人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>33 ツィオ様

ここに辿り着くまでに、以前訪れたことのあるとあるバーアマラントの存在を思い出して。
叶わなかった"また"に胸が痛くなる。明日が来ることが当たり前だなんて、そんなことあるはずもないと知っていたのに。


少しだけバーの中を見回して特に指定がなければ端の席に向かう。
開いたメニュー表は一般的なものが載せられているのかもしれない。

「…ツィオ様は、どうされますか?」

問いかけながら、女はサザンオレンジsakeを頼むことに決める。
何でも構わないとは言えないが、適当に目に付いたものを選んだ。

伝えたいことを口にするのは、頼んだものが届いてからだろう。

それを貴方に告げる必要は無いのかもしれない。
それでもなんとなく、口にしておくべきだと考えた。
(34) 2022/08/19(Fri) 11:51:09

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>32 リカルド様

涙で濡れていくハンカチを握りしめながら、ゆっくりと頷く。

優しい声だと、そう感じました。
この間も涙は止まらなくて、胸が苦しくて。
締め付けられるような痛みに、悲鳴をあげそうになりました。


泣いたところで何も変わりはしないのに。
忘れてしまった──閉じ込めた感情が溢れて止まらない。

きっかけがあればいつだって零れてしまうような、そんな状態で。
ともすれば、壊れていくことも有り得たことで。

貴方についてここへ来たことは正解だったのだと、いつかに知る。
いつも通りであることが本当に何も問題ないと言える、訳もない。


ベッドの軋む音が僅かに響き、近づいた気配を感じた瞬間。
優しくて、大きな手が己の頭を撫でる。

その感触に強ばっていた体の力が抜けるような心地がして、小さな吐息が零れた。

だから自然と、囁かれる言葉も耳に届いて。


(35) 2022/08/19(Fri) 13:18:20

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>35 リカルド様

暫くはそうして、泣き続けていたけれど。
落ち着きを少しずつ取り戻し、最後にもう一度目元を拭う。

謝罪はきっと、また謝らなくていいと言われてしまうだけ。
感謝は……今日はずっと、貴方にそれを伝えている気がする。

だから代わりに。

「………お任せ、ください」

今度は言葉にして、真っ直ぐに貴方を見つめた。

泣き腫らした目は情けないものがあるけれど。
託されたものを確かな決意で受け止めたことが伝わるように。

それがきっと、貴方への感謝に繋がるのだから。
(36) 2022/08/19(Fri) 13:21:47
ラウラは、サイドテーブル上の写真立てに手を伸ばし。
(a32) 2022/08/19(Fri) 13:22:31

ラウラは、もう一度それを大切に。大切に、腕に抱いた。
(a33) 2022/08/19(Fri) 13:23:59

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>30 ソニー

「むしろ休業中に仕事の話をしてるだけ
 あたいは十二分に丁寧な対応をしてるんだけど?」

苛烈。街における評判そのまま、これは全く容赦がない。
コーヒーをもう一度口に、肩を竦めて立ち上がる。

「言ったろ、休業中だって。
 仕事でなら脂ぎったオッサンだろうが
 棺桶に両足突っ込んだジジイだろうが
 顔合わせる度誘ってくる野郎だろうが
 クソレズだろうがサイコだろうが付き合ってやるが、
 そうじゃないなら付き合う理由がない。
 あたいを誘いたきゃ、濁してないで本題から言うんだね。
 最低限、それが人の時間を貰う礼儀ってモンだ。
 ……うわ、5分半経ってるし」

迷彩カーゴパンツのポケットから取り出した
無骨な腕時計を見て顔を顰める。
扱うモノと同じくらい冷たく硬い女。

「そうだね、あと20秒だけ話を聞いてやろう。
 19、18……」

残された猶予はそれだけ、それが終われば女は消える。
追跡も出来ない程、巧妙に。
時計しか見ていない相手に何を言うのも自由だ。
(37) 2022/08/19(Fri) 14:35:56

