの人間に、 誰かの代わりになることなど不可能なのだから。 今まではこれは災害だって割り切るつもりだったし、>>4:242 それは他の誰かが亡くなっていても同じだと思っていた。 けれど、みんなからかなり遅れて やっとのことで義哉には“現実”が見えてきたようだ。 正直、逃げ出したいと思った。 死にたがりにとっても、この世界に“慈悲”はない] (108) 2022/09/12(Mon) 18:21:33 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 小泉義哉の父親の話 ―― [ 義哉は高校生の頃、母親に尋ねたことがある。 どうして父親と結婚したのか、と。 母親曰く、「同族だったから、同情したのかしら」 とのことだった。 “同族”の意味を知ったのは、 大学に入学してすぐの頃のこと] (111) 2022/09/12(Mon) 18:22:35 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 祖父母は父親と伯父が どちらも自分達の子供であるにもかかわらず、 彼らには伯父のことしか目に入っていないようで、 父親のことは、まるでいないものであるかのように 目を向けることもない。 彼らの話しぶりから、 伯父は昔から出来も要領も良かったらしい。 そんな伯父はいつも祖父母から可愛がられ、 父親はいつもないがしろにされていたみたいだった。 今回、父親が葬儀に呼ばれたのだって、 呼ばなければ他の親戚に体裁が悪いからという ただ理由だけで、内心断れば良かったのにとでも 思っていそうな、祖父母や伯父のあからさまな態度。 父親の悔しそうにしながらも、 何かに耐え忍んでいるような横顔を見つめながら、 義哉は、ああそうか、と気付いた] (113) 2022/09/12(Mon) 18:23:05 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 後から知ったが、父親のプロポーズの言葉は、 「あなたと共に“普通”の家庭を築いていきたい」 だったらしい。 最初は母親ともうまくいっていたようだ。 どちらも家庭に恵まれなかった者同士、 ある意味、共通の目標を持った同志だったから。 けれど、“普通”の愛情を知らなかった父親は 何をどうすれば“普通”になるのか分からなかった。 祖父母と伯父だけで旅行に出ることも多く、 自分だけ連れて行ってもらえなかったという記憶から、 自分の家族にはたくさん旅行してほしいと願った。>>1:43 祖母が兼業主婦だったから愛情をもらえなかったと、 そう思い込んで、母親には 専業主婦であることを求めた。>>3:10] (115) 2022/09/12(Mon) 18:23:45 |
【人】 4年生 小泉義哉[ まあ他にも色々とあったけれど、 月日は流れ、結果は御覧の有様。 理想的な家庭を築こうとして、 できないことを無理して継ぎ接ぎしようとして、 母親と息子に負担を強いることしかできない そんな愚かな父親。 きっと、自分も“普通”の父親になれると そう信じ切っていたし、 他人からもそう見られたいと強く願っていたのだろう。 自分の課した目標に雁字搦めになる父親は 義哉の目には、ひどく憐れに映った] (116) 2022/09/12(Mon) 18:24:01 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:厨房→廊下 ―― ……生き残ったところで、俺には何もできないのに。 [ このままじゃだめだと分かっていても、 父親から逃れられない愚かな子供。 自分の身の振り方も分からないのに、 誰かのために何ができるかなんて 分かるはずがないのだ。 もう、特別展の工藤’に愚痴でも吐いてしまおうか。 猫型クリームパンをオーブンに入れて、 発酵機能をセットすると、 ふらふらと、青白い顔で廊下に彷徨い出ることにした]* (118) 2022/09/12(Mon) 18:24:57 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a33) 2022/09/12(Mon) 18:29:19 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a34) 2022/09/12(Mon) 18:35:54 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 特別展→廊下 ―― [衝動で絵の中の自分に喧嘩を売ってしまったけれど、絵に突っ込んだ左手は林檎果汁に塗れた風にどろどろで。] …………きもちわる……。 [と、近くにあった化粧室を目指し、念入りに念入りに念入りに手を洗いまくったあと、どこに行こうかなとふらりと歩き出した。 レストランに近付いたら小泉さんに悪いし、どうしよう、外で走るのは……とりあえず止めておいた方が良いかな、じゃあ売店……? なんて考えながら。] (119) 2022/09/12(Mon) 18:45:02 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……?……ぁ、小泉、さん……。 [そんな視線の先には、"厨房に籠もる">>79と言っていた、小泉さんの姿。 >>118 やっぱりなんだか顔色が悪そう、と思いながら、近付いた。] …………あの…………。 私に出来ること、ありますか? [大丈夫ですか?と問おうと思った。 けれど、それを問うたら"大丈夫だよ"と答えるしかないことを、私は既に知っていて。 そして全然、誰も大丈夫じゃないなんてことも、当然知っている。 私は"次に還れる"のが決まったけれど、次に天使が現れたら、その時には小泉さんと津崎の2人きりになる。 その時はもうすぐ近くに迫っていて、"大丈夫?"なんてどの口が言えるのか、と。*] (120) 2022/09/12(Mon) 18:45:52 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a35) 2022/09/12(Mon) 18:46:33 |
