人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


【人】 菊波 空

―― 客室 ――
[食後の片付けの後にでもしてくれたのだろうか。新たに布団が二組敷かれた客室。
それでも余裕のある客室は二人で泊まるにはとても贅沢な広さだ。]

 ああ、なら頼めるか?

[熱いお茶で大丈夫だと杏音>>2:114に応えて、世話を焼いてくれるので自分は先に広縁にある椅子に腰かけて]

 …ん?杏音、こっから足湯とかできるみたいだぞ。
 ここまで設備が整ってるのもすごいな。

[近くまできて気づくのであった*]
(24) 2021/01/03(Sun) 20:45:29

【人】 菊波 空

── 客室 ──

 ありがとな。

[お盆に熱いお茶をいれてもってきてくれた彼女>>25に礼の言葉を口にして、一緒に浸かろうというのはそのつもりでいつつ]

 正直言うとこんないい宿だとは思わなかったな。

[おいてもらった湯呑を手に取って軽く冷ますためにふーと息を吹きかけたりしつつ]

 ああ、贅沢だ。それになんだかんだいって杏音と丸一日一緒ってのもないことだしな。

[雪降る白銀の世界と湯煙のベール。散歩の時とは違う景色を眺めながらいう。
何より一緒にいられる時間も積み重なる特別で自然な一日だなんて静かな光景をみながらしみじみと思うのである*]
(26) 2021/01/03(Sun) 21:45:00

【人】 菊波 空

── 足湯 ──

 ああ、この徐々に温まっていくって感じはいいな。

[外気は冷たいものの、足から少しずつじっくりと温もりが体全体に広がっていく。
そして杏音がいれた暖かいお茶を飲めば全身を漬かっていた温泉と違いずっといられそうな気すらある]

 雪ウサギなら作れる、小さいやつでいいななら雪だるまだってできるだろう

[少しだけ屈んで杏音と重ね合わせた手>>27とは逆の手で雪をすくいあげる。少しだけ重みのあるさらりとした感触。握るようにしてみるとしっかりと形を残した。
それを元に戻すように落とすと、湯呑の暖かさで手を温めなおすのである]
(30) 2021/01/04(Mon) 0:51:25

【人】 菊波 空

[お茶も飲み終えて足湯につかり、ほどよくくつろげた後]

 そろそろいくか?
 卓球卓球っと、やったのって中学以来じゃなかったっけかなぁ。

[懐かしいなぁ。なんていいながら、卓球にいこうかと杏音を誘い、部屋を後にするのだろう**]
(31) 2021/01/04(Mon) 0:54:26
―― アルバイトの理由 ――

 ごめんお姉ちゃんそろそろ行かなきゃ。

[ え〜やだやだもっと遊ぶと、見事な甘ったれに
 育った妹は不満そうな顔をするけれど。 ]

 良い子で待ってて。
 お土産に柚理の好きなアイス、買ってくるからね。

[ わかったとニッコリする辺り、血の繋がりを感じる。
 とても、現金。そっくり。
可愛い。


 父と妹にいってきます、と言って家を出る。
 向かう先は父のよく知る蕎麦屋さん。

 アルバイトを始めるに辺り、父とした約束は三つ。

 土日祝日のみ、夜八時までに家に帰れるようにすること。
 成績を大きく落とさないこと。
 決して無理はしないこと。

 母は、欲しいものもあるんだろうし好きにしなさい
 とだけ言った。

 それから私は約束を守って、アルバイトに行っている。
 お昼少し前に蕎麦屋に到着すると仕込みのお手伝いをし、
 19時には仕事を終えて帰路へつく。 ]

 天ざる、おまたせしました。
 お茶のおかわりご用意しますか?

[ ふた月もすれば、仕事はある程度身についたし
 女将さんも大将も、同僚も、そしてお客さんもとても
 良くしてくれた。

 家に居ると、否が応でも妹にひっつかれるし、
 ――嫌ではないんだけれど。
 母があれこれと私にさせるものだから、
 息が詰まる時もあった。

 それに気づいていたからこそ、父はアルバイトを
 許可してくれたのだろう。 ]

 はーい、ただ今参ります!