【人】 暗殺屋 レヴィア

【花屋】

女は花屋にて。
ヒヤシンスを一本買った。
紫のそれを包装してもらい、店を後にする。
女の瞳と同じ色。
それを胸に抱えながら、またどこかへと歩いていく。
黒の日傘が今日も女に日を当てないように広げられていた。
(38) 2022/08/19(Fri) 16:20:46

【人】 ”昼行灯” テンゴ

【祭りの屋台】

何が起ころうとも。
店は開いている。

些か不気味にも映るかもしれない。
男はしかし、変わらずそこで客を待っていた。
(39) 2022/08/19(Fri) 18:58:36
テンゴは、駄菓子屋の屋台で、煙管をふかしている
(a34) 2022/08/19(Fri) 18:59:09

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>34 ラウラ

自然にラウラより入り口側の隣に座り、
メニューも見ずに、答える。

「そうだな……。
 とりあえず一杯目はカーディナルsakeを貰おうかな」

これは。
マウロが唯一嫌いだった酒だ。
それをラウラが知っているかは知らないが、
今はこれを飲んでやりたい気分だった。
あいつが嫌がることをするのが、
俺は小さいころから大好きだったので。

やがて酒が届くと、
それらは俺たちの口を薄く開いてくれる。
酒の力に頼る男にはなりたくないが、
酒の力も利用できない男にもなりたくない。

「……"あれ"から。
 酒を呑むのは、俺もこれが初めてだな」
(40) 2022/08/19(Fri) 21:35:02

【人】 銀の弾丸 リカルド

【マウロの部屋】>>35>>36 ラウラ

「あぁ、任せた」

いつ何時、自分たちは何が起こっても仕方のない状況に置かれている。
だからこそ、託せる人間は多いに限ると、そう思っている。

溶かすように届けた言葉は、本当は伝えるべきではなかったのかもしれない。

確約が出来ない約束なんて、本当はするべきではないのはわかっている。

それでも、泣いている貴方に言わずにはいられなかったのだ。
少しでも、彼女を泣かしたままでいたらきっと、マウロに文句を言われていただろうから。
きっと、これで良いのだと……そう思うことにした。

「さて、じゃあ俺はそろそろ仕事に戻るが……お前はどうする?」

泣き止んだことに安心して、時計を確認した。
そろそろ現実に戻る時間だろう。
(41) 2022/08/19(Fri) 21:36:25
ツィオは、居なくなった誰かが一番嫌いだった"赤"を、手の中で回した。
(a35) 2022/08/19(Fri) 21:39:45

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>40 ツィオ様

貴方が頼んだ酒を上司が嫌いなことは、きっと知らない。
知っていたとして、それを咎めることもない。

貴方がどうしてそれを選んだか、その意味だけは思案してみたり。
答えは勿論、貴方の口からでしか知れないのだけれど。

届いたグラスに手を伸ばし、口元へと運ぶ。
甘いカクテルは今の気分に合うかと問われれば少し異なるが、悪くは無いものだと感じている。

「……ラウラは、…フィオレロ様とご一緒して以来 です。
………また、機会があれば。…なんて、残していくのです」

明日に己の命がどうなるか、そうしたことは分からない。
だから確かな約束ではなく、"機会があれば"などと口にするのだろう。

それから少し迷うようにして、続け。

「…この前の……質問、ですが。
答えを 見つける前に、あの会議がありました……ので、」

解のない問いの中で随分と迷子になっていた。
だからだろうか。余計に胸の痛みが強くて、苦しくなった。

今に答えを出しても意味の無いものだとして、それでも口にしようと考えたのは涙を流したあの日に気付いたことがあったから。
(42) 2022/08/20(Sat) 0:06:57