【人】 4年生 小泉義哉津崎が亡くなっていたら、どうしよう。 俺、津崎のためにも、生きてるみんなのためにも きっと、何もできることがない……。 黒崎は、もし津崎と2人きりで残って、 自分が還れるってお告げを聞いたら、 何をしたいとか、考えていることあったか? [ 青白い顔のまま、焦点の合わない視線を彷徨わせる。 言葉にしたら力が抜けて、義哉は廊下に座り込んだ。 答えづらい問いで申し訳ないという思いはあったけれど、 “大丈夫”ではない義哉は、 言葉に気遣いを混ぜる余裕もない]* (122) 2022/09/12(Mon) 19:02:09 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a36) 2022/09/12(Mon) 19:06:04 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 廊下 ―― [いつだって先輩然としている小泉さん。 きっと後輩相手にはいつだって"理想の先輩像"として振る舞いたいんだろうなと察せられてたし……そう、たとえば、松本さんみたいなだらしない様なんて、見せたことはなかった。 やっぱり私では、小泉さんの助けにはならないかな、むしろ傍に居る方が彼の負担になってしまうのでは、と、この場を離れることも考えていたのだけれど。] ……………………。 ["津崎が亡くなっていたら、どうしよう" それは私も、ずっと考えていたことだった。 津崎だけじゃない。 "小泉さんが亡くなっていたら"、"松本さんが亡くなっていたら"、そして"私が亡くなっていたら"。それは、"残り4人"が決まってから、ずっと心の多くを占めていた思い。] (124) 2022/09/12(Mon) 19:42:33 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[かくりと力を失って廊下端に座り込む小泉さんの隣、私も腰を下ろした。] 私……ずっと、 これは私の夢なんじゃないかなって、思ってました。 [ぽつぽつと話し出す。 小泉さんの問いかけの答えに辿り着くのか解らなかったけれど、自分の心の中を整理しながら言葉を紡ぐ。] 自分の性別の事、自分からは誰にも言えなくて。 可愛いものが好きなのに、それも好きだと出せなくて。 パフェくらい食べに行けばいいのに、それすら出来なくて。 "このままでいい"と"このままじゃ嫌だ"が ずっと、自分の中、ぐるぐるしてました。 (125) 2022/09/12(Mon) 19:43:29 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……でも、"ここ"に来て、自分の事、話せる人が出来て。 パフェも食べられた。 初めて、男の人に、"好き"って言って貰えた。 励まして貰ったり、知らなかった素顔を見せて貰ったり、 手料理を振る舞ったり、御馳走になったり、 全部、私が欲しかったものばっかりで。 だから、これは、私の夢なんじゃないかなって。 誰かと"最後の2人"を過ごすことになったら、 その相手が誰でも沢山話して。 泣き喚いたり詰ったりとかじゃなく、 お礼言って笑ってさよならが言えたらいいなあ、とか。 思ってました。 "私の事なんて忘れて皆幸せになってね"とも思うけど、 でもそれだけじゃないから、私の思いを持って帰って もらいたいなあ……って。 (126) 2022/09/12(Mon) 19:46:19 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………だから、"2人のうちの1人"になって、 自分が還る側になったら、同じ風にできると良いな、とは。 相手から詰られたり責められたりしても、傍に居ます。 ひとりぼっちでさよならだなんて、させたくない。 きっと、絶対、その人との最後の時間を貰えたことは、 意味があることだと思うから。 [綺麗事かもしれない。 私の胸にもどろどろしたものは沢山詰まっていて、他の人の事なんて放り出して、「いいから私を還してよ!」と叫びたくもなったりした。 あの人よりはこの人が、なんて、そんな思いも、過らなかったと言えば嘘になる。] "何もできることがない"は、無いと思います。 小泉さんは、だって、津崎や松本さんや私が、 "何もできてない"なんて思っていないでしょう? [同じですよ、と伝えたけれど。 私のこんな拙い言葉で小泉さんの顔色をいくらかでも良くすることができるのかは、正直なところ、あまり自信は無かったかもしれない。*] (127) 2022/09/12(Mon) 19:53:17 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a37) 2022/09/12(Mon) 19:54:58 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a38) 2022/09/12(Mon) 20:08:02 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:廊下 ―― [ 黒崎が廊下に腰を下ろし、>>125 目線が近づいて、初めて顔をそちらに向けた。 彼女は自分の夢の世界だと思っていたらしい。 自分の欲しかったものが手に入った世界。>>125>>126 今は思うところもあるかもしれないが、 この世界は確かに黒崎を救ったのだと思うと、 良かったと心から感じる] お礼を言って、笑って、さよならを言う…… 自分の思いを持って帰ってもらう…… 傍にいる…… [ そんなことでいいのだろうか、 それで救われるのだろうか、とも思う。 けれど、 “最後の時間を貰えたことは、意味がある”>>127 その言葉は義哉の心に少しだけ響いた] (129) 2022/09/12(Mon) 20:28:36 |
【人】 4年生 小泉義哉[ それから、] ああ、そうだ。 今、厨房でパンを用意しているんだ。 まだ焼き上がってはないんだが、食べてくれると嬉しい。 [ 思い出したように付け加えながら、 よければ、チョコペンで顔も描いてみないかとも 提案してみた]* (133) 2022/09/12(Mon) 20:30:13 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a39) 2022/09/12(Mon) 20:32:49 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[臆測でしかないけれど、私のこの思いは、武藤だったらある程度解ってくれるんじゃないかな、なんて思っている。 でも、時々、黒くて暗い淵を覗くみたいな暗い眼をすることがある、津崎や松本さんからは、そんな簡単な事じゃないんだよと切って捨てられる類の甘い考えだよね……だとは感じていて。 小泉さんの葛藤を、私は知らない。 彼がどれほど暗いものを抱えているのか、ということも。 だから諭すつもりも助言のつもりも全然なくて、私は私の思いを訥々と、正直に伝えることだけを考えた。 