人狼物語 三日月国


108 灰色うさぎと紫うさぎの冬支度

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視点:


【人】 オルテイシア

[他の場所ではきっと、なかなかお目にかかることはないであろうカラーリングのクロカンブッシュ。
二人の特別な色がクリスマスの緑と赤と混ざって、特別な夜を彩っていく。
シュークリームと苺の合間をカラメルの飴がきらきらと糸を引いていく。
見ているだけで幸せになれるほど、素敵なクリスマスツリーだった。]


 可愛い……綺麗……。


[語彙力が簡単に溶けていく。
彼がもう一品作っている間は、片付けと取皿の用意などを手伝って、キッチンだけでなくテーブルも徐々に形を成していく。

先程デパートで買ったワインを取り出して、テーブルに運ぶ。
オープナーを添えて、開けるのは彼に任せよう。

テーブルの準備が終わって、戦場だったキッチンが片付いていけば、夜も深まる頃。
出来上がった料理をテーブルいっぱいに並べて、]


 いっぱい作りましたね。
 ……二人で食べ切れるでしょうか?


[と、眼を見合わせて笑った。*]
(60) 2021/11/16(Tue) 23:46:09

【人】 オルテイシア


 
 はい、そうです。
 メインはチキンの話が出てましたし、
 お魚も食べたくなるかなって。

 被らなくてよかったです。


[前菜に気づいてくれた彼にはにかんで頷く。
料理を生業とする人に見た目を褒められるのは純粋に嬉しい。
レシピを考えてくれた人に感謝だ。

チーズが多いかも?という話には笑って元から好きなことを伝え、今日買ったばかりの赤ワインにもきっと合うだろうと。

最後の一品が出来上がってリースのお皿に盛り付けられれば、そのお皿を最後にテーブルに並べて、エプロンを脱いだ。

テーブルの中央にキャンドルが灯れば、部屋の照明を少し暗くして雰囲気を出す。

二人だけの少し早いクリスマスが訪れる。*]
(61) 2021/11/16(Tue) 23:56:22

【人】 オルテイシア

[まるでお店みたいに綺麗にセッティングされたテーブルに感嘆の声を上げる。
テーブルクロスはピンと張っていて、綺麗に折られたナフキンは開くのがもったいないと思うほど。

選んだBGMはもちろんクリスマスソングだ。
音楽が流れればより「らしさ」が出る。

ワインの口が開く音が小気味良い。
手慣れた様子に彼に、小さく拍手を送って。
注がれたワイングラスを手に取った。]


 ふふ、贅沢に溺れちゃいそうです。
 毎日がクリスマスって子供の頃に憧れました。


[実際のクリスマスはまだ先なのだし、その理屈も罷り通る。
二人がクリスマスだといえば、それが真実になる。
くすくすと笑って、乾杯、とグラスを重ねた。]
(64) 2021/11/17(Wed) 0:43:02

【人】 オルテイシア

 
 本当ですか?
 良かった、そう言ってもらえて。


[賛辞に胸を撫で下ろす。
彼が口にするまでの間はドキドキと見守った。
その彼が頷けば表情が綻ぶ。

それからようやく自分もサラダに手を付けた。
形を崩すのがもったいないと言いながら、少しだけリースの端を頂く、マッシュポテトにパプリカとリーフを乗せて。
チーズチップスでマッシュポテトを掬って食べればチーズの味がほんのりと広がる。美味しい。

パプリカは歯ごたえがよく、柔らかいマッシュポテトとは相性が良かった。]
(65) 2021/11/17(Wed) 0:43:47

【人】 オルテイシア

[ジュレになった野菜たちは、フォークで割って口に運ぶ。
ポン酢の酸味と野菜の甘さをジュレが包み込む。
中に入っている紫タマネギや、きゅうりはシャクシャクしていて、ジュレの奥にあるしっかりとした食べごたえが堪らない。]


 ん〜〜……、美味しい!
 ポン酢のジュレ、癖になりますね。
 マッシュポテトもブラックペッパーが効いてて、
 ちょっとビターな味で、美味しいです!


[彼の作る料理はやっぱり美味しい。
好きな食材というのもあるが、味付けが男性特有の濃いものでもなく、食べやすい。
すっかり胃袋を捕まれてしまって、もう抜け出せそうにない。*]
(66) 2021/11/17(Wed) 0:44:17

【人】 オルテイシア

[カルパッチョは箸休めに丁度良かった。
鯛のさっぱりとした味とリボンにしたズッキーニがよく合う。
ビネガーの効いたトマトが美味しい。

そしてメインディッシュは楽しみにしていたトマト煮込み。
ナイフで切り口を入れる前からトマトの濃厚な匂いがする。
彼の好きなスティックセニョールが赤いトマトの海に溺れてクリスマスを思わせる。
たまねぎとマッシュルームもよく煮込まれていた。

野菜と一緒にチキンを切って頬張ればブイヨンがたっぷり含まれた肉汁が口の中で溢れる。
蕩けたトマトの酸味が程よく効いていて、これもまた美味しかった。]


 はー……、美味しいです。
 しあわせ……。

 こんなにいっぱい食べれるのも、
 美味しい料理にも囲まれるのも。

 その上デザートもまだあるなんて。
 食べたら絶対ダイエットしなくちゃ……!