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>42 ラウラ

その誰かが嫌いな"赤"に口づけをした。
口の中だけが甘い。最悪の気分になり、小さく笑った。
再び、その"赤"を通して何かを見ながら答える。

「……男がさ、守れない約束をするなって、思うよ。
 軽く引っかいていった猫の傷だって、
 治りが遅いときがあるくらいなのにな」

ラウラの言葉に。
自分が彼女に投げた
"二つの質問"
を思い出す。
その言葉は今や別の意味を持ってしまっているだろう。
その、俺がマウロとラウラに掛けた呪いは――
皮肉にも永遠となってしまっている。

だが、その言葉に、
"質問"
を投げた者として聞き届ける責任くらいは感じた。
ひさびさに感じる、罪悪のような感情に、心中で嗤いが零れた。
……今更、まともな人間みたいなツラするなよ。ヴィツィオ。
おくびにも出さず、ラウラに向かって尋ねた。

「――答えは出たかな」
(43) 2022/08/20(Sat) 0:23:47

【人】 piacere ラウラ

【マウロの部屋】 >>41 リカルド様

明日というものは不確かで、今この時にも何が起きるか分からない。
約束も同じだ。それを貴方は知っていて、けれど己のために口にしてくれたのだと理解しているから。

だからもう、迷子にならずに済みそうだ。
残された便箋もここにある。…痛みはまだ、消えないけれど。


貴方のしたことは間違いではない。
少なくとも女はいつかにそう思うのだから、きっと 大丈夫。

「……ラウラは、一度家に戻ります。
マウロ様の残されたものを、置いておきたい ので」

そう言いながら周囲の落ちた便箋を拾い、涙の跡が残るそれも手にする。
捨てられてしまうくらいなら、全て持ち帰っても許されるだろう。

その後は仕事に戻るつもりだ。するべき事はまだ残されている。
勿論、何かあれば報告は忘れずに。
(44) 2022/08/20(Sat) 0:29:32

【人】 花で語るは ソニー

>>37 ストレガ
「わかった、わかった。もう行くよ。
 そのうちにまた探しに来るかもしれないけれど、
 見つからなかったら頃合いを見て別の人間にでも頼むことにする」

残り15秒、14秒。
降参とばかりに手を挙げて、言いながらに後退する。
少なくとも祭りの間、終わって少しの間までは、男が貴方の手を煩わせることはない。

「アンタたちに、有用なことかもしれなかったけど」

残念、とジェスチャーだけを残して、男は踵を返した。
ある午後の話。
(45) 2022/08/20(Sat) 0:50:21

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>43 ツィオ様

グラスを置き、貴方に視線を向ける。
無理をしているように感じるのは、気のせいか。

変わらない表情の中でも多くを見てきた。知るために、多くを映してきた。
確信出来るほど深い仲ではないけれど、何も見えないほど愚かではない。

貴方の言葉にゆったりと頷いて、増えていく叶わない約束をいくつも思い浮かべた。
たのしみ
にしていることほど、どうにも上手くいかないものだ。

胸がまた痛んで、無意識に小さく吐息を零す。

「…………ラウラは、…今であれば 手を取ることを選んでしまうと、そう思うのです。
望んでくださるからではなく、…ラウラが心から、望んでしまう気がします……から」

"知ってしまったから求めるようになった"。
あの人の言葉を今になって理解し、欲を得た己をどう思うのかと思案する。

随分と早くに知ったね、と笑うのか。それとも驚くのか。
それ以外か……問いかけることは叶わないから、答えは分からないまま。

幸せな何かを得ることは難しいとしても、この言葉は呪いではない。
泣けるようになったのはきっと、これがきっかけなのだから。

──ラウラは、貴方を真っ直ぐに見つめている。
(46) 2022/08/20(Sat) 1:39:38

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>45 ソニー

「そうしな。あたいは出来る仕事はする。
 そうでないものはしない、それだけだからね」

よっぽど火急の物なら修理してやったっていいけど、
とは言うものの。だからといって何をするわけでもなし。
去っていくその背に軽くコーヒーのカップを掲げて、
形だけは祭の乾杯のような恰好で見送った。