でも、顔を上げた小泉さん >>132 は、いくらか精気が戻った表情になっていたから、少しだけ安心したかな。] (134) 2022/09/12(Mon) 21:04:34 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹え。パン…………? って、粉から……?すごい……! [料理と菓子作りは全くジャンルが違うものだし、加えてパン作りとなると、もはや特殊技能だと私は思っている。 私は料理はできるけれど、菓子やパンとなると、繊細さに欠けるのか、あまり上手には作れなくて。 自宅でゼロから作ろうとなると、とにかく工程が面倒きわまると思い知り、お店のは専用調理器具が揃っているから出来ることだよね、なんて結論づけていた。 もちろん食べます喜んで、と、食い意地が張った私は途端に上機嫌になったわけだけど、まさかそれが"猫ちゃん型クリームパン" >>109 だったとは。 チョコペンで顔?と首を傾げた時には、まだそれを知らずにいたのだった。*] (136) 2022/09/12(Mon) 21:08:17 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a40) 2022/09/12(Mon) 21:10:14 |
【人】 4年生 小泉義哉ああ、粉から作った。 パン作りは割と長い間やってたから、 レシピも材料の分量も覚えてるんだよな。 菓子作りは、レシピがないと作れないが。 [ 菓子やパンは目分量で作ると 失敗することが多いという理由で、 料理好きからも敬遠されることが多いらしいが、 レシピとコツさえ掴めれば作れるから、 義哉にとってはそこまで苦とは思っていなかった] もう少ししたら、焼き上げる段階になるから、 食えるまでは、もう少し時間が掛かるが、 今からレストランまで行くか? それとも他に行きたいところがあるなら、 焼き上がったタイミングでLINEか電話で知らせるし。 [ チョコペンのことで首を傾げる黒崎に>>136 猫型クリームパンのことは内緒にしておこうと思い、 移動するかどうか尋ねてみた]* (139) 2022/09/12(Mon) 21:26:31 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a41) 2022/09/12(Mon) 21:28:38 |
【人】 2年生 松本志信 え゛っ [いかんすごい汚い声が出た。 いや、なんというかその、えっ。] キ、ス…って、え、いや ない、けど じゃなくて! え、俺と?してえの? [聞き間違いとかじゃ、ねぇよな?] (141) 2022/09/12(Mon) 21:37:31 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹パンもお菓子も、分量が大切で、 要は化学反応じゃないですか…………? [元々理系脳ではないから化学反応云々言われても今一つ理解できないし、"卵液○g"と言われても、それを正確に量るのが面倒で1個丸々入れるなどしてそこそこの惨事になったりする。] 私はシュークリーム連続5回失敗して、 お菓子とかパンとかは諦めることにしました。 [外見からはそういう方向の嗜好ではなさそうに思える小泉さんが、ここのキッチンでもパンを焼いてしまう器用さを持っていることに心底驚いてしまいつつ、誘いの声には首肯した。] そろそろ座りたいなと思ってたところなので 私もレストラン行きます。 今度はホットの珈琲か紅茶か淹れますよ。 [こんな会話をしていると研究室の休憩時間を過ごしているような気になってくるし、レストランの行けば他の誰かが待っててくれているような気持ちにもなってしまうのだけど、もうこの"世界"に居るのは、私たち、4人だけ。 それはあまり考えないようにしながら、レストランへと足を向けたのだった。*] (144) 2022/09/12(Mon) 21:49:56 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a42) 2022/09/12(Mon) 21:51:04 |
津崎 徹太は、へっぶし 噂されてる。 (a43) 2022/09/12(Mon) 21:52:00 |
黒崎 柚樹は、ごめんねマブダチ [虚空へ謝罪] (a44) 2022/09/12(Mon) 21:53:19 |
【人】 4年生 小泉義哉たしかに、パンもお菓子も作り方は 理科の実験に似ているな。 ああ、シュークリームはなぁ、 食材の温度とかも影響するから、失敗しやすいと思う。 俺もあんまりうまくできた試しがないし。 [ 卵液〇gや、卵黄と卵白の比率が違うとか、 余らせた分はどうするんだ、と 勿体ないお化けが出やすい、分かる分かる、という 気分になりつつ] じゃあ、レストランに行くか。 そうか。それならホットの珈琲をお願いする。 [ 少し前のように遠慮せずに、>>3:299 気遣いはありがたく受け取った。 この世界に来た時の人数の半分以下と 人けのない美術館内を歩きながら、 レストランに到着した] (147) 2022/09/12(Mon) 22:18:13 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:厨房 ―― [ それから、パンの準備をするからと言って、 義哉は厨房へと入った。 オーブンでは発酵がすでに終わっていたため、 一旦、余熱にするため、膨らんだパンを 天板ごと取り出した。 もし黒崎が厨房までついてきたのなら、 このときに猫型クリームパンが目に入ったかもしれない。 パンの表面にドリュールを塗り、 余熱が終われば、オーブンで焼き上げる。 チョコペンをお湯につけて柔らかくしながらも、 焼き立てパンが出来上がるのは、もうすぐだ]* (148) 2022/09/12(Mon) 22:18:34 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a45) 2022/09/12(Mon) 22:20:47 |
津崎 徹太は、チカさん、凍り付いてます? (a46) 2022/09/12(Mon) 22:27:24 |
松本志信は、えっ、だ、だいじょう、ぶ…だ! (a47) 2022/09/12(Mon) 22:28:19 |
津崎 徹太は、しょうがないので、いろいろ確定。 (a48) 2022/09/12(Mon) 22:41:04 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a49) 2022/09/12(Mon) 22:41:19 |