[ 呼ばれて駆けつけると、いつぞやに
 おじさん、と呼んでしまった客が居た。
 
 あのときのことは誠心誠意謝ったし、
 向こうが気にしていないようで、
 時たま雑談することもあるくらいだから ]

 今日はどうしますか?
 いつもの南蛮蕎麦ですか?

[ 気さくに問いかけると、うん、と返事をくれる。
 ――尚、まだ20代らしい彼曰く、妹のように
 思っているだそうで。 ]

「真里ちゃん毎週いるよねぇ、そんなに働いて……
 なにか欲しいものでもあるの?」

[ そう聞かれた時に、迷わず ]

 会いたい人がいるんです、少し遠いので
 旅費と、もうすぐ誕生日なので、
 驚かせたいんです。

[ そう言った。その時はそっかぁ頑張って、とだけ
 言われたので、はいと元気よく頷いた。

 ――このお客様が後程、女将さんから
 なにやら忠告されていたということは、
 私は知らないし、これからも知ることはないだろう。 ]

 う〜〜ん………

[ 二十代後半の男性が、欲しいと思う
 大事にしてもらえるようなもの。
 
 なんだろうと考えて考えて考えても、
 答えは出てこない。

 リサーチしようにも、相手に心当たりもなく。

 雑貨屋、服屋、楽器店、気になる所には
 手当り次第入ってみたけど、これといって
 気になるものもなく。

 アルバイトをして得たお給料は、
 ときどき、妹にプリンやアイスを買ってあげる
 くらいで他には使ってないから、蓄えはあるけども。 ]

 あんまり、高価なものにすると気を遣わせそうだし
 かと言って安っぽいのも、やだな。

[ 親身になってくれた店員さん達、ごめんなさい。
 決めかねてしまって。大きな大きなため息をついた時、
 小さな子供が足にどすんとぶつかってきた。 ]

 わっ、ごめん、前みてなくて
 怪我してない?

[ 子供は風の子とはよく言ったもので、
 小さな男の子は、へーーーきぃーーと言って
 またぴゅんと風になって消えていく。
 
 その後ろ姿を見た時、 ]

 ――これだ!

[ ふわふわもこもこのファーコートを着ていた
 その男の子を見て、思い出した。

 兄は寒がりだったし、あまり家から出ない。
 だからこれしかない、って。

 それから家に帰って、タブレットで
 あれこれ素材やら吟味し、選び取ったのは
 "肩のこらない""でもとてもあったかい"
 黒のロングガウン、着る毛布。

 本当は、カシミヤのほうが手触りが良さそう
 だったけれど、気兼ねなく受け取ってもらえる
 値段のものをチェックし、翌週には実物を見に
 生活雑貨店へ行き、即購入。

 当日には間に合わなかったけれど、
 翌々日くらいにはきっと届くだろう。

 時間指定はなく、メッセージカードはつけず
 手紙だけ、同封した。

 やたらとうきうきしていたものだから
 誰かへのプレゼントですか、とコンビニの
 お姉さんに聞かれてしまったの、
 少し恥ずかしいけれど、きっと私は誰かに
 言いたかったから、 ]

 兄です、誕生日なので――……

[ そう答えて、荷物をお姉さんに預けた。
 どうか、寒がりな貴方を、あたためてくれますように。
 喜んでくれますように、と願いながら。* ]

【人】 菊波 空

── 娯楽室 ──

[足湯を終えて移動>>57をした先にあるのは温泉では定番といえば定番の卓球。
ここにもしっかりとあったのだ。
さて、下心満載の恋人の気持ち>>57はさておき、恋人の浴衣姿が着崩れていつも見えないところが(以下略)]

 よーし、こい!
 過去に負けなしだったことが一度だけあった俺が相手になってやろう。

[負けなしだったことが一度だけある = まだ一度もやったことないとき。
っていう真実だが、こういうのはノリが全てで楽しむもの。]

 ほいっと。

[渇いた音を響かせて、ちゃんとコートを一度はねたボールをおって、ラケットを当てて山なりの返球である*]
(58) 2021/01/04(Mon) 21:04:32

【人】 菊波 空

── ピンポン ──

 そりゃー!