「アンタ『たち』ねえ……報告はしとくとしようか」

概ね、互いに尻尾を掴み損ねてきた相手。
あの言い草じゃあ、向こうは尻尾を掴んだのかもしれない。
そうなったらこっちも同じようなものだが――。

『得』とやらも考慮……するのは上司の役目。
もう少しぶらついたら帰って報告書を作るか、と
コーヒー片手に祭の中へと消えていった。
(47) 2022/08/20(Sat) 4:08:50
コルヴォは、
自分の行く先が地獄しか無い事も、本当はわかっていた。
(a36) 2022/08/20(Sat) 14:39:49

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】 ラウラ >>46
なるほど。色づいたのは彼女の瞳で、
その瞳の中には――自分が映っていると。
恐怖と喪失に後押しされて、足元がふらつけば、
よりどころを求めるのも道理だ、ましてや――

『――もし、こんな世界から二人で逃げちゃおうか、
 なんて言われたら、どうする?』

そんな
選択肢を植え付けられた人間なら、なおさらだ。

「――それが、キミの答えか、ラウラちゃん」

見つめられる目を身体を捻って正面から受け止めて
翡翠の両目を相手に向けた。

「――俺の両目にはさ、魔法が掛かってるんだ。
 深く覗き込むと嫌なことを全て忘れられる。
 結構界隈では有名な話で、さ。
 そうして嫌なことを忘れた女の子は多いんだ」
(48) 2022/08/20(Sat) 14:45:39

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】 ラウラ >>46>>48
「――そうして。
 全部忘れて、逃げちゃいたいなら。そうしよっか。
 抗争も。ファミリーも。同胞も。仲間も。
 死んだ者も。生きてる者も。過去も。未来も。
 全部投げ出して、ここに置いていって。
 何もかも忘れて。その先なんて知らない振りしてさ。

 誰が誰を裏切ったかも。誰が誰に情報を流したかも。
 誰のせいで誰が死んだかも。誰が良くて誰が悪いだの。
 
 全部ない。そんな相手だけを見つめていられる場所に。
 嫌なことを、何も思い出さないでいい場所に」

手を差し出す。
目の奥を覗き込めば、きっとその些細な願いは叶う。
   ・・・・・
「――死んだ人間なんて、関係なく。
 幸せになりたいって、言ってごらん、ラウラ」

蛇は。果実を差し出した。
(49) 2022/08/20(Sat) 14:47:04

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>48 >>49 ツィオ様

貴方の声はとても甘くて、心地がいいものだ。
心の奥底に響くような、震える感覚を感じることがある。

けれど、翡翠色からは視線を逸らしたくなるような。
そうした気持ちになるけれど──決して、逸らすことはない。

今までもずっと見てきた。映してきた。貴方達を知りたくて。
ただのアソシエーテにも優しさをくれる貴方達が、好きだった。

勿論今も、その気持ちは変わらない。
変わることはない。死ぬまでずっと、何があろうとも。

だからラウラは、差し出されたその手に 己の両の手を伸ばし──………。

(50) 2022/08/20(Sat) 16:08:21
コルヴォは、確かに死に損ないにはお似合いだ、とも思う。
(a37) 2022/08/20(Sat) 16:10:17

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>48 >>49 >>50 ツィオ様

──伸ばし 触れようとするのは、貴方の頬だ。
拒むようであれば動きは止まる。嫌がることはしたくないから。

けれど言葉は変わらないだろう。
もう、決めていることだ。決めていたことだ。

「…だからこそ、ラウラは。………ラウラの幸せを、望めません」

誰かと共に堕ちて、己だけの幸せを手にして。
その時は笑っていられても、いつかに後悔するだろう。

それはマウロ様からの問いだとしても、同じだ。

望まれたから手を伸ばすのではなく、本当に心から。
心の奥底から互いに望むもの以外に、手を伸ばしてはならない。

「…ラウラは皆様が笑う姿が、好きです。……大好きです。
……きっとそれだけで、生きていく理由として十分 ですから」

頬に触れているならば、その指先で緩く撫でて……。

「……それに、約束しました。大切な約束です。
リカルド様の優しさを、思いを……ラウラは、捨てることなど出来ません」

微笑んだ。作り物ではない、確かな笑みで。
そうして、貴方に伝えるべき感謝を──今に。

「…ツィオ様、ラウラにきっかけを下さり ありがとうございました」
(51) 2022/08/20(Sat) 16:10:29
ラウラは、今度こそ約束を違えないように。
(a38) 2022/08/20(Sat) 16:12:41

