人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

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視点:


【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』
その薄鼠色で分厚い大きな鏡は2m弱離れて座るわたしの等身大の姿を映している。校舎内にはこんな壁は所狭しと存在していて、この鏡は所詮その中の1つ。誰も気には留めない風景の一部。強いて言えば窓が無いことが校舎内の壁にしては珍しく、個性かな?と思えなくもない。でも、壁にしては十分な個性だ。そんな個性があっても廊下を行き来する生徒が足を留めることは無い。だから、この壁より更に個性の無いわたしに気づく人なんて今迄誰もいなかった。]

[アイスレモンティのパックから苗の様に出ているストローを咥えチューっと中身を吸い込む。この飲物もメーカーの量産品に過ぎないけど、6月の蒸し暑さを爽やかな舌触りで癒すことはできる。微風ですら暑い。セーラー服が湿気て肌にくっ付く感触が何とも不愉快気だ。そんな一時の、癒し。]

[壁の向こうからは賑やかな雰囲気が伝わってくる。音楽、談笑、楽しそうな声。そっかぁ、今日は学園祭だっけ?行けば面白いのだろうけど、興味は無いかな。べつに、1人でも楽しいとは思うよ。だけど、わたしがそっちに行ったからって何かが変わるわけでも無いし。汗もかきそうだしいいかな。]

[空き教室の壁に再び凭れ掛かり、ふーと眼を閉じた。*]
(6) 2020/06/14(Sun) 1:30:57
光学迷彩 ももは、メモを貼った。
(a1) 2020/06/14(Sun) 1:33:46

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』]

[祭の騒ぎが一段と煩くなる。これからも秒針を刻む毎に賑わいが増していくのだろう。暑さに比例する蝉の音の様に。いつもは後ろの教室の中にある時計、その針の動く音さえ聞こえるくらい静かだというのに…。賑わいに混じるのはひたひたとした雨の音だけだ。]

[目を開けると、いつの間にか目の前の壁はチラシで着飾られていた。薄鼠色の壁面には地面と平行に貼られた複数枚のチラシ。セロハンテープで四隅を貼り付けられている。赤緑黄にプリントされたB5サイズの用紙に色々な組、部活の出し物が書き込まれている。駄菓子屋、お化け屋敷、射的、喫茶店…コスプレ喫茶?変わったものもある。特に喫茶店のメニューにあるタピオカミルクティは興味も少しは湧くけど…足の重さに勝てる程でも無いかな。]

[それにしても、やっぱり、この壁の無駄に余ったスペースには目を留めてもわたしに目を留める人はいなかったね。わたしもわたしで、チラシを貼る人たちには全く気づかなかったけど。よっこらせっと立ち上がりつつアイスレモンティをストローから口に含む。ズズーっと、パックの底が音をたてた。]

…やっぱタピオカくらいは欲しいかもっスね?

[カーディガンのポケットに手を突っ込みながら、壁に貼られたチラシを品定めした。*]
(53) 2020/06/14(Sun) 15:39:30

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』]

[ヌッと、わたしの隣にいつの間にか立っていた背の高い男子が前に進み出た。同じ様に壁に貼られたチラシを見る>>60。ズズー…っと、最後の一滴を飲み終えながらその男子を見上げる。気のせいか、わたしのアイスレモンティを見て…そして、わたしと目線を合わせてきた様な気配がする。]

…?

[眉を歪めて一瞬様子を伺った。しかし、彼には間違いなくわたしが見えてる様子だ。]

わたしが見えるんスか?先輩

[べつに幽霊という訳では無い。存在感の薄さで言えば、まさに幽霊級とも言えるかもしれないけど…。
思えば、教師の質問やクラス関係のイベント以外で人と関わるのは初めてかもしれない。緊張してる訳ではないけど、人と話すこと自体が慣れないことだ。そもそも、この男子は一体何者何だろう?折角の学園祭だというのに、こんな何の催しも無い教室の付近まで来て。校章の色から一個上の先輩ということだけはわかる。]

[ストローを咥えながら、その長身男子の返答を待った。*]
(63) 2020/06/14(Sun) 17:58:02

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』]

「こんなところで何してるの?
学園祭に参加しないのか?」>>70

[彼はそう話しかけてきた。わたしが見えている。声も聞こえている。こういう時、何と答えればいいのだろうか。折角の文化祭を「興味無いので。」なんて一蹴してもいいのだろうか。ストローを唇から離し、男子に向き直る。]