[杏音>>59と同じく威勢のいい声とは裏腹にのんびりとしたカンコンとした音が響く、真ん中に帰ってきた玉を自分からみて右側のコートに少しずらすような返球して。
 そんな往復が数度続いていく、互いに思わぬ返球をしてしまったりもして、それでもゆっくりとした玉だからと返していったりして]

 うん、なんか上手い気がしてきた。

[ほとんどやっていない割には、という注釈がつく評価ではあり、元々軽く緩めていた浴衣は少しずつずれていた*]
(60) 2021/01/04(Mon) 21:43:29

【人】 菊波 空

── ピンポン ──

 なるほど、そういう考えもあるか

[ありません]

 っと、お、勝てた。なかなか激戦だった。

[互いに返せる球だったのもあったし、ついつい魅惑的なものに視線がむくような有様にもなっていた。目があえば笑ってごまかしつつ、自分も軽く汗をかき顔に髪がかかるので横髪を後ろに流して紐で軽くくくってしまう]

 今度切りにいかないとなっと。

 ああ、もう一回いくか。ほれ、こい。

[大袈裟に構えた。構えだけはなんかそれっぽく右半身を傾けるようになっているせいで彼女の下心を満たせる要素になったかもしれない*]
(63) 2021/01/04(Mon) 22:17:41

【人】 菊波 空

── ピンポン ──

 おう!

[威勢良い声に反応するように身構えて]

 ぷっはっ、杏音、流石に―――って流すのかよっ!

[見事にかすった>>64のをみてぷるぷると震えて笑ってしまったが、そのおかげで身構える前に打たれた玉。
持ち上げるようにして返球するが、高く上げて跳ねるような返球であった*]
(65) 2021/01/04(Mon) 22:48:43

【人】 菊波 空

 まさかそんな心理戦を行うとは……やるな杏音!

[違います。]

 恋人の本気を受け止めないと男じゃないってな。

[そんな大層なことしていません。態勢が崩れた状態から立て直して]

 とりゃ!

[しっかりとした手応え、今までよりも早い球がラケットに吸い込まれるように当たって―――そのまま見当違いの方向に飛んでいった]
(67) 2021/01/04(Mon) 23:13:41

【人】 菊波 空

 ………ははっ!いやー、よく飛んでったなぁ。

[アウトである*]
(68) 2021/01/04(Mon) 23:13:56

【人】 菊波 空

 おう、卓球してたら秘められた才能があふれ出てしまった。

[違います。
杏音>>69拍手に対してぐっと握りこぶしを作って見せたりはある。
そもそも一勝一敗で、ここで、よし、もう一回だ。とはいわない才能だ
それに一回目のラリーが長かったので十分楽しめた。]

 杏音のいう色っぽいは俺にはわからないやつだろうが、切るの忘れるって寒いときはよくやるんだよなぁ。

[わしゃっとなでられてご機嫌に笑う杏音>>70にされるがまま、ぱたぱたとラケットで首元を扇いでみて]
(72) 2021/01/04(Mon) 23:57:48

【人】 菊波 空

 確かに、杏音も着付けなおしたほうがよくなってるものな。

[卓球の最中ちらちら覗き見れていた足やら首元から胸元までの…なんて光景は流石に整えさせたいのはある男心]

 そうだな…もう結構時間もたったことだし、浴衣の件もあるが一旦部屋に戻るのは賛成だな。

[こちらに到着して幾時もたったが、やりたいこともだいたいやっていったなぁ。なんて思いつつ杏音とともに部屋へと戻るのであった**]
(73) 2021/01/04(Mon) 23:58:10
        
悔恨

 ―とある少年のXX―


[幾度となく説得を試みたものの、
 母からの返答は芳しく無く、
 おざなりに生返事をよこすだけだった。

 話しにくいのならば自分から話すと伝えたところで、
 それは親の役目と譲らないのでは打つ手がなかった。
 
 ――少しだけ、少しだけ。
 もう会わない人間に割く労力が無駄、と、
 そう思っているような気がして、嫌な想像をしたと首を振る。
 
 こどもだった、と思う。お互いに。
 いっそ、もう少し自分を押し通すだけの幼さがあったなら。

 結果は、違っていたのだろうか。]