ラウラは、いつまでも 待ち続けましょう。
(a39) 2022/08/20(Sat) 16:13:29

リカルドは、お前になどフラれてやるものかと、薄く笑った。
(a40) 2022/08/20(Sat) 16:28:29

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>50 >>51 ラウラ

頬に触れられる。笑顔のまま、それを受け入れる。
その掌に、自分の掌を重ねて、頬を寄せた。

「……そう」

饒舌な男が。
寡黙に相槌を打った。
と、同時に――後ろ手に振れていた"果実"から――。
気付かれないように、指を離した。

「分かった。
 今のキミが望むものがそれなら。
 俺としてはそれが聞けただけで十分幸せだよ」

自分は、誰かから奪ってやることはできる。
ただし、逆を返せば奪ってやることしかできない。
唇だって、心だって、身体だって、思いだって、 だって。
望まれれば何でも、傷一つなく奪うことはできる。
(52) 2022/08/20(Sat) 16:38:20

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>50 >>51 ラウラ
ただそれが望まれないのならば、
それはけして奪われる必要のないことだ。

俺は元より――差し出す側の人間なんだから。
望まれれば、何だって差し出して来た。
時間も、情報も、他人の命も、己自身だって。

だからそんな"裏切り者"が。
この本物の笑みに与えられる何かは、
生憎、全部もうすでに名前も知らない"誰か"の手の中にある。
拾い集めるには、何もかもが遅すぎる。

「最高の報酬が貰えたから、
 ……十分だよ、ラウラちゃん。
 キミが望めないなら、俺が望んでおくよ。
 キミ自身の幸せを。だからキミも望んでてほしい」

頬に触れる指先に、唇をつけた。マウロの赤が染みる。

「――俺の幸せをね」

どうか、俺と同じように。無責任に。
(53) 2022/08/20(Sat) 16:39:18

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>50 >>51 ラウラ
その強さは。いつかキミ自身を傷つけるだろう。
その弱さは、いつかキミ自身を傷つけるだろう。
だがその強さも弱さも、まとめて、
きっといつかそれが必要になる日が来る以上。
――どちらも捨てないでいるしかないんだ、俺たちは。

未練がましく。
喉からの喘ぎを、無様に手で抑えて堪えながら。
(54) 2022/08/20(Sat) 16:39:52
ツィオは、密約を交わした。
(a41) 2022/08/20(Sat) 16:40:11

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 ツィオ様

頬を包むようにして触れた手のひらは、大きな手の中に包まれて。
重なる手のひらからお互いの熱が交じり、溶け合う。

ラウラはあの日確かに望まれたなら、差し出すつもりでいた。
けれど貴方は、それを望まずにいた。…それが答えだ。
だから望まない。望めない。貴方にだけは、望むべきではない。