【人】 2年生 松本志信[格好悪いくらい赤くなった顔を隠すみたいにもう一回抱き締めて。 今度は俺の方へ引っ張って、頭を抱きかかえるみたいにしてやる。 うるさい心臓の音は自分にも聞こえるほど。] うっ、…お、う。 初めて、いわれたから、こう…な? [どんな顔をしたらいいかわからないけど。 ぎゅ、っと強く抱きしめて耳元に落とす。] 離れたく、ねぇや。 (151) 2022/09/12(Mon) 22:59:26 |
【人】 3年生 津崎 徹太うわ、だからぁ [せっかく直した髪、また引き寄せられてぐしゃぐしゃとさせられる。 お洒落男子としては、実はうっすら化粧もしてるし、髪のセットも朝30分かかってるんだぞ。 (黒崎にきかせたい) ま、いいけど] そうですね。 チカさん、なんか気持ちいいんですよね。 [屋上でもそうだった] (152) 2022/09/12(Mon) 23:05:02 |
【人】 3年生 津崎 徹太とりあえず、好きなだけ、このままでもいいですよ。 そして、今度こそ、チカさんが腹減ったら、 なんか食わしてください。 [そして、身を預けると、眠そうに欠伸して目を閉じた]** (153) 2022/09/12(Mon) 23:08:26 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a50) 2022/09/12(Mon) 23:09:41 |
【人】 2年生 松本志信[朝30分も時間かけてるなんて聞いたら ものの5分でごめんなさいって言わなきゃだ。 髭もはえっぱなしだしなぁ。] 気持ちいい? 心地いい、とか…そんなんか? [だとするなら、そんなに嬉しいことはない。 ふと、思って問いかけてみる。] 俺は、今すげぇ…そのなんだ、息してる…つか 満たされてるっていやいいんかな。 そんな感じなんだけど。 あー…っと…… 津崎くん、は? [同じだといいな、って。] (154) 2022/09/12(Mon) 23:14:07 |
【人】 2年生 松本志信[ 突然話しかけられたのは「人間機械論」なんて難しい話で それから時折喫煙所に来ては、とりとめのない話をして 沈黙が続くなら、横に居て空でも眺めてたし なんだか野良猫みたいなやつだなぁって。 ちょっと危なっかしくて。 誰かといても、どこか一人で。 同じように隙間を感じて。 それを俺が埋められたらなって、思ってる。] (155) 2022/09/12(Mon) 23:50:57 |
【人】 2年生 松本志信 ん、起きた? おはよ。 飯食いにいこっか。 [いつの間にか腹部の痛みもすっかり消えてしまった。 かわりに喉が枯れてガサガサなのは治らないけど。 ズタボロのTシャツのまま立ち上がる。 林檎の匂いは、ほんのわずかなものに変わっていた。 手を差し出したら、とってくれるだろうか。 それともさすがに手を繋ぐのはおかしいだろうか。 どっちにしても起きた津崎君を連れて 黒崎ちゃんや小泉くんがいるだろうレストランの方へと、足を進めた]** (157) 2022/09/13(Tue) 0:11:35 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a51) 2022/09/13(Tue) 0:14:29 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 廊下→レストラン ―― "生きてきた環境"…………。>>146 ["クォーター"という具体的なルーツは知らねど、津崎の英語の発音とカラコンではない青い眼は海外の血が入ってる人なんだなくらいには思ってた。 化粧してるとかあのサラサラヘア整えるのに30分かけてるとか >>152 私としてはそちらの方がよほどに大問題で、もしも知っていたら「その髪……どうやるの…………!?」って鬼気迫る表情で詰め寄っていたと思う。 一応!私も!日焼け止めくらいは塗ってるし、その……リップは色無し無香料だけど……うん。] でもアレは性格的なものだと思いますよ。 自覚の上での言葉足らずです。 [小泉さんの言葉選びの気遣いを少しは学んで欲しいです、なんて。 私も大概ずけずけと言うようになったけれど、小泉さんも"珈琲をお願いする"と言ってきてくれて、] はい、勿論。 [私は眼を細めて頷いたのだった。] (158) 2022/09/13(Tue) 5:02:50 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[小泉さんの事だから、パンが焼けたらきっと松本さんたちに連絡を入れるのだろうけど。 レストランにのそりと現れた松本さんと津崎 >>157 は、パンに呼び出されたというよりは、色々落着したから、みたいな顔をしていたように思う。 どこかずっと痛いのを我慢している風な表情だった津崎の顔も穏やかになっていたし、絶望が全身に貼り付いていたようだった松本さんも……なんだか、こう……どう言ったら良いものか、ふわふわ?したような雰囲気を纏っていて。 脈絡無く浮かんだ"恋する乙女……みたい?"という感想は、きっと何処にも漏らすことはないと思う。多分。 ────ともかく、良かったなと思った。] …………なんか、私たちの格好、まあまあ酷い……。 [ズタボロTシャツ、油彩画の黒Tシャツ(津崎が着てるとなんだか微妙に圧がある)、私とてシンプル極まりない黒T姿。 小泉さんが"引率の先生"然とした雰囲気だから尚のこと、問題児3人抱えた熱血先生的にしか見えなくなってしまって、ちょっと笑えてしまったかな。**] (160) 2022/09/13(Tue) 5:27:57 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a52) 2022/09/13(Tue) 5:30:17 |
【人】 3年生 津崎 徹太[そして、スタッフルームからレストランに移動するまで、 鼻歌交じりに、歌を口ずさんでいくだろう] 〜♪ This hit, that ice cold Michelle Pfeiffer, that white gold This one, for them hood girls Them good girls Straight masterpieces〜♪ [明るいメロディは、 機嫌よくにも映ったかもだけど、 本当は、明るい気持ちになりたかっただけ] 〜♪ Got Chucks on with Saint Laurent Gotta kiss myself I’m so pretty〜♪ (162) 2022/09/13(Tue) 7:39:25 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a53) 2022/09/13(Tue) 8:55:13 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹書く。 