 ……あっちについたら、住所を教えて。

[それは、幾ら言っても無駄だと悟る少し手前の悪足掻き。
 ここのところ対話を拒否し続けていた母親が、
 漸くそこで反応を見せた。心底、嫌そうに顔を歪めて。]


 「なにする気? 来なくていいから。
  里心がついたら可哀想でしょ。
  それに、あたらしいパパが出来るのに、
  アンタが居るからって懐かなかったらどうする気?」


 ……は、

[絶句した。
 その言いぐさに、懸念が正しかったことに、そうして、

 やはり、母親にとって、自分は不要な存在だったのだと。]

[自分はどう戦えばよかったのだろうか。
 妹のために、何をしてやれたのだろうか。
 きっと全く手が足りなくて、届いていなくて、
 だからきっと、
 ――きみにとっての、頼れる兄ではなかったね。

 結局ここでも間違えた。
 無理を通してでも、話をするべきだった。]



 「まりかをきらいになったの」

 (まさか、そんなはずがない)


 「いっしょじゃなきゃやだ」

 (おれだっていやだよ、あのひとは"娘"を愛してはいるけど、
  それは"真里花"じゃない、きみを愛してくれない)


 「まりか、おにいちゃんがきらいなとこ
  ぜんぶ、なおすから、――だから!」

 


 兄ちゃんは、世界で一番真里花が好きだよ。 
 これまでも、これからも、ずっとだ。
 嫌いなところなんて、ひとっつもない。

 ほんとうだよ。

[ずっと間違えてきたなら、ここだけは間違えるな。
 なんとしてでも間違えるな。
 
 きみを愛してるよ。
 ずっとずっと、これからも。

 だからきみの頼れる兄であるために、
 虚勢を張ってでも笑って見送るから、
 ――どうかこの笑顔を憶えておいてほしい]




    
要らない子

 おれが悪い子だから、一緒には行けないんだ。



 

[無力だった。

 文字の上では笑顔で居られる。
 声音だけは平常に取り繕っていられる。

 何も出来なかったから、それだけは果たそう。

 ――本当に、合わせる顔がない。
 妹にも、頑張れと背中を押してくれた友人にも。]

[飛行機を見送って、空港からの帰り道、
 地下鉄の改札口に、その顔を見つけたとき。
 もう我慢の限界だった。

 それでも必死で堪えたものを、
 そっと背に触れた掌が押し流す。

 ごめんね、頼りない兄貴で、きみを護ってやれなくて。
 後悔も嗚咽も慟哭も、全て受け止めてくれた胸は暖かく、
 その事実が殊更に自分を、打ちのめした。

 ――彼女にはこうやって、縋る相手も居ないのに*]

【人】 菊波 空

── 部屋 ──
[部屋に戻り、まずは最初から言っていたようにお着替えタイム。
といっても自分は軽く直す程度でいいかと、普段の横着さをもって、杏音が着替え終えるのを待って]

 ああ、ありがと杏音。思った以上に熱戦だったしな。

[凡戦である]

 テレビなぁ。何かよさそうなのあるかなぁ。

[テレビへの関心が薄い昨今の若者。リモコンを手に取ることもせず、隣にやってきて座る杏音>>90に自分からも密着を求めるように肩に手を回してぎゅっと引き寄せて]

 まぁそれよりも温泉のほうがいいし、杏音だけ見てたい。

[なにせ特別なことがない普段なら、この時間は既に見送ったりしていく時間で、でも今日は一緒だと思うと寂しさを埋めるように傍にいてほしくあって、じっと杏音を見つめた*]
(93) 2021/01/05(Tue) 21:18:43

【人】 菊波 空

 ああ、一杯みさせてもらうな

[なら遠慮なくというように抱き寄せて、じっと杏音>>96の顔を見つめて、幸せそうな笑みを向けているのも、浮かべさせているのも自分だと思うと甘い気持ちに包まれる]
(97) 2021/01/05(Tue) 21:59:43