…もしも貴方が"先"であれば、答えは異なっていたかもしれない。
でもこれは"もしも"の話で、"今"にはない 空想話。

謝罪はしない。するべきではない。
似ているなどと分かったような口も聞かない。

きっとそれでいい。ラウラは自分の意思で、そう考えた。

(55) 2022/08/20(Sat) 17:56:45

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 >>55 ツィオ様

指先に触れる熱に菫色を向けて、少しだけ目を細めた。

貴方が何を背負うのか、ラウラは知らない。何も、何ひとつも。
この問いにどんな意味が含まれていたのかも、本当の意味では理解出来ない。

選ばなかったことが正しいのか。選ぶことが間違いなのか。
その答えも結局、分からないままだ。

「…えぇ、勿論です。ラウラは ツィオ様の幸せを、願いましょう。
生きている限り、ずっと。…ずっと、貴方様の幸せを」

願い続けましょう。それが貴方の願いであれば。
それで少しでも──救いになるのであれば。


頬の手はそのままに、椅子から立ち上がり 背を伸ばす。
叶うなら貴方を引き寄せて、その額に口付けを。

──それから、貴方の耳に口元を寄せて……。
(56) 2022/08/20(Sat) 17:58:37

【人】 ショウダウン ヴィオレッタ

【賭博場】
――これはいつかの話
  数週間、数か月、あるいはもっと前かもしれない
  まだ三日月島に祭りの気配が遠い……あの頃の日々の欠片

>>マウロ

「……お客様、お楽しみいただけていませんか?」

アウグスト様お連れ様が少しばかりお席を離れる間、
一緒に来店していた青年に話しかけた。
青年の手元のチップ掛け金は……
来店時の半分ほどに目減りしているようだ
(57) 2022/08/20(Sat) 19:03:20
ビアンカは、もう、どうでもよかった。たった一つのこと以外。
(a42) 2022/08/20(Sat) 19:21:52

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

大通りから一本逸れた場所。
石畳の上のベンチに、ひとりの女が座っていた。
モノトーンのフリル・ドレスに、傘が一本。

俯いたその横顔は十分に整っているといえるもので、
多少濃いメイクも夜の街灯の下、女の流れるような鼻梁や大きな瞳を美しく彩っていた──本来なら。

今はそんなメイクよりも目立つ大きなカーゼで、顔の左側が覆われてしまっている。その下の頬はどす黒く内出血していて、美しい輪郭の半分を醜くゆがめているようだ。
さらに骨折でもしたのか、包帯とガーゼで巻かれた右腕をサポーターで吊っている。気取ったようなネイビーのアームカバーが、ゴシックな服のうえですっかりと浮いていた。

――それでも、祭りの陽気と酒精に浮かれ、声をかけてくる男もいた。けれど、そんな物好きな男も。

「見せもんじゃねえぞ」

顔をあげた女のどろりとした瞳で睨みつけられて、愛想笑いをして去っていった。

クソがVa a cagare

そちらを見もせずに悪態を投げつけて、充血した眸をまた降ろす。
左手に持った携帯端末をじっと睨みつけたまま、女はずっとそこに座っている。
ただ、何かを待つように。
(58) 2022/08/20(Sat) 19:37:16
ツィオは、静かに微笑んで。
(a43) 2022/08/20(Sat) 20:02:48

ツィオは、" "を重ねた。
(a44) 2022/08/20(Sat) 20:03:04

ヴェネリオは、友に『   』をした。
(a45) 2022/08/20(Sat) 20:14:41

ルチアは、捜している。
(a46) 2022/08/20(Sat) 20:18:21

【置】 ニンナ・ナンナ ヴェネリオ


とある孤児院に『手紙』がついた花束が届いた。
宛先も名前もないその花束は、院長だけが渡す先を知っている。


 『親愛なるあなたへ。

 こんにちは。
 其方の過ごす街はいい天気ですか?
 海の向こうで会えないあなたを想って
 もう20年も過ぎました。
 遠く離れていてもこの広い空だけは
 その街に繋がってると想い続けています
  

 夏の祭りの季節にこの手紙は届いているでしょう。
 三日月島の街に飾られている花は華やかで、
 おやつにする林檎だけで済ませる買い物も
 ついお財布が緩んでしまったりしたものです。
 とても楽しいお祭りです、あなたもどうか楽しんで下さい。

 まだあなたに会うことはできないけれど、
 また来年も花を送ります。


 どうか幸せになって。
 私たちの坊や』
(L1) 2022/08/20(Sat) 20:33:48
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00
ヴェネリオは、生涯 を贈るのは、一人でいい。
(a47) 2022/08/20(Sat) 20:35:43