人混みが苦手なんスよ。わたし。
それに、ここは静かでお気に入りの場所なんス。

[目を合わせる…なんてことが、コミュニケーションの苦手なわたしに初見でできるわけでもなく、わたしの両目は鼻と口の辺りをじっと捉えていた。それで落ち着く訳もなく、パックを持った右手、その人差し指で開け口に刺さったストローをくるくると回した。悪いことをしてる訳じゃないのに、ただ落ち着かない。]

先輩こそ、楽しんで来たらいいんじゃないっスか。
こんな辺鄙な場所に出し物なんてないっスよ。

[つい、ぶっきら棒な言葉を上級生にかけてしまう。*]
(81) 2020/06/14(Sun) 19:49:45

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』]

[ここをいい場所だと彼は言った。>>119
見掛けに寄らず、眼鏡は曇っていない様だ。
静かで…と、言っても、いつもよりは大変煩い。
微風が靡く音、時計が秒針を刻む音、木末の露が滴り落ちる音…そんな音を聞く日常がわたしは好きだった。
学祭の中心部よりは無音に近いのかも知れないが。]

「何か買ってこようか。
それとも一緒に行く?」

[片手に下げたアイスレモンティのパックを見てか、気遣ってくれた様だ。建前でも騒がしい場所が嫌いと言ってしまったものの、初対面の彼に召使的な役割を負わせてしまうのはどうにも人として気が引ける。それを天秤に掛ければ…。彼から目線を外し、壁に貼られたチラシをじっと見る。]

…この、タピオカミルクティには興味あるっスね。
場所わかんないんで、教えて貰えれば嬉しいっス。
お礼に何か奢るっスよ。

あ、高等部一年の藤堂ももっス。わたし。
よろしくお願いします、先輩。

[エスコートくらいはお願いしても構わないかな?
それとも、少し図々しかっただろうか。
人に頼み事をするなんて何年振りだろう…。
額が汗ばんでいる感触がする。
しゃがみ込み、読んでいた教科書をカバンにしまって片付け、壁の前から移動する準備を始めた。*]
(137) 2020/06/15(Mon) 8:45:40

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。
そんな壁にアピールする男は、赤羽神一。>>181』]

はぁ。よろしくっス。

[…としか、返答も浮かばない。
しかし差し出されたチケットをタダで受け取る訳にも。]

チケット、いいんスか?わたしが貰って。
じゃあ次の選挙は先輩に投票しておくっスよ。
お礼ってことで。

[不思議なことにこんな壁にも選挙権はある。悪い人じゃないみたいだし、これで喜んでもらえるのであれば。正直言って役員選挙なんて大して興味も無いし。]

[荷物を纏めて彼に向き直る。お願い事をしたばかりか、こうやって他人と肩を並べて歩くのなんて…いつ振りだろう。少し緊張している。一方、わたしが準備を終えて数秒も経たない内に彼は突然奇声を発した>>184。あまりにも急なことで、カバンを抱く様に持ちビクッと震えてしまう。]

カエルの卵?…タピオカがっスか?

[こんな人が生徒会長になって大丈夫だろうか。てっきり、会長に立候補するくらいだからもっと頭の良い人のイメージがあったんだけど…まぁいいか。どうでも。]

少なくとも公式の学校行事に出てるものなんで衛生上は大丈夫なんじゃないっスかね。たぶん。

[かく言うわたしも、タピオカの材料が何かは知らない。カエルの卵では、無いはず…絶対違うはずだ…。*]
(186) 2020/06/15(Mon) 19:31:32

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』
だから、そこまで期待されても。
ガッツポーズで喜ぶ彼をきょとんと見る>>190。意表を突く大袈裟なリアクションだ。]

あ、はい。
一票だけっスけど良ければ。

[カエルの卵(?)の件に関しては悶々と考え込む様な様子だ。「客が腹を壊した」なんて事態が万が一にもあればこの学園自体の存続が問題視される。彼も生徒会長がどうのなど言っていられないだろう。
どうやら、自己解決して落ち着いた様だ。もっともタピオカが『衛生上問題の無いカエルの卵』という懸念は残ると思うけど…。]

「ところで、いつもあそこにいるのか?」

[彼が人混みに向かったので、わたしも半歩遅れて進み出る。]