書きます。 [もちろん、と、チョコペン >>165 (本当に、このキッチンは望めばなんでも出てくるね)を手にネコチャンに対峙したわけだけど。] ………………。 …………ん………んん? [なにしろ、"可愛い"というジャンルには、全般、不慣れなものだから。 加えて、そこそこの器用さはあると自負しているものの、美術的素養となると大変に心許ないものだから。 "目が大きいことは良いことだ"とばかりにぐりぐりと目を大きくしたら絶妙に未知のクリーチャーっぽい顔になってしまったし、髭は片側2本書いたところでチョコが尽きるし。] …………あの。 チョコ残る人が居たら、めぐんでください……。 [3人に頼んだら多分、手元に1本か2本か3本かのチョコの残りが来たのだろう。 そしてようやく、"私の猫ちゃんパン"が完成したのだった。] (169) 2022/09/13(Tue) 9:15:14 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹〜〜〜〜〜〜〜ッ。 おいしい、です。 小泉さん。天才。 [そういえば焼きたてパンがどうこうってバスでも会話に上っていた気がする。 私は聞いていただけだけど。 話の主は松本さんだったか、武藤だったか。 ごめん武藤。これ、すごく美味しい。 食べたいと一言も言ってすらいなかった私がフライングで口にできてしまったことを少しだけ申し訳なく思いつつ、心の中、"還ったら一緒に買いに行こうね"と呟いた。 還った先の世界は、その小泉さんか、あるいは津崎か、どちらかとは永遠に会えないんだということは必死に考えないようにしながら。] (170) 2022/09/13(Tue) 9:16:25 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a54) 2022/09/13(Tue) 9:19:14 |
【人】 4年生 小泉義哉[ 黒崎の良い反応に笑いながらも>>168] ああ、たぶん余ると思うから、 俺の分が終わったらあげるよ。 [ 一方の義哉は、 パン屋のバイトでは接客がメインで、 製造に関わることはほとんどないが、 仕上げの作業くらいは任されることが多いためか、 慣れた手つきで、丸いお目目と小ぶりな鼻口、 耳の辺りにリボン形の三角形2つを加えて、 最後に真っすぐな3本髭を描いたら、 猫の顔が完成した。 黒崎に余った分のチョコペンを渡しつつも、>>169 そういえば、工藤はバイトの期間、 この作業をやったことはあっただろうかと、 思い返したりもして] (172) 2022/09/13(Tue) 9:46:58 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a55) 2022/09/13(Tue) 9:49:11 |
【人】 2年生 松本志信─ レストラン ─ ………よっす。 [レストランに向かえば先に黒崎ちゃんと貌を合わせた>>160 いつものように…、いや少し間が出来たのは否めなかったが。挨拶に手をひらりと上げる。 黒崎ちゃんが幾分じろじろと見てくるので、軽く首でも傾げた。 内心を見通す力があれば「乙女って何じゃい」と突っ込むことも出来たろうが。] うわほんと、いやこのTシャツちょっと気に入ってたんだけどなぁ。 [自分でやったとはいえ、だ。 身体の傷は戻るのに服は戻らねぇのか、法則がよく分からんな。 次に見たのは小泉くんの貌>>166 それこそ本当に、まるで普通にパンの話なんてするから] ……、おう。 [【小泉先生のお料理教室(手作りパンに顔をかこう!)】 に参加することにした。] (176) 2022/09/13(Tue) 12:35:06 |
【人】 2年生 松本志信 黒崎ちゃん、小泉くん、さっきは助けてくれてありがとな。 津崎くんも…、いっぱいあんがと。 ……この夢が自分のもんで、死んだのが俺なら 俺は死にたいって思ってたし、みんなは生きたいだろうし Win-Winじゃんなって。 [ぽつぽつ零す声は酷くガラガラになっていて。 泣き喚いたから──じゃないな、多分って感じてる。] 呼ばれるなんて思ってなくて。 あんなことしちゃった…、迷惑かけた。 ごめん。 (178) 2022/09/13(Tue) 12:55:35 |
【人】 2年生 松本志信 ひでぇ事、言うね。 俺は………津崎くんに、生きてて欲しい。 [ぶつかり合うことになっても、この言葉がどんなに酷くても 嘘は吐けない、素直な言葉を口にする。] でも、それは小泉くんなら死んでいいとか 小泉くんに死んでほしいとは、違う。 小泉くんにだって、生きてて欲しい。 どっちかだって決まってるとしても。 どっちも生きててくれって、願ってる。 [片方の生を願う時、もう片方へは死を願うなんておかしな話だ。 二度と、同じ天秤にはのせない。命を計らない。優劣じゃない。] だから─── [けほ、とこぼした咳は「咳払い」に似せて] (179) 2022/09/13(Tue) 13:08:41 |
【人】 2年生 松本志信 待ってるよ、かえってくんのを。 [どちらか。どちらも。 潰えてしまう命の灯火があるのなら、たくさん泣こう。 俺に出来るのは、ちっぽけだ。] 俺は俺の好きなようにする。 まぁ、それっきゃ出来ねぇかんなぁ。 [告げると、はは、と笑った。]** (180) 2022/09/13(Tue) 13:17:39 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a56) 2022/09/13(Tue) 13:29:59 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[なんで皆のチョコは余るのかな……?と首を傾げつつ、小泉さん >>172 と松本さん >>177 にチョコペンの残りをめぐんで貰ったおかげで猫の髭は無事左右についたし、そういえば忘れていた猫の耳にも無事チョコが塗られることになった。 なんなら津崎まで余りをくれるようなら、猫の目は更にひとまわり巨大化した。 結果的には、チョコ好きな誰かさんが大好きそうなクリームパンが出来上がり、そしてそれはすこぶる美味しかったわけだけど。] 黒胡椒とベーコンですね。 なるほど…………。 [パンを食べてコーヒー飲んでの雑談混じり、小泉さんから教えてもらったレシピ >>173 。 調味の秘密はどうやらバターと牛乳だった >>4:187 らしく、スマホのメモアプリに入れておこうとして、その手が止まる。 このスマホ、"持って還れる"わけじゃないよね……? と同時、"自分に残されてる時間"に思いがよぎり、そんな中、松本さんが口を開いた。