[食べない選択肢はない。食べた分だけ動けばいいのだから。
手伝ったバターライスと一緒に食べれば尚更美味しく感じて。
美味しい料理に蕩ける頬を抑えて、決意を新たにした。]
(69) 2021/11/17(Wed) 1:52:38

【人】 オルテイシア

[メインディッシュを食べ終えても、作りすぎた料理は少しずつ残ってしまった。
それは、明日以降も続くクリスマスのために取っておくことにして。
聳え立つクロカンブッシュを二人で見上げた。]


 下から食べたら崩れちゃいますよね……。
 明日以降の楽しみにしましょう?


[彼でも失敗することがあるのだなと思って笑ってしまう。
でも味が変わるわけではないから、失敗という程ではないだろう。
上から崩していけば自然と当たるのは抹茶味。
掛かったカラメルをフォークで刺せば、パリッといい音がなる。少しだけお行儀悪く、固まったカラメルを手でそのまま食べて頬張った。
ほろ苦い味が口に広がる。
それから、シュークリームとフリーズドライの苺を一緒に食べれば、きゅっと口が甘みと苺の酸っぱさに窄まる。]
(70) 2021/11/17(Wed) 1:52:57

【人】 オルテイシア

 
 ん〜〜〜、美味しいですっ。
 シュークリームこれだけたくさん食べるのも初めて!

 わくわくしますっ!

 
[じたばたと足をバタつかせて感動を顕にする。
崩さないように気をつけながら、二つ、三つと口にしていったけれど、さすがに最下段までには辿り着けるはずもなく、笑いながら諦めた。

最後は二人で、手を合わせておなじみの言葉を口にする。]
 

 ごちそうさまでした。**
(71) 2021/11/17(Wed) 1:54:08

【人】 オルテイシア

[ウォーキングのお誘いには二つ返事で頷いた。
一人なら敬遠しがちな運動も、二人でとなれば意欲が湧く。
計画を前向きに実現するためにサウナスーツを調べることをスマホに残しておいた。]


 ふふっ、そうですね。
 でも、明日も食べられるならお得な感じがします。
 シュークリームだから、きっとあっという間に
 無くなっちゃいますよ。


[残りのワインを飲みながら、上機嫌で話す。
そう言えば、彼の実家にお邪魔した時も活躍したのはシュークリームだった。
何かと縁のあるお菓子がきっとこれからも好きになる。]
(74) 2021/11/17(Wed) 11:57:04

【人】 オルテイシア

[片付けは彼が名乗り出てくれた。
いつもの事ながら、気をかけてくれることを好ましく思う。]


 いつもありがとうございます。
 それじゃあ、お願いしちゃってもいいですか?


[お酒で浮かれた気分を少し冷ますためにも、お風呂には入った方が良さそうだ。
かたりと席を立てば、酔いが回って少しふらつく。
お皿を運ぶことだけは手伝うついでに、シンクに立つ彼の後ろに立って、思い切り背伸びして耳元で囁く。]
(75) 2021/11/17(Wed) 11:58:21

【人】 オルテイシア

[浴室に向かった後は、汗と汚れと綺麗に洗い流していく。
メイクは丁寧に念入りに。
ボディチェックも怠らない。

熱いお湯を浴びれば少し酔いも冷めてきて、浮かれたようなことを言った気がして少し恥ずかしくなった。

綺麗に泡を流して湯に浸かり、身体を揉みほぐす。
湯船から上がって、身体を拭きあげればいつものようにボディミルクを塗って、下着を身につけた。

今日着ていたトップスのような、総レースの下着。 色もシックに黒にしたら、レースの部分でも白い肌がところどころ透けている。
胸元や下肢は肝心な部分は隠れているが、少しばかり心もとない。
それを隠すようにもこもこのパーカーウェアを着て中に隠した。

ドライヤーは彼がお風呂に入ってる間に済ませようと、部屋に運ぶ。]


 お待たせしました。
 基さんの番ですよー。


[湯上りでほんのり上気した顔で、お風呂を奨めた。*]
(76) 2021/11/17(Wed) 11:59:56

【人】 オルテイシア

[お風呂上がりのスキンケアを済ませて、ドライヤーで髪を乾かした後は水分を取ってから、先にベッドに向かった。

彼を待つ間は、横になりながらスマホを眺めていた。
写真フォルダには旅行中に撮った写真や、今日撮ったばかりの料理の写真が並ぶ。
増えていく二人の思い出に目を細めて、ひとつずつ画面をスライドさせて行くだけで、幸せな気持ちになる。]


 また、増えた。


[微笑む彼の動画を指先でなぞりながら、目を細めた。*]
(77) 2021/11/17(Wed) 13:02:25

【人】 オルテイシア

[動画に夢中になっていたら、ドアの開く音がして動画から抜け出してきた彼の姿が見える。
画面と見比べながら、お風呂上がりの香りがする彼に笑いかける。]


 せっかくだから、いっぱい残しておきたくて……、
 っ、て、ひゃ……、

 見えなっ……、
 基依さん……っ!?


[他にもと見せようとした画面がスライドされて、録画モードに切り替わる。
目を塞がれていては見えない手元がお留守になって、対象物のない画面がベッドのシーツを映し出した。]
(81) 2021/11/17(Wed) 15:42:55

【人】 オルテイシア

[耳元で囁かれて吐息を吹き込まれると、一度快楽を覚えた身体は簡単にその先を想像する。
ぞくぞくと背筋を走り抜けるような痺れが、身体中を伝って、手からスマホが落ちた。
録画モードの画面は秒数をカウントしたまま、暗くなった画面と音だけを拾う。

目隠しされたまま、小さく首を縦に揺らして、こくりと喉を鳴らしたら]
(82) 2021/11/17(Wed) 15:43:43