はい、お気に入りの場所なんスよ。
あの『壁』の前が落ち着く場所なんス。

[彼と一緒に、人混みに足を踏み入れた。
生徒の中心を志す彼にはこれが分厚いカーテン程度に感じるのかもしれないが、わたしにとっては錆び付いた城門をこじ開けようとする程度の力が必要だ。熱気、談笑、人と人が空間を通して圧を掛ける様な感覚。呼吸をするのに必死だ。*]
(198) 2020/06/15(Mon) 22:14:35
光学迷彩 ももは、メモを貼った。
(a57) 2020/06/15(Mon) 22:18:11

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』
彼は生徒会長を目指すリアクション芸人。]

[すっかり人混みの煩わしさに三半規管が犯されてしまい、いつの間に二年生のフロアまで至ったのか覚えていない。階段はあったのだろうか、角は曲がったのだろうか、それさえ感覚麻痺でわからない。ギリギリ覚えているのは、お化け屋敷や駄菓子屋を見て一喜一憂する彼の姿だけだ>>212。]

[そして、またいつの間にか2-C喫茶店の前まで辿り着き彼に席へと押し込まれていた。ここは…先輩のクラスの様だ。彼には彼の仕事があるのだろう。わたしは大人しく誘導されるままに席に着いた。]

[だが、一度離れてしまった後…わたしを再び見つけることができるのだろうか?それに、席の案内役の生徒にはたぶんわたしの姿が見えていなさそう……これから誰かと相席になる可能性もありそうだ。緊張する。*]
(219) 2020/06/16(Tue) 8:14:40
光学迷彩 ももは、メモを貼った。
(a61) 2020/06/16(Tue) 8:17:14

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』
気に留める人なんていない。]

「こちらの空いてる席にどうぞ!」

[そう明るい営業声が聞こえた直後、わたしの目の前にストンと同じクラスの女子生徒が座った>>229。ああ、やっぱりね、という感想で特に驚きもしない。その女子はわたしより小柄なのに(わたしも155センチくらいしかないから十分小柄なはずだけど)、この学園祭を活発に楽しんでいる姿が想像できた。羽織った半被?がその補正を掛けてるのかもしれない。わたしとは正反対の子だな、と、いつも思っていた。]

「相席しても大丈夫ですか?」

[今の彼女にはわたしが見えていた。しかし、自己紹介をしてきた。まるで初対面の相手に話しかけている様子。べつに、これにも特に驚きはしない。慣れている。クラスの出し物のローテーションにさえわたしは加えられていない。それくらい、みんなから見ていつものわたしは透明な存在。]

…同じクラスの如月さんっスよね。
こうやって話すのは初めてっぽいっスけど。
藤堂ももっス。1-B、いつも一番後ろの席にいるっス。
わたしで良ければ、相席は構わないっスよ〜。

[何にせよ、相席が無難な人で良かった。
心なしかホッと胸を撫で下ろしていた。*]
(233) 2020/06/16(Tue) 13:50:02
光学迷彩 ももは、メモを貼った。
(a65) 2020/06/16(Tue) 13:52:44

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』
そんな壁にも友達はできたの、かな?>>255]

よろしくっス。
べつにいっスよ、珍しくもないので。

[クラスの中であってもわたしは壁でしかない。
名簿に名前が載っている優遇された壁だ。
壁の名前も、姿も、覚える必要性は無いだろう。
そんな些細なことなんだ。]

[わたしの姿を見ては目を擦る彼女。
きっと半透明にでも見えてるのだろう。
中学生まではものの例えだろうと思っていたが、両親に確認してみると本当にそう見えるとのことだ。
大人になる頃には完全に空気に溶けてしまうのかも。
慌てる彼女を見て、ぼんやりとそう思う。]

タピオカ楽しみっスね〜。

[目線を店内に巡らしながら素っ気無く言う。
コミュニケーションの仕方を知らない。
こういう時、同じクラスの女子とどんな話をすればいいのだろう?彼女なら容易いものだとは思うが…。
もちろん、相手をつまらなくさせない様に努力しなければとは思うけど、できれば得意そうな彼女に頼りたい。*]
(257) 2020/06/16(Tue) 21:05:23

【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』
友人と一緒に相席を過ごす。]

「ミルクティかイチゴミルクどっちにする?>>258

[先輩が軽い足取りでわたしたちの前に現れた。
エプロン姿…今や厨房で働く次期会長候補か。
少し微笑ましくも感じた。]

イチゴのもあるんスね。
じゃあ、わたしはイチゴミルクにするっス。
如月さんは?

[そう会話も続いていなかったが良い箸休めだろう。
彼女に注文を振る。
さて、その間にも、何か話題を考えないと。
知り合って数分の友人間で話すべき題材を…。*]
(271) 2020/06/16(Tue) 23:06:18