>>178 ] (181) 2022/09/13(Tue) 15:59:02 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……………………。 [松本さんの独白を静かに聞く。 生きていて欲しいと死んでいて欲しいは裏表の関係だけれど、同値じゃない。 私にも、どうしても願ってしまう思いはあって。 その思いは否定できなくて。 でも、誰を失うことになっても、悲しさや苦しさが軽くなるものではないし、忘れることなんて生涯出来はしないだろうと思う。] ────私も。 私も、待ってます。 ここで、"さよなら"とか、言いたくない。 [目の奥がつんと痛くなったけれど。 これから2人を残して還る私が泣いてはいけないと、唇を噛み締める。] (182) 2022/09/13(Tue) 16:04:47 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………私。 この夢に呼ばれて、良かった。 欲しかったもの、沢山、貰いました。 だから少し前から、 これは私の夢かもしれないと思っていて、 それでいいとも、ずっと……覚悟はしてて。 ……でも、還れることは嬉しい、と思ってます。 [零したそれは、嘘偽り無い本心。 還れるのは嬉しい。 けれど誰かを置いていくことを嬉しいとは思わない。 これもやっぱり、同値ではなくて。 "ごめんなさい"は口には出さなかった。 許しを乞う言葉は口にしてはいけないと思ったから。] 先に現実還って、待ってます。** (183) 2022/09/13(Tue) 16:22:05 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a57) 2022/09/13(Tue) 16:58:01 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a58) 2022/09/13(Tue) 17:56:12 |
【人】 3年生 津崎 徹太― レストラン ― >>166 [コイ先輩の提案に、 うわ、そんな可愛いこと提案できちゃう人なのか、と思う。 いや、本当、コイ先輩は男らしさと可愛さが共存しているなぁと] へぇ、チョコペンとか、 いや、はじめてかもしんね。 [>>167 シロだったら、それはそれで興奮していただろうけれど、それは気づいていなかった。 でも、コイ先輩にシロのパンをリクったことは思い出す。 同時に、バスの思い出も思い出して、 少しだけ、動きが止まったけれど] >>168 [黒崎の素直なお声に、我にかえる。 素直に甘い匂いに夢中な様子は、やっぱり女の子なんだなぁと、しみじみ感じたかな] チョコは、ええと、はい [素直にチョコペンをテーブルに置いて] (184) 2022/09/13(Tue) 18:46:10 |
【人】 3年生 津崎 徹太[それから、 チカさんと黒崎の、宣言については その間、どんな顔をしていたかよく覚えていない。 二人の気持ちが流れていく中で、 それに対しては、何を言っても、嘘になりそうだから] [そして、コイ先輩の顔も一切みなかった。 テーブルの上の猫パンを両手の親指人差し指中指でもち上げて、出来を確認しているような仕草。 でも、その猫パン、 目の部分が失敗して、少し周りが汚れてしまってる]** (187) 2022/09/13(Tue) 19:18:44 |
【人】 2年生 松本志信 小泉くん、お願い、あんだけど。 しゅうご、しゃしん。 [ズボンのポケットからスマホを取り出して小泉くんに差し出す。] 保存、してもらって、い? [文字読むのがきついから、と 前に頼めなかった頼みごとを伝えて]* (196) 2022/09/13(Tue) 19:45:31 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[綺麗事、言ってるなあ……と、自分でも、思った。 多分私は、自分が負い目を感じたくなくて。 津崎か小泉さんか、"還れない人"に恨まれたくもなくて。 "還れた人"に、笑顔で「おかえりなさい」って言いたくて。 ────結局のところ、ぜんぶぜんぶ、自分のための言葉でしかなくて。 ぐるぐる、もやもや、吐き気がする。*] (197) 2022/09/13(Tue) 19:49:15 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹 あ"────っ! ごめんなさい……っ [俯いて、テーブルにごつ、と頭をぶつけた。 本当は自分の頬をビンタしたかったところだけど、"今日の分"、使い切ってしまったから。] 本音、言います。 生きてて嬉しい。 松本さんと一緒に還れるのも、すごく嬉しい。 この人、放っておくと死んじゃいそうだから、 首に縄つけて見張っておきたい。 嫌がられそうだけど。 (198) 2022/09/13(Tue) 19:55:59 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹でも、津崎も連れて帰りたい。 私に"マブダチ"なんて言ってくれた、初めての人なの。 女だって告白しても、"だから嫌っていいよ"って言っても、 "嫌ってほしいの?"なんて返してくる奴で。 武藤とはいっぱい話した。 でも、私、まだ、津崎のこと、全然知らない……ッ! 小泉さんの事、も。 私、今まで全然知らなかった。 料理とかお菓子とか沢山教えて欲しい。 もっと沢山話してみたい。 "教科書みたいな喋り方するな"なんて思ってごめんなさい。 それは、ぜんぶ、小泉さんの気遣い、 だった、のに…………ッ! (199) 2022/09/13(Tue) 19:57:40 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……そうだよ。 …………誰にも、死んでほしくなんて、ない……。 [泣いてるなんて悟られたくないから、そうはっきり口にしつつも、テーブルに再びごつんと額を落とした。 ねえ、天使。 ほんとに、なんで、こんな時間を寄越したの。 こんなの全然、"慈悲"じゃないよ。*] (200) 2022/09/13(Tue) 20:01:35 |
黒崎 柚樹は、こんな顔で集合写真とか、嫌です……。 (a59) 2022/09/13(Tue) 20:03:13 |
松本志信は、朝のやつよ、安心しな [ふはは] (a60) 2022/09/13(Tue) 20:09:21 |
黒崎 柚樹は、ああ……朝……[くろさきはこんらんしている] (a61) 2022/09/13(Tue) 20:13:00 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹>>205 ……………………っ。 [知ってた。 否定は、きっと、されないんだろうなって。 私だって、たとえば、武藤が独り残される状況になったとして、還った向こうの世界、笑顔で生きていけるかと問われたら、頷ける自信はない。 元々、"死んでもいいかな"って思いがあったんだもの。 それを後押しする理由が1つ増えたと思ってしまっても、おかしくはなくて。] 還りたいのに。 還りたくないよ…………。 [松本さんのこの思いを、多分、津崎も知ってる。 いや、知っているどころか、それを後押し……というか、"赦した"(?)のかもしれない。 だって、だからこそ、今、松本さんは否定しなかったわけでしょう?] もう……みんな、ばか……。 [ばかは私もだ。こんな"置き土産"、最悪だ。*] (208) 2022/09/13(Tue) 20:44:49 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a62) 2022/09/13(Tue) 20:57:16 |
黒崎 柚樹は、小泉さんのシチューとかあるし、食べればいいよ… > 津崎 (a63) 2022/09/13(Tue) 21:02:26 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………ほんと、ごめんなさい。 顔、洗ってくる。 [泣かないって決めてたのに。 本当、最低だ、私。 ふらりと立ち上がり、レストランを出て行こうとして……ああ、と、立ち止まった。] 小泉さん。 猫ちゃんパン、ほんとに美味しかった。 また御馳走してください。 [それだけはなんとか笑顔で言えたと思う。*] (215) 2022/09/13(Tue) 21:12:24 |
【人】 3年生 津崎 徹太― 厨房 ― [ひとり、厨房に入る。 誰もついてきてないのはありがたかった。 小泉さんが作ったっていうシチューの鍋。 でも、本当は全然お腹なんて空いてなくて] ――…… [でも、火をかけて、混ぜるものを探す。] (216) 2022/09/13(Tue) 21:18:40 |
【人】 3年生 津崎 徹太こと こと こと [少し水を足してゆるめて、 また、ゆっくりかき混ぜる。 液体の音、金属が触れる音、自動で周りだす換気扇。 火を弱めて、うっかり消しちゃって、また点火するときの音。 そんな日常音に少し、機嫌がよくなる] 〜♪Wake Me Up When September Ends♪〜 [鼻歌交じりにそんな歌が出てきて、 そのまま小さくハミングしただろう] (218) 2022/09/13(Tue) 21:28:45 |
【人】 3年生 津崎 徹太――……ん?黒崎は? [そして、戻ってきたとき、 黒崎の姿がないので、首を傾げる] 話、しておきたいんだけどな。 ちょっと探してきていい? [チカさんとコイ先輩にそう告げて、 了承得られれば、探しにいくつもり]* (219) 2022/09/13(Tue) 21:36:09 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 洗面所 ―― [顔、洗った。 目の前の鏡に映った自分は、我ながら、酷い顔してた。 津崎か、それとも小泉さんか、もう二度と会えなくなるのに、ろくな事言えなくて、どころか、一人、泣き喚いたりして。] …………これのどこが、"王子様"よ……。 [気丈に振る舞えているつもりだった。 けど、頭ぐちゃぐちゃになって、溢れて、止まらなくなった。 皆が幸せになれれば良いと思うのに、"皆が幸せ"な道なんて、もう何処にも無かった。 ううん、最初──あの異変が起こった時──から、そんなもの、無かったんだ。*] (220) 2022/09/13(Tue) 21:38:03 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストラン前の廊下 ―― [それでも、私に残された時間は、多分、もう本当に少なくて。 津崎に、小泉さんに、まだ伝えなきゃいけない事があったような気もするけれど、それもなんだか解らなくなってしまって、私は廊下に座り込んでいた。*] (221) 2022/09/13(Tue) 21:39:21 |
【人】 4年生 小泉義哉一緒にいてくれるなら、最後まで見てるよ。 どうせ、どこに逃げたって、天使はやってくるんだから。 [ 頭に乗せられる手と言葉は、>>225 まるで「お前も死ねばいいのに」とでも 言われているようにも感じて。 その顔を見上げながら軽く睨みつけて] ……俺は、生きてたら頑張る。 [ それだけ言うと、また顔を逸らす。 心に浮かんだ感情が怒りなのか悲しみなのか それは義哉自身にも分からないが。 どちらにせよ、こちらが死にたがっていては 松本を説得するも何もないということだけは分かるから、 もし生きているのなら、 自分の人生に向き合おうとは決めた]* (231) 2022/09/13(Tue) 22:15:40 |
【人】 3年生 津崎 徹太 ん、それどころじゃないって顔してるな。 [困ってしまうな。 本当に怒らせるつもりはないんだけど] じゃ、やめとくか。 [そういうのもありか、と。] じゃ、お願いを一つしたかったんだけど、 怒らずにきいてくれる? (234) 2022/09/13(Tue) 22:33:33 |
津崎 徹太は、うーん、でも、このお願い、怒るかな。 (a64) 2022/09/13(Tue) 22:35:07 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹>>233 …………? 歌って、くれるの? [遅れた理解が漸く追いついて、それは素直に嬉しいと思った。] 私、あんまり洋楽、知らない……。 ごめん。でも嬉しい。 [ランニング中に聞いたりするのはあるけれど、なんとなく好きだなと思うものをプレイヤーに突っ込んでいるだけ。 例えばメロディーだけで曲名が解るとか、そういうのは遠い遠いお話で。 ────怒った顔か困った顔? そうだったかもしれない。 津崎のこと、怖いなんて思った事は一度もないけど、自分とあまりにも色々と違いすぎて、理解したくて、でも理解しがたくて、もだもだしていたのかもね。] (235) 2022/09/13(Tue) 22:37:10 |
黒崎 柚樹は、怒るかどうかは聞いてから考えるよ (a65) 2022/09/13(Tue) 22:38:16 |
津崎 徹太は、それだったら、確実に怒られるから、言えないかな。 (a66) 2022/09/13(Tue) 22:39:42 |