【置】 銀の弾丸 リカルド

『 Caro ツィオ

  俺がもし、朝までに帰らないようなら
  俺の部屋に匿っているマウロを迎えに行ってやってくれ
 
                   da リカルド 』

幼い頃の3人の写真を一緒に添えられ、その裏にはPer sempre永遠にという文字が書かれている。
(L2) 2022/08/20(Sat) 20:43:41
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00

【置】 いつかの ラウラ

写真立ての裏板を外し、2枚のメモを仕込む。

気付かれるかどうかは分からない。
気付かれる必要も、きっとないだろう。

それでも、何かを残したかった。
そう思うことはきっと我儘で、欲で。

ずるいのは──わたしも同じ。
(L3) 2022/08/20(Sat) 20:45:14
公開: 2022/08/20(Sat) 20:50:00

【置】 鳥葬 コルヴォ

 
「うちの火葬炉が何て呼ばれているか知ってます?」

地獄界第六圏異端者の地獄だそうです。」

「まったくもって、随分な呼ばれ方です」



「ここで焼かれているのが誰にとっての異端者か、
 なんてのは、俺の知ったことじゃありませんし」

「自分もいつかここで焼かれるものだと思っていますよ。」
(L4) 2022/08/20(Sat) 20:46:53
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00
ソニーは、貴方が最後に見るものが、  ならよかったのにと願っていた。
(a48) 2022/08/20(Sat) 20:46:54

ソニーは、ある一節を思い出していた。『一滴でもおれの魂を救えるだろう、半滴でも、ああ、わがキリスト!』
(a49) 2022/08/20(Sat) 20:47:19

コルヴォは、躊躇わず、引き金を引いた。
(a50) 2022/08/20(Sat) 20:47:28

【置】 叶わないモノ ラウラ


昔から何故か、約束や願い事は叶わないことばかりでした。

上手くいかないのは何もしていないからだと、そういうことなのでしょうか。
あるいは、そうした運命の中で生きていたのでしょうか。

結局、何が原因かなど誰にも分からないのでしょう。
どうしようもなく運が悪かった、それだけの話です。

──それだけの、話でした。
(L5) 2022/08/20(Sat) 20:48:22
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00
リカルドは、恩義と友のためならば、いつでも” ”を差し出せる。
(a51) 2022/08/20(Sat) 20:51:01

 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

生存者 (7)

ソニー
0回 残 たくさん

子守唄を歌ってよ

リカルド
10回 残 たくさん

ただいま

ヴィオレッタ
0回 残 たくさん

隣を失礼しますね

テンゴ
0回 残 たくさん

 

ストレガ
12回 残 たくさん

時を刻み続ける

ルチア
5回 残 たくさん

赤い華

ツィオ
4回 残 たくさん

 

犠牲者 (9)

アウグスト(2d)
0回 残 たくさん

 

フィオレロ(3d)
0回 残 たくさん

欲しかったな

アベラルド(4d)
0回 残 たくさん

「またな」

ヴェルデ(4d)
0回 残 たくさん

ありがとう

サルヴァトーレ(4d)
0回 残 たくさん

 

ヴェネリオ(5d)
0回 残 たくさん

子守歌を聴くか?

ラウラ(5d)
0回 残 たくさん

──未練と願い。

コルヴォ(6d)
0回 残 たくさん

Nessuno

マウロ(7d)
4回 残 たくさん

三人

処刑者 (4)

ロッシ(3d)
0回 残 たくさん

よい夢を。

マキアート(4d)
0回 残 たくさん

好きな席に、後輩

ビアンカ(5d)
0回 残 たくさん

くたばれ。

レヴィア(6d)
9回 残 たくさん

未来へ

突然死者 (0)

舞台 (2)

クリスティーナ
1回 残 たくさん

 

フラン
1回 残 たくさん

受取人不在につき

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.15 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa