人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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視点:


【人】 Marguerite シャーリエ

[庭で眠ってしまった先の世界で、
久しぶりのお姉さまの顔を見た>>3:40

お姉さまの捜索はなにも進まないまま、
長く時が過ぎている。
頭を撫でてもらったのもどれくらい前か。
大好きな庭で大好きなお姉さまと夢にまどろむのも、
忘れないでと言われた>>3:39声も久しぶりで、

これが夢だと悟ってしまった]


 お姉さま。
  ……いつも助けてくれてありがとう……

[シャンパンの髪と萌黄の瞳をしたあなたは
お姉さまじゃなかったけど、私を支えてくれた。
綺麗な顔を可愛らしく崩して、
会いに来てくれた彼女の手を握った。]
(4) 2020/10/08(Thu) 9:03:10

【人】 Marguerite シャーリエ

[空に浮かぶラッコがポケットに雲を仕舞って太陽が差す。
私が握った手は女性のしなやかな左手ではなく、
固い金属でできた彼の利き腕じゃない方の手。
あの日に繋いだ>>1:D29左手だった]


 おかえりなさい、リフル


[夢なんだと知ったから逆らわなかった。
あの日に置いてきぼりにされた私が笑って、
彼を抱きしめる。ようやく捕まる気になりましたか?

ほら、お嬢様と呼ぶ声がする。
今日は教会で祈る日なんだから人が来るのはわかってるんだ。
目が覚めて忘れてしまうまで、このまま居させて……]
(5) 2020/10/08(Thu) 9:03:36
[ちがうよ。
ちがうよ。


 私たちの「金の輪を分かつ」は、
 例えば休みの日にあちこちお店を回って、
 可愛いカフェで、フラミンゴのマドラーに
 きゃあきゃあ騒いで、一休みして。
 差し交した手を、
影だけじゃなく
仲良くつないで。
 そういう日々を過ごして、千歳を契って……

 そうやって、死にたい。
 
 私たちの「金の輪を分かつ」って、そういうこと。]

【人】 サティ家次期当主 シャーリエ


 あ……


[空に浮かぶ茜色に白と茶色の毛並みの生き物がいた。
それは、水面を割るように雲に潜ってこっちにやってくる。
手を伸ばすには遠すぎるところで、
短い手から奇跡のかけらを零して帰って行った]


 流れ星……

 
(88) 2020/10/13(Tue) 1:36:56