津崎 徹太は、でも、黒崎にしか頼めないことなんだけど (a67) 2022/09/13(Tue) 22:40:02 |
黒崎 柚樹は、……じゃあ、怒りません。怒らないから、言って。 (a68) 2022/09/13(Tue) 22:40:06 |
黒崎 柚樹は、(そういうところが私を怒らせるのになあ津崎は、などと思っているのは秘密) (a69) 2022/09/13(Tue) 22:40:47 |
【人】 3年生 津崎 徹太まぁ、俺が死んだらー、の話なんで、 ほぼ確実に怒ると思う。 でも、そこは一旦鎮めてきいてほしい。 [大丈夫?と確認しつつ] いや、もちろん、 俺、死ぬなんて思ってないからさ。 こう、俺の後片付けがあると思うんだよね。 で、俺、ねーちゃんとかは一応いるんだけど、 多分、動画編集とかそういう機器関係疎くてさ。 むちゃくちゃに片づけられたりしたら、 ちょっとな、ってのがあって。 黒崎、そういう技術あるなら、 俺のチャンネルの後始末してくんないかな、って。 (237) 2022/09/13(Tue) 22:45:16 |
【人】 3年生 津崎 徹太 ま、トラちゃんも協力してくれるなら、 それも、 ま、大丈夫、エロ画像とか残してないし、 ただ、結構たくさん、 残ってる、未編集。 [シロ被ってないのとか、 自分のオリジナルを頑張ってみてるのとか] これ、マブダチにしか頼めないのよ (238) 2022/09/13(Tue) 22:47:29 |
津崎 徹太は、どう?怒った?* (a70) 2022/09/13(Tue) 22:49:53 |
津崎 徹太は、あ、ちなみに一人暮らしね。俺。 (a71) 2022/09/13(Tue) 22:50:38 |
黒崎 柚樹は、………………。 (a72) 2022/09/13(Tue) 22:50:59 |
【人】 2年生 松本志信 ん。 じゃ、ここ、いるわ。 [咳払いをしつつ、撫でていた手を放す。 そんなつもりはなかった、というのは 俺の、俺側の気持ちで。] おう、がんば、てくれ。 [逸らされた顔に、少し眉を下げる。 この死生観はきっと理解されないものなのはわかっているから。 それからは少し黙って。 時折誤魔化すように咳を溢す]* (241) 2022/09/13(Tue) 22:58:22 |
【人】 2年生 松本志信[喉が、痛い。 焼けつくような不愉快な痛みが実はさっきからあって。 理由はもう少しすれば嫌でもわかると思う。 窓の外は日中。 夏の色を残して、鮮やかな青。 暖かく降り注ぐ陽射し。 撒き散らした紙吹雪を思い出して 少しだけ瞼を閉じた。] (247) 2022/09/13(Tue) 23:09:53 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹……まあ、いいや。 他に心残りは? この際、全部聞いてあげるよ。 [そして無事"再会"したら大笑いしてあげるからさ。] (248) 2022/09/13(Tue) 23:11:15 |
【人】 3年生 津崎 徹太ごめん、ちょっと元気なくなったわ。 やっぱり、俺、落ちてるな。 [そして、ちょっとだけ無理して笑って、また先に歩き出す。]* (250) 2022/09/13(Tue) 23:17:06 |
津崎 徹太は、普通にいてぇ (a73) 2022/09/13(Tue) 23:20:16 |
黒崎 柚樹は、そりゃ痛いでしょうよ全力だもの (a74) 2022/09/13(Tue) 23:21:47 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹────津崎。 私、もういつ居なくなるかわからないけど、 離れてた方がいい? [松本さんに会わなくていいの?と言外に言いつつ。*] (254) 2022/09/13(Tue) 23:23:20 |
黒崎 柚樹は、実に平和だったな……[頭痛] (a75) 2022/09/13(Tue) 23:24:49 |
松本志信は、声のかわりに手をひらひらと振って「いるよ」と。 (a76) 2022/09/13(Tue) 23:25:13 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストラン ―― [津崎に連れられて意気揚々帰還してしまったわけだけれど、私は、非常に気まずいわけで。] さっきは本当に、色々、ごめんなさい。 お騒がせ致しました……。 [小泉さん、松本さんに深々頭を下げたのだった。 本当、"お騒がせ"も良いところだったし。*] (262) 2022/09/13(Tue) 23:31:56 |
黒崎 柚樹は、松本さんたちからそう遠くない椅子に腰掛けた。 (a77) 2022/09/13(Tue) 23:45:04 |
【人】 3年生 津崎 徹太[眉つつかれた。 どうやら声が出ないようで ああ、これは、 もう、声だけ、起きちゃったんだろうか] [ふと、みこや朝霞が消えた時を思い出した。 まるで、いなかったかのように、薄らいでいくんだ]* (270) 2022/09/13(Tue) 23:49:49 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[ああ、そろそろだ……とは、思ってたんだけど。 握って開く自分の手指を見つめても、実感は沸いてこない。 そも、ここが夢だというのも不思議なくらいに、全てがリアルな世界だった。 ────ああ、でも、もうあの忌々しい林檎の香は嗅がなくて済むのかな。 そう思ったら、少し気持ちが楽になった。] (271) 2022/09/13(Tue) 23:53:37 |
【人】 2年生 松本志信[迎えが来る直前。 誰かが見ていても、見ていなくても 津崎くんの頬に触れてマスクをずらし、唇をそっと重ねた。] つ、さ 、く いってく、 ね。 [「津崎くん、いってくるね。」 津崎くんがどうなっていても、一緒だから。 先に還ってしまうけど。 寂しくないといいな。 辛くないといいな。]** (272) 2022/09/13(Tue) 23:57:05 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[何処かに魂ごと身体を引っ張られるみたいな、そんな感覚がふわりと襲ってきて。] 待ってる、津崎。 待ってます、小泉さん。 [小さく、微笑んだ。 "さよなら"なんて、言いたくないよ。*] (273) 2022/09/13(Tue) 23:59